コープの食材が高めなのは、食材にもこだわっているから。

　ここまでコープについて、関心を持ったあなたなら、もうお気づきだろう。

　いつも学校や職場などで耳にする、疲れたという単語。

　実は日頃から口にしている食事に問題があるかも知れない。

　人間は口から摂取した食べ物を吸収して、エネルギーに変えている生き物だ。

　よって、体に悪いものさえも口を通じると、栄養源に変えてしまう。

　よくスーパーで安く買える惣菜やお弁当は腹を満たしてくれるが、中に含まれている成分には色んな添加物が含まれている。

　その添加物は体に良い成分があるが、大抵は毒素となる成分ばかりである。

　例えば、ここに４００円以内で買えるハンバーグ弁当があったとしよう。

　子供も大人も大好きなお弁当の定番でもあり、店によってはもっと安いハンバーグ弁当もあったりする。

　肉汁たっぷりの美味しいハンバーグが主役のおかずだ。

　しかしその時点で、既に騙されている。

　料理の経験者なら気付くと思うが、そもそもそのような値段でハンバーグが食べれること自体が不可能である。

　ハンバーグに使用する挽き肉は、それなりの値段がするのだ。

　このお弁当にあるハンバーグは見た目は肉の固まりだが、その正体は肉ではない別のものであり、添加物によって、肉のような彩りと照りを演出している。

　また、ご飯にも添加物が混ぜられており、それにより、長時間、店に並べていても美味しそうなお米の状態を保っている。

　普通に家で炊飯すると艶が失われ、お米が黄ばんできて、見る感じに品質が低下するのが見て取れる。

　それプラス脂っこい唐揚げや、これまた添加物で濃い色を付けたナポリタン、さらに塩気で食材を傷みにくくし、味を誤魔化した漬け物。

　これらの添加物には毒もあり、それを食べ続けるとどうなるか。

　行く末に待ちかねるのが、脱力感や疲労感という結果に繋がるのだ。

　コープの食材には揚げ物やお弁当などもあるが、見るからに体に悪いものは置いていない。

　国産の材料に、余計な添加物は混ぜていない品質管理と、食品の安全を徹底している。

　そのため、必然的に商品の値段が高くなってしまうのだ。

　自分一人が食べるなら、安い弁当でもいいだろう。

　一人だから安上がりだし、多少の犠牲は付き物だ。

　だが、恋人や家族、幼い子供に、それらの薬漬けの食品を食べさせて良いものか。

　そう考えると、ちょっと高めでもコープの食材が良いのかも知れない。

　健康はお金では買えない。

　だからこそ、人は人一倍、健康に気を使う生き物なのだろう。

　先を見通せない生き物だからこそ、コープの食材を食べ続け、いつまでも健康でありたいものだ。