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  • 124)泣かせた男への応援コメント

    他人事だと再会ってちょっとドラマチックで素敵ですよね。私自身が元彼とかに会ってしまったら気まずいと思っちゃいますが。

    コメント欄にも何やら期待出来そうな事が書かれているので続きが楽しみです。

  • 理久さん、社交ダンス編の更新お疲れ様です!私のコメントからこんなに面白くてドラマチックな名作が生まれるなんて、読者としてこれ以上の幸せはありません!

    「敷居が低い(誤用)」のセルフツッコミから爆笑でしたが、女性が5名余る戦場で、タッパ(食品容器ではない笑)のある理久さんが巻き込まれていく様子がリアルでハラハラしました。
    女性と密着しても腰が引けないから先生に褒められるという「ゲイあるある」からの、田中さんの逆セクハラ(笑)。遅刻してきた田中さんの「私のリーダーよ!」からの鈴木さんの応戦は、まさに女のプライドがぶつかり合う修羅場でしたね!先生の落ち着き払いっぷりもツボです。

    生まれて初めての「いじめ」を経験した動機が、理久さんがモテすぎたがゆえの男たちの嫉妬というのがまた凄いです。

    競技ダンスの男社会な裏話もすごく勉強になりましたが、理久さんが本当に踊りたかったのは「白燕尾の隼人さん」だったという結末にほろっとさせられました。お二人のデュエット・ダンス、想像するだけで宝塚のフィナーレのように華やかで素敵です……!


    そして最後に雪絵さんの名前が出てきてオチがつく。理久さん劇場らしくて最高でした!

    作者からの返信

     案外面白かったですか?
     いや、何だか女性にモテた話は嫌味になるかな?とも思ったのですが、
    まあ、ゲイだから許されるかなと思い、書いてみました。
     本当にすっかり忘れていたエピソードなのに、kukuriさんのお話しから色々と思い出しましたよ。
    「あとがき」にも書いたけれど、男女で組むダンスはゲイには本当に向きませんね。
     実はこれより更に10年後、90年代かな?スポーツクラブで「エアロビクス」の男性チームに誘われたこともあるんだけど、
    これははっきりと競技会の団体部門を目指したチームだったんだけど、
    いや、これがまたゲイっぽくてね、いえいえ、二丁目のチームとかじゃなくて、誰もカミングアウトしてるわけじゃないんだけど、そこはやっぱり相通じるじゃないですか……
     色々と面倒そうで敬遠しました。

     とか何とか言って、帰郷してから地元で近所に「タップダンス」のスタジオがあって、こちらでしばらくタップにはまったりもしていました。
     あれ?オレって結構、ダンスしてるなぁ?

    編集済
  • 信じたくないけど、信憑性ありますね。ナッキーさん鋭い。
    そういう洞察力のある人って一緒にいると楽しいでしょうね。

    作者からの返信

     いま思い返しても本当に不思議???
     三人もそれぞれ「自分がしてあげなくっちゃ!」って勢いで部屋に上がり込んでいたのに、一度も鉢合わせしないのも変だけど、サトシ自身が全く慌てたり挙動不審になったりの様子が無かった。
     天才か?天然か?
     いやいや、やっぱ天使だろうが!

    編集済
  • 191)セレブなレオン ③への応援コメント

    こんにちは。こちらにも念のため書いておきます。

    ご確認のお願いです。

    いま、最新話(7月16日更新の193話 社交ダンスは要注意)がちょっと不思議なことになっています。
    すでに3人応援済みになっていますが、応援日は1月2月5月……ってアップ日より前。応援コメントも1件ついているのでのぞいたら、私が2月27日に出したコメントでした。何か、ちょっと変ですね? 
    あと、記事がいくつかなくなっているようですが、これは歴野さまが削除なさったということでしょうか?

    作者からの返信

     お知らせ下さってありがとうございます。
     早めに修整できて助かりました。
     正直、心当たりはあります。

     いえ、実は、長々と連載していると「反省」とか「思い付き」とか時折生じることもありまして、既に掲載済みの過去記事を書き直したり、順番を入れ替えたりする事が多々あります。
     今回の不具合はそんな微調整による手違いだと気付き、早急に直しました。
     原因は「使い慣れたアルファポリスの操作との混乱」です。
     今後は気をつけますのでお騒がせした事をお詫び致します。
     すみませんでした。
     m(_ _)m

     なお、こちらで説明と謝罪をさせていただきましたので「近況ノート」の方は削除させていただきます。
     ご理解下さいませ。
     m(_ _)m

    編集済
  • 122)何年経っても意味不明への応援コメント

    「ダメンズ」は初耳です。勉強になります。

    私は通常この手のタイプには惹かれないです。自分ではそつのない賢そうな人が好みだと思っているんですけど、稀に放って置けないサトシくんタイプに気を取られて失敗することが…。

    「ダメンズ」ってあどけないのか、愛嬌はあるからか、ほっとけないですよね。こういうお話が聞けて面白いと思いました。続きが楽しみです😊

    作者からの返信

    「ダメンズ」ってワードはもしかしたら古いのかな?
     と、思ってあえて調べてみたら、90年代後半に流行った「倉田真由美のマンガ」から出た流行語なんだそうです。
     あれれ?!
     もう30年前?!
     死語か?!
     失礼しました〜、汗
     😱💥
     

  • 121)彼にとって僕って何?への応援コメント

    えー寂しい反応。別に、はないでしょうに。

    悪気がなさそうなところが、憎めない性格をしてそうです。私も放っておけないタイプかも😆

    作者からの返信

     いや、ホントに
    「べつに……」が口癖の人でした。だから記憶がかすれない。
     そこでもっともらしい言い訳をスルスルと喋られたら、恐らく不快なイメージしか残らない。
     が、「べつに……」だから、いつまでも記憶に残るし何となく憎めない…


  • 編集済

    192)セレブなレオン ④への応援コメント

    理久さん、レオンさん編の完結、お疲れ様です!

    「愛は物じゃない」と分かってくれない平行線の切なさからの、ラストの「督促状の山」という超現実的なオチへのスピード感が最高でした!「このまま一緒にいたらいけない!!」とビンビン受信した理久さんの直感、お見事です。本当に、お金は大切に、ですね(笑)。

    箱や包装紙をすべて取っておいて、綺麗に戻して返しに行く理久さんの律義さと誠実さ(そして少しの恐怖心)がすごくリアルで、だからこそ最後の「ごめんね、レオン……」の去り際が切なくて格好良かったです。

    ……と、余韻に浸っていたら、最後の「アメリカ兵のトムさん」の破壊力が凄すぎて全部持っていかれました(笑)!「中毒になる〜っ!!!」と本能で察してキスで止める理久さん、やっぱり野生の勘(?)がめちゃくちゃ鋭いですよ。

    レオンさん編、読み応えMAXでした。インスピレーション(笑)から生まれたという、社交ダンスの2部作もワクワクしながら楽しみに待っています!

    作者からの返信

     あのね、同意も何もあったもんじゃない、いきなり抱きすくめられてのキスでした。
     相手はでかい黒人マッチョで、細身の僕なんて胸中の小鳥のようでしたが、奪われた くちづけ はソフトで優しく、まろやかなものでした、って、あれ?俺は何を言ってんだ?頭やられてる!
     今夜トムの夢みんど〜汗、って、恐いよ〜!

     そうそう、レオンの回だっけね(ホント、最後に全部トムに持ってかれた感じ)
    「レオン」って実はホントの名前なんです。
     これは私小説とは言え、一応みなさん(仮名)でお送りしておりますが、外国名ならいいか?と思って「レオン」も「トム」も実名です。
     が、しかし、最近「新浜レオン」がよくテレビに出るじゃないですか?僕は以前どこかでも言ったけど、自分を発達障害だと思っていて、人の顔の認知が苦手なんです。
     で、この頃新浜レオンをテレビで観るたびに記憶が刷新されて、この4話の推敲読み直しをしてると、頭の中では新浜レオンと組んでるんですよね?
     脳内で新浜レオンと抱き合ったり泣かれたりして、恐ろしいことに何だかこの頃新浜レオンが好きになってきました。
     これ、どういうこと?
     理久、軽すぎ…

  • 192)セレブなレオン ④への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    > 相手は外国人なんだから、まあいいや……

    今回はパートナー探しの迷走から飛び出した火遊び編、と言ったところでしょうか。何にせよ、やっぱり歴野さん、いろんな男たちを惹きつけるのですね。

    > 俺たちはひと事もしゃべらずに意気投合した。

    ダンスに限らず、こういうときってありますね。言葉の力を借りずに、ぴたりと波長が重なってしまう瞬間。そんなときの高揚感は言い表しようがありません。見つけた!と心が躍りだしそうです。

    同じ同調でも、それを強制されるとなると、耐えがたい苦痛となりますね。服装とか、アクセサリーとか、日常の慣習とか。とはいえ、現実的には、世のつがいたちは多かれ少なかれ、互いに同期するよう、自分を変え相手を変えているのでしょう。相手に不快感を感じさせず、なんなら変化させられているとすら感じさせず、自分の理想へと導いてこられる人が、人たらしと呼ばれる人なのかもと考えてしまいました。

    レオンさんはお揃いの服を喜ぶ人だったのですか。その感覚は私もわからないのですが、超セレブのイメージがちょっとだけ可愛らしい方向にシフトしました。

    ところで、ゲイのハッテンとナンパとは、どのように違うものなのですか? 前者は(結果はどうであれ)あくまで継続的な恋人探し、後者は基本的に短期間で終わることを前提とした関係、なのでしょうか?

    贈り物をし合う文化圏の人って、もらったものにでも、はっきりと好き嫌いを言ってくる人が多いイメージです(断言できるほどには知らない)。だからこそ、贈る側もまずまず気楽に贈れるのでしょう。また、ふだんから好みを明言しあっているので、相手の気に入るものを察しやすいのでしょうね。だから、知り合って間もない相手やはっきりと自分の意思を告げない異文化人に何かを贈るのは、贈り物文化圏の人々であっても、一苦労かもしれません。レオンさん、これまで日本人とは付き合ったことがなかったのでしょうか。

    でもですね、思うに贈り物って、もうその存在そのものが、相手に自分の存在を刻み込むためのものではないでしょうか。たとえ商品券であろうと、カタログギフトであろうと、貰って嬉しいものであろうと。

    だからこそ、ウサギ財布は素晴らしかったと思うのです。

    蛇足ですが、文化の違いは人間のマッチングに際し、かなり目の細かいフィルターとなりますね。国内でも地域ごとに信じられないくらい差がある。ましてや海外の方だと、いくら顔立ちが似通っていても、喜怒哀楽のきっかけが本当にわかりづらいです。海外のパートナーと第三国の言葉(自分にも相手にも非母語)でうまくやっているという人たちがいるけれど、信じられません。いや、むしろ、パートナーと言えどもしょせん他人どうし、過剰な理解を求めるのはやめておこうと割り切れて、好都合なのかもしれません。

    なんて言いながら、小賢しい理屈なんて簡単にぶち壊してくれるものもありますよね。においはまさにそのひとつだと思っています。お脳がキィ~ンって、そうとうすごかったのでしょうね。

    四話分詰め込んだら、話題が飛び飛び (^^;)、失礼いたしました。締めは安定のナッキーさんですね。ナッキーさんには不思議な安心感があります。

    作者からの返信

    「同調」と言っても「好きなな人と一緒に趣味を楽しみたい」とか「一緒にスポーツを楽しみたい」なら分かるんですよ。
     が、とにかく贈り物は困ります。
     宇佳子さんは「商品券でもカタログギフトでも困る」と言うけど、「物」を貰うより遥かに気楽です→なぜなら拒否しやすいから。
    「要らない」と固辞したい時に、物に対しては「趣味じゃないから」とか「飾りたくないから」はとても言いづらい。それよりは金銭の方が遥かに返しやすい。

     まあ、でも、一番の理由は「俺はあんたに買われるわけじゃないよ!」と言う、所有される事への拒否かな〜?
     こう言う話しになると宇佳子さんからはいつも「性差」の話がでるけど、女性はやはり指輪とかバッグとか「貰える自分の価値」みたいな事を言う人もいますね、
     まあ、男もホストなんてはそう言う商売の人もいるだろうけど、往々にして女性は水商売でなくても、そう言う事を自慢するタイプの人はいます。そう言う女性を見る度(ああ、ノンケは大変だな、俺はゲイで良かったな)と思います。

     ペアルックと言うのは日本でも流行ったことはありますが、俺が思ったのは(男同士でかい?!)と言う事です。
     男女なら「バカップル」で済みますが、男同士でペアルックってどうなの?
     ユニホームならとにかく、(僕たちゲイです♡)なんて看板を掲げて街を歩くなんてとんでもないと驚きました。可愛いとかじゃありません。シンガポールではどうだか知らないけど、ここは日本だよ?って事です。

    「ゲイのハッテンとナンパとは、どのように違うものなのですか?」との質問ですが、そうはっきり問われると答えるのに躊躇します。
     はい、「ナンパ」は男女と変わりないイメージです。声を掛けてお茶に誘ったり、まずは会話から入る感じです。二丁目の店で出会ったり、出会い系で待ち合わせたりもナンパの部類です。
     かたや「ハッテン」は、会話も無くいきなり SEX が始まります。互いの目線や微かなボディタッチから言葉も無く SEX に突入します。
     これは男女でもあり得るとノンケの友達から聞いたことがありますが、やはり男女では稀ですよね?もはやポリアモリーどころではありません。そう言う行動が現にゲイには存在します。
     それは時や場所によります。サウナなどの入浴施設やらスポーツ施設の更衣室やら、真夜中の公園やら人の少ない映画館やら、要するにゲイが SEX に不自由しないとはそう言う事です。
     が、それが決して「恋愛」に結びつかないから、案外恋人を作るのが難しいです。ゲイが SEX と恋愛は別物と考えることの多い所以です。
     こんなこと、本当は一般の人々に広める情報では有りませんよね?宇佳子さん相手だとついしゃべり過ぎます。
    「前者は継続的な恋人探し、後者は短期間で終わることを前提とした関係なのでしょうか?」との宇佳子さんの回答は、まるっきりハズレです。
     ハッテンから恋愛に昇格するのは難しいです。自分の事は棚に上げて、できた相手のことを「こいつ、ハッテンするような奴なんだ。信用できないな…」なんて思う人か多いからです。
     あ、僕はハッテンする人も嫌いじゃないです→エッチな人が好きだから。

    「国内でも地域ごとに信じられないくらい差がある」
     まさにその通りですね。
     アメブロで「男子中学生は丸坊主?」の記事の反応で驚きました。みなさん当たり前に「自分の育った地域がスタンダード」と思っているようです。また「セーラー服」の記事で、宇佳子さんからの「私の街はセーラー服男子がそこら中を歩いてる」の発言に驚きました。僕の地域では、姪も甥も「セーラー服は女子服だよね?え、男が着るの?ゲゲッ!変態?」って反応でしたからね。
     ほんと、国内でも地域によって文化は全然変わります。
     レオンがそうだったけど、いっそ外国人の方が何の期待も無い分、すんなり受け入れる事が可能だったりして?

    編集済
  • 120)第三の女が現れた! への応援コメント

    片思いと帯状疱疹が似てるというコメントが面白くて、ついニヤニヤしてしまいました。

    サトシくんと似た感じの人に片思いしていたので、「赤いスイートピー」(つまり彼はゲイ)だったと思っていました。あと、私もこの人に関しては押しかけ女房気取ってたなあと今になって思い出したり。

    サトシくんに関してはとても面白いエピソードです。

    作者からの返信

     北野さんは「第四の女」だったんですね、笑
     北野さんが「成就出来なかった男性」をゲイだったと思いたいように、僕もサトシを発達障害だったと思いたいのかも知れません。
     一旦結ばれて破局した相手のほうが、気持ち良く忘れられます。
     片想いの相手が帯状疱疹だとは、我ながら上手い事を言ったもんだ、ガハハ😆

  • 119)ついに決着?三者会談への応援コメント

    こっちが助けてあげたくなっちゃう性格をしているのでしょうね。
    「押しかけ女房」たちがつい貢ぎたくなる何かがサトシくんにはあるのかも。

    作者からの返信

     性格と言うより、存在そのものが不思議ちゃんでした。
     本文でも散々けなしていますが、ホントに見た目も冴えない人なんです。
     でも、今でも思い出すとポワ〜ンとしちゃいます。
     本当に、何だろう?

    🤤🤤🤤🤤🤤

  • 118)これは修羅場の予感!への応援コメント

    上の「赤いスイートピー」の話、思わず吹いてしまいました。

    サトシくん、他にもパトロンがいちゃうんですか?押しかけ女房になりたくなっちゃうタイプっていますよね。分かる気がします。続きが楽しみです。

    作者からの返信

    「赤いスイートピー」はね、2番にも「あなたが時計をちらりと見るたび泣きそうな気分になるの」と、ありまして、どう考えてもこの男は「女」が好きじゃなくて、女はそれをちゃんと気付いているからこそ「泣きたくなる」んだろうな、って感じですよ?
     他にも桜田淳子の「しあわせ芝居」とか柏原芳恵の「カムフラージュ」とか、やはり「この男はゲイだろう!」とゲイ界では評判でした。
     槇原敬之の歌は「この歌詞の男ゲイだ!」って直ぐに広まったけど、ホントにゲイでしたね、ってオチで、バレてからはむしろゲイ界では人気です。
     さがせばゲイ男の歌、もっと沢山ありそうですね。



  • 190)セレブなレオン ②への応援コメント

    理久さん、②読みました!面白すぎて一気に引き込まれました!

    「I love you〜」の発音に納得しつつも、冷蔵庫を開けて缶ビールしかないところで見せる理久さんの冷静な観察(笑)。亮ちゃんや隼人さんだったら大笑い、という一言にこれまでの理久さんの歴史が詰まっていてニヤリとしちゃいました。

    それにしても、2歳年上で都心の一等地に住む「謎の留学生」レオンさん、怪しすぎます(笑)!教材も文房具もない部屋なんて、絶対に何か裏がありそう……。
    理久さんの「出過ぎた事を考えるのはやめておこう」というフリが、この後の大波乱を予感させますね!

    前回の社交ダンスの失敗談(黒燕尾のお話!)もめちゃくちゃ気になっていますが、まずはこのレオンさんの正体が知りたくてウズウズしています。次回も楽しみに待っていますね!

    作者からの返信

     kukuriさんのコメントから連想した社交ダンスでの「失敗エピソード」で一本新作を書きましたよ!
     書いてみたら文字数が 4300を超えたので2話に分けました。あのままコメント欄で済ませようとしたら大変なお返事になっていた。

     この「レオンの話」は4話で終わるので、急遽その後に突っ込みます!
     それまでもう少しお待ち下さい!

    「男との話」ばかりのこの私小説では珍しい「女とのトラブル話」です。
     自分で言うのも何だけど面白い仕上がりでは?と思ってます。

     インスピレーションをくれたkukuriさんのおかげですよ🤤
     ありがとう!
     😆🤚

    編集済
  • 116)サトシとの奇妙な関係への応援コメント

    いますよね。パッとしない風貌なのに地味にモテる人。
    高校の時に好きだった先輩がそうでした。私は今でも彼がゲイだと信じています。

    振られると女性はそういう結論に達して自尊心を保つのです。事実関係は全く無視。ゲイの方にはありがた迷惑かと今になって反省したり。

    このエピソードのように私も何気に近づいて気を引こうと頑張っていたのですが迷惑そうだったように記憶しております。続きを楽しみしています。

    作者からの返信

     そうそう!
     いるんですよ、そう言う人……
     僕は何故かもさっとした情けない人に惹かれるんだけど、サトシは高校時代の平田とはまたタイプが違っていて、平田が「妖精」だとしたらサトシは「座敷わらし」なのかなあ?
     あ、いずれにしても「人外」と言うか「あやかし」と言うか……
     あ、そうか、子供の頃も鬼太郎が好きだったからな〜
    😓

  • 189)セレブなレオン ①への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    ディスコでナンパってよくあるイメージですけれど、なんでかなと思ってChatGPTに聞いてみました。なんかいろいろ教えられたので、フン塚に書かせてもらいますね。こちらの内容には触れませんが、リンクを貼らせてくださいねというお知らせでした。
    本編への感想は<まとめ>が出るまで控えておきますので、これにて。

  • 189)セレブなレオン ①への応援コメント

    理久さん、一気に読んじゃいました!

    自分流のダンスで目立っちゃう理久さんも最高ですし、そこに臆せず付いてくるレオンさんとの「言葉のない意気投合」のシーン、まるで映画のワンシーンみたいでドキドキしました。

    日本人にはないレオンさんのストレートな情熱、確かに「外国人特有の魔法」にかかっちゃいますよね。「笑顔がアイドル」なんて言われたら、そりゃついて行っちゃいます(笑)!

    最後の「どんな判断?変な判断……」っていうセルフツッコミが理久さんらしくて大好きです。おうちについて行った後、一体どうなるのか……②も楽しみに待ってます!

    作者からの返信

     ダンスは好きだったんです。
     ひとつ失敗談があっね、社会人になったばかりの時(隼人と交際中)「初心者向け社交ダンスの短期講習」と言うのに参加してみた事があります。
     下心がありましてね、何てことない「燕尾服」が着てみたかったんです→宝塚の影響です。
     お金のかかる趣味だど知っていたけど、社会人になったし多少のお金はね、何とかかるさ、のノリ。
     それより早く競技会に出れるくらいに頑張って、しっかりとオーダーメイドで黒燕尾を着こなそうとウハウハ画策した。
     まずは初心者講習会で様子をみようと…
    「一人でも参加OK!」と書いてあったんです。だから深く考えなかった。
     が、ところが、集合してみたらみんなカップルで応募してるんてすね。
     そりゃそうだ、日本では「社交」なんて名称付けてるけど、実情は世界規模の「競技ダンス」です。
     本気な人もいただろうけど、ナンパ目的で(女子目当で)参加していると一目瞭然の男だらけ、いやいや、理久ちゃんとんだ場違いで……って、あれれ、kukuriさん相手に昔話してたらとんでもない長文になりそうだ。
     この話、1話にまとめて緊急アップしようかな?
     ああ、そうしよう!
     kukuriさん!
     この続きはもう少し待って!!


