第3話 ニートでもフランス人の彼女ができる人もいる
はてなブログに「二―トだけどフランス人の彼女がいる」方がいます。
通常ならモテない要素満載の彼ですが、何というのか?自分はバカだと言ってる割には、物事の分析力とか半端ない感じがします。
図解でそれを上手く説明する能力、まとめる才能はずば抜けていて、この記事なんか、ネットの名作まとめ記事の殿堂入りだと思います。
この「こうもりさん」という方のフランス滞在記とかシリーズ化してて、面白くて、今、旬な記事なのでぜひ読んで下さい、現在、パート⑫ぐらいまでいってます。
いろいろな思い込みから自由になれるいい記事だなと思います。
それはともかく、僕はスカイプで黒竜江省の日本語の上手い中国人の女性と話したり(つまり日本語の練習相手になってた)、台湾人の彼女がいる先輩ふたりぐらいいたりして(日本語学科の女性と台湾テレビスタッフのの女性)、タイ人奥さん数人とかと話した結果、女性は日本人だろうがなんだろうが全く性格は同じだなという印象を持ちました。
そんな中でも、日本人の女性は質が高いというか、外国人男性からも理想とされるので、日本人なんだから日本人と結婚するのがいいとは思います。
なんですが、日本人の女性は自身の質が高くなりすぎて、自分基準で考えると他人に対しても何かと厳しくなりがちです。それが普通の感覚というか。
神経がきめ細かいというのは逆にいうと、細かいことに気が付きやすい訳で、女性の立場に立てばそれも仕方ないというか、婚活におけるあるあるネタでも書いてみます。
年収500万円以上ぐらい欲しいとか、おしゃれなレストランに連れていけとか、割り勘はNG、ハゲてるならいっそ坊主にしろ!とかw(髪が短い方が好印象で白髪も目立たない)、記念日はプレゼントとか、お祝いは欠かさないとか、毎日、お風呂に入って清潔にしろとか、鼻毛は切れとか(鼻毛カッターもあるし)、標準体型でないならダイエットしろとか、自分に自信をもって決断力を持てとか、靴は綺麗にしておけとか、できればスーツでデートがいいぞ(女性は制服好きで、軍隊、警察、消防士はモテる)とか、まあ、挙げればキリがないです。
女性のこういう風な話は非常に真っ当な主張であり、ほんと、人間としても当然のお話が多いです。
女性というのは出産年齢というタイムリミットもあり、生理もあるので、自然の法則とのシンクロ率が高く、生き残るための遺伝子的問題にも敏感です。
霊長類であるチンパンジーとか、ゴリラの場合、オスは半分ぐらいしかメスとつがいになれませんが、女性が「普通の男性がいい」と何気なく言ってる意味はおそらく「できれば、平均以上の水準の男性と結婚したい」ということを意味します。女性自身に自覚があるかどうかは、ちょっとわかりません。
この普通のレベルは案外、クリアが難しいと思います。
動物だったら、ここで半数の男性が脱落してしまいますが、たぶん、母性本能というものもあるので70%ぐらいの既婚率になっているのだと思います。
「結婚できる人とできない人、どこが違うのでしょうか(発言小町)」というものを読んでみました。
なかなかできない人は自分自身のコンプレックスを他人に補ってもらおうとしてるのではないかと書かれてました。
自分の不安を他人に投影するというのは心理学の基本らしいですが、人間は完癖ではないし、良いところも、悪いところもあるのが人間です。
人を好きになるというのは、その人の悪いところも含めて好きになるということで、完璧主義や人にダメだしする白黒思考は心の病の最たるものです。
つまり、結婚したいけど、結婚できない方はある種の心理的病気のようなものです。心理的幼児退行とも言えます。
栗本薫/中島梓が「タナトスの子供たち」で描いたことでもあります。
まあ、それはともかく、こういう鬱な婚活の世界というか、罠にはまらないように、適度の相手で手を打つというのが結婚する秘訣です。
人間、ある程度いいかげんであったり、ずぼら、ゆったりとする方が幸せに生きられるようです。
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