第2話
「やっぱ無理ぃ、辛い、会いたい、話したい。」
某ファミレスでこの世の終わりと言わんばかりに涙を垂れ流す。
「もぉ〜、ダメダメ。またそのモード入ってる。」
「 だって、もう誰も好きになれるきがしない。」
「大丈夫だよ、未来にとって初めてが先輩だったでしょ。だからだよ。まだうちら20歳だよ!出会うに決まってんじゃん!」
「そうだよね、、、!やっぱ私、依存無くしたい。復縁するにしろしないにしろ、このままじゃダメだよね。どうしたらいいかな?」
「うぅーん、依存無くすのはすぐには無理でしょ。やっぱ徐々にじゃない。なんかないの?原因はこれだって思うこと。」
なんだろう。私ってなんで依存するんだろう。先輩にだけじゃない。基本友達にも嫉妬はするし今私が大切だと思っている友達の1人でも減ったら、私は失恋と同じぐらいには不安定になる。なんだろう。あ、私、常に不安なんだ。周りが自分の側から離れて行っちゃうんじゃないかって不安なんだ。周りのことも自分のことも信頼できていないんだ。
「ずっと、不安なのかも。かなちゃんもしかり、大切だと思っている友達が自分の側からいつかいなくなっちゃうんじゃないかって。」
「何言ってんの、一緒に遊んだりくだらないこと話したり辛いことも共有してるんだよ。そんな簡単に離れないよ。他の友達だってそうだよ。確かに、表面的な仲良しはいるよ。でも未来が大切にしたいって思っている相手は、相手も未来のこと大切にしたいって思ってるよ。大丈夫だよ。未来が思っているより縁は強いよ。」
ボロボロと涙がこぼれてくる。嬉しい涙を流したのは久しぶりだった。
「まぁ、すぐには難しいかもしれないけど依存無くすためには自分を肯定してあげるのも大切なんじゃない。」
「肯定かぁ。難しいな。基本表面ポジティブ根幹えぐネガティブ人間だし。」
「スモールステップだよ!多分未来は意外と向上心の固まりまたいな性格してると思うんだよ。だからいっつも高みを見過ぎで自分に厳しすぎる気がする。いいじゃんいいじゃん。レポート適当に出すぐらい気楽に人生も生きていこうよ。」
「でも、私、何やってても頑張ってるって思えないんだよね。就活とか好きでやってるSNSの更新とかもさ今頑張ってること、頑張るべきことで言ったらここらへんなんだろうけどそれは当たり前のことでこれをやったからといって頑張りには入れられないって思っちゃう。」
「だ〜か〜ら〜、厳しすぎるんだよな。じゃあ、一日1個自分を褒めようよ。どんなことだっていいよ。あと自分が嫌になる自分にはならないこと!これが目標。」
「そうだよね、頑張るね!」
「うんうん、ちょっと元気出たみたいで良かったよ。また1週間後に会うか、話聞くよ。」
「本当にありがとう!」
「いいよ、私、未来と話すの嫌いじゃないから」
あたたかいなぁ、かなだけじゃない。別れてから周りがあたたかくて優しくて大切だってもっと思う。今日の私、たくさん向き合ってえらいね。
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