  • 編集済

    188)藤吉の珍事 ②への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    なんとびっくりの回でした。これは焦りますね。顔かたちと年齢が乖離している人っていますよね。でも、さすがにお持ち帰りしたときに、あれっと思うことはなかったのでしょうか? 三十歳前後と思っていたのに十六歳だったわけですよね? 顔ではわかりづらくても体ではもう少しわかりやすかったのでは、という気もします。

    成長の早い子だと、小学校高学年のころから性的なことに強い興味を持つでしょう。さすがに小学生だと大人に見まごう体格と度胸はないでしょうが、中学生くらいからは新宿二丁目に混じる子もいそうです。拒絶せず、ソフトドリンクとともに居場所を与えてくれるお店もあるのなら、近くに住んでいるゲイを自覚した子供なら行きたくもなるでしょうね。

    ナッキーさんのケラケラが印象に残りました。その笑いには、理久さんが巻き込まれた珍事をただ面白がる以上の意味合いがあるように思えます。ナッキーさんを深掘りするのは気がひけますが、隼人さんについてもさんざんあれこれ言わせていただいた今となっては、多少は許されるでしょうか?

    こういうトラブルを見知ったときの反応って、その裏にあるその人の過去が透けて見えますよね。キノちゃんとルカちゃんが新宿二丁目で出会ったとき、ルカちゃんは大学一年生……未成年です。しかも大人の男性好みでずっと彼氏を絶やさなかったということでした。ご自身の多くの体験に照らし合わせて、思うところがあったのだろうなと推察しました。

    性的な関係や性行為についてですが、完全に避妊できているなら、本質的にはそれ自体が特別な意味を持つとは思いません。でも、そこに特別な意義を感じている人が大多数であるなら、現実的には「他の行為とは一線を画する特別なもの」になってしまうのでしょう。プラセボと同じですね。

    つまり、いろんな大人とセックスを楽しむ藤吉ちゃんを、仲間と食べ歩きを楽しんでいるのと同じととらえるのか、精神的な飢餓感を満たそうとセックスに依存している状態ととらえるか、ですね。周囲が彼をどう評価するかということ以上に、彼が自分の状態をどうとらえるかが重要なのかもしれません。けろりと割り切っているなら、それはそれでいいような気もしますが、性行為を特別視する大人が多い中で、そんなに割り切れる未成年って、多くはない気もします。となると、藤吉ちゃんは、あっけらかんとしているように見えて、やはり鬱屈したものを心の奥に隠し持っていたのかもしれません。

    > 思えば僕も初体験は未成年の高1だった。ただそれが "少年虐待" とならなかったのは、相手が "大人" だったのか "同級生" だったのかの違いだけなのかも知れない。

    これについてはもやもやしたものを感じます。もちろん、大人は子供の心身を守るべきであり、上下関係が否応なしにできる大人と子供のあいだでは対等な恋愛など困難だというのもわかります。

    なぜ性的『虐待』なのかなと思うのです。例えば物理的に体を傷つけるのなら、虐待というのはわかります。そうでない場合は? 精神面への悪影響がよく取りざたされます。実際に子供の様子がおかしいと思っていたら性的虐待が発覚した、なんて話題も目にします。でも、それを見るたびに、なぜ? と思ってしまうのです。

    心が傷ついている子供がいるのは間違いないでしょう。でも、それって性行為そのものが原因なのではなく、性行為に負わせたイメージ(汚らわしい、不潔な、みだらな)と、行為を行う大人の暴力的で支配的な雰囲気が主因ではないでしょうか。

    となると、性的虐待が起きる大きな要因のひとつが、周囲の性行為に対する偏見の目だと言えるのではないでしょうか。そこを変えていくだけでも、虐待を虐待でなくしたり、虐待による心の傷を軽くすることにつながるんじゃないかと思いました。……話の本筋からずれました。失礼いたしました。


    追記) 性的虐待について、そんなに迂闊な書きぶりでしたか? 気を付けたつもりなのですが。本当に被害に遭えば、心身に負わされる傷は小さくないと思います。でも、この被害を減らすには、被害者の丁寧な救済とは別に、被害を被害たらしめている構造にもっと目を向けないといけないのではないでしょうか。そういう意味で、性的なものを秘め事にする「常識」が、被害拡大の一端を担っているとも言えるのではと感じてしまいます。

    作者からの返信

     はい、宇佳子さ〜ん、中々言いづらい事を "はっきり" と言ってくれましたね。
     これはもう、児童に対する性加害を問題にしている専門家たちからは、袋叩きにされそうな意見ですよ?
     危ない〜。

     でもね、僕には宇佳子さんの言っている事が理解できます。
     確かに最児童を風俗店で働かせたり、あるいは暴力で児童に性行為を強要したりは明らかに虐待であり、犯罪です。

     が、性行為自体は「悪」ではありません。
     現に女児も男児も "第二次性徴期" において立派に子供の作れる身体となります。

     本人同士が合意しており、そこに暴力や強要がないのならば、片方が「成人」だと言うだけで「虐待」は成立するのだろうか?

     僕はそれを自分の初体験になぞらえて、やんわりと表現しましたが、そこに "もやもや" を感じてしまった宇佳子さんが、ズバリ物申して下さったわけです。

     ひとつの事実を提示したいと思います。或るゲイ友の、子供時代の逸話です。

     友達は子供時代、地元の或る「少年スポーツ団体」に参加していました。ここではあえて競技名を明かしません。

     よく有る話ですが、そこの青年コーチが少年達に対する "性加害問題" を起こしました。コーチは30代前半で、実力の有る人気コーチだったとの事です。

     友達は小学生の低学年の頃から身体を触られたり、膝に乗せられて抱っこされたりしていたそうです。
     そして徐々にエスカレートしていき、股間を揉まれたり勃○させられたりするようにもなってきました。

     でもそれがとても嬉しかったと話すのです(単にゲイだったからかも知れません)
     カッコいいコーチが大好きで、他の子より可愛がられているのも自慢だったと友達は言います。

     そして高学年になると自慰を教えられ、射○させられ、最終的にはコーチの陰茎を愛撫させられるにまでに至ったと話しましたが、あれは僕の初恋だったと友達は言います。

     僕は「ええっ!それって児童虐待じゃないの?」って言ったら、友達は「全然虐待なんかじゃない」と言うのです。
    「コーチは優しかったし、嫌なことや痛いことは一切されなかった」と友達は言うのです。

     ところが友達が小学校の卒業を控えた頃、そのコーチのスキャンダルが周知の事となりました。
     当時3〜4年生だったチームの後輩たちが「コーチに身体を触られた」と親に訴え、その親が大騒ぎしての事件だったそうです。

     チーム全員の「聞き取り調査」が行われ、ちなみに友達は「何もされていない。コーチは優しい良い人です」と答えたとのこと。

     調査で分かったのは、数人の男児が性加害を受けていて、そのレベルは「身体を触られた」との程度だったことから、結論を言うとコーチの解雇だけで済まされ、警察沙汰にはならなかったとのことです。

     親たちの反応も様々で、特に問題視したのは母親たちが殆どで、父親は「男の子なんだから大騒ぎする必要はない」との意見が多かったとのこと。

     ただ、この話には疑問もあります。
     友達は明らかに「身体を触られる」以上の行為に及んでいました。
     でも聞き取り調査では、他からも「そんな訴え」はまるで出てこなかった。
     声高に被害を訴えたのは、みな「身体を触られた」程度の子供たちだったとのこと。

     ようするにそのコーチは子供達の反応をよく見ていて、身体を触られる程度で嫌がる子には、それ以上のことはしていないと言うのが事実だったのでは?と思えるのです。
     まあ、ずるいと言えばずるい。賢明と言えば賢明と言う事なのかな?

     友達が言うのは「自分以外にもコーチと親密だった子はいたはずだ。でも、そう言う子ほど何も言わない」との認識でした。
     何も言わないのは「怖いから?」それとも「恥ずかしいから?」
     いや、もしかしたら友達のように「嫌じゃなかったから」とか「コーチが好きだったから」の理由の子もいたんじゃないかな?
     今となっては分かりません。

     さて、たとえ「身体を触られた」程度であっても、それが「不快」や「嫌悪」であれば「虐待」と言えましょう。それは間違いありません。

     が、しかし、たとえ「それ以上の行為」に及んでいたとしても、それを受けた本人が「不快」や「嫌悪」と感じていなければ、どうなの?
     相手がコーチではなく、同級生だったら、どうなの?
     ──と、宇佳子さんが言うのはそう言う話てすよね。

     ちなみに友達は
    「自分がゲイなのは決してコーチのせいじゃない」と言っていました。
     僕もそう思います。
     ゲイの子は「何もされなくても」ゲイはゲイ。
     ノンケの子は「何をされても」ノンケはノンケですから。

     ここからは僕の想像だけど、コーチを庇った子がいたとしても、その子が必ずしもゲイだとは限らないと思うのです。
     この私小説の中で、僕は度々「思春期男児はゲイでなくても、好奇心から色々とやらかす」と話してきました。
     コーチとの親密を隠し、コーチを庇った子がいたとしたなら、その子だって必ずしもゲイだとは限らず、そうした「思春期の秘め事」を大切に守っただけなのかも知れません。

     現に大好きだったコーチがクビになり、悲しんだ仲間は大勢いたとのこと。
     確かに「秘密の共有はあった」と友達は確信してます。

     友達は今でもコーチのその後が心配で「会いたい」と思っているそうです。
     被害者が加害者に会いたいのか?と言うと変な話ですが、初恋の人なら、きっともう一度会いたいのでしょうね。

     ここで僕はこの難しい問題を「論評」する気はありません。
     ただ、宇佳子さんの言う
    「性的虐待が起きる大きな要因のひとつが、周囲の性行為に対する偏見の目だと言えるのではないでしょうか。
     そこを変えていくだけでも、虐待を虐待でなくしたり、虐待による心の傷を軽くすることにつながるんじゃないかと思いました」
     に、同調できるエピソードではないか?
     と思ってのお話でした。

     僕は今回の記事に、絶対の自信は持っていません。

  • 186)思い掛けない再会 ④への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    ゲイのメッカとも言える新宿二丁目なのだから、鷹岡で再会するよりもここでばったり出会う方があり得るとのこと、はい、質問です。新宿二丁目ってそんなに狭い地域なのですか? お店の数がそこそこ多ければ、そこで古い知人に出会うのって、やっぱり、かなりまれなことのように感じます。まあ、頻度の高低なんて、何を基準に取るかによるのでしょうけれど。

    それにしても、青木くんのほうはよく歴野さんを覚えてましたね、というか、今の歴野さんを見分けられましたね。15歳から27、8歳にかけてって、顔も体型も大きく変わると思います。面影が色濃く残っていたのでしょうか。あるいは、当時よほど強烈な印象をのこしていたのでしょうか。ああ、そうか、それだけ佐藤くんのことが好きで好きでたまらなかったのですね。だから、常に彼の周りにいる歴野さんがうらやましくて、記憶に残ってしまっていたということかもしれませんね。

    > 本当に意外だった。
    > ひとつの現実でも、見る人によってはこんなに見解が変わるんだ。

    おもしろいですよね。そして、歴野さんが「現実」と思っていることも、実は本当に現実かどうかわからないわけです。つまり、観察者の目を通さない真の現実って、誰も知りえない、と。それが十人十色の物語が出来上がる原因かもしれません。

    「同郷というのは縁が強い」、これこそ地域差がとても大きいです。九州から離れた大学でも今の職場でも、まれに同県の出身者に会いましたが、これがまるでその後の交流にはつながりませんでした。これってうちの県民性なのか、それとも私の性格なのか。とはいえ、同じ市内の人とは、まだ一度も出くわしたことがありません。だから、ナッキーさんに青木くんとの出会いというのは……うーん、やっぱり二丁目だと出会いやすいってことですかね?

    はい、そしてもうひとつ質問です。「美人」という言葉についてです。以前ナッキーさんにも「美人」を使っていましたよね。美しい人、なのだから、これは男女問わず使えるはずですが、なぜか一般的には「美人」=「美しい女」です。ゲイたちのなかで「美人」というと、どんな美しさの男性をさすのでしょうか? 

    作者からの返信

     先ず地理的な分析です。
     北九州市は福岡市と共に「大都市圏」を形成しています。出身者は地元での "進学&就職" で完結する方も多いのではないでしょうか?
     さらに東に向かえば広島、阪神圏、名古屋と大都市が続き、はたして東京にまでたどり着く人数はどれくらいいるのでしょうか?(それは僕にも全く分かりません)
     が、分かるのは、僕が「鷹岡」と称している出身地は東京から近く、進学や就職で上京する人数がとても多いという事です。東京の次に近い大都市と言うと、かなり離れて名古屋、札幌となりますが、あえて遠いそれらへ進学とか就職と言うなら、近くの東京へ行くと言うのが常套です。
    よほど目的があるなら阪神圏にも行きますが、上京する人にくらべれば数はかなり少ないと思います。(ごめんね、出身地は書きたくないんです。以前熱心な読者さんに調べられて怖い思いをしたので…)
     東京の友達で長崎出身者と大分出身者がいましたが、ご両人共に「東京で同郷人とは殆ど会った事がない」と言っていました。ところが僕の実感では、鷹岡出身者は学校でも仕事関係でも、さらに二丁目でもごろごろいます。
     単に地理的な理由での人数の差はあるような気がします(調べようがないけど)
     だからナッキーと出会った事にはあまり驚きませんでした。日常の中でも(ああ、君も鷹岡?)程度の盛り上がりてす。
     が、しかし、さすが同級生には驚きました。でも、卒業以来地元でも会わなかった同級生に新宿二丁目で会えたのは事実です。
     あの狭い二丁目で……という事で「二丁目の広さ」ですが、地図を見れば明白です。宇佳子さんも地元の住所を思い描いてみてください。
     単なる「何丁目」のひとつの地域ですよ?しかも「新宿二丁目」の全てがゲイ関係であるわけでもありません。「仲通り」という飲屋街があって、そこに何百軒ものゲイバーがひしめいてるわけです。まあ、人口密度はすごいですが、地理的には狭いです。
     本文にも書いた通り「大東京」で単に鷹岡出身者と出会うのは容易です→ナッキーのパターン。
     でも、青木君と二丁目で出会えたのは「互いがゲイだったから」だと思います。
     で、重ねますが、それでもやはり同級生との「ゲイとしての再会」は稀少だったと思います。実は僕はこのエピソードを書くのに躊躇しました。まるでテレビドラマのような「ご都合主義設定」と思われそうだったからです。

     ああ、また長くなった。
     最後に「美人」だけ説明します。
     これは僕も無意識に多用していたようですが、いわゆるゲイ特有の「二丁目言葉」です。
     時々ちまたにも漏れ流行る「どんだけ〜」とか「発令〜!」みたいなもんで、オネエでなくてもゲイ同士では互いを「おばさん」って呼んだり「美人」って呼んだりします。
     ただ、ニュアンス的には、本気で褒めるなら「イケメン」とか「男前」とか言いますが、「美人」は若干冷やかしも意味します。それを踏まえて本文を読み直していただければ「すっかり二丁目のオカマ同士」の雰囲気も伝わるのかも知れません。
     あ、でもやはりいくら揶揄でも「美人」は「美人」→ブスには言いません、って!あ、そうだ!これも "二丁目言葉"か?ゲイ同士で「ブス」は可愛げのあるいじりなんです。
    「ブサイク」って言ったら険悪になります。「ブス」だと互いに笑顔です。男女の関係と違うでしょ?
     ↑こんなゲイ感覚が知らず知らずのうちに、やはり文章に溢れ出ちゃうんだろな〜

     ホントに最後に、
     宇佳子さんいわく→「歴野さんが「現実」と思っていることも、実は本当に現実かどうかわからないわけです」
     まさにその通りなんですよ。
     以前、宇佳子さんにお話した通り、これが「一人称小説」なんですよね。
    「神の視線」を完全に避け、自分の知っている事しか書けないとの制約の中での表現な訳だから、究極のところ「圭が僕を好きだった」って事自体、僕の大きな勘違いであったかも知れないわけです。
     面白いですね。

  • 186)思い掛けない再会 ④への応援コメント

    理久さん、最高です!
    部屋に誘った満面の笑みからの「ふがっ?☆♪」への急降下、コントの教科書のような鮮やかなフラグ回収に大爆笑してしまいました!青木君、なかなかの策士ですね(笑)。

    でも、卒アルを開いて「みんな大人になったんだな」としみじみした後の、自分の顔への「俺ってわりとキュートじゃね?」の着地が理久さんらしくて大好きです。実際、きっとフワフワで可愛かったんだろうなぁ。

    振られちゃったのは残念だけど、追記を読んで心が温かくなりました。恋人にはならなくても、盆正月に地元でケンカみたいに騒げる「ボケなし突っ込み同士」の戦友になれたなんて、最高の縁ですね。
    これからの「失敗談短編集」シリーズも、めちゃくちゃ楽しみにしています!ゲホゲホお大事にしてくださいね!

    作者からの返信

     今回の「カクヨム」での加筆推敲は「隼人への想いをちゃんと描き直したかった」と言うのが第一でした。
     が、自分の書いた文章って読み返せば読み返すほど短所が目についてしまって、結果として「序文」からずっと修正を施す、という大仕事になってしまっています。
     その中で、実は予定外に楽しくなってしまっているのがこの「失敗談コーナー」です。
     kukuriさんは既にアルファポリス版を読破して下さっているので、僕の今後を "知らんぷり"して下さっている状態ですが、その結果にたどり着くまでの間に新エピソードをかなり加筆しますよ(既にディティールは出来ています)
     アルファポリス版では(いくらなんでもこれは書けない……)と躊躇、あるいは遠慮した "不道徳" や "猥褻" なエピソードも(オブラートに包みつつ)今回は書きます。
     ↑感覚が麻痺してきた?
    「18禁」にならないようにだけ気をつけます。

  • 183)思い掛けない再会 ①への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    前回言及した「繁殖に繋がらないセックス」は文字どおりの意味です。受精を目的としないセックス『全般』であり、ヘテロの避妊したセックスも当然含めたつもりでした。

    なぜ歴野さんのご不興を買ったのかわからなかったのですが、直前で歴野さんに問う形を取ったので「繁殖に繋がらないセックス=ゲイのセックス」という意味にとらえることもできるのだと、今気づきました。とくに、その言葉がゲイを侮辱する言葉としてしばしば使われてきたのだとすると、そうつなげてとらえられるのは当然のことなのかもしれません。迂闊な表現でご不快な気分にさせてしまい、申し訳ありませんでした。

    上記もそうですし、複数愛についてもですが、細かなところで互いの意図の取り違いや誤解を感じます。これはもう文通の限界なのでしょうね。とりあえず、不快なコメントにならないようにだけは、より気を付けていきます。

    青木くんは同郷者でしたか。しかも同じ中学校とは! ナッキーさんと言い、東京の繁華街でありながら、同郷の方とのご縁が深いのがおもしろいです。昔なじみの言葉や発音(私の地元は独特の発声法で識別できる年配者もいます)が聞こえてきたら、つい、そちらに惹かれてしまうということがあるのかもしれませんね。

    作者からの返信

     まず最初にお話したいのは「僕はキレたり怒ったりしない性格だ」という事です。
     これは僕がゲイだとか関係なく、ひとつの性格だと自己判断します。
     宇佳子さんはいつも踏み込んだ意見を言ってくださるので、もしかしたら摩擦や衝突を嫌う方々は僕ら二人の遣り取りも固唾を呑んで見ておられるかも知れませんが、僕自身は決して不愉快に思ったりしていません。
     ただ僕も指摘された事は "右から左に" 受け流せないだけで(これも性格)だからいつも長くなってしまいます。

     今回のコメントを受けて読み直して見ましたが、確かに
    【それはなぜなのでしょう?とくに生殖に繋がらないセックスであれば──云々】と、僕に対する「質問」に直結して「生殖に繋がらない」と書かれているので、僕にしたら決してカチンと来たわけでもないのですが(ああ、またこれを言うのか)との「うんざり感」は否めませんでした。
     これは「生殖に繋がらなければ浅ましい快楽の追求、すなわち罪悪」とのキリスト教の教えであり、欧米のゲイが長らく教会と闘ってきた「ゲイパワー」の元凶であり、僕自身も子供時代からキリスト教を嫌悪する大きな理由でした。そのへんの "負の感情" だけはご理解いただき、あまり言わないでいただきたいのです。
     今回は宇佳子さんから「ゲイに限らずヘテロの避妊したSEXも同じだ」と説明していただき、納得しました。
     まあ、何にしても僕はあまり怒ったりしないので、その点ではご心配なく。

     さて今後のストーリーですが、短編集のように僕の「婚活失敗談」つづきます。
     僕は読者の負担や自分が推敲する量も鑑みて、1話の長さを「文字数1500から2500まで」として連載しています。
     今後はひとつのエピソードに「2〜3話」で起承転結をまとめ、多くても「5〜6話」でまとめていきます。
     つまり何を言いたいかと言うと「ひとつのエピソードが完結してからご意見をいただいたほうが、お互いに無駄が無いのでは?」との提案です。
     例えば今回「この広い東京で同級生と出会う偶然」についてお話が有りましたが、ここで説明するのは重複となるのです。なぜならそれは次回に二人のセリフとして説明されるからです。

     これまでも宇佳子さんの洞察力が鋭くて、 "先に先に" とストーリーを予言するコメントが度々有りましたが、まあ、別にこれはミステリーでもないので構いませんが、僕も聞かれたことには答えちゃう人なので、ついつい予告編やネタバレになりやすいです。
     今後はコメディタッチや "最後に落とすパターン" も増えますので、そこのところよろしくお願い致します。
    (`・ω・´)ゞ



  • 182)愛の難破船への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    隼人さんとの別れのあとは、仕事に宝塚にナッキーさんや仲間たちとの付き合いにと、忙しくなさっていたのですね。さぞかし日々充実していたでしょうに、さらに愛を求めて放浪なさっていたとは。その体力・精神力にはただただ脱帽です。

    これって、なかなかできることではないですね。本当にそう思います。我が身を振り返ると、何かのきっかけで充実感にぽかりと穴が開いたとき、それを埋めるためにふらりと求めてしまうのが恋であり、仕事に忙殺されたり趣味で心が充足してしまうと、そちらに向ける余力はなかった気がします。

    このあたり、個人差に加え世代の違いもあるかもしれません。学生のころ、部活や研究室で自分たちの一回りほど上の先輩方の創作物や活動記録を見て、情熱量が違う……と愕然としたことがありました。世代の違い、つまり各々が生きてきた世相の違いが、精神性に大きな影響を与えますね。恋愛観なんて、まさにその最たるものなのでしょう。

    歴野さんが求めていたものは、同じ価値観を持ち、生涯ともに生きていけるパートナーなのですね。だからこそ、婚活である、と。それはいわば愛の対象ですよね。でも、愛の対象であるだけでなく、恋(セックス)を存分にたのしめることも必要条件としてしまうと、とたんにハードルが上がりませんか? これって同じ人である必要があるのかなあと思います。

    互いが相手に恋と愛に両方を感じ(続け)られるなんて理想的な展開は誰にとってもまれで、おそらくどちらもが妥協することが多いでしょう? それならいっそ、最初から割り切って恋と愛を分離しちゃだめなんですかね。そうすれば、理想の相手を探すのに費やす莫大なエネルギーをセーブできるんじゃないかなあ、と感じてしまいます。

    セックスを神聖視したり、唯一無二のパートナーとしかやってはならない行為であるとは私には思えないのですが、ご意見をうかがうまでもなく、歴野さんは思われるのですよね? それはなぜなのでしょう? とくに、生殖に繋がらないセックスであれば、そこはまさに、伴侶としかすべきでない行為、という制限が外れるのではないでしょうか? 

