第3話

次の日の朝になった ヨリアキは明日の夜からの夜勤に備えて食材を確保するために階段を降りて1階に下りた 

すると階段下の部屋の外にある洗濯機の前に暑いせいかスリーブ姿の女中年性が洗濯物を取り出していた

ヨリアキはその女性の前を「こんちわ」といって通り過ぎようとしたときその女性が声をかけた

女性「ちょっと兄ちゃん!この間2階に引っ越してきた子だね?あんたの部屋の前に積み上げていたたくさんのプラモデルどうすんの?

あんたにたくさんあつめてさぁ うちの子も同じこのアパートにいるけど あんたみたいにあんなにプラも持ってないよ」その声を聴いてヨリアキは足を止めた

ヨリアキ「あ?いえいえプラモはコレクションではなく実際に作っているのが多くてなかなか完成せずにいたら箱に入ったのも増えすぎて 

ここに来た時に誰か友達出来たら上げようかなと思っているんです」

女性「じゃぁうちの息子にあげてくれへん?うちの子はたぶんあんたと同じぐらいの年だけどいまだに おもちゃ好き で私は あきれてるんだよ

{はよ彼女ぐらい作れ」}って息子の尻たたいてんだけどね 息子は男友達もこの近くにいないようなので 

あんた もしよかったらうちの子の友達になってくれへん?」

ヨリアキ「あ?いいですよ息子さんはどの部屋?」

女性「上の階の部屋だよ そうそう ブウゾウ オクノ というんだよろしくね うちの子はオオサカシティでブテックの店員してるんで夜には

帰っているからよろしくね」

ヨリアキ「わかりました また訪ねてみます」

女性「ところでさぁ兄ちゃん名前は?」

ヨリアキ「ヨリアキ ゴタイシ」と言います

女性「そうなんか変わった名前だね ところでさぁあんた昨夜向かいのマンションの女の子と真夜中にしゃべってなかった?

{花火の音がしてねられん}といつの子が言っていたよ」

ヨリアキ「そうなんですかすみません僕もその子が夜中に花火していたので注意していたとこでした」

女性「あんたさぁあの子向かいの女子大生の子のことなんか知ってるか?」

ヨリアキ「さぁなにも僕は花火を注意しただけなのでそこまではしりません」

女性「あの子さぁ毎週末というか時折 たぶん彼氏と思うけど男があの子の部屋に来ているみたいだよ私もその子の彼氏見たことあるし、もしあんたがあの子好きになっても無駄だと思うので忠告しておくよ」

ヨリアキ「いや、、それは、、僕もよくしらないので というか昨日会ったばかりなんでよくわからないです」

女性「まいっかあんたもうちの子も年頃の男なので私のような母親はつい心配してしまうんや 仕事もせんつまらん女や学生でも勉強せず男と遊んだり

 お金欲しさにソープや愛人バンクに登録する女なんて最悪やそんなアホな女の子とうちの息子が騙されて貢いでしまうことがないか心配で心配で、 

こうやって時折息子の服を洗濯ついでに様子見に来ているんや」

ヨリアキ「そうなんですか それは心配ですね」

女性「という訳や兄ちゃん出かけるところ邪魔してごめんな」

ヨリアキ「いえいえご忠告ありがとうございます」

そういいながらジュンは街の中心部に出かけて行った

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