第21話

走り去るバス。恵里花はまだ尿意を感じていた。もう限界だった。すでにパンツはびしょびしょに…(どこか、おしっこできる場所…)恵里花は人目のつかない場所を探そうとした。だがもう遅かった。じょ~…(あっ…!!)流れ出すおしっこ。「ああぁぁ…」その場にしゃがみ込む恵里花。やってしまった…あともう一息だったのに…どうやって家に帰ろう?こんな姿では帰れない…親には怒られるだろうし、姉の笑い者になる。家に帰らないと着替もない…乾いてから帰っても臭いがしみ付いている。恵里花は泣きながら家に向かって歩き出した… ~おわり~

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