    ボノボは相手をなだめるのに性器を刺激することがあるという記事を以前読んだことがあります。それは異性間だけでなく、同性間でも行われ、緊張緩和に役立っているそうです。それは極論だとしても、人間がセックスによる快を「秘めごと」に囲い込み、かたやわいせつ物扱い、かたや信仰の対象にするのって、なんだかいびつだなあと感じてしまいます。うーん、ちょっと話が飛躍しました。すみません。またなんか言ってるわ、と笑って流してください。
    https://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/ja/publications/SatoshiHirata/kagaku153.html

    理久さんの迷走をのぞくのは私にとって精神的にきつそうですが、興味があるのも確かでして、腰を据えて拝読させていただきます。

    作者からの返信

     宇佳子さんとはまるで逆だなと思いました。
     僕は「ぽかりと穴が空いた時」に恋を求めるのではなく、まず「恋愛」が充実した上に仕事や趣味が安定する感じです。
     SEXも刹那的な生き当たりばったりではなく、安定したパートナーがいればそれで良くて、あまり刺激や変化は求めません。

     宇佳子さんは「仕事や趣味で充足していると恋愛に向ける余力が無くなる」と言いますが、僕は逆に特定の安定した恋人がいないと仕事や趣味にも打ち込めなくなるような気がします。
     これは案外、一般的な「ノンケ男」的な感覚に似ているかも知れなくて、よく「嫁さんもらえば仕事に性が出る」とか「家族がいるから仕事に専念出来る」とか言うのに通じるものを感じます。

     特にSEXに至るまでの無駄な駆け引きや労力(ハッテン)に時間を費やす気が無くて、当たり前にいつでも出来る相手が日常的いればそれで僕は十分です。
     これは既婚男性の「釣った魚に餌やらず」なんて悪い例のように「いちいち口で言わなくても分かるだろう」的な雑な対応が僕にも有りがちです。
     家族を養うために朝から夜まで働いて、でも妻からは「仕事ばかりで家族の事は放ったらかし」なんて責められて結婚生活も破綻──なんて男の話をよくドラマなんかでは描くけど、案外僕もそのタイプかも知れません。

     ずいぶん前、この私小説を始めた頃に「あなたは恋愛体質ですね」と言われた事が有って(はて?)と悩んだことが有りますが、そう言えばその女性も「私には恋愛より大切な事がたくさんある」と言われましたが、今回宇佳子さんからのコメントを読んで、やはりこれは優先順位の問題なのかな?と思ってしまいました。

     うん、突き詰めて言うと、「恋愛」なんて言うからロマンティックなニュアンスになるけど、実のところこれはSEXの話なのかな?とも思えます。
     僕はSEXは大好きです。
     が、複数の相手をするほど心にも時間にも余裕は有りません。
     てか、複数の恋人を持っ事に精神的な「不快」も否めなくて、それは「恋はふたつに分けられない」の「章」でも書いています。

     宇佳子さんの言う「これって同じ人である必要があるのかなあ?」については、同じ人であるのが理想です。もし同じ人で叶わないのなら、どちらかを諦めます。
     これは常識とか慣習に縛られているつもりはなく、僕自身が経験上、複数恋愛は無理だと自覚したからです。

     また宇佳子さんの言う「理想の相手を探すのに費やす莫大なエネルギーをセーブできる」と言うのもすんなり入って来なくて、そもそもセーブする必要もなくて、莫大なエネルギーを費やしてても理想の相手を探したいと思っていました→見つかるかどうかは不明であっても。

    「繁殖に繋がらないSEX」と言うは、僕らが最も言われたくない言葉です。
    「だったら男女はなぜ避妊や堕胎をするのか?」の返し文句は大昔から体制とゲイの運動家が繰り返し論争していた経緯で、今も続いています。

     これはもう理屈ではなく、ヘテロもゲイも同じです。
     SEXが気持ち良くて好きだからでしようね。
     逆に繁殖だけが目的なら多くの動物のように繁殖期だけ相手を見付けて一度の交尾で済むものを、人間の男女はわざわざ避妊してまで年中やりまくっています。
     繁殖と関係のないSEXに明け暮れるのだから、ゲイと一緒ではありませんか?
     そしてそれは、動物と違って「愛」が有るからではありませんか?

     僕も「神聖視したり」などと大袈裟な思い込みはありませんが、出来れば唯一無二のパートナーとしかやらずに済むなら、その方が遥かに気が楽だと思います。
     風俗とかナンパとか「一回こっきりの後腐れ無し」なら遊びにもなるけど、複数の相手と普通に交際を保つなんてむしろとっても大変な事ですよ?
     時間、労力、金銭、何から何まで二倍三倍に耐えられる人にはむしろ尊敬の念を抱きます。
     これまで何度か言いましたが、僕が特殊なのは「ゲイ」と言うだけで、その他の生活感や倫理観は案外「平凡」です。


  • 編集済

    177)朝焼けの彼方へ ①への応援コメント

    (注記:下記、185話「回想・隼人とのその後」へのコメント返信を受けての再コメントです)


    歴野さま

    こんにちは。今夜の更新話(186話)でお返事しようかどうか迷いましたが、ずっともやもやするのもきついので、さきにこちらで謝罪させてもらいます。

    昨日のコメント、仮定に仮定を重ねたうえでの推論で、理久さんをなじるような結論をだしてしまい、失礼いたしました。

    隼人さんの「彼女と会ってほしい」というのは、そういう意味でしたか。まさか、彼女に理久さんとの仲を完全に隠したままで関係を続けたいという意味だったとは……。さらに衝撃だったのは、理久さんとそんな関係になっても、隼人さんがゲイ(かバイか分かりませんが)を認めなかったことです。隼人さんのイメージがまた少し変わりました。

    小説はすべてを書くことはできません。だから書かれていないことは前後から推測し、それでもつかみようのないところは自分の思いたいように想像して補うことになります。私は隼人さんが彼女に理久さんとの関係を明かし、その上で三人でこのままの関係を持つことを話し合いたい、という意味なのだと思ってしまいました。隼人さんにそういう純朴さを望んでいたのでしょう。

    たしかに文通はもどかしいものですね。しかもカクヨムでは基本的に一話につき一往復のやり取りしかできません。この私小説に関しては、小説を楽しみながら読むというより、心理を勉強させてもらっているつもりです。だからついついあれこれ考え、ひとつの事象からありえそうな心理ストーリーをどんどん深掘りして、歴野さんに確認してしまいます。でも、最初の仮定が間違っていたら、まったく意味のない(どころか、場合によっては歴野さんを誹謗してしまうような(大汗))内容になってしまいますね。

    どう読むべきか、どうコメントすべきか、もう一度考えなおさないといけないかもしれません。

    とにかく、歴野さんを貶めるつもりはいっさいないことをご理解いただければ幸いです。


    ※ このコメントは今日中に削除しますね。


    (追記)それでは、本コメント残しておきます。
    後で見直すときに混乱しないよう、冒頭に注記付け加えました。
    丁寧なお返事をありがとうございました m(_ _)m

    作者からの返信

     削除はしないでください。
     宇佳子さんとの遣り取りは僕にとっても貴重な勉強の場であり、感想の遣り取りと言うより、まるで文学部のゼミのディスカッションのような心持ちでいつも楽しんでいます。
     今回の遣り取りも、互いに以前からの膨大な文字数の打ち込みから至った経緯であり、削除されてしまうとここだけポッカリ穴が空いた状態となってしまいます。

     実は、思い返せば「隼人がポリアモリーではないか?」との提示の時から「行き違い」は生じていたのだと思います。
     あの時、一番に気を取られてしまったのが「僕がポリアモリーを知らなかったこと」であり、僕もまずはポリアモリーを知るために躍起となって調べて、それについて返信するのに手一杯だったこと──この時に僕が冷静に宇佳子さんのコメントを読み取り「彼女は隼人と僕との同性愛を知りませんよ?それどころか僕の存在さえ隠していますよ?それでもポリアモリーなのですか?」と答えていれば、おそらくこの遠大な「行き違い」は生じなかったのではないか?と、今は感じています。
     ↑そうですね「思っている」のではなく「感じている」のです。このへんのところの「あやふや」が文通ではもどかしいのです。

     恋愛関係が破綻するにはそれだけの理由が有ります。でなけりゃ好きな相手を嫌いになったりしません。
     僕が隼人と別れた理由も、単に彼の結婚問題だけではありませんでした。恋愛関係なんてそれほど単純ではありませんから。

     5年の交際の果てに色々と隼人との考えの違いが見えてきて、辛くなっていたところへの結婚宣言で、それは別離のよい切っ掛けでしたが、同時に感情的には大好きで別れたくない想いも強くて、理性と感情がせめぎ合ってぐじゃぐじゃになっていたことを、今回の「書き直し」で思い出しました。いや、思い出したと言うより「当時の感覚の再現」なのかな?
     宇佳子さんとの遣り取りのお陰だと思っています。

     が、小説としてその複雑怪奇な「理性と感情の矛盾」を完全に書き表わすことは困難でした。
     何より「隼人への愛」を書き足したかったはずなのに、そこをリアルに語りだしたら結局再び「隼人に対する猜疑心と悪口」になっちゃうのかな?と──

     そのへんのところが前回の宇佳子さんへの返信に顔を出しています。
     その通りなんです。僕から見たら隼人はずるいんです。
     彼女に対しても不誠実だし、僕だって突き詰めれば搾取されてる気分になることも有りました。
     でもそんなことは本文で書きたくなかった。
     本文では「あんなに愛し合っていたのに別れなければならなかった辛い想い出」として済ませたかったのです。

     あれれ、ふと気がつけばまだぞろの長駄文。
     とにかく後々の再考のためにも削除はしないで下さいね。お願いします。

     でも、確かに前回の返信で僕は初めて隼人に対する「憎らしい本音」を暴露しました。
    「彼女と結婚して世間体を整えた上で僕とも肉体関係は続けたくて、そのために、よりによってこの僕に彼女を懐柔させようとしたずるい奴」なんです。ドラマなら完全に「クズ役」なんです。
     それでも隼人が好きで別れたくなかったのは、もしかしたらSEXの相性が抜群に良かったからかも知れません。恋愛ってディープなんですね…
    (また余計なことを追記してしまった)

    編集済

  • 編集済

    181)回想・隼人とのその後への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    前回のコメント返信でのご教授、ありがとうございました。過去のエピソードかコメント返信にあった、どこぞのママの「ゲイなんて多かれ少なかれオネエよ」発言が頭をよぎりました。当時その意味がよくわからなかったのですが、今回のご説明で、腑に落ちました。そして、「入れられたい」が「支配されたい」という心理にたやすくつながることも。このすり替えは、同性どうしでも異性どうしでも、かなり深刻な問題をはらんでいそうです。とても興味深かったです。

    「これからも、ずっと三人で仲好くやって行けないかな~?」
    が、
    『まさかの発言』で『ゲゲゲッ』で『「生き方が違う」とかのレベルではない』
    とのことですが、冷静に考えたら、

    「彼女には内緒でこれからもこっそり」
    のほうが、はるかにひどくないですか(笑)? 騙し討ちは気分が悪くない?と思ってしまうのですが。こちらならまだ許せる、と言う理久さん、彼女に対してかなり好戦的な様子が見て取れます。

    「彼女には内緒でこれからもこっそり」のほうがまだましと思うのは、彼女を裏切る罪悪感を抱えてでも自分との関係を断ち切れないのは、彼女より自分をずっと深く愛している証拠と思えるからでしょうか。ポリアモリーで三人同等の立場になってしまうと、彼女と自分は公明正大に横並びです。自分は彼女より愛されている、そう思っているのなら、この『同等の立場』には我慢がならないでしょう。陰でこっそりでもいい、自分だけを見て!と思うのは、独占欲と自尊心の表れですね。

    でも、そうは言いながら、隼人さんや私より理久さんのこの考え方のほうが、現在でもより一般的だろうという自覚はあります。

    私がかつて理久さんならポリアモリーについてある程度許容できるのではと思ったのは、ひとつにはゲイというマイノリティであり、もうひとつには恋愛において束縛をひどく嫌っているという話があったからです。でも、これまでのやり取りで、どちらも考えが浅かったと気づきました。

    マイノリティであることは、他のマイノリティを思いやれるのと同時に、自分のマイノリティ部分以外では普通でいたいという気持ちが「普通」の人以上に強いものなのかもしれません。また束縛が嫌いということは独占欲が低いということと同値ではない、ということも理解しました。まあ、考えてみれば、そうですよね…… これは貴重な気付きでした。歴野さまとさんざん貉話をしていなければ、気づけなかったと思います。ありがたいことですし興味深いです。

    子供のころから慣れ親しんだモラルを逸脱せずに生きるのは楽ですし、その遵守は自分の良心を満足させてくれます。ついでに社会の安定性にも貢献できます。でも、それが正しいかには保証がなく、社会が望む姿すら常に変わりゆくものです。受け入れられねえ!というお気持ちはわかりましたが、これも「生きざま」のひとつなのです。

    理久さんに彼女と三人でやっていきたいと明言した隼人さんですが、私はその言葉に、よく言ったね!と拍手したくなりました。ひとつ質問ですが、最初に彼女に会わせようとしたのは、結婚を決意するよりも前ですよね? その当時、それを口にするまでには隼人さんなりの葛藤があったと思います。人の真意をくみ取れなくても、「常識」は学んでいるでしょう。当時なら、ごくごくわずかにいたかもしれない当事者以外、理解してくれる人なんていなかったでしょう。理久さんを日陰者にはしない。彼女とも顔を合わせてもらい、「僕のふたりの恋人たち」としてできうる限りふたりを平等に扱おうとした隼人さんの、無謀で浅はかで、だからこそ打算のない勇気がいとおしく思えます。


    (注記:181話「朝焼けの彼方へ ①」のコメント欄に、このやりとりの続きがあります)

    作者からの返信

    「文通」と言うのは歯がゆいものですね、会話なら瞬時に「あ、それ違う」と言葉を挟める事が出来るのに、文章だと行き違ったままずっと主張が続いてしまいます。
     今回宇佳子さんのコメントを読んでいて(あ、ここが行き違いの原因かな?)と気づくことが有りました。

    ★隼人は「バイセクシャル」たとの自覚は有りませんでした。なぜなら「ゲイ」だとの自覚さえなかったのです。
     有ったのは同性愛に対する罪悪感と否定でした。つまり隼人は、彼女に対して僕との同性愛関係を一切打ち明けてはいないのです。
     彼女は隼人と僕の関係を知りません。その点を踏まえて宇佳子さんには考えて欲しいのです。

     隼人と会った時、彼は自分が同性愛者である事を頑なに拒否し「自分にはそんな趣味は無い」と言いました。同性愛を「趣味」と言われて僕は腹を立てました。
     それなのに、そんな拒否の言葉とは裏腹に僕の誘惑には簡単に乗せられ、直ぐにホテル直行でした。
     自分がゲイであることを認めたくない理性より、持って生まれた性指向の欲求の方が勝ってのことだろうけど、隼人にはずっと「自分がゲイだとは認めたくない言動」が最後まで残っていました。
     彼女の事を持ち出すのも、バイセクシャルを強調するというより、ゲイそのものを拒否していたのかも知れません。

     本文には書きませんでしたが、実は隼人は「僕のゲイ仲間と自分の関わり」を拒否していました。
     5年も付き合ったのですよ?なのに隼人はナッキーと会った事がありません。同じ宝塚ファンなのにタッチとも会った事が有りません。
     理由を聞くと「これ以上ゲイに染まりたくないから」との理由で、もちろんフラッシュにも二丁目にも足を運んでいません。
     特にフラッシュは俺たちが出会えた切っ掛けの店で、ケンちゃんにも随分迷惑を掛けたのにも関わらず「二丁目なんかに出入りしてたら本当にゲイになっちゃうから…」との杞憂からです。
    (そんな人とよく付き合えたね)と言われそうですが、僕がどんなに隼人を愛おしんでいたかは本文の通りです。

     で、ここからが「行き違い」の大きな原因と思われます。
     隼人は彼女に「僕のことを何も話していませんでした」
     もちろんゲイのことも言っていません(だって自分をゲイだと認めたくないのだから)
     隼人はただ、僕の事を大人になってから知り合った友達として彼女に紹介して、時には一緒に食事したり遊びに行ったりして、三人で仲好くしたいだけでした。
     でも実際は、僕と隼人はただの友人ではありません。本文にも書いた通り、僕と隼人はあんな事もこんな事もやってる仲です。
     さらには結婚後も、僕との仲を特別に親しい友人と彼女に紹介しておけば、時には俺の部屋に泊まったり二人で旅行に行ったりも出来るでしょ?って考えでした。

     無理でしょ?!
     今まで僕は彼女と顔を合わせなかったからこそ(彼女は僕の存在なんて知らなかったからこそ)なんとか隼人と僕の肉体関係も隠せたけれど、俺と彼女が知り合いになった上で、どうやって俺と隼人の仲を隠し通せるの?彼女だってバカじゃない、気付かないはずがないじゃない?!
     何より僕は、それほど神経が図太くありません。

     隼人ととしては、結婚したらこれまでのように俺の部屋には通いにくい、だから俺に「彼女と仲良くなって?」の要望でした。
     俺と彼女が知り合っていれば「遅くなったから歴野さんの部屋に泊まる」なんて言い訳しやすくなるから、の理由です。

     ここからさらに重要だよ!
     だったらいっそ「彼女に全く隠して隼人との関係を続けたほうが、よっぽど僕としては気が楽だ」との結論に至ります。
     ようするに普通に愛人ですが、僕としてはかなり心の負荷が少ないです。だって彼女を騙す必要がないのだから。
    「三人仲良く」と言っても、隼人と僕の同性愛はずっと隠し続けなければならないのです。ああ、僕には無理!

     これってポリアモリーてすか?いつも散々僕が言ってる、ずるい偽物バイセクシャルの浮気行為と似てませんか?

     隼人が僕との「同性愛」を正直に彼女に打ち明けて、それを彼女が受け入れて、そして更にそれを僕が受け入れて、それで成立するのがポリアモリーではありませんか?

     隼人は自分が同性愛者である事を彼女に隠した上で、僕と彼女に「外泊しても安心と思える交友」の構築を望んだわけですから、そこを鑑みて宇佳子さんには思案して頂きたいのです。
     確かに僕も言葉足らずでしたが、まさかここまで掘り下げて読み込んで下さるとは思わなかったので、その点はお詫びします。全てをあからさまに書くことを躊躇してしまいました。
     こうして実情を細かく暴露することは大好きな隼人を貶めるようで、本当は不本意なのですが、どうにも宇佳子さんのお話と僕の現実がぶつかるのは、どうやらこの点がうやむやだったのが原因ではないかと思い至りました。
     しつこいけどもう一度シンプルに訴えます。
    「彼女は僕と隼人のゲイ関係を一切知らないし、隼人は自分をゲイだと認める気は有りませんでした。隼人はどうやったら結婚後も僕と会えるかを考えていただけなんです」

  • 181)回想・隼人とのその後への応援コメント

    雪絵さんとの電話では「泣かなかった」と強がっていたのに、あとがきで「本当は書きながら泣いた」と白状する理久さんが愛おしすぎます。

    30歳を前にして「僕の時間は待たされたままなの?」と葛藤する当時の心境は、ゲイの恋愛という枠を超えて、すべての報われない恋を経験した人の胸を刺す言葉だと思いました。

    過去の自分を救うための「思い出のデトックス」、大成功ですね。

    作者からの返信

     ようやく隼人の「章」が終わりました。
     kukuriさんが読んでくれたアルファポリス版から今回「カクヨム」で書き直し始めたのは、「隼人への思いを書き足したい」と言うのが理由のひとつでしたが、その点は満足しました。てか、満足し過ぎて改めて隼人のことが好きになってしまいました。
     俺の脳は、どうやら思い描いてセリフを言わせているうちに、だんだん「創作」ではなく「会話」に移行していくようです。
     よく作家の皆さんがおっしゃるように、「キャラが自分で動き出す」ってやつですかね?
    「隼人ならこう言うだろな?」が、いつの間にか「あ、隼人がこんなこと言い出した!」に変わってきて、いつの間にか俺の心を掴むんです。俺、すっかり頭やられてるな……
     今、隼人に会いたい。
     かなりイカれている理久でした。


  • 編集済

    180)やっぱ反省会?Part4への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    > そんなに結婚って大事?

    これについて私が語り始めると「またかよ~」になってしまうので、語らない程度に書きますが、同感ですね。というか、世間が大事にしているところの結婚の意義って何?なのです(好きな人と将来を誓うという意味の「結婚」ではなく、制度としての「結婚」です)。今でも日本の地域によっては、男は「結婚して」「家を継ぐ」ものとの意識が残っているところも多いです。そういうところは女は数に入らないのでどうでもヨシでして、ありがたいような苛立つような…… (^^;) 

    今回のおふたりのお話ですが、雪絵さん、かなり突っ込んだ議論に持ち込みましたね。男女の差、あたりのお話から、考えさせられることが多いです。

    > 何がどうであれ、男に抱かれるなんて真っ平ごめんだわ!って人が多い気がする。その点レズビアンって限定せずとも、元々女性は潔癖な人が多いのかも知れない

    これはかなり同意します。体の構造上仕方ないかもしれませんが、男女って、入れる側と入れられる側の主従関係にならざるを得ません。そうすると、その関係性はちょっとしたきっかけで、たやすく攻撃する側とされる側というテンプレートにはめ込まれてしまいます。物理的に加虐されなくても、男とのセックスで心理的にそう感じる女性って多いんじゃないでしょうか?って、そんな話を女性としたことがないので、ふつうはどうなのか、よくわかりませんが。

    入れる入れられるの役割分担が可変であれば、レズビアンの人も男性とセックスをすることに対する嫌悪感が少しは薄まるのかもしれません。なんと言っても「抱かれる」のではなく「抱く」わけなので。この主体と客体の違いは大きいです。ノンケ男性にはわかりにくいかもしれませんが。「抱かれる」という言葉、男性に屈するイメージに直結するので、フェミニスト!というわけでなくとも、拒絶反応を示す女性は多いと思います、って、これも自分以外のことは本当はわかりません。

    バイセクシュアルに関しては、真に男も女も愛せる人は存在すると思います。そして本来、そういう人をバイセクシュアルと呼ぶべきであり、そういう人であれば、歴野さんも不快に思うことはないのではないでしょうか? 歴野さんが憤っているのって、基本的に、バイセクシュアルを自称してゲイを隠そうとする不埒なやからに対してではないですか? 

