第28話

グランマが死んで、もうすぐ1ヵ月。僕はグランマが死んですぐの時ほどは、気が落ち込んだり、やたらと悲しくなったり、涙が出たりって無くなってきた。



僕はちょっと強くなったのかなあ?それともグランマが死んだショックが少しずつちっちゃくなったのかなあ?グランマがいないことに慣れちゃったのかなあ?



でもこれはいいことなんだろうか?なんかグランマに悪いような気がする。グランマは寂しがってるんじゃないかな。



僕は毎日グランマにお祈りをしているよ。いや、毎日って言うと嘘になっちゃうけど、なるべくお祈りするようにはしてる。



グランマ、天国に行ってるといいなぁ。グランマ、おなかすいてないといいなぁ。グランマ、元気で毎日楽しく暮らしてるといいなぁ。グランマ、ゆっくりノンビリとお昼寝できてるといいなぁ。



グランマ、今までありがとうね。



終わり

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る