第14話 鑑定したら!

出て来た文字は見事に、装備している物の名前と価値。

両手持ちの大剣、レベルA

頭防具ティアラ、レベルB

胸・下プレートアーマー、レベルB

ショートドレス、レベルC

鉄の腰巻き、レベルB

小手ガントレット、レベルB

足鉄のサンダル、レベルC

下着ピンク、レベルX


金額は出ていないけど結構なレベルかもしれない。

「ちょっとまて! 貴様マサシ何故下着の色までわかるんだ! やはり貴様」

カレンさんは大剣を抜いて俺に切り掛かるけど、みんなに止められる。


「まあまあ落ち着いてリーダー」

「そうよ、だって戦いの最中は見えるわよ」

止めてくれたユーグさんとゴーグさんが普段も見えると言ってくれる、それで良いのか助かる。


「私が言いたいのは本当の下着だ!戦いで何時も見えているのは特別なプレートアーマーの下だ!中では無い」

また襲って来た。今度は木の裏に逃げたけど木ごと切り裂かれる。


「待って下さい、明日あの缶詰一個分上げます」

明日の生きる糧を取り引き材料にして、此処は逃げ切る。


「分かった、1缶寄越せ! それまで首は繋いどいてやる」

どうやら交渉成立、首は繋がっている。


「しかし下着の色までね、ただ価値はXて何かしら? 他の武器は良く道具屋で付いているランクだけれどもね」

「あゝあれは鍛治士達の気まぐれで付けた物だろう」

「Aが1番良くて、その上はAが3つだったっけ」

「そうそうトリプルAが1番のはず、じゃあXって?」

俺を見て来たけど分かりませんよ、サイズはXなんて無いし?


「良いからみんな行くよ」

何かをカレンさんは分かっている様だ、違う人を鑑定したいけど怒られたく無いから諦める。


そして1番最初の村に着く、此処は宿と食堂が有ったけど満員御礼で泊まれず、食事だけして広場でテントを出してお泊り、見張りは交代だけど村民に襲われる事ってあるのか?


何事も無く、朝日を拝む!


「皆さん朝ですよ」

全員に声をかける、しばらくするとみんなテントから出て来る。


「おはようございます、食堂で朝食食べますかね」

「その前にテントを畳んで出発の準備をしよう」

リーダーの指示でテントを畳んで出発準備完了。


「それじゃ食堂で、何か食べて出発しよう」

朝は、スープと硬いパンでした。


そしてお約束、俺はリュックの中に手を入れて『オレンジパンの缶詰』と唱える。

「はい昨日はすいませんでした」


頭を下げて丁重に缶詰を渡す。

「あゝ、コレで水に流す、マサシも気をつけて鑑定しろよな」


缶詰を受け取って貰い、どうやら許されるみたいだ。

「リーダーずるい、マサシくん私も鑑定して良いよ、ただ詫びの品は明日の缶詰ね」

おーい詫びを先に要求するって……絶対鑑定しないぞ!


「それじゃ、次の野営地まで出発!」

カレンさんの掛け声で、6人で歩き出す。



















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