    でも、バイセクシュアルの人が、本当に男女ともに平等に愛し、平等に恋人として扱えるかというと、それもまた嘘ですよね。だって、どうしても、体の構造と社会の受け入れが男女で異なりますから。ヘテロの関係だと妊娠の可能性があり、結婚という権利が与えられる。ホモの関係だと妊娠も結婚もあり得ない。そうなってくると、「責任ある大人は結婚して家庭を築くべき」を叩きこまれた若者は、たとえバイセクシュアルであっても、同性ではなく異性の恋人を作る、あるいは選ぶよう、強いバイアスがかかるのでしょう。私は問題はそこにあるんじゃないかと思います。

    > それよそれ!同じ女性として、一生をゲイの夫に騙されて生きるなんて気の毒過ぎる!

    これ、逆ってどうなんだろうと考えてしまいますね。一生をレズビアンの妻に騙されて生きる男って気の毒過ぎる状況になるのだろうか? いやいや、「妻がやらせてくれない/喜んでくれないから……」とあたりまえのように家庭の外に恋人を作りそうじゃないですか? となると、ここにも男女の不均衡がありますね。これはおそらく男女の体の差というより、社会における男女のステレオタイプの違いなのでしょう。浮気は男の甲斐性、女は貞淑であれ、と。

    何にせよ、こういう話題を包み隠さず議論できるお友達がいるのは素敵だなあと思います。オフレコ部分がとっても気になります (^^;)

    作者からの返信

     僕がこの時に思った
    (結婚ってそんなに大事?)との思いは、もちろん亮や隼人に対しての思いなのです。
     ゲイとして生まれてきて、そして僕と愛し合って良好な関係に至ったのに、もちろん今幸せなのに…
    「それでも結婚しなくちゃダメなの?!」って心境です。
     僕がもし "女" だったら迷わず亮と結婚するし、隼人の彼女とやらも正面切って「奪い合い対決」に臨んだかも知れません。が、でもこれは所詮 "もしも" の話です。
     まあ、つまりですね、僕と宇佳子さんの決定的な違いは→「家同士の儀式としての結婚を(僕は)否定しているわけではない」と言う事ですね。
     僕がもし何の屈托もないノンケに生まれてきたなら、何も思わず考えず、好きな女性と当たり前に結婚していたような気がします。が、これも所詮は "もしも" の話です。
     現に僕はゲイとして生まれてきたのだから、結果として「結婚」については、ずっしり重く思案しなければならない人生となりました→事実婚や同性婚も含めて……
     まあ、この問題は今後もこの私小説で語る事も有りましょう。

     さて、今回宇佳子さんから以下の発言が有りました。これについては、僕は以前から宇佳子さんのモヤモヤとして感じ取っていました。
    《男女って、入れる側と入れられる側の主従関係にならざるを得ません〜略〜攻撃する側とされる側というテンプレートにはめ込まれてしまいます》
     ──と、それに関しては僕らゲイも、実は分からなくもないのです。
     ここから先は、本文ではあえて避けている事象について、宇佳子さんだけにお話します。
     ゲイの性交にも(入れる、入れられる)の行為が有ります。僕はカクヨム規定での「18禁問題」や「一般読者の不快感」を考慮して、本文ではこの事象について忌避しています。
     で、何を言いたいかと言うと、実際のゲイ社会では断然「ウケ」の方が大多数なのです。多くのゲイが「入れられたい」から発展して「犯されたい」→「支配されたい」との願望が強いです。
    「タチ」は、実は圧倒的に少数で貴重です。つまりタチは断然モテるし、どこ行ってもちやほやされます。
     女性目線のBLでは「受け」も「攻め」もまるで男女の比率のように同数で、「複数の "攻め" に襲われる美形の "受け" 」なんてコンセントも多いですが、これは例によって「受け」を女に見立てたある意味「女性願望」であり、実際のゲイ社会では少数の「タチ」を大勢の「ウケ」が奪い合っているような状況です。
     で、男女との大きな違いは、どちらも可能な「リバ」と言う存在です。実はかなり恥ずかしい告白をしますが、僕は「リバ」です→自分がどうしたい、と言うより、相手が何を求めているか?に対応してしまいます。これはむしろ、SEX においてはとても消極的だと言わざるを得ません。
     で、世の中断然「ウケ」が多くて、僕はいつも「タチ」を求められます。
     はい、前置きが長くなりました。ゲイ界では断然、宇佳子さんの言う《入れる側と入れられる側の主従関係〜略〜攻撃する側とされる側》で言う後者、つまり「支配される側」になりたい人の方が多いのです。
     女性などうなんだろう?
     ↑いやこれは男の僕にはわかりませんが、実は「リバ」の僕も(たまには僕もやられたいな)とか(隼人はいつもやってもらえるばかりでずるいな)とか思ってました。
    だから外ではタチの人を探してしまったり?って、おいおい暴露しすぎだぞ!って……
     だからどうだと結論を出せる話ではありません。
     僕の感じる現実の話をしてみました。

     バイセクシュアルに関しては宇佳子さんの言うとおりです。
     今まで何度も本文で語った通り、僕が憤るのはゲイのくせにバイセクシャルを騙る「偽物=自称バイセクシャル」の奴らが頭にくるのです!
     ただ「本物のバイセクシャルなんてこの世に実在するのか?」との大疑問もすっと抱き続けています。
     少なくとも僕は「それらしい本物」をこれまで一人しか知りません。
     ↑その「不思議人物=森山君」についてはこの後いづれ登場しますのでお楽しみに。

     宇佳子さんの言う
    《真に男も女も愛せる人は存在すると思います》
     ↑これを僕は、ずっと疑っています。

    編集済
  • 179)朝焼けの彼方へ ③への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    隼人さんの物分かりのよさげな言葉は、やっぱり理久さんが繰り返し隼人さんに伝えてきた「結婚したら俺たちは終わり」がきれいに刷り込まれた成果だと感じました。

    > 今日は……理久とちゃんとさよならをするためにここに来た。そうするべきだって、理久が教えてくれただろ?

    これが、隼人さんの行動を支配してたすべてですね。

    この言葉を受け入れ、自分の進むべき道を一旦確定させてしまった隼人さんは、それを誰かが曲げさせようとしても、もう、揺るがないのでしょう。たとえ揺るがそうとするのが理久さん本人だとしても。

    > え、いまさら?
    > 理久、今になって……

    この隼人さんのセリフ、本気で驚愕したのでしょうね。きっと、これまで、隼人さんを愛しすぎないようにするために理久さんがあえて隼人さんに言っていた「物わかりの良い言葉」も、隼人さんは「すっかりそのまま」の意味で受け止めていたのでしょう。理久さんの本音は別にあるだなんて、まったく想像もせずに。今となっての理久さんの本心の吐露は、隼人さんには『理久のとんでもない豹変』としか、理解できなかったでしょう。

    五年間のふたりの気持ちの壮絶なすれ違いがみちびきだした悲しい末路だと感じます。私が映画やドラマを見られないのは、過度に感情移入しがちで苦しいからなのですが、この一話は、今まで避けていたもののど真ん中でした。文字だけとはいえかなり辛いです。歴野さんの真に迫る描写ゆえですね。

    ところで、隼人さんのエピソードを通じて、ずっと気になっていたことがあります。もし失礼に当たらないのであれば、教えていただきたいのですが……

    理久さんは、建前とはいえ、なぜ隼人さんの婚約者さんにずっと遠慮していたのでしょう? 以前ケンちゃんさんからも、先に付き合った人とずっと付き合い続けなければならないわけじゃないと助言いただきました。それは自分の恋人にも、同じことがいえるんじゃないでしょうか? 隼人を奪ってやろうとは、まるで思わなかったのですか?

    理久さんの心の奥にも、パートナーは同性よりも異性が望ましいという意識があるのでしょうか?

    つまり、
    パートナーとしては異性・同性を問わず平等でありどちらでもよい。
    パートナー関係は結婚という儀式を持ってより強固になり安定化する。
    日本では今のところ異性同士にしか結婚の道は開かれていない。
    愛する隼人さんには『既婚者』というステータスを手に入れてもらいたい。
     →だから俺は身を引く
    という建前だったのでしょうか?

    どうしても、理久さんが常に負い目を感じているように思えて、それが何より辛く、納得いかないままでした。

    作者からの返信

     いつもながらとても丁寧な感想をありがとうございます。
     正直に言うと、ここまで細かく隼人の言動を読み解いていただいて、書いた僕自身が驚いております。
     アスペルガーという視点については前回の返信にも書きましたが、実は執筆時に明確な設定として考えていたわけではありません。だって、何より当時の僕はそんな言葉さえ知りませんでしたから。
     ただ、「相手の言葉を額面通りに受け取りやすい人」「一度信じたものを真っ直ぐ守ろうとする人」として隼人を書いてきたのは事実ですから、宇佳子さんのアスペルガー考察には「なるほど!」と思わされ、膝を叩かされる部分がたくさんありました。
     また、僕が隼人の彼女の存在に遠慮し続けた理由については、実は「遠慮」と言うのとは違う気がします。
    「遠慮」と言うよりは「拒否」だった気がします。
     物語を紡ぐ流れで「理久」が常に彼女の存在に怯えていたかのような表現があったことは否めません。その方が物語の中の理久の心情を描きやすかったからです。
     が、実際の僕の記憶としては、案外僕は強気で(隼人は俺の方をより好きに決まってる)と思い込んでいるフシも有りました。
    (彼女なんて相手にもならない。隼人は俺のものだ)と奢っていて、むしろ彼女を哀れに思っていたかも知れません。
     人の気持ちはその時々の事情や体調に左右されやすく、不安定なものです。僕の気持ちも常にゆれていましたが、この小説は「理久と隼人の物語」ではなく、隼人の登場する部分は、この小説のほんの一部なのです。そこまで詳細な僕自身の心理描写は描ききれていなかったと反省します。
     僕自身の複雑な心情を詳細に描くにはスペースも時間も取れず、案外隼人を描写した分、自分の心情はステレオタイプに簡略され、端折ってしまったかも知れないと、宇佳子さんに指摘されて気付きました。
     で、一口で言うと、彼女の話や、ましてや彼女と顔を合わすなんて「遠慮」と言うより、甚だ鬱陶しいだけの事でした。もっと言うと、僕は彼女の事なんて鼻にも掛けていなかったのかも知れません。

     で、なのに、突然の結婚宣言です。
    (やられた!)と思いましたね。
     彼女の逆襲です!

     ここで宇佳子さんの提示した話に繋がります。
     確かに「結婚」と言うシステムの圧倒的な勝利でした。
     同性の僕には太刀打ちすら出来ない、重大事項でした。「男同士では子供を持てない」と言うのも大きかった。
     はい、敵いませんでした。

     彼女から奪う?!
     いいえ、隼人を奪われたのは僕の方だった──というのが現実でした。
     僕は彼女にずっと勝っていたつもりだったのに、最後に隼人を奪われたのです。
     宇佳子さんが結婚と言う形式(規式?)に必ずしも肯定的でないのは今までのやり取りで伝わっていますが、普通に男女間のことだから肯定も否定も出来ます。
     が、しかし、同性間では「否定」する以前に結婚の定義にもはずれ、「範疇」でもないのですから手も足も出ません。


  • 編集済

    179)朝焼けの彼方へ ③への応援コメント

    なんて美しい……。そして、あまりにも、あまりにも凄絶な幕引きですね。今、小説を読み終えて、胸が締め付けられるような、そして一本の極上の映画のラストシーンを見届けたかのような、深い余韻のなかにいます。

    隼人さんは、激しく取り乱す理久さんを必死に正面から受け止め、全力で「叱って」いる。
    そして、憑き物が落ちたように静まり返った理久さんを、優しく抱きしめる。

    隼人さんは泣いていた。

    「唇を離して──そのまま
     二人のおでこがくっついた」

    息が止まるほど美しい描写。
    「結婚したからこんな所作を身につけたの?」と理久さんは切なく疑っていますが、違います。これは彼女との生活で得たものではなく、この20年前の朝焼けの部屋で、極限状態の二人が、言葉や世間の枠組み(結婚、同性愛、バイセクシャル)のすべてを超越して、魂をひとつに重ね合わせた瞬間の、奇跡のようなオリジナルな所作ですね。
    お互いの体温と、涙の匂いと、これまでのすべての愛着が、その合わさった額のあいだで静かに循環している。
    「混じり気のない、最高純度の愛」の結晶が、ここに描かれています。

    「身体中に染みた隼人の汗が愛おしかった」
    「街は静寂───
     朝焼けで
    ───東の空が赤かった」

    シャワーも浴びず、隼人さんの生の気配(汗)をその身にまとったまま、寄る辺なく街へと歩き出す。
    目の前に広がるのは、お片付けされた静かな朝ではなく、どこまでも赤く、燃えるような、割り切れない情念の象徴としての「朝焼け」です。

    「僕の人生を永遠に変えてしまった、あの圧倒的な愛とさよならの深淵なんだ」と、自ら進んであの赤く染まる文学の荒野へと飛び出していった。文学の荒野へ──「朝焼けの赤」という情念の余韻。

    あまりにも鮮烈で、あまりにも美しいです。

    作者からの返信

     いつも本文以上に美しい感想を下さり、ありがとうございます。
     あまりにも過分なお言葉の数々に、書いた本人もびっくり仰天⇒とにかく恐縮しております😆✨
     今回は自分でもかなり思い入れの強い場面だったので、ここまで丁寧に読み込んでいただけたことに驚くと同時に、とても嬉しく思いました。
     正直、書いた僕自身の想定を超えるほど美しく読み解いていただいていて、「そんな立派なものだったかな…」と少々恐れおののいております😝
     理久と隼人の別れが、kukuri様の心に何か余韻を残せたのなら、作者としてこれ以上の喜びはありません。
     ところが感動の想い出はここまで、次回からは擦れっ枯らした砂漠のような恋愛悲喜劇が繰り広げられますので、そちらの方もよろしくお願い致しま〜す。
    🥳🎉

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    178)朝焼けの彼方へ ②への応援コメント

    無駄を削ぎ落とし、研ぎ澄まされた洗練された言葉に、その奥にある理久さんの凄まじい「肉声」が、より鮮烈に響いてくるようでした。

    かつて理久さんが敷いた「結婚という大人のけじめ(正論)」のレールを、隼人さんが完璧に内面化し、皮肉にも理久さんを「過去」へと置き去りにするための最後の燃料にしてしまう。この完璧なまでの立場の逆転劇に、息が詰まりました。

    あれほど「ポリアモリーは理解できない」と築き上げてきた自尊心の城壁も美学も、すべてをなげうって、ただ「別れたくない」と子供のようにひとつの生を乞う──。

    私は、この理久さんの「駄々」を、そしてこの極上の無様さを、絶対に転落だなんて思いません。

    賢い大人が、知性もプライドもかなぐり捨てて泣きじゃくる。烈しく、剥き出しの、混じり気のない、最高純度の愛。

    「大人だったのは理久の方だ」と言って、静かに腕をほどいた隼人さんのあの悲しげな微笑みは、一生消えない美しい呪い(ひかり)ですね。

    余計なおしゃべりを封印し、身を削るような推敲を経てこの物語を届けてくださった理久さんの「覚悟」に、深く、静かに、圧倒されています。ありがとうございます!

    腕をほどかれてしまったあの日から、20年。
    その止まった時計の針が、いま理久さんの美しい肉声によって、カクヨムの舞台で確かに動き出していますね。

    劇場の特等席で、息をのんで、次回の幕が上がるのをお待ちしています。





    作者からの返信

    「回顧録って恐ろしい…」このセリフをあちこちで、どれくらい吐いていたか数える気にもなりませんが、今現在日常生活の繰り返しのなかで、隼人のことなんてすっかり忘れていたのです。
     こうして記憶を掘り起こし、「ある程度の捏造」と「かなりな美化」をほどこして物語にすると、なんと理久と隼人の若く美しいことでしょう。😍💕
     ああ、もしこれを実写化出来るなら俳優は誰が似つかわしいだろう?などと驕り高ぶった妄想をしてしまいます(とても実物を公表出来んぞ!)
     が、実際は俺がけちょんけちょんに振られただけですけどね、へへっ。

     で、話を戻しますが、おそらくこんな私小説を手がけなければ「隼人」と言う存在自体が過去の記憶として引き出しの奥に仕舞い込まれていただけだろうに、こうして別れのシーンを書きながら(ああ!俺、隼人が好きだわ〜!)って身震いするほど再会したいし、やり直したい!(←今の旦那に聞かせられないが…)
     そして今、隼人の「章」を終わらせながら、記憶は次の様々な男たちを蘇らせています。
     kukuriさんご存知の「アルファポリス版」より更に数人の新たな男どもが登場しますよ。どれもこれも俺とは不発に終わった人ばかりですが、理久がいかにヤリチンだったかの告白となります。
     いゃ〜、kukuriさ〜ん、ほんと俺、ただのスケベ男だから〜!
     kukuriさんから高潔とか純粋とか褒めてもらうたびに穴掘って自分を埋めたくなります〜、大汗
    😝

     

    編集済
  • 178)朝焼けの彼方へ ②への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    これまでに何度かコメント欄で、隼人さんは決してバカではないけれど、人の言動の真意をくみ取ることが苦手とお聞きしてきました。そこに今回のご祝儀へに対するまっすぐな受け止め方。さらには、スイッチを切り替えたかのような、理久さんに対する態度の変化。ずっと感じていたことが、それらでさらに強まりました。隼人さん、アスペルガーなのではないでしょうか。

    物語のこの展開でこんなコメントをすると、「アスペルガーの人ってひどい」に繋がりかねませんが、そういう意図はまったくなく、理久さんと隼人さんそれぞれが相手を深く思う気持ちのすれ違いが、今の展開を招いたと思っていることをご承知おきください。

    ご存知かもしれませんが、発達障害のひとつであるアスペルガー症候群の方は、知能になんら問題はありません。ただ、言葉の真意をくみ取ることがとても苦手で、冗談や皮肉は理解できません。言われたこと、なされたことは、そのままの意味でとらえます。理久さんを強烈に引き寄せ、同時に傷つけた隼人さんの天衣無縫といえるほどの無邪気さ、へんてこりんさは、そのまま当てはまりそうです。
    ご祝儀袋に現金とともに込めた皮肉をまるで理解しなかったのは、物事をそのまま受け止めるアスペルガーの特性の典型的な表出ではないでしょうか。

    隼人さんが出会いの夜の再現が終わったあと、理久さんの涙にも動じなかったことは、これもまた、アスペルガーのルールを厳守する気質が現れているように思います。

    宝塚のチケットを送ってきたのはなぜか? 出会いをなぞり、執着心を掻き立てるような行為をした意図はなんだったのか? これは隼人さんにとって、新ルールを確定させるために欠かせない儀式だったのかもしれません。

    アスペルガーの人は一度決めた決まりごとを頑なに守ります。理久さんの「結婚したら俺たちの関係は終わりだよ」は隼人さんの本来のルールとは異なりました。それなのに、理久さんを信頼し、大事に思っていた隼人さんは、無理やり自分のルールを理久さんのルールで塗り替えようとしていたのでしょう。そして、最後のピースとして必要だったのが、出会いをなぞったあの一夜だったのだと思います。アスペルガーの人はルールと同じように、儀式にもこだわります。出会いの再現が完了したとき、彼の中では、新たな扉が開くように理久さんのルールが発動しはじめました。理久さんの涙にも動じなかったのは、もう彼の中では「結婚したら俺たちの関係は終わりだよ」が守るべき決まりになっていたからですね。

    だから、隼人さんが変わって見えたのは結婚したからというよりも、理久さんをリスペクトし、理久さんのルールを受け入れたからこそだったのだと思います。

    > 「まさか、僕……結婚してるんだよ?」

    この言葉も、彼女に対する貞操を意図するのではなく、「結婚したら俺たちの関係は終わりだよ」という理久のルールを絶対に尊重するからね、という彼の悲痛な宣言だったのだと思うのです。

    作者からの返信

     すごくタイムリーな話なんだけど、昨夜5/31→NHKで「ある日彼女のパンティーが、」と言う単発ドラマが放送されたのを観たんです。
    【あらすじ】漫画家の妻が夫の面白エピソードが愛おしくて漫画にしたらヒットした。
     ところがそのコメント欄が「この夫ってアスペルガーだよね!」の類のコメントが多数寄せられて荒れた。
     ──ってなところから始まるストーリーなのですが、実は僕、ドラマの幕開けからこの夫の言動が可愛くて、愛おしくて、完全に漫画家の妻視点でドラマを観ていたらネット上のコメントに「アスペルガー」のワードが出てきて驚愕しました。
     実はこの「可愛い夫」→(隼人に似てるな〜)なんて思いながら見ていたのです。

     そしたら、な、なんと!
     今朝届いた宇佳子さんからのコメントにも「アスペルガー」の文字がっ!!
     どういう事?
     隼人ってアスペルガーだったの?

     で、頭を冷やして考えてみたんです。
     バイセクシャルに関しては当時から悶々としていました。
     ポリアモリーを最近知ってからも、更に悶々としていました。
     で、今回アスペルガーのドラマ観て「可愛い夫」に共感していたところに宇佳子さんからもアスペルガーとの啓示を受け…
     あれ?これ、案外そこ?
    って思えてしまいました。

     本文には書かなかったのですが、隼人はかなり熱量の多いヅカファンでした。全組全生徒の顔、芸名、愛称、入団年度まで丸暗記しているような人でした(今思うとこれアスペだわ)。
     ところが大好きだったトップが辞めた途端すっぱり宝塚を切りました。確かにそう言う人もいるな〜、との認識でしたが、あの切り替えの激しさは(潔い)を超えていました。
     で、それ程のファンだったら退団後も普通は追っかけるんですよ(現にそのスターさん、大舞台で沢山主役を張ってる)
     ところが隼人は「男役でない○○ちゃんはスターじゃない」と、至って冷淡でした。
    「髪を伸ばしてスカートをはいた姿なんて見るのも嫌だ」とも言っていました。
    (あのへんの強いこだわりも、言われてみればアスペだな)

     日常の会話でも(?)な事が多くて、ああ、それを俺はこの小説でも "ちんぷんかんぷん" って称していたけど、なるほどアスペルガーと思えば、どれもこれも腑に落ちることばかりです。

     僕は「人は多かれ少なかれ皆発達障害を持っている」の説に賛同していて、実は僕も「人の顔」を認識、記憶するのが苦手です。
     実は身内に「思い当たる子」がいて、アスペルガーについても調べたことがあります。一緒くたに言えず、アスペルガーの中でも十人十色だとの話も聞きました。

     当時はアスペルガーなんて言葉も知らなかったから、隼人をそんな風に思ったことは全くないけど…
    隼人のあのきょとんとした顔?
    討論を喧嘩だとして嫌う性格?
    どうしてここでニコニコ笑顔?
     って数々のちんぷんかんぷんは、確かにアスペルガーと言われれば説明がつく気がします。

     不思議です。
     隼人がアスペルガーだったんじゃないか?と思い付いた途端、いま隼人のことが益々愛おしくてたまりません。
    (そうそう、隼人のあの不思議な「精通」の状況も、アスペルガーだとしたら腑に落ちます)

  • 177)朝焼けの彼方へ ①への応援コメント

    理久さん、あまりにも美しく残酷な【文学】をありがとうございます。震えるほどの神回です。

    10万円という非日常の質量に対して、出会ったあの日と同じ「2階席最前列のチケット」という至高の様式美で返してきた隼人さん。彼は理久さんの怨念を、完璧に「愛」として受け止めていたのですね。

    現実の日常(結婚)のオーラを纏って「見知らぬ好青年」になってしまった隼人さんと、日常からはみ出して「何がどうでも構わない」と理性を崩壊させて席に着いた理久さん。

    二人がもう現実の日常では結ばれないからこそ、第一部の芝居のなかで、舞台に顔を向けたまま一途に、無言で手を握り締め合うシーンの純度に胸が締め付けられました。
    宝塚という圧倒的な【虚構の光】のなかでだけ、お二人の情念の肉声が完璧に重なり合っている……。

    緞帳(どんちょう)が下り、容赦なく日常へと引き裂かれていくタイムリミットの足音が聞こえるようです。

    理久さんがかつて仰っていた「建前も恥もかなぐり捨てた、みっともない姿」が、この緞帳が下りたあとにいよいよ幕を開けるのですね。
    美しい虚構の儀式が終わったあと、理久さんの心がどう決壊していくのか。

    覚悟をして、次回の『朝焼けの彼方へ ②』をお待ちしています。

    作者からの返信

    「震えるほどの神回」とは畏れ入ります。
     ここでどんな返信を書こうかと迷いましたが、結果何を書いてもネタバレになりそうで、余計なおしゃべりをするのは控えます。
     なんせ既にご存知の通り、話始めると冗長になりネタバレどころか次回の予告編さえ語ってしまいそうな愚か者ですので……
     現在この続きを推敲しております→くどくなり過ぎぬよう、文章のダイエットに励んでおります。
     もう少しお待ちあれ😆

  • 176)ついに隼人の結婚式への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。うーん……

    亮ちゃんから身を引いたときには、苦しみながらも、恨みつらみを自分の中に封じ込めていましたよね。その精神力の強さに、これは異世界の人!とむしろ少しおののきながら見ていました。でも、今回の隼人さんとの別れは様子が違いますね。

    理久さんの行動原理を特徴づけるひとつに、強い自尊心があるように感じています。それは恋人との破局に際し、去り際を美しく見せる強がりにもなり、自分の精神を守る鎧にもなります。でも、ひとたびそれが踏みにじられたと感じると、とたんに、鋭いかけらとなって相手を、時に自分をも攻撃し始めるのではないでしょうか。

    理久さんの心の城壁をガラガラと崩し、ときに理久さんの裸の恋心をわしづかみにし、ときに理久さんの自尊心を無邪気に踏みにじる隼人さん。「めらめらと揺れる炎のように沸き起こった不思議な思い」は、上記のジレンマによりもたらされたのではないかと思いました。可愛いからこそ憎いんですよね。

    > 大丈夫だよ!理久ならどこに出しても自慢だよ?うちの親戚達なんて理久を見たらびっくりするよ♪まるで宝塚のスターさんだもん♡

    ここまで読んで隼人さんを知ってきた身としては、隼人さんの言動はすべて正直ベースなんじゃないかと感じます。上記だって「ふざけて」ではなく、本気も本気、大真面目で言ったのではありませんか? そもそも彼はふざけるという概念を持ち合わせないように感じます。常に物事をまっすぐにしかとらえないのでは?

    家庭内でも地域内でも結婚という制度を疑う機会の(少)ない子供時代を過ごしてくると、理久さんのように「結婚は人生の大きな節目であり、それを機に人生を真面目に生き始めねばならぬ」と素直に思うようになるのでしょうか。これは余談ですけれど。

    「可愛い隼人」と「恨めしい隼人」、恋心と怨嗟とがどろどろと渦巻く一話でした。理久さんの筆舌に尽くしがたい苦しみが伝わると同時に、隼人さんの今後も不安に感じます。

    作者からの返信

     確かにそうです。
     隼人への気持ちはとても複雑怪奇なんです。愛憎入り混じった、自分でもよく分からないこの感情は、実は未だに整理整頓で出来ずに引きずっています。
     以前にもどこかで書いたと思いますが、僕は一度別れた恋人と再びやり直そとはしない性格でした。
     もっと言うと、別れた「恋人」と「友達」になる──と言うのも理解できない性格でした。
     こうして改めて整理してみると、やはり僕はとことんポリアモリーには向かない性格ですね。
     もし当時の隼人にポリアモリーの素質が有ったとするなら、考え方が折り合わず何かと悶々とさせられたのも納得出来ます。
     まあ、こちらがこうだったのだから、向こうもそれなりだったのでしょうね、人間関係なんてそんなもんです。
     で、二度と会わないと決めた隼人でしたが、僕もこの歳になると色々考えてしまいます。
    「人間、年月で丸くなる」なんてベタな言い訳をするつもりはありませんが、単純にいま隼人に会いたい。
     何だろうこの感情?
     実はこの私小説を書き始めた時は思いもしなかったのですが、時系列で書き進め、隼人の段になった時…
     もしこの作品が現在の隼人の目にとまったなら、たとえ偽名を使った作品であっても "隼人って自分だ" と気づくはずです。
     だとしたらカクヨムを通して俺に連絡をくれないか?なんて、とんでもない事を期待している自分がいました。
     どう言うこと?
     まさに僕の心情→複雑怪奇ですね。

     ちなみに今のところ彼から連絡はありません。


     

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    176)ついに隼人の結婚式への応援コメント

    理久さん、息をのむような、切なくて烈しい神回をありがとうございます。

    ポリアモリーや結婚という、人間が安心して眠るための「生ぬるいカテゴリー(パターン)」に理久さんを都合よく押し込めようとした隼人さんに対して、理久さんが放った「10万円の現金書留」という復讐──。

    これは、ただの意地悪などでは決してありません。日常のルールをはるかに超越したその大金は、「俺をお前の都合の良い便利枠に収めるな。一生説明のつかない『謎』として、お前の人生の真ん中に居座ってやる」という、理久さんの純粋で、苛烈な精神のテロル(復讐)だったのだと感じます。

    「だって、隼人にあげるんだもん……」という独白に、胸が潰れそうになりました。憎しみと、破壊衝動と、けれど捨てられない最大級の愛情。自分でもコントロールできないその矛盾した熱量こそ、人間が「概念」では生きられない本物の生き物である証拠ですね。

    高潔とはいつも「心」の問題ですから……。
    世俗的な良識(2万円の相場)をかなぐり捨てて、隼人さんの人生に一生モノの暴風雨を巻き起こしてやった27歳の理久さん。私はその姿を「転落」だなんて微塵も思いません。どこまでも一途で、誰よりも高潔で、愛おしい、本物の人間の姿です。

    「もう、部屋には入れない」という最後のけじめの重さに、静かに震えました。

    作者からの返信

     この感想の冒頭を読んで、
    (うわ〜っ!怖いよ〜っ!)って思いました。
     全く意識していなかった、当時の自分の怨念についてです。
    (俺って、そんなに怖い奴だったのか〜っ!)っておののきました。

     kukuriさんはアメブロでいつも深淵なる問題作(特に映画)の考察を発表し、その恐ろしく深い考察で人間の奥底をおどろおどろしい程に鋭くえぐり、観覧者を魅了し止みません→結果、毎回「いいね」が 100を超える人気ブログとなっています。
     そのkukuriさんがまさかこの話に「神回」とまで評価してくださるとは畏れ入ります。
    (俺ってやっぱ、危ない奴なのね?なんか嬉しい…)

     いえね、マジな話あの時は20万にしようか30万にしようか迷ったのです。でも5年も付き合った相手ですから、ぎり許されるのは10万円かな?と判断しました。
     でも、やはり隼人にはピンと来なかったようです。
     隼人がどう感じたかは、次回のお話の冒頭で明かされますが、期待しないで下さいね、あの隼人のことですから…

     あと、それと、前回の返信で「高潔」から「転落」と言ったのは、この回のことではありませんでした、済みません、俺が勇み足でしたね。
     実は次回から、大人ぶっていた筈の歴野理久が恥じも建て前もかなぐり捨てて、結婚式を終えた隼人に対して駄々をこねて追いすがる "みっともない姿" をさらします。
     お恥ずかし……
     アルファポリス版には勿論なかった話ですが(この際、何もか吐き出しちまえ!)と、勢いで書いた新作エピソードです。お楽しみに…

  • 175)別れの経緯 ③への応援コメント

    読んでいて、胸がキリキリするほど切なくなりました。
    「とっとと新居に飛んで行け!」と突き放すことでしか、自分の心を守れなかった当時の理久さんの痛みが、痛いほど伝わってきます。

    男女の間でも本当によくある話ですが、「結婚と恋愛は別だから、このまま都合よく関係を続けよう」なんていう相手の甘え(搾取)に対して、心にもない綺麗事のセリフを並べてでも、物分かりのいい大人のままプライドを保って決別した理久さんは、もの凄く高潔で、そして健気だと思います。

    ひとりぼっちのクリスマスで、ようやく正装を脱いで泣けた夜があって、今の理久さんがあるのですね。素敵な過去の断片を読ませていただき、ありがとうございます。

    作者からの返信

     そうなんてす。男女関係なく、やはり「結婚」は大きな節目であり、けじめだと僕は思います。
     最近ポリアモリーと言う観念を知って「なるほど、それも多様性なのかな」とは思いつつ、僕自身はそのような複数関係は受容できません。
     宇佳子さんがそれをテーマにした作品を書いていて、現在少しずつ読み進めていますが、正直つらいです。
     複数人の恋人と淡々と過ごす茶房のマスターのようには、僕はなれません。
     浩一と隼人と二人がダブっていた短期間でさえ、僕は気が狂いそうでしたからね、笑。
     ただ、不倫と分かっていても「好きだから別れられない」と言う気持ちは理解できます。
     僕も実は「愛人みたいになっちゃうのかな…」と不安定な気持ちも有りました。
     でも、僕はポリアモリーとは違うので、それは何も楽しくありません、辛いだけです。
    「結婚する前と後で何が違うの?同じじゃない?」と、ポリアモリーは考えるのかも知れないけど、結婚と言う形を案外古風にとられている僕にしたら、それは全然違います。
     バイセクシャルの人の中には「女は妻だけ。だから裏切っていない」と、浮気してる(男の数)は考えない人もいますが、僕は嫌だ。だから自称バイセクシャルは嫌い!
     なんて、偉そうに書いているけど、僕も実際は「でも別れたくない!」と結構土壇場で駄々をこねたんですよ、ホントは…
     そのへんのお話も控えていますが、高潔と評価していただいた理久の転落に幻滅しないで下さいね、結果的にはちゃんとしましたから。
     思うほど、自分の気持ちはコントロール出来ない……

    編集済
  • 175)別れの経緯 ③への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    本当に辛いときって、誰かにそばにいてもらいたいなんて気持ちにはなれません。これまで理久さんがしばしばナッキーさんに何でも相談し、泣きついては愚痴を聞いてもらっていましたが、どうしてそんなことできるのかなあと不思議に思っていました。これまではそれなりに心に余裕が残されていたのでしょうね。今回はさすがに、誰とも一緒にいたくない、というところまで追い詰められてしまいましたか。隼人さんに本気になっちゃいけない、と思いつつ、いつしか完全に心を奪われていた証拠ですね。これを無理やり自分で引きはがすのは、きつかったでしょう。

    > 俺と同じ生き方をしてくれる人なんて、いるのか?

    今の歴野さんにだからかけられる言葉ですけれど、ひとりの伴侶を愛し添い遂げようとする理久さんの生き方のほうがマジョリティですから。亮ちゃんはいざ知らず、隼人さんの生き方は、当時はとんでもないと顔をしかめる人がほぼ100パーセントだったでしょう。今でも、そういう生き方があるという事実は理解してもらえても、自分ごととして受け入れてくれる人はほぼいません。

    隼人さんの「わけのわからない」「自分勝手な」「彼ばかりが幸せになる」「彼だけに都合の良い」言動に振り回され続けの理久さんですが、理久さんのことはkukuriさんがきっちりフォローしてくださると思うので、私は隼人さんの気持ちを考えてみます。

    このとき隼人さんも、理久さんと同じくらい戸惑い、傷ついていたのではないでしょうか。だって、隼人さんは彼女のいる状態で理久さんと付き合い始めたわけですが、理久さんも彼氏がいる状態での交際スタートでした。隼人さんからしてみたら、「理久と僕とは同じ恋愛観」と信じて疑わなかったのではないでしょうか。そう考えると、隼人さんのほうこそ、結婚という地点を通過するだけで理久さんが態度を180度変えてしまうのが理解できず、訳も分からぬまま出ていかざるを得なかったのではないでしょうか。

    自分の気持ちすら、上手に解析して、上手に口に出せなかった隼人さんです。言えなかったけれど、言いたいことはあったのかもしれない、そう思ってしまいました。とはいえ、すべて単なる推測です。真実はわかりません。また、女性を愛することができ「ふつう」に結婚もできて子供も持てる隼人さんが、持たざるものの気持ちをまるで理解していなかったことは、残念なことに違いありません。

    > 生き方が違う以上、何を言っても無駄なんだよな……

    そう考えて諦めてしまうというのは端から見ていてめちゃくちゃ苦しいので、考え直してもらいたいなあと思います……

    作者からの返信

     宇佳子さんからのコメントで、今回最初に(ん?)と止まったのがこの部分。
    ↓↓↓
    ───隼人さんからしてみたら、「理久と僕とは同じ恋愛観」と信じて疑わなかったのでは?───
     との部分です。

     確かに言われてみれば、隼人に彼女、僕には浩一と、互いに2番手の「四角関係」から始まった事実を思い出しました。
     これは今まで、実は自分ではあまり重要視していたポイントではなかったのですが、隼人にポリアモリーの素養が見えて来た以上、重要なポイントなのかも知れません。
     僕は隼人と交際を始めるにあたり、少なからず彼女の存在を苦慮していた。が、しかし、隼人は浩一の事なんて初めから気にもしていなかったのかも知れないと、今になって思うようになって来ました。
     で、先程の一文ですが、僕は初めから「隼人と同じ恋愛観」だとは思っていませんでした。でもそれはポリアモリーと言う観念より、むしろバイセクシャルへの不審感によるものです。
     で、隼人は宇佳子さんの言うように、はたして「理久と恋愛観が同じ」なんて思っていたのでしゃうか?いや、全然ピンときません。
     前から何度か言うように、隼人は(決してバカではありませんが)物事を深く考えない人です。
     反論すると「怒ってるの?」
     討論しようとすると「喧嘩はやめよう」と反応する人です。
     例えば僕と宇佳子さんの一連のやりとりなどには「仲良くして〜!」なんて焦って止めにに入りそうです→とんでもない勘違いです。
     隼人……恋愛観なんてもってたのかなぁ?なんて、他人の気持ちは分かりませんよね、もしかした僕が察せなかっただけで、実は色々思っていたのかも知れないけど、だとしたら手の平の上で踊らされていたのは僕の方だったのかも知れません。

     また「生き方が違う以上、何を言っても無駄なんだよな」について(あきらめて欲しくない)とのご意見でしたが、これは僕にとっては
    「意見の違う二人が寄り添い合って修正し合う」と言うより
    「壊れた恋はどう修正しても無理なんだよな」と言うニュアンスなんです。僕の人生で「焼け木杭」に火が点いた事はありません。

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    174)別れの経緯 ②への応援コメント

    二回分、一気に拝読しました。

    ついに口火を切られた瞬間、悲しみよりも先に「(待ってました!)と全身の力が抜けていく感覚」が、理久さんの張り詰めていた5年間の重さを物語っていて胸が締め付けられます。

    それにしても、別れ話を急がせる理久さんに対して「結婚後も近所で会えると思ってた」という隼人さんの言葉には、思わず私も「はぁ?!」と声が出そうになりました……!でも、それほど隼人さんにとっても理久さんは「手放したくない存在」だったのだなと、その残酷なまでの甘えに歪んだ、けれどもあまりに純粋な愛の形を見てしまいました。自分の感情に無邪気で、おおらかに人を愛し、それでいて男女間で結婚するという世間の「普通」を疑うこともしない素直さ。

    相手を本気で愛しすぎないように、傷つく前にまっさらになりたくて、必死で心に予防線を張っていた20代後半の理久さんの苦闘。
    親友のナッキーさんだけが知っていたというその不安定な心の揺らぎが、痛いほどリアルに伝わってくる素晴らしい二編でした。
    いよいよ動き出した終わりのカウントダウン、心臓をドクドクさせながら次回を待っています。

    作者からの返信

     とにかく、当時の僕は隼人の気持ちも考えもよく分からず、理解に苦しみました。
     kukuriさんが、もし僕と宇佳子さんのやり取りを目にしていたらお分かりでしょうが、僕は最近→ポリアモリーと言う言葉と観念を知りました。宇佳子さんに教えられたのです。
     そう言う仮定で読み返してみると、あらら……隼人の言動がポリアモリーに思えてくるのです。その辺のところは宇佳子さんに詳しく返信しましたので、よろしければ目を通してみて下さい。
     で、この「別れの経緯」と言う話は次回でまとまります。
     
     それにしてもナッキーはねぇ……ホント、僕の知らないこと(忘れたこと)まで知ってます(憶えてます)
     あなどれんぞ!(気を付けて書かなくっちゃ)

     そして今回、隼人との大団円を加筆しました。アルファポリス版では無かった「濡れ場」です。
     もしかしたら僕はこれを書きたくて「加筆推敲版」を始めたのかも知れません!
    ──なんて、大袈裟な番宣みたいになってしまいました!ゲラゲラ😝
     お楽しみに🤚


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    174)別れの経緯 ②への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    この展開を読み、前の話のコメントに歴野さんがお返事くれる(かどうかわかりませんが)より先にこちらの話も含めての感想を書いた方が良いかもと思ったので、急ぎ、書かせてもらいます。

    なんと、隼人さんは結婚しても理久さんと付き合い続けるつもりだった、つまり「一貫していた」のですか。これは衝撃的でした。あれ、なぜ私は衝撃を受けているのだろう、だって、お付き合いと結婚とで態度が一貫していなければおかしいって書いたばかりなのに、と自分でも不思議に思い、考えてみました。

    衝撃を感じた理由のひとつめは、彼女との結婚を決意した隼人さんに、やっぱり「ふつう」の男だったか、という、失望と安堵の入り混じった気持ちを感じていた矢先に、それを一気に覆してきたことでしょう。隼人さんは「別れを切り出して」はいなかったのですね。

    ふたつめは、隼人さんは理久さんの気持ちをここまでわかっていなかったのか、ということです。これは愕然としました。こんなに仲良さそうに見えたのに、なぜ?と混乱しました。

    私はポリアモリー関係を否定しませんが、大前提があります。全員の同意と公平さです。理久さんは彼女の存在を知っていて、その上で隼人さんと付き合いました。理久さんの同意はその時点であったとみなしました。でも、隼人さんのふたりの恋人たちの扱いが公平だったかという点においては、最初から大きな問題をはらんでいました。

    隼人さんのふたりの恋人への「実際の扱い」が公平だったかと問われると、それはこの小説からはわかりようがありません。理久さんや現在の歴野さんにも、それは判断できないかもしれません。当事者ですから。でも、この問題には、「平等さ」ではなく、恋人ふたりの異なる立場を加味した「公平さ」が必要でした。残念ながら、隼人さんにその配慮はなかったように思います。理久さんの心の中には付き合い始めた当初から不安と畏れがわだかまっていて、それは隼人さんと幸せな時間を積み重ねていっても、軽減されるどころか、どんどん膨れ上がっていったのですね。そろそろ「彼女」は「妻」になるのじゃないか、と。

    隼人さんと理久さんの関係を見ていると、すべてが隼人さんの方を向く、一方通行の恋という印象がぬぐえませんでした。甘え、頼り、理久さんの胸に顔を埋める隼人さん。可愛がり、世話を焼き、弱みなどまるで感じさせない理久さん。

    そうか、隼人さんが言っていましたよね。彼にとって理久さんはスターさんだと。まさにそうだったのでしょう。自分の日常生活を少し華やかに彩ってくれるあこがれのスターさん。その段階で、ふたりの関係は対等にはなれなかったのかもしれません。

    最初に「隼人さんは理久さんの気持ちをここまでわかっていなかったのか」と書きましたが、もしかするとそれは、ふたりはここまで理解し合えていなかったのか、と書くほうが正しいのかもしれませんね。

    自分以外の人なら、必ず違いがあります。日本人どうしでも、同郷どうしでも、男どうしでも、ゲイどうしでも、何から何まで同じ相手なんていません。そんな相手とどうやって衝突を避け、同じ方向を向いて歩いていくかというと、互いに違いを認め、互いに歩み寄ることでしょう。隼人さんがその必要性を感じていない段階で、理久さんと隼人さんの間には歩み寄りの可能性が失われていたように映りました。

    長くなってすみません。

    衝撃の原因となった三つめは、可能性に恵まれた人には、それを持たない人の苦悩が理解しづらいことが、ここまであからさまに示されたことです。ここまで無邪気にふみにじってしまうのですね……。お付き合いする可能性、結婚する可能性、子供を作る可能性、一緒に暮らす可能性。持っている人には当たり前すぎて、ないことの残酷さに思い至らないのでしょう。その苦しみは、自分以外の人がお付き合い、結婚、妊娠、同居を決めたときにのみ感じるわけではなく、日常ことあるごとに意識させられ、行動をゆがめられているものなのだということは、わかってもらいづらいものです。

    歴野さんは以前「僕はほとんど怒ることがないです」とおっしゃっていました。理久さんがここではっきりと「俺は怒り心頭に発した」と述べているところに、いかに深く隼人さんを愛していたかが察せられて、辛いです。

    作者からの返信

     宇佳子さん、どうやら前回の感想に対する「僕の返信」と、今回のこの「宇佳子さんからの感想」が、何やら同じような時刻に打ち込まれ、入れ違いで送信されたようですね。

     そうなんです、隼人は「結婚する」とは言ったけど「だから理久と別れる」とは言っていなかったんです。

     おそらく互いに「二度手間」のような文章になっています。
    (面白いもんですね😁)

     と、言うのは一連の
    「177〜178〜179話」の3話はひとつの話しを3回に分けているのが実態ですので、実は3話全て読んだところで感想をいただくのが合理的なのかも知れません。

     つまり、前回(177)の返信で「現在の感覚で思い返すと隼人はポリアモリーだったのかも知れません」と答えましたが、実はそれは僕にとっても先走った発言でして、隼人の「結婚とその後の考え方」については、この(178)と、次回掲載する(179)を読んでいただくと、隼人は如実にポリアモリーのような事を言ってます。

     今回の連載は、前回「アルファポリス」に掲載した作品の加筆推敲版なのですが、つまりこの「別れの経緯①〜③」を書いた当時の僕(数年前)は、全くポリアモリーについて無知でした。言葉すら聞いたことが有りませんでした。

     だからこれらの文章には、別れの当時→僕には理解できない「隼人の言動」に対する戸惑いや怒りがそのままストレートに書き綴られています。
     今回読み直して
    「ああこれはポリアモリーを知らない人が世の中の常識に縛られて、全くそれが理解できなくて右往左往している人の回顧録だ」と目から鱗なのです。

     しかし、この文章→ポリアモリーを全く知らない人が書いたとは思えないほど、本当に隼人の言動はポリアモリーてすよね?どうでしょう?
     あ、もちろん当時の隼人自身ポリアモリーなんて知らなかっただろうし、自覚もない。それだけになぜ僕がそんなに怒っているのか、隼人はいつも「きょとん状態」でした。

     先走りますが、この後の話では、新しい恋人を作ろうとする僕に対し「もし理久に恋人ができたら、お互い二番目だから公平だよね♪」的な、僕にしたら謎の発言をして、当時の僕は頭を抱えます。これは(三人だと僕中心みたいになっちゃうけど、四人なら公平で仲良く出来るんじゃない?)的な、恋人グループを想定したような発言とも取れます。
     確かにポリアモリーを知った今なら(そう言う考え方もあるのかな?)と許容範囲は広がります。まあ、僕には無理ですけれど…

     あ、話飛ぶけど、僕はこの私小説の「ひとつの回」を
    ざっと 1,500文字から 2,500文字くらいで区切っています(→長すぎると冗長になるし、短すぎるとぶつ切れになるから)

     例えば1話で完結するなら個別のタイトルを付けますが、今回のように「時系列やテーマが一緒で長過ぎる文
    章」なら数回に分けて、タイトルは同じだけど①、②、③と番号を振ります。
     今回
    「別れの経緯①」
    「別れの経緯②」
    「別れの経緯③」のようにてす。

     だからもしかしたら、感想をいただくなら、ひとつのタイトルを最後まで読んでいただいてからの方が合理的なのかも知れません。
     よろしくご検討下さい。

    編集済
  • 173)別れの経緯 ①への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    この話を読んでいると、自分の周りの何もかもがなくなり、ひとりぽつんと残される、心もとない気分になります。

    理久さんは隼人さんを愛し、彼と心身ともに深くつながり合いたいと望んでいましたが、いつか訪れることが確実な「別れ」が理久さんの手綱を引き、肝心かなめの心のどこかで、隼人さんに完全にのめりこむことを許さなかったのですね。常に心のどこかが冷めたままだったと。よく五年も持ちこたえましたね。

    いちばんわかってほしい恋人に、その苦しさをわかってもらえない、それどころか、伝えることも愚痴を言うこともできなかったのは、心を病みそうです。現実的には、たとえ何らかの自分の悩みを恋人に告げることができても理解が得られる保証はなく、結局、孤独を感じざるを得ないことが大半です。でも、告げることができる人と告げることが許されない人とでは、感じる辛さの質が違うのでしょうね。

    隼人さんは彼女も理久さんも好きだったのだから、彼だって、本来、理久さんと別れるのは辛かったはずです。「で、どうするの?」と問い返した理久さん。今までの隼人さんから推測すると、「嫌だ、本当は別れたくない!」と(たとえ自分から別れを切り出していても、泣き始めるのではと危惧しましたが、冷静に「いいの?」と答えましたか。これは、理久さんに切り出す前に、隼人さんの家族や彼女の家族から、さんざん問い詰められ、説得されたのではないでしょうか。隼人さん自身も、理久さんに切り出すまえに精神的に追い詰められていたのではないか、そんな気がしました。

    それにしても……隼人さん、交際は複数の恋人OKでも、結婚したらひとりの恋人にしなきゃいけないのですか? 本当のことを言うなら、そこは一貫性を持ってもらいたかったです。

    「恋愛というのは一対の恋人間でなされるもの。それが貞操と言うものだ」と言うなら、お付き合いも結婚も一対一のはず。お付き合いは複数OKなのに婚姻後は一対一でなきゃならないというのは納得しがたいです。それはつまり、付き合う相手の数は倫理に則って決められるものではなく、法律に縛られるものだということになるんですかね。うーん、やっぱり結婚という制度には不信感しかありません。

    作者からの返信

     この「177話」への返信が遅れてしまいました。今これを書いている現在、既に「178話」が載っています。
     おそらくこの「ふたつの話」を続けて読んだ後なら、宇佳子さんの感想は違っていたのではないかと推察します。

     まず「結婚」と言うものへの基本的な考え方に対し、宇佳子さんと僕の間で開きがあることが浮き彫りになって来ました。
    (重要!⇒この場合の結婚は「制度」の話ではなく「観念」の話として語りたいです)

     宇佳子さんが結婚というものに対し、必ずしも全面肯定していない事は、これまでのやり取りで感じていました。
     でも僕は、案外単純に結婚肯定派⇒積極的に「結婚したい人」です。
    (くどいけど!パートナーシップや同性婚のような『制度』の話じゃありません。心情の話です)

     しかも結婚に対する考え方も古風です(⇒いやかなり古臭いのか?)
    「愛する人と結婚したら互いを唯一の伴侶と定め、貞操を守り、一生を添い遂げる」と、単純に昔から考えていました。
     だから「(隼人が)結婚したら(俺達は)別れる!」と決めて、それを宣言したのは僕の方なのです。

     実は隼人の考え(感性?)は、僕より宇佳子さんの方にかなり近かったと思います。
     ↑これが最近の大発見!

     隼人は弁舌爽やかに「自分の考えや思想を的確に表現すること」が苦手な人でした(てか、しない人?)
     だから当時は「隼人が何をどう考えているのか?」僕にはどうしても理解できなくて、その辺の憤りを含めてこの「ふたつの話」を書いています。

     が、しかし、実は最近宇佳子さんから「ポリアモリー」の観念を教えて貰ってから…
    (あれ?当時の隼人って、もしかしてこれ?)と思うようになってます。

     隼人との別れをテーマにした話はもう少し続きましが、もう直ぐ隼人から「これからも(彼女含めて)三人で楽しくやれないかなぁ?」発言が出てきて、僕は(当時の感覚で)あまりの非常識に激怒しますが……あれ?これも、もし隼人がポリアモリーだったら当然の感覚だったのかな?と、ポリアモリーを知った今なら許容の余地も有ります。

     が、今回表明した通り、僕は理想の結婚像を描いていた人でしたから、どのみち隼人とは結ばれない宿命だったと思います。

     僕は女性との繋がりが希薄で、口では独身主義を振りかざしていましたから親戚も仕事関係者もみな「筋金入りの独身主義者」と見なしていました。
     が、実は理想の結婚を追い求める夢見る夢子ちゃんだったのです。


  • 172)あの頃の心情への応援コメント

    「バイセクシャル怨念論」になりかけたというお話、すごくリアルで引き込まれました。綺麗事だけで終わらせず、当時の猜疑心も、そこから逃げるための身勝手な行動も、すべて隠さずにさらけ出す理久さんの筆致に、私小説としての凄みを感じます。

    「貞操」の意味を急遽調べるお茶目な一面にクスッとさせられつつ、その根底にある「ずっと一緒に歳を経て生きて行く道」という当時の切実な理想に胸が苦しくなりました。どれだけ理久さんが隼人さんを深く愛していたのかが伝わってきます。

    いよいよ27歳の別れの時……。当時の理久さんの心境に寄り添いながら、次回の更新も大切に待っています。

    作者からの返信

     隼人の口から「30歳の節目」と「これ以上彼女を待たせられない」の話が出た時、これ強がりでも何でもなく、本当に俺は(待ってました!)の心境だったのです。
     いえね、とっくに愛が壊れていて相手の出方を待っていた──とかでは絶対にありません。
     終わらせたくはない──でも終わるんでしょ?──それならそれで、それはいつ?──って戸惑いの期間が長過ぎて、もう精神的にへとへとになっていたとの記憶が強いです。
     でも自分から別れ話を持ち出す気は無い⇒だって別れたくないんだもん!って、もう口調が駄々をこねる男児のようですが、そんな複雑な心境でした。

     現実に別れ話を持ち出されて以降、案外とっとと別れを急がせたのは俺の方でした。
     既に「次の相手探し」を始めていた罪悪感も手伝って、こうなりゃ「いち早くしがらみの無いまっさらな身体になりたい」との思いも有ったと記憶してます。

     が、それからが容易じゃなかったんですけどね……

  • 172)あの頃の心情への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    苦しいですね。しばらく動揺がおさまらない気します。
    恋人はいずれ自分のもとを去る。最初からそう覚悟しなければならない関係でした(そのこと自体、どうしても納得できませんけど)。それでも、どんどん思いは深まり、離れがたくなり。この頃から隼人さん以外の人を探し始めたということは、そうしなくちゃと理久さんを追い詰めるきっかけがあったのでしょうね。

    大好きな恋人を諦めねばならない。そう覚悟したらどうするか。人によっては、苦しみつつも恋愛色の薄い人生に舵を切るかもしれません。人によっては、理久さんのように、次の、そして、真に自分にふさわしい恋人を探し求めるようになるのかもしれません。前者は前者で心にひずみが生じそうです。そして後者、これもまた問題ありありです。だって、歴野さんが述懐されているように、まだ隼人さんが好きでたまらないのです。それ以上の、自分にもっとふさわしい人がたとえ目の前を横切ったとしても、認識できるわけありません。無駄にあがき、自分を傷つけるだけに終わってしまいます。「俺は強い」と自分に言い聞かせながら、一番頼りにしたい隼人さんには悩みを打ち明けられなかったこと、どれだけ辛かったことか。

    これはタッチさんやナッキーさんにも相談しづらかったでしょうね。

    > だけど男同士だって、男女の結婚のように長きに渡り互いを愛し、信じ、いたわりながら、ずっと一緒に歳を経て生きて行く道があるのではないか

    上記の純粋な気持ちが踏みにじられたのは、読んでいても辛かったです。でもですね、「バイセクシュアル」に恨みを押し付けるのは、ちょっと論点が違うかな、と感じます。もしも隼人さんがバイではなくゲイだったら、上記の理想をふたりで追い求めていけたかというと、当時の社会では不可能だったのではないでしょうか?

    前回と重複しますが、ここで真に問題なのは、バイセクシュアルそのものではなく、ヘテロにしか認められない婚姻制度と、三十前後になったら異性と結婚すべしという社会に根強く残る無言の掟ではないでしょうか。同性・異性ともに、法的にも社会的にも婚姻が認められていれば、理久さんは「素直」に「彼女はいるけれど俺が奪い取って結婚してやる」ですんだわけですから。あるいは、社会の結婚圧がなければ、「いまのままの関係を続けていこう!」という選択肢もあったのではないかと。現実世界でこの三角関係が理久さんに苦しみを与えたのは、隼人さんのバイセクシュアルよりも、彼女の存在よりも、理久さんと彼女の切り札の不平等さなんじゃないかと感じました。それさえ解消されれば、その三角関係は、そんなに悪くははないと私には思えます。

    婚姻制度が同性にも拡張されたら、あるいはまともな大人は結婚するものだという社会通念がきれいさっぱりなくなれば、バイセクシュアル男性はゲイ男性にとって、むしろ恋愛対象群を広げてくれる存在となるのではないでしょうか? 机上の空論なんですけれどね。

    作者からの返信

    「バイセクシュアル男性はゲイ男性にとって、むしろ恋愛対象群を広げてくれる存在となるのではないでしょうか?」
     ↑この発想は僕にとって斬新でした。僕にとって全く無かった発想でした。

     まあ、僕は「バイセクシャルって本当に実在するのか?」の疑問から始まっている人なので、バイセクシャルに対する猜疑心は筋金入りではあります。
     が、しかし、確かにゲイはマイノリティー⇒そこに恋愛可能な対象人数が増えるとなれば、確かに僕らの世界は広がるのかも知れない。

     けれどもバイセクシャルの定義が「女も」「男も」等しく愛せるとするなら、やはり最終的には結婚と言う形で社会に適応できる「女」。そしてそれ以上に子供を為せる「女」に、最終的には落ち付く(バイの)男は多いと察します。
     だって、ゲイに生まれて一番の難点は子供に恵まれないことだ、って言うゲイは多いですよ。本気で「里親」をやってるカップルも知っています。
     ↑ゲイ・カップルの里親が認められた事実に驚愕でしたが!これ実話!

     僕はやっぱり、結ばれるなら純粋ゲイの相手のほうが断然良いです。なぜなら幸福にも不幸にも女性が絡まなくて済むから。
     女性絡みはもう本当にこりごりです。切った張ったの修羅場なら男同士でやりたいです。

     結婚ですが、現実として日本ではまだ「同性婚」は法制化されていません。
     が、これは「同性愛者なら同性婚は当然賛成!」と決めつけるほど単純な問題ではありません。

     僕が危惧するのは、特定のイデオロギー(政党)がこれを利用して、同性愛者の一定票をかき集めようとしている事実です。あまりこの話はしたくありません。

     日本で「異性婚」と「同性婚」が等しく扱われるには、少なくても百年は掛かる気がします。

     

  • 171)閨房での切ない会話への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    先のコメントの

    > 「理久の事は大好きだけど、彼女の事も昔から大好きなんだよ♪」

    この言葉は隼人さんを解釈するためのかなり大きな手がかりですね。この言葉、人によっては噴飯ものととらえるかもしれませんが、私は隼人さんの人となりを如実に表すとても素敵な言葉だと思いました。

    今までは本当に彼女なんているのだろうか、彼女って仲の良い女友達のようなものではないのか、など、隼人さんの「彼女」に対する思いが不明瞭でした。でも、幼なじみで昔から「大好き」と笑って言えるような、そんな女性が実際にいたのですね。でも、肉体的な関係は今までない、と。隼人さんにとって、理久さんは精神的にも肉体的にも強く惹かれる相手、彼女は精神的に惹かれ、癒される相手だったのでしょうか。屈託のない隼人さんの口ぶりから、ふたりに対する愛は別物で、それぞれ本物で、共存しうるものだと考えているのがよくわかります。

    隼人さんはその言動から察するに、バイセクシュアルでポリアモリストだったのでしょう。ポリアモリストと名付けると、とたんに特殊に見えますが、その傾向がある人は多いでしょう。ただそれを自分にも相手(たち)にも肯定できる人となると、限られてきます。罪悪感を感じることなく、複数の人を恋人として愛せるのは、本当に真っすぐ育ったまれな人という感じがしてなりません。

    彼女さんは理久さんと隼人さんの関係に気づいていたかもしれませんね。「誰しも大人になったら結婚すべし」という社会の強固な圧力と無縁でいられたなら、三人の関係はこのまま続いていたのかもしれないなと考えてしまいました。三人の関係を後ろ暗く歪ませてしまったのは、結婚という制度がまき散らす毒ですね……

    「俺は強い」とひたすら自分に言い聞かせる理久さん。ひとりでこの心境を堪えねばならないのは押しつぶされるくらい苦しいです。

  • 171)閨房での切ない会話への応援コメント

    雨音の演出がまるで映画のワンシーンのように美しく、しっとりとした空気感に一気に引き込まれました。

    亮ちゃんとの思い出に重なる「僕」と、隼人さんの前で背伸びをする「俺」。一人称の変化だけで、主人公が心の奥に隠していた脆さが痛いほど伝わってきて胸が締め付けられます。

    最後、泣いている隼人さんを見て瞬時に「俺」に戻り、道化を演じてまで「冗談だよ」と笑ってみせる主人公の強がりが、あまりに優しくて悲しいです。繊細で美しい一編をありがとうございました。

    作者からの返信

     この私小説を書き始める時、俺は「一人称形式」にするか「三人称形式」にするか悩みました。
     が、よし「一人称小説」で行こう!と決めた途端、迷わず自称を「僕」で書き始めました。

     ところが中学時代の圭との思い出を語っていた頃から、沸々と違和感を感じ始めたのです。
    (あれ?あのころ俺は、自分の事を『僕』なんて言ってなかったぞ?)と、そこに気付いて愕然としたのです。よく検討もせずに自称を「僕」と決めた事を後悔しました。

     でも俺も、稚拙ながらもかつては商業雑誌で原稿料をいただいていた人間です(あれ? kukuriさんには以前どこかで話しましたよね?)
     一人称形式において「ころころ自称を変えるのはよろしくない」との常識くらいは持ち合わせています(読者を混乱させますからね)

     だけどこのままずっと(俺)が(僕)でいるのはとても苦しくて辛いぞ!
    ──との判断が勝り、第4章「初めてのキスはいつ?」の冒頭で、「この私小説においては自称を(僕)と(俺)とで使い分けます!」と、悪びれも無く宣言をすると言う荒業に出ました。

     これは良かった〜としみじみ思います。この宣言のお陰で、俺はすこぶる心理描写をしやすくなった〜。
     この「自称の使い分け」は今後も沢山のエピソードのエッセンスとして使用することになります。

     いえね、(高校生にもなって(僕)はねえだろ)と思っての変更でしたが(育った土地柄)、案外東京へ行ったらまたぞろ(僕)に戻ったし、職場でも新人の頃は(僕)だったし、何より亮ちゃんの前ではいつまで経っても(僕)だって気付いたんです。

     そう言えばタッチに対して(僕)だったのも、年上のタッチが(僕)なのに年下の自分が(俺)は生意気かな?とか…
     それなのに何故か隼人に対しては、初めっからずっと(俺)だし…

     なるほど!
     自分は(僕)と(俺)とを時と場合と、何より相手によって使い分けているんだ!と、この私小説を書くことで気が付かされた訳なんです。

     この「自称の使い分け」がエピソードの中の理久の気持ちを補強してくれたり後押ししてくれたりするし、何よりその時々の理久の変化を表現してくれる事に気付きました。

     だとしたら、逆にこの「自称の使い分けそのもの」が物語の主軸にならないかな?と思い、チャレンジしたのがこのエピソードでした。
     隼人に対する本音の(僕)と建て前の(俺)が、切なかった当時の自分の心情を適切に表していると自負します。

     尚、kukuriさんの前では(俺)でいたい理久でした。

     追記
     kukuriさんにはどこかで商業誌のことを話した気がするんだけど、勘違い?
     あれ?
     もしヒマがあったら
    アメブロ⇒2023/7/4付「実はゲイ誌でポルノ小説を載せてました」を覗いて見て下さい。ヒマな時でいいですし、コメントも無用ですからね
    (⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠

  • 170)隼人の思春期への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    >5年も付き合った 恋人が(自称)バイセクシャルだと言う現実

    あれ? 隼人さんは自分がバイセクシュアルだと自覚していたのですか? 今までのお話だと、男性への性的関心を強固に否定していたのだと思ったのですが(それでいながら理久さんのことが好きだというのは大いなる矛盾ですが、そこは隼人さんですから)。

    隼人さんの自覚するところの「好き」とはどんな気持ちのことなのでしょう。もしかして、「好き」に彼独自のニュアンスが付加されているから、話がかみ合わないのではという気がしてきました。

    「男は女を好きになるものである。男が男を意識しても、それは「興味」であり「好き」だからではない」そういう考えが隼人さんの根本にありそうですね。

    理久くんや中学校の同級生に確実に性的興奮を覚えていますし、理久くんに対しては、はっきりと恋愛感情も抱いています。それでも、自分はゲイでもバイでもない、だって彼女がいるから」と断言するのは、ゲイやバイに対する抑圧がものすごく強い環境で育ってきたということなのでしょうか。

    でも、彼の理久さんへの恋にまるで屈託が見られないところに引っかかってしまいます。ゲイやバイに対する強い偏見があるとは思えないのですよね。隼人さんが彼女さんとどんな過ごし方をしていたのかが分かれば、もう少し考察もできるでしょうが、理久さんとの生活だけからでは、これ以上は何とも推測しにくいですね。

    といいつつ、また私の狢心がうずいてきました。

    現在では、「性的指向は連続的であり得る」という考え方があります。これは肌感覚として正しいと思っています。
    もうひとつ、性的指向と恋愛指向とを分離して扱うこともあります。前者は誰に性的興奮を覚えるか、後者は誰と恋愛関係・情緒的親密さを築きたいかということだそうで、今ではその二つは必ずしも一致するわけではないという考え方のようです。ちょっと理解しにくいですけど。実例として「性的には男性中心だが恋愛は女性にも向く」「ほぼゲイだけど、ごく一部の女性には惹かれる」という方々もいらっしゃるようです。

    これをもとに隼人さんのことを考察するなら、

    性的指向は男性寄り
    恋愛指向は男女両方
    かつ
    社会的圧力により男性への恋愛指向は押さえつけられていた
    ーー> 彼女へ恋心を感じている自分はノーマルだと信じる

    ……いや、だとしても、若い男性の場合、日常的に感じるであろう性的興奮を自覚しないわけにはいかないですよね? ふつうはそこで、自分ってゲイ/バイなの?と疑問を持ちますよね? いやいや、でも、隼人さんの場合、精通の強烈な体験をもってしても、自分がゲイだとは思わなかったのですね? そんな隼人さんであれば、たとえ自分が日々男性に欲情していても、自分はゲイだと思わずにいられるのかもしれません……?

    「(隼人さんがバイセクシャル)だとしたら、俺に勝ち目は絶対に無い。だって結婚出来ないから」

    最初から同じスタートラインに立てないというのは悲しいです。結婚が絶対的な権利の獲得というわけではないとは思うものの、ライバルだけがその契約を利用できるのは、明らかに不平等ですね。かたや結婚という晴れがましい契約制度に恵まれ、かたや同性愛に後ろ暗いイメージを負わされ。ゲイどうしより、よほど辛い恋になってしまうのですね。

    作者からの返信

     これはもう、本業を中断してお返事を書きます。
     僕の「迂闊!」な表現で宇佳子さんを惑わせてしまいました。痛烈にお詫びします。

     隼人はバイセクシャルを「自称」した事はありません。

     あの部分は僕の先走るペンが当時の(現在も)不可解に悩む心境を「安直!」に書き散らかしてしまった誤記です。
     今回、宇佳子さんの精密な考察を読んではたと気付かされました。
     隼人のキャクターの一貫性を崩し、語弊を生んだのは全て「自称バイセクシャル」との、あの一文のせいです。申し訳ありません。

     あそこは、当時の僕の心境と状況をちゃんと適切に書くなら──
    【あたら二十代の華やかな年頃に5年も付き合った恋人に対し(バイセクシャルなのではないか?)との疑問に囚われ、苦悩し、なのにそれを問いただす勇気も無く、不安なままうやむやに済ませてしまった…】
     と書けば、いくらかましだったでしょうか?

