3. 暦と単位

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 時節

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 現代地球と同様に一年十二ヶ月であり、季節の移ろいがある。


 これに限らず現代地球と次元や時空を超えて共鳴する、鏡写しの世界と云えよう。


 一週間についても七日に区切られており、曜日に神が配されている。


 日曜 日月ノ長神(東ノ顎)

 月曜 日月ノ長神(西ノ顎)

 火曜 火津真ノ神

 水曜 水奈弥ノ神

 木曜 〓〓〓〓 故あって時代により空位

 金曜 烈賀王

 土曜 夜渡吒ノ神



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 年表

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 白花紀元年に白ノ宮が成立し、ここから白花紀がはじまったとされる。


 平均40年で、大巫女は代替わりしてゆく。断片的な記録を元に編纂すると以下のようになる。


 677年 黄花殺し騒動(三作目:白花ノ幽姫 の舞台)

 672年 歴史的日蝕(二作目:白花ノ剣 の舞台)

 670年 瘴気禍の終焉(一作目:白花冥幻譚 の舞台)

 660年 銀狼衆 薊班の騒乱(四作目:白花銀狼譚 の舞台)

 658年 十八代目就任

 621年 十七代目就任

 585年 十六代目就任

 551年 十五代目就任

 516年 〓〓〓〓を封印

 511年 十四代目就任

 〜

 元年  白花紀がはじまる



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 単位

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 通貨単位は『貝』と呼ばれる。貝貨幣制度のなごりである。一貝、十貝、百貝までは穴の空いた銅貨。千貝は鉄貨。一万貝は銀貨。十万貝は金貨。一貝は現代日本の一円とほぼ等価。銅貨は紐を通して束ねて扱われる。


 国際取引では十万貝金貨や誓約証文が使われる。


 以下は日本旧来の単位と同様。


 時間『刻(約二時間)』

 長さ『寸、尺、丈、間、里』

 重さ『匁、両、貫』

 容積『合、升、斗、石』

 面積『坪、反、町』

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