第2話

「トイレに行きたい者はいるか?」この先生は、入試前のせいか、休み時間はトイレに行かせてくれるだけだった。みんなトイレが済むと、すぐ授業を再開する。そして、いつものように智美は手をあげようとした。しかし、その日に限って誰も手をあげる者はいなかった。智美は内気で、いつも他人が手をあげたのを見てから自分も手をあげていた。(え?私だけ??じゃあ手をあげなきゃ…)しかし、そこで間を空けてしまったのがいけなかった。「いないな。では続けるぞ」(えっ?!)授業を再開してしまったのである。(そんな…これ以上我慢できないよ…)内気な智美は今更言い出すこともできなかった。しかもすでに尿意は限界に近づいていた。(どうしよう…先生に言って行こうかな…でも今更言いにくいし…ああ~どうしよう…)それから10分くらいして、激しい尿意の波が襲った。シュ…(あっ!!)智美は股間を押さえた。1,2滴漏らしてしまったのだ。

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