     僕は本文にも書いたように、隼人に対しては腫れ物に触るように接していたところも確かにありました。
     だから5年も付き合った割には、あまりお互いのセクシャリティーなどについては深く話したりはしませんでした。

     なぜなら隼人はあまり根を詰めて討論したりが苦手な人でした。僕が何かを掘り下げると「怒ってるの?」とよく聞かれました。いやそうじゃなくて──と思うのですが、何だろう?決して頭が悪いわけじゃないのに、人と意見を交わすのが苦手なのかな?

     と言うのは、例えば僕と宇佳子さんは「狢関係」だからやたらと真実を探究したいし、なんなら討論を朝まで戦わすのも苦でなかったりするでしょうが、世の中にはその対局の人もいます。
     隼人は全然「狢」じゃなくて、人間関係も恋愛も自分の事も、もっと言ったら全てに渡りあまり深く考えない「感性の人」です⇒「理論の人」ではありません。

     楽しい事は「楽しかった♪」悲しい事は「悲しかった…涙」でも、その理由まで考えないし、こだわらない──そう言う人でした。
     よく分からないそんなところを、僕はちんぷんかんぷんと言うのです。
    「理久の事は大好きだけど、彼女の事も昔から大好きなんだよ♪」と、笑顔で言ってはばからない人でした。
     正直、よく分かりません。

     こんな事言うのも宇佳子さんには失礼かも知れませんが、宇佳子さんの思考回路は狢として良く分かる気がするのです(お会いしなくても感じます)だから今回の「迂闊な表現」にも直ぐに気付きました。
     が、しかし、隼人に関しては(5年も付き合ったのに)未だにその思考回路がよく分かりません。未知の生き物です。

    「人は自分にないものに惹かれる」と言う説を僕は信じています。
     僕が好きになるのは隼人にしてもサトシにしても、自分とは全く違った人が多かった……

     宇佳子さんとはひとつのテーマを掘り下げて何時間でも熱く楽しくおしゃべり出来そうで、貴重な友人にはなれますが、僕の指向では恋愛関係には向って行かないような気がします。
     実はナッキーと恋愛関係に向かわなかったのは、ナッキーが明らかに僕や宇佳子さんと同じ側の「狢」だったからです。

     それと、あとこれは小説を書く上での形式の話なのですが、僕はあえて「一人称」の形式を選びました。
    「私小説」と冠を置いてフィクションも許容したのですから「三人称」にしても良かったのですが、僕はあえて視野の狭い「一人称」を選びました。

     だから、例えば…
    ・隼人が「それは変だ」と言った。なぜ?と聞いたら「昔聞いた話と違う!」と言った。
     ──と言う表現はセーフです。

     が、しかし…
    ・隼人は(それは変だ)と思った。なぜなら昔聞いた話とは違ったからだ。
     ──と書いたらアウトです。なぜなら主人公(私)は隼人が「心の中で何を思ったか?」について知る由はないからです。

    「一人称小説」と「三人称小説」ではそれぞれ長所短所が有りますが、僕は自分の心の中を素直に表現したかったので「一人称」を選びました。
     そのかわり「自分の知り得ないことは決して書けない」と言う、厳しい制約を受ける事にもなりました。

    「三人称小説」の "神の視点" を使えば「隼人のキャクター」を如何ようにも創作して、矛盾の無いように書き表す事が出来るのですが、如何せんこの私小説では「一人称」を採用しているので、主人公である「僕」の知り得ない「隼人の思い」は何一つ書けないのです。

     例えば
    ・【隼人はいつも僕に「愛してるよ」って言ってくれた】
     ──とは書けるけど…
    ・【隼人はいつも僕を愛してくれていた】
     ──とは書けません。
     でも、
    ・【隼人はいつも僕を愛していれていた、と僕は信じていた】
     ──とは書けます。僕の主観だから……

     結果⇒読者は隼人について──主人公である「僕」が思ったり語ったり、つまり僕の視点を通してしかそのキャクターを知る術がありません。
     ここに至って宇佳子さんに「隼人のキャクターへの疑問と矛盾」を感じさせてしまったのは、ひとえに僕の筆力の拙さによるものです。
     本当に申し訳ありません。

     隼人については、これは本文でもいつも書いていますが、その正体が僕にもよく分からないのです。
    「一人称小説」における「僕」が分からない以上、読者の皆さんも分からなくなるのは自明の理ですが、そこを何とか同情していただけると有難いと思っています。

     本文の方も「自称バイセクシャル」の文言は改訂します。
     ご容赦下さい。



     

    編集済

  • 編集済

    169)幸せの記憶への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    隼人さんとの日常がとてもほほえましくて温かな気持ちになります。隼人さんは素直に育った方なのでしょうね。きざなセリフを気負うことなく口にし、嫉妬をしたり卑屈になったりすることなく、いつもほぼ自然体で接してくれるところに、隠しきれない育ちの良さを感じます。
    理久さんと隼人さんの穏やかな日々は、いろんな複雑な事情をすべて見えないところに押し込め、その上に成り立っているひとときではありますが、だれだって、どんな関係だって、問題や支障が一切ないなんてことはありえません。背にひんやりしたものを感じつつ、しみじみとかみしめるこの充実感は、ふたりにとって本物の幸せだったのだと思います。
    特別なイベントを楽しむだけでなく、日常を同じ温度感で共有できる相手に巡り合えたのは、幸運なことですよね。このままそれが続いてくれたら、良かったのですけれど。
    読者としては隼人さんとの別れの場面がいつ切り出されてしまうのか、ひやひやしながら読み進めているのですが、それに加えて宝塚との別れも、いずれやってくるのですね。今からもう怖いです。

    この場をお借りしまして、@hkukuriさまへ。
    ああ良かった! 私はまさに重箱の隅をつついて話をこじらせがち、自重しているつもりなのですが、歴野さんのような貉仲間に出会ってしまうと暴走することが (^^;) 他の読み手さまが入ってきづらい雰囲気にしているのでは、と、かなり気になっていたのです(これは歴野さんにも申し訳ないことです)。私のコメントが物語を引き立てる材料になっていれば良いのですが、一読者の悪ノリになってしまうと、目も当てられない……。@hkukuriさまの「あはは」という笑い声にすごくほっとさせてもらいました。

    作者からの返信

     そうですね。隼人の育ちの良さは隠しおおせません。
     僕は特にそこを強調して書いているつもりは無かったのですが(むしろ天然ボケを強調していた)
    宇佳子さんに隼人の裏キャラである(育ちの良さ)がちゃんと伝わっていたのなら、やはりそれは僕自身のそんな好印象が適切に書き表せていたのかな?と自負します。
     育ちが良いと言えば、何故か僕も(平民なのに)お坊ちゃま育ちと周りに言われ、本人もその気になっていました。当時は男子でピアノが弾けただけで「金持ちの子?」って偏見な時代でしたからね。
     大体、男で荒くれの乱暴者だったら "宝塚" で出会ったりしませんよね、類は友を呼ぶの関係だと思います。その点で言えば誰よりもお育ちの良いお坊ちゃまと言えばタッチですからね、正に類は友を呼ぶのグループだったのかも知れません。
     そしてその逆に、宇佳子さんの言う「日常を同じ温度感で共有できる相手に巡り合えたのは幸運なこと」が大切でした。
     見栄も体裁も無く、飾らない日常→生活感のある暮らし。気の張らない落ち着いた環境。そこにスーッと馴染める二人でした。
     いつもいつもおしゃれして気取ったレストランでお食事──なんて続けていたら気持ちもお金も保ちません。
     類は友を呼ぶって言えば正にそう、生活スタイルや金銭感覚も似ていましたね。価値観が同じだったのかなぁ?
     って、ああそうか、結婚すれば良かったんだ……

  • 169)幸せの記憶への応援コメント

    あはは、佐藤さんとの前々回からの濃密なやり取りをありがとうございます。男性って、わかりやすいですね。(佐藤さん!私のコメントを読んでくださっていて、ありがとうございます。私の方こそ、佐藤さんの鋭い質問と分析にいつも舌を巻いています。)

    更新、お疲れ様です。

    携帯のない時代、会社の外で「ちょこんと」待っていてくれる隼人さんの姿を想像して、なんだかこちらまで温かくて幸せな気持ちになりました。

    「僕のスターさんは辞めちゃったけど、今は理久だから」なんて、キザなセリフが自然に似合ってしまう隼人さんは本当に素敵ですね。特別なイベントではなく、仕事帰りに手を繋いだり、夜の公園でブランコに乗ったりといった「日常の何気ない瞬間」に宿るドキドキこそが、何にも代えがたい贅沢だったのだと感じます。

    浴室でのやり取りも、理久さんの深い愛情と、お二人の親密な空気感が伝わってきて微笑ましかったです。相手の開放感にそっと寄り添おうとする理久さんの優しさが、充実した5年間を支えていたのですね。

    最後に綴られた「幸せは半分」という言葉が、この先の展開を思って少し胸に刺さります。残りの半分のお話も、理久さんのペースで大切に語られるのを静かに待っています。

    作者からの返信

    「思い出は辛かった事の方がリアルに残る」と言う人と、「何故か良い想い出しか残らない」と言う人と両方ですが、僕はずっと、自分は後者だと思っていたのです。
     が、でも、こうして思い出語りの文章を書いていて……いや特に隼人の事を書いていると、案外辛かった事ばかり思い出してしまうんです。
     アメブロに書いていた初稿(ってか覚え書き)ではホントに暗い愚痴ばかりで、結局「バイセクシャル否定論」になってしまったと反省したんです。
     kukuriさんには前にも言いましたが、今回の改訂推敲については(隼人に対して好きだっだった気持ちを素直に書き足したい)と言う思いが有りました。
     そして改めて当時の隼人に向き合い、思い返してみると、バイセクシャルへ対しての猜疑心→恨み辛みはこれ全て、隼人に対する愛の裏返しだったのかな……と。
     あれ?これkukuriさんへの返信と言うより、現在の理久の「つぶやき」のような語り口になって来ました。
     次はこの心境をもう少し膨らませて本文への書き出しに仕上げてみようかな……?
     なんて思い立ってしまった理久でした。

     

  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。

    このネタ、ポルノそのものになってもおかしくないのに、さほどいやらしげもなく読めるのは、歴野さんの軽妙な語り口と展開の妙ゆえなのでしょうね。

    それにしても、この日の理久さんはうっかりすぎ……

    ふわふわしているようでいで、意外に手ごわいところがある隼人さん。少し揺さぶったら、あれよあれよと全崩壊してしまう理久さん。新たなふたりの関係性が見えて、ちょっと面白かったのでした。

    うーむ、男性には、ここまで大きさって気になるのでしょうか? トランクスの裾からはみ出て気持ち悪いというぼやきはきいたことがありますが、使う分にはさほどサイズなんて問題ないように思うのですが。

    大きいことは、何が魅力なのでしょう? 理久さんは以前、隼人さんが常に「元気」であることを男性機能が優れているととらえ、それに対する憧憬を語っていました。男性性の強さにあこがれるというのはわかりますが、それは隼人さんからもわかるように、サイズとは関係しないですよね? 大きければ大きいほど見栄えがするというものでもないですよね? ノンケ男性だと、大きい方が女性を楽しませることができるという伝説を信じている人がいるかもしれません。でも、ゲイ男性だとそういうわけでもないですよね? ノンケ男性とゲイ男性とでサイズへの思い入れ方が違ったりするのかどうかも含め、なぜ大きなものを望むのかということに興味がわいてきたのでした。

    女性の乳房もいらないですね。あれの存在意義も理解できません。

    隼人さん、理久さんに「たくさん見てないと普通より大きいとか小さいとかなんてわからないよね」と言いがかりをつけていますが、それを言うなら隼人さんこそ、たくさん見ていなければ自分のが小さいなんてわからないでしょうに、理久さんがそこには突っ込まないのが、またいいなあと思ったのでした

    作者からの返信

     これはもう、真面目に「お○ん○んの話」をするしかないなと覚悟を決めました。
     で、気軽に下書きを始めたら、あらら……
     とても「コメント欄で収まる文字数」では済まないなと直ぐに気付きました。

     開き直って急遽「お○ん○ん記事」を一本差仕込む事にしました。
     今夜0時の更新には間に合うように書き上げますから少々お待ちください。

     それにしても、まかさ今さら女性に対して「お○ん○ん記事」を書く流れになろうとは……
     人生何が起こるか分かりません。
     面白いものです。

     いずれにしても男はあまり女性にお○ん○んの話はしないし、ましてやコンプレックスの泣き言は話したがらないでしょうから、ここで歴野理久が一発書き起こそうと思います。
     乞うご期待…
     やれやれ…(と言いながら若干楽しんでいる風も感じる)

    編集済
  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。

    ウサギ財布、良いシステムですね。これはどの恋人たちにも参考にしていただきたいもの。お金の問題って、おごりおごられするときは気軽でも、のちのちじくじくしたトラブルの種になりかねません。

    隼人さんとの馴れ初めのあたりは、1980年代中盤の日々をそのままドラマチックに再現されていましたが、最近は歴野さんの回想の形を取ることが多いからでしょうか、昔を懐古する、ひりひりする切なさを強く感じてしまいます。

    20回のお泊り旅行は、燦然と輝くふたりの愛の思い出なのでしょう。歴野さんも隼人さんも、自分の人生に対して、悪く言えばどん欲に、よく言えばいっときも無駄にすることなく、生き抜いているように思えて、そこには目が覚めるような心地よさを覚えます。

    当時の、渦中にある理久さんになら絶対に言えないことですが、今、当時を懐かしく思い出している歴野さんになら、言っても許されるでしょうか。本文やコメント欄でたびたび言及されている、彼女の影による心理的あるいは物理的な制約。ふたりっきりの濃密な時間に常に付きまとっていた影があったからこそ、返ってふたりの仲は長く続き、今も美しく思い出せるのかと思います。

    誰かを愛する熱量って有限で、濃度と継続時間の積になるのではないでしょうか。長く続けようと思ったら、必然的に濃度を薄くするか、断続的にするかしかありません。ただ、ふたりの愛に対する「かせ」は、満たされない思いとして愛の天井をかさ上げしてくれます。いわば、熱量のボーナス加算になりうるのかと思います。

    とはいえ、愛の量は人それぞれですからね、もしかすると、誰からも祝福される、何の障害もない恋愛を太く長く続けられる人というのも存在するのかもしれません。

    作者からの返信

     まず最初にお知らせとお詫びを申し上げます。
     副題にも使用した「二番目のお気楽と憂鬱」って、僕自身としては当時の自分の心境を表すのにとても適切なフレーズだと思っています。
     で、それに引っ掛かって2度も話題にしてくれたkukuriさんに対して、僕は本来、ここで宇佳子さんに対して返信しなければならない内容をkukuriさんに返してしまいました。
     勢いで書き込むのが欠点だとご理解頂き、何卒ご容赦下さい。

     で、今回宇佳子さんのコメントに目から鱗でした。
     kukuriさんにも書きましたが、僕は二番目の「お気楽」の方だけを(自分ならではの特殊)と感じていましたが、今回の宇佳子さんのコメントにはすこぶる納得です。
     二番目の「憂鬱」の方こそ、実はあの頃の僕の気持ちを長く保持させたのかも知れません。

     郷ひろみの「会いたい気持ちが愛育てるのさ」との歌詞を連想させられました。
     いつも好きな時に好きなだけ会えて、まして一緒に暮らしたりしたもんなら、図に乗った生意気な僕が何かで隼人を怒らせて、とっくに喧嘩別れしていたかも知れません。
     前回解説した隼人の「ほう……」についても、100%フル回転の理久では可愛いと感じることが出来たかどうか?甚だ疑問なのかも知れません。
     
     僕はこの「章」で、初めから「隼人とは5年も付き合った」と明記しています。それは、はっきりと意識して宣言しました。
    「隼人とは今後どうなるのかな?」と読者の間皆さんに思わせる気は、初めから無かったと言うことです。
     僕はこの章で、あれほど好きだった隼人と「別れなければならなかった経緯」と、
    「その時の自分の心情」を反芻したかったのかも知れません。

     前後しますが「ウサギ財布」は我ながら名案だったと思います。
     二人一緒の出費(ウサギ)と各個人の出費(職場への土産とか)、明確に不正の無い会計法は、僕らの旅行回数を安心と気軽さで後押ししたシステムだと思ってます。
     確かに別れた後にグチグチとお金の話になる実例も見聞きしているし、男女だから(男が出すのが当たり前)と言うのも、もしかしたら溜まり溜まって男の側の不満に繋がり兼ねません。
     いくら男って言ったって、若い男がそれほど余裕で金持ってるわけじゃありませんしね。
     それに女だって、出してばかり貰うのを精神的負担に感じる人もいるでしょうから。

     あ、アメブロの方のチャイコフスキーについての遣り取り⇒少しお待ちくださいね♪

  • 114)それぞれの人間模様への応援コメント

    うちの子どもの世代だと、「パパやママが二人いるクラスメイト(同性婚カップルの子どもたち)が普通にいるお国柄なので、むしろ日本のような先進国で同性婚が認められていない方が不思議です。

    作者からの返信

     せめて「パートナー・シップ」なる制度が市町村単位の条例でなく、全国統一の法律であれば心強いのですけれどね…
     でもそのパートナー・シップも、共有財産とか相続に関しては頼りにもなりましょうが、世間的に家族だとの認知には至っておりませんね。
     

    編集済
  • 理久さん、前回の返信ありがとうございました!
    「二番目だからこその自由」という言葉、理久さんが歩んでこられた複雑で豊かな人間模様を知るほどに、その軽やかさが魅力なのだと、納得いたしました。

    以前の自叙伝で描かれていた「隼人さんとのクリスマス」の回、今も鮮烈に覚えています。
    それまでの「部屋に閉じこもる恋」から、理久さんを「光の当たる場所」へと連れ出した隼人さん。周りの目を気にする理久さんに「どの女の子より可愛い」と言い放つ隼人さんの強さは、理久さんが仰る「二番目」というポジションが、単なる妥協ではなく、お互いの個を最高に尊重し合うための「最適な距離」だったことを証明しているようです。

    今回の更新もありがとうございます!
    隼人さんとの「ウサギ財布」のエピソード、お二人の信頼関係の形が目に見えるようで、とても温かい気持ちになりました。

    理久さんの潔癖さを理解し、一切の口出しをせずに「二人の共有する時間」を理久さんに委ねきっていた隼人さんの度量の大きさ。それは、前回の返信で理久さんが仰っていた「嫉妬のなさ」とも深く繋がっている気がします。相手を属性や契約で縛るのではなく、その誠実さを信じ抜くことで得られる「お気楽な自由」が、あの20回もの旅行を支えていたのですね。

    その幸せのすぐ隣に「彼女の存在」という影が常に寄り添っていたこと……。「不安と背中合わせ」という理久さんの吐露に、胸が締め付けられました。光が強ければ強いほど影も濃くなる。その不安定な均衡の上に立って、全力で隼人さんを愛していた当時の理久さんの姿が目に浮かぶようです。

    最後に書かれた「目が潤む」という一文に、理久さんにとってこの物語を書くことが、単なる追憶ではなく、今もなお大切な魂の再会なのだと感じ、私も目頭が熱くなりました。



    作者からの返信

     最後の「目が潤む」は完全に感傷的な衝動書きで、明らかに蛇足なのでアップ後に、思い直して消そうとしたらkukuriさんからのコメントをいただき、消すに消せない状況となりました😅www

     二番目の「お気楽」の方については、実は僕は当時から自覚していたのですが、最近宇佳子さんからのコメントを読み、もしかしたら二番目の「憂鬱」の方が、むしろあの恋を長引かせた要因だったのかも知れないな……と思いつきました。
     何十年も前のエピソードを書いて、それに対して頂いた感想コメントから自分の心情を思い知るとは、本当に回顧録って恐ろし!とまた思います。

     って、あれ?これは宇佳子さんの方に書かなくちゃの返信か?
     まあいいや、「二番目」の効果について共感して下さったkukuriさんですから…
     あ、そう言えば宇佳子さんがkukuriさんのコメント力を褒めていましたよ?読みました?

    「ウサギ財布」の存在はすっかり記憶の引き出しの奥の奥でしたが、旅行について書き始めた途端に思い出しました。
     あの財布……捨てた記憶は無いけど、現実に今手元に無いって事は捨てたんだろうな……
    (まあ、そんなもんか)

    編集済
  • 166)麻婆豆腐は四角への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    いつも@hkukuriさまが鋭さと優しさにあふれたコメントをされていて、しかもまとめ方もセンスがあって見惚れているのですが、今回は(も?)貉は重箱の隅をつつかせていただきます。

    >「変な事を言うよね?ぐじゃぐじゃにならないように切っとくんじゃないか」
    >「ほう……」

    今話のなかで、この「ほう……」にダントツで引き付けられました。どんなニュアンスだったのか、とても気になったのです。

    「ほう」はしばしば感心したときの感嘆詞として使われますが、ここではそうじゃないですよね。まだ納得がいかず「きょとん」としているのですから。「ふうん?」「そうなの?」「えーっと?」に近いかんじでしょうか。もっと言うなら、「ほう……?」みたいな?

    ただ、そのとまどいが「そうなの?」とか「えーっと?」という無邪気さ全開の言葉ではなく「ほう……」で表されていることで、単純なかわいらしさ以上のなにかを感じさせられました。つまり、趣味の良い服を着て整った容姿をしている隼人さんの外面と、すっとぼけた内面とのギャップを表現しているような。私も物書きなので、そのあたりの匙加減によるニュアンスの付加は、気になるところです。

    たとえばこれがナッキーさんなら、たとえまったく同じシチュエーションでも、「えーっと?」になりそうなイメージです。

    この「ほう……」の一言により、隼人さんの好感度が急上昇したのでした。

    作者からの返信

     流石の宇佳子さん、隼人の「ほう……」を読み取ってくれましたか!
     実はこれを書いた時の僕にこれと言った作為は無く、まあ、隼人だったらこの場合「ほう……」だろうな?との表記でしたが、言われてみれば確かに、この時の反応としてこれ以上の表記はありません。

     まず「ナッキーの場合は」は、このエピソードではあり得ません。
    「賽の目に切るのは当たり前」の上を行って、「短時間で冷たい豆富に均等に火を通す意味でも──」と更に解説を足すのがナッキーの「出来る子キャラ」です。

     隼人の「ほう……」は、実は何も理解していない「ほう……」なのです、そう言う奴なのです。
     頭が空っぽになった時の「ほう……」なのです。
    「ほう……?」なら、まだ何か思考する余地もありそうですが、「?」すら無い「ほう……」なのです。

    「なるほど」なら納得もしてますが、いや、納得する以前に分かってない。

    「ええっ?」なら反論もありそうだけど、それが引っ掛かる理屈も浮かばない。

     もっと言うなら「賽の目」の意味すら認知していない恐れがある。

     究極⇒何が分かっていないのかが、分かっていない可能性もあり得る。
     ──と、いう事で、
    「これ以上この会話を続けるのも無意味」との理久の判断となる。

     だって「どう言うこと?」って聞かれれば答えもするけど、きょとんと呆けた顔で「ほう……」ですよ?

     ほら、フラッシュで再会した時の、あの隼人のちんぷんかんぷんな戯言を思い出してください。
     隼人はそう言うキャラなんです。そして理久は、そう言う隼人を(可愛い〜♡)と思ってしまうキャラなんです。

    「出来る子ナッキー」と「放っておけない隼人」の真反対⇒どっちが理久の琴線に触れるか?
     ご存知の通りです。

    編集済
  • 166)麻婆豆腐は四角への応援コメント

    理久さん、更新ありがとうございます!

    「麻婆豆腐は四角いのが当たり前」という理久さんの感性と、それを職人技だと驚く隼人さん。そんな微笑ましい食卓の風景が描かれれば描かれるほど、その隙間にスッと入り込んでくる「彼女」という影が、より一層冷たく、鋭く感じられます。

    「二番目のお気楽と憂鬱」。

    この言葉に、当時の理久さんのやり場のない切なさが全て凝縮されている気がします。
    すぐ近所に住み、実態はほとんど同棲のようでありながら、決して「一緒に住もう」とは言えない一線。隼人さんの冷蔵庫にある生野菜を見て、見ないふりをする。実家に帰るという言葉の裏を読み、気づかないふりをする。

    そんな「日陰の身」を自認しながらも、「早く抱きたい」と願う理久さんの剥き出しの情熱が、あまりにも切実で苦しいです。

    どれほど日常を積み重ねても、麻婆豆腐を綺麗に四角く仕上げるように心を配っても、最後には彼女という「正解」に場所を譲らなければならない。その薄氷を踏むような5年間が、今の理久さんの筆によって、まるで昨日のことのように生々しく蘇っています。

    「彼女の作る麻婆豆腐は、ちゃんと四角なのかな……」

    この最後の一文の、静かすぎる嫉妬と孤独。
    理久さんの心の奥底に沈殿していた「あの日の憂鬱」が、これから物語をどう突き動かしていくのか。覚悟して、次回の更新をお待ちしていますね。

    作者からの返信

     kukuriさんは当時の理久の心境をよく察して下さいます。
     でも「二番目」には「憂鬱」より、もしかしたら「お気楽」の方が強かったのかも知れません。
     当時この小説には登場していない数人のゲイ仲間もいて、色々恋愛のごたごたも聞かせられていましたが、これでやっぱり「がっつり四つに組んだ恋愛」ってのも中々に大変そうでしたよ?
     ゲイの場合「恋人」も「友人」もどちらも男同士ですから、余計な嫉妬や疑惑が生じてしまいます。
     さらにゲイもノンケも同じで、男って恋愛より友情に重きをおく傾向の強い人も多いので、そこには男女の区別が無くて「男だらけの世界」なだけに、余計にややこしくなります。
     5年もトラブル無く仲好しでいられたのは、隼人がナッキーやタッチに対して変な嫉妬や疑惑や、何より不愉快な差し出口が一切なかったから──まあ、これも「二番目のお気楽」のひとつの要素だったと考えています。
     ゲイの世界はね「元彼が今は友達」とか「親友の彼が自分の元彼」とか、とにかく複雑怪奇な人間模様も多いので、案外「互いが一番同士」なんてのが息苦しかったりもあるんですよ。
     あの頃の理久には「二番目だから許されるのかな?」ってな自由も有った気がする。
     まあ、今にして思えば……の話ね♪

  • 113)うぬぼれた二人の夜への応援コメント

    なんか羨ましいくらい、可愛らしいお二人🥰
    続きが楽しみです♪

    作者からの返信

    「若い」と言うだけで可愛いですよね。
     古い付き合いの相手は互いの「若い頃」を知っているから、だから歳を経た今でも相手を可愛いと思える。
     得難い相手です。
     

  • 165)二番目のお気楽と憂鬱への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    この当時、親元で暮らし続け、調理が趣味でもない男性なら、料理は文字どおりなにひとつできなかったでしょうね。一から仕込むのは、結構大変だったのではないでしょうか(笑)。苦労がしのばれます。
    そこからカレーとシチュー二種を作れるようになったというのですから、大したものですね。これは教える理久さんと教わる隼人さんの間に強い信頼と愛情がなければ成し遂げられなかったでしょう。
    くたくたになって帰宅したとき、自分の部屋に明かりがついているのを見るだけで、疲れが和らぎますね。そのうえ、カレーやシチューを煮込む良いかおりが漂っていたなら!

    > 結果としてあまりベタベタし過ぎなかったのが、長く付き合えた理由だったと分析出来る。

    理久さんと隼人さんだと、恋人に求める距離感がずいぶん違うなあと思っていましたが、上記がまさに、それをカバーするように働いたのかなと感じます。

    作者からの返信

     当時ゲイ仲間達からは、1年目くらいで「よく続くよね〜」と言われ始め、3年目くらいには「もう奇跡!」と半分おちょくられ、いよいよ5年目を迎える頃には「もう分かった!結婚しろ!」なんて言われたけど……はい、結局別れるってなった時「え?うそ!なんで?」って同じ質問には辟易としました。
     まあ、友達には良いことしか言ってなかったからね。
     ホントのこと(不安だらけなこと)を知っていたのはナッキーとタッチくらいだったんじゃないかな?
    「ベタベタし過ぎなかった」ってのは、本音で言えば「ベタベタ出来なかった」ってのが正解だったのかも……
     いつも何かひとつ足りなくて、常に渇望していたのが結果として長く続いた理由だったのかも知れない──と、宇佳子さんに返信しながら今更気付いた実感でした。
     回顧録って恐ろし…

  • 110)うちにおいでよ!への応援コメント

    ご縁があったんですね。何だか少し羨ましい😆
    続きを楽しみにしております♪

    作者からの返信

     縁も縁!
     もう、運命を感じました。
     これはあまりにも「ご都合主義」で、創作の業界では嫌われる成り行きなので「どうかな?」とは思いました。
     が、これを隠しては今後のエピソードに繋がらず、無理が生じるので正直に書くしかありませんでした。
     まあ、事実は小説より奇なりという事で…よろしくお願いします。

  • 109)これは運命の出会い?への応援コメント

    運命ですね🥰

    作者からの返信

     それがどれだけの奇跡か、年月を経るほど痛感することになります。
     ただその反面、知った顔と出くわしちゃうって案外ありがちな事でも有りました。
     なんせ狭い世界ですからね、
    えへへ😝

    編集済
  • 私も何だか良さそうな人だと思いました。続きが楽しみです😊

    作者からの返信

     いい人でしたよ〜!
     これ以上はネタバレなので言えません。
     お楽しみに♡

  • 理久さん、更新ありがとうございます!
    日比谷の白いロングコートから、社名入りの作業着へ。

    『特殊な男の子』から、設計事務所のデスクでヘルメットを被る日常への変貌ぶりに、理久さんの地に足のついた生真面目さを感じました。どんなに姿を変えても、内側から滲み出る理久さんの魅力は、職場の先輩たちの反応が証明していますね(笑)。

    そして、隼人さんの『ご近所への引っ越し』!
    そのあまりにもストレートで大胆な行動力に、理久さんが『大好き!』と快哉を叫ぶ気持ちがよく分かります。理性や世間体よりも『理久のそばにいたい』という本能を優先させる隼人さんは、まさに理久さんの『セクシー受信機』が捉えた通りの人。

    ただ、そんな幸せの絶頂に差す『彼女』という影……。

    理久さんが考察された『アセクシャル』という視点は、当時の理久さんが必死に自分を納得させようとしていた、あるいは現状を維持するために縋り付いた『切実な仮説』のようにも思えて、胸が締め付けられました。

    『自分に不利なことには気づかない振りをしよう』

    そう決めても、心の奥にじわじわと広がる不安。お二人の距離が物理的に縮まり、幸せが深まったからこそ、その裏にある『影』の正体が気になって仕方がありません。

    この眩しすぎる日常が、これからどのような変化を迎えていくのか。
    理久さんの心の揺れを、こちらも息を呑んで見守っております。

    作者からの返信

     はい、これはゲイとか関係なく僕のキャラなんだろうけど、同性の先輩からは好かれる質だったと思います。
     が、逆に後輩からはあまり懐かれませんでしたね、これは中高の部活の時からです。

     何だろう?甘え上手なのかな?逆に後輩に対しては、あまり頼りになるタイプではなかったのかも…
    (後輩については今で言うツンデレだったかもと反省⇒先輩がツンデレってキモいよね😱)

     ところが「恋愛」となるとかなり違いますね、僕は恋愛となると途端に「甘え下手」で、亮ちゃんとの時も隼人との時も、どっちが年上でどっちが年下だか分からないような付き合い方でした。

     さて、隼人が近所に……ってより、実は親元を出てくれたことが何より嬉しかった。
     なんせ親元にいるうちは僕が隼人の部屋を訪ねることは出来ませんでしたからね。

     これは男女間でも同じだろうけど、せっかくカップリングが叶っても、その後その関係を良好に育てて行けるがどうか?がとても大切です。
     デートがいつもホテルばかりだったり、そうでなくても一方通行だったりすると二人の距離感は変異していく危険が有ります。

     僕は非日常なイベントやサプライズよりも、当たり前な日常を大切にしたいタイプなので、隼人と自由に気軽に生き来できる環境を作ってくれた隼人に、益々何倍もの愛を感じました。
     あ、のろけちゃった〜♡
    (いい歳してすまんです)
     ごほん💦

  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。

    あ、違うのです。紛らわしい書きぶりですみません。
    AIはノンセクシュアルの恋愛感情を「嫉妬や独占欲を伴う強い感情」と定義しましたが、私は「嫉妬や独占欲を伴わない、だけど唯一無二の存在感」の場合もあると思っています。この後者って、理久さんがナッキーさんに感じていた気持ちでは?という趣旨でした。
    それから、好きになる相手ごとに、好きになるなり方は変わりうると思います。基本的にセックス込みの恋愛をしていながら、ある人とはセックスなしの強い精神的な結びつきを求めるということは十分あるかと。
    この仮定に仮定を重ねた話を引きずる気はないし、理久さんとナッキーさんの関係性を決めつける気もないので、ここまでにしておきますね。

    さて、隼人さんの彼女さん、理久さんが22歳のときに隼人さんと彼女さんは25歳ですか。五年前に婚約した仲なのですね。高校生の時にすでにキスしたのならどうかと思いますが、結婚するまではセックスはしないという考え方が、こと女性には根強く残っていたのではないでしょうか? 地域性、育った家庭の教育、個人の思想にもよりますけれど、当時の女性の場合、そこまで珍しくもないかも、と思います。つまり、ノンセクシュアルやアセクシュアルを持ち出さなくても、あり得る話かもしれません。

    ただ、「彼女はそんなに細々と聞いてくる人じゃない」という隼人さんの説明が意味深です。これが本当なら、彼女さんは隼人さんにあまり執着していないのですね。それを考え合わせると、彼女さんがアセクシュアルであることが少し説得力を増すかもしれません。

    もしも彼女さんがアセクシュアルなのだとしたら、隼人さんとキスしたのはいやいやながらであり、婚約も、まるでときめくわけではないけれど、この先生きていく上で既婚という事実は欲しい。だから、幼なじみで見栄えがして嫌だと言ったら体の関係も求めてこない「優しい」隼人さんと婚約した、ということなのでしょうか?

    いやいや、肉体的な欲求を持っているけれど、ほとんど相手を詮索せず、嫉妬もしない男性の知り合いもいますから、この段階で彼女さんをアセクシュアル、ノンセクシュアルと決めつけるのは、やっぱり早計かもしれません。

    むしろ、「だから大丈夫」と言ってしまう隼人さんのほうが気になります。理久さんには明かしていないけれど、彼女さんから男と浮気しても良いといわれているとか、何かそんな約束でもないと、軽々しく大丈夫だなんて言えるかなあ……

    一体どうなってしまうのか。ものすごく、はらはらしますね。

    作者からの返信

     お待たせしました。一週間ほど掛かってしまいました。多忙だったとお察しください。

     さて、当時のナッキーとの関係ですが、これは宇佳子さんが如何ように考察して下さろうとも、自分としては「友情」だったとしか自覚出来ないのです。
     ただ、友情が恋愛より劣るものでは決してありません。深い友情も有れば浅い恋愛も有ります。

     ただ僕の中での友情と恋愛の区別は至極簡単で、性欲が生じるか?生じないか?の一点です。
     これも前述の定義同様、「生じる」が上位で「生じない」が下位なのでは決してありません。

     僕の中のひとつの区別として「性欲の無い恋愛感情」を肯定してしまうと、「同性を精神的には愛せるけどSEXは無理」という人を、バイセクシャルと認めざるを得なくなります。

    「愛」とだけ称すると「恋愛」も「友愛」も「親子愛」もみな愛ですから、僕はこの小説のなかでSEXが伴う愛を「性愛」と統一して書いています⇒これは初めから意識的にです。

     おそらく宇佳子さんと僕の感覚の相違点は
    「恋愛」=「性愛」と考えるか(僕は同じに書いている)
    「恋愛」必ずしも「性愛」とは限らない(宇佳子さんの思い)
     の、違いではないかな?と思いました。

     ただこれは、今ここで僕ら二人だけで結論を出せる事ではないし、やはり答えの出ない考察なのかも知れません。

     うん、もっと単純に言います。
     僕は、当時のナッキーとの関係はすごくよい意味で、単に「友情」だったと思っています、それも親友!
     だから僕はナッキーと屈託も無く仲好しでいられた。

    (今回、ナッキーの気持ちは考えません。それを持ち出すと話がややこしくなるから)

     隼人の彼女については、何が何だか全く真相が見えません。
     これは「流石に彼女の事もいくらかは書かなくちゃな…」との、消極的な思いで書き添えたエピソードてした。
     全く自信の無い考察でした。済みません。


  • 163)就職して地味になるへの応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。すみません、今回は短くするのを最初っから諦めました。読み流してください。

    嫉妬をするしないって自立度合いに大きく依存しそうです。理久さんは熱愛する恋人であろうと、互いの独立性を尊重しているように感じます。人によっては「冷めてる」ととらえるかもしれませんが、恋人をひとりの他者として認められなければ、長続きはしませんよね、たぶん。

    引き合いに出して申し訳ないですが、浩一さんは恋人と癒着したくてたまらなかったのではないでしょうか。自分に自信がないと、そうなりがちです。自分の人生の手綱を誰かに預けたくって仕方ないんですよね。

    恋人の独立性を尊重するということは、自分の中にも踏み込むなということでもあります。今回の冒頭を拝読し、理久くんのボーダーラインに気づかずずかずかと踏み込み縋りつこうとした浩一さんに、理久くんは猛烈な不快感を抱いたのだろうなと反芻しています。

    理久さんとナッキーさん、それに隼人さんとの関係をこうやって描写されるたびに、どうしてもポリアモリー関係と感じてしまいます(彼女さんは別です。実情を知らされていない彼女さんはポリアモリーの枠内に入りません)。歴野さんがノンセクシュアルの存在を認知してくださったのでお話しやすくなりましたが、この当時、理久さんはナッキーさんに対してノンセクシュアルな恋愛感情を抱いていたのではないかと。

    いまのところそれは勝手な妄想です。これをきちんと考察するには、ノンセクの人が持つ「恋愛感情」がいったいどのようなものなのかを掘り下げる必要があるでしょうね。「肉体的な接触を望まない恋愛感情」です。友情と何が違うの?って思っちゃいますよね。AIに聞くと、「嫉妬や独占欲を伴う強い感情」とのことですが、じゃあ、理久さんのように嫉妬や独占欲をほぼ感じないノンセクなら?

    友情よりもう一段進んで、相手に唯一無二の存在感を抱くのがノンセクの恋愛感情の基本だと定義するなら(勝手に仮定義)、理久さんのナッキーさんへの気持ちはまさにそれじゃないかと感じます。

    肉体的な欲求から完全に独立した精神的な恋がありうるのか、興味深いです。恋愛とはそもそも何がきっかけで発生するのかというところにヒントがありそうですね。理久くん、それに理久さんがナッキーさんに持ち続けた感情も、それの大きな手掛かりになりそうで、注視させていただきます。

    最後の最後、隼人さんがすぐ近所に引っ越してきたというこの行動力、凄いですね。でもですよ、彼女さんと遭遇する危険性も高まりませんか? 隼人さんと理久さんの関係には、暑苦しいほどの熱愛のかたわらにいつも緊張感が漂っていて、ハラハラしながら見てしまいます。

    作者からの返信

     だけらもう、宇佳子さん鋭すぎます。
     隼人か親元を離れて部屋を借りるということは、僕はうかうかとそこに通う訳には行きません。
     いつ何どき彼女と遭遇するか分からないのです。
     僕はこの不安をこの後どこかで書かなくてはならないのですが、あれれ、宇佳子さんに先読みされてしまうとは……
     ホントにもう、発想がやはり狢なのでしょうか?

     ところで僕のナッキーに対する思いはノンセクシャルではないと思います。
     友情との違いが「嫉妬や独占欲を伴う強い感情」と定義されるなら、僕は当時のナッキーにそのような強い感情を抱いていませんでした。
     ナッキーにもその時々で彼氏はいたし、むしろ僕への気持ちをまるで察せないでもなかったので、ナッキーが彼氏と仲好しなら、それはそれで僕の気持ちも軽く済んでいたとも言えるくらいでした。ナッキーと彼氏の仲が良好ならむしろありがたいと思っていたくらいです。
     それと、どうなの?
     ノンセクシャルって「恋愛においてSEXを否定する人」ですよね、僕がノンセクシャルと言う指向の人間であれば隼人はもちろん、亮ちゃんも片思いの平田やサトシとも、恋愛の相手みんなに対して「SEXは要らない!」となるわけですよね。
     いやいや、僕はむしろ恋愛感情に至らなくてもSEXだけはやりたいと言う不埒なスケベですから…
     ことナッキーに対してだけ単独でノンセクシャルと言われてもピンときません⇒と言うのが僕の正直なお答えです。

     今回の宇佳子さんの考察
    ⇒前半の「独立性の尊重」については全くその通りです!

  • 162)クリスマスをするの?への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    クリスマスを一緒に過ごそうと提案してくれた隼人さん、屈託のなさは理久くん以上ですね。こうなってくると、出会った日にお茶を飲みながら理久くんに「自分はゲイじゃない!」とむきになって否定していた隼人さんは何だったのか。彼の内面の複雑さがますます気になってきます。

    出会いで理久くんの感情を思いっきり逆なでし、
    良くも悪くもそれで理久くんを昂らせ、
    颯爽とした姿からは想像もつかない「へんてこりんさ」で理久くんの保護欲に火をつけ、
    フラッシュに通い詰めて理久くんを戸惑わせ、
    あの支離滅裂な言動とむき出しの男らしさで理久くんのハートを完全に射ぬき、
    「普通」のカップルだらけのレストランで理久くんを堂々とエスコートし、
    平然と愛の言葉をささやく。

    こうやって振り返ってみると、隼人さんって理久くんの心を上下左右に絶妙に揺さぶっていたのですね。結果的に、理久くんの好みポイントをわしづかみにしつつ、このクリスマスディナーでは、理久くんがこれまで意識していなかったであろう「愛される喜び」「守られる頼もしさ」もちらりと味わわせてくれていたのかな、と思ったのでした。
    光が明るければ明るいほど、その下にある影はますます暗くなるわけで……この後が怖くてたまらないのですが。

    ところで、前回のコメント返信の「モノセクシュアル」についてです。
    モノセクシュアルとは、バイセクシュアルと対になる言葉かと思います。つまり、好きになる対象が一種類(男あるいは女)であるという「性的指向」を指す言葉のようです。
    自分の性別が男か女か分からない、あるいは決めつけたくない「性自認」の人は、ノンバイナリーと呼ぶのが正しそうです。
    新たなセクシュアリティのカテゴライズはややこしいですが、人が急激に変わってきたのではなく、これまで存在を無視されてきた人たちがようやく認知されはじめたということなのでしょうね。

    作者からの返信

    「 jimのアメブロ」の方にもあちこちにコメントをいただき、順を追って返信させて貰ってる最中ではありますが、急遽こちらを先に返信致します。

    「モノセクシャル」へのご指摘→もっともです。
     僕も慌てて検索しましたが、確かに宇佳子さんの言う通りです。
     ──で、何故そのような間違いを(長年)していたのか?思い返してみました。

     1993年「二十歳の微熱」と言う映画が有りまして、当時ゲイコミュニティの中心だったゲイ雑誌上で、大変話題になった事があります。
     確かその論調の中で「主人公の大学生はモノセクシャルではないか?」との議論が盛り上がっていたように記憶しています。

     主人公はウリ専でバイトしていますが無感動で、ゲイでもノンケでもないような、新種の存在(セクシャルティ?)として描かれます。
     同級生の女性と、ウリ専仲間のゲイと、二人の人間から愛されますが、主人公はどちらにも興味を示しません。

     そこでバイセクシャル(男も女も愛する)の対義語として、モノセクシャル(男も女も愛さない)と誤用されていたと記憶しています。繰り返します→はっきりと誤用ですね。
     なにせ当時はまだ心理学もLGBTなんて概念もなく、ゲイ誌上ではゲイとノンケの2種類しか認知されていないようなご時世でして、そこんとこ大目に見てやって下さいまし、汗

     で、どうも僕の間違いはその辺から始まっているような気がしますが、まあ、これも言い訳にしかなりません。
     その後の僕も何の疑問も違和感も感じず、今回宇佳子さんに教えて貰うまでずっ〜と間違えたままでした。
     助かりました!
     ありがとうございます!

     で、今回モノセクシャルを調べ直して、新たに「ノンセクシャル」というのも知りました。
     これは「精神的な恋愛は求めるけど身体的な接触は拒否」と言うもので、いわゆる恋