35歳からの非モテの婚活と国際結婚

坂崎文明

第1話 日本人の結婚の現状について

 現在、僕はタイ人女性と結婚していますが、36歳ぐらいから婚活を始め、45歳でようやく結婚しました。

 国際結婚なので奥さんの来日手続きに半年~8ヶ月はかかり、今年で46歳になります。

 この辺りのことは、僕のブログの「新世紀の生き方、物語の世界」に少し書いてはいますが断片的で、一度、まとめて書いてみようと思ってました。


 僕自身、婚活は婚活パーティー、合コン、お見合い、結婚相談所、友人の紹介まで一通りやってきていますので、婚活についてはたぶん、知らないことがないくらいのレベルになっています。

 モテない男性の場合、自由恋愛より友人の紹介、お見合いがいいと思います。

 その人の収入や外見とかスペック以前に、女性とのコミュニケーションが不得意だから結婚できない訳で、同じような状況の女性が来ると思われる友人の紹介、お見合いがレベル的にぴったりくるからです。

 とはいえ、お見合いにも自由恋愛の要素が絡んでくるし、女性のコミュニケーションレベルが高く、職場や女性同士の女子会などで情報交換したり、モテル男性を見ているので、どうしても比較されることになります。


 とはいえ、ここにもひとつの罠がありまして、男性同士、女性同士のコミュニティにおける話を鵜呑みにすると、理想が非現実的に高くなって結婚できないことになります。

 男性も女性も35歳(男性は40歳ぐらい)を境に結婚しにくくなります。

 35歳以上の結婚比率は2~3%ぐらいで、40歳超えると1%を切るようになります。

 これは60~70%ぐらいの多くの人がすでに結婚しているのと、男性の生涯未婚率の現状は20%超えてきましたが(女性は10%ぐらい)、このままいくと男35%、女27%になっていくという予測もあります。


 現状、35~39歳の未婚率男性は34.6%、女性は22.4%なので、だいだい数字的には近い予測となっています。

 この数字をみると、僕が36歳から婚活したというのは完全に遅きに失した訳で、それから10年もの歳月がながれたのも肯けます。

 結論を言えば、35歳超えた場合、コミュニケーションが下手なモテない男女と、理想が高くなりすぎてしまった男女が残ることになります。


 普通の感覚の方はそういう些細なことにこだわらず、さっさと結婚しています。

 理想が高くなりすぎてしまう方は、ある種の思い込みの病かもしれないとも思っています。

 本当のところはわかりません。

 それが35歳以上の婚活が非常に厳しく、結婚率がガクッと下がっていく理由だと思います。

 次回はこの現状に対する対策など考えていきます。

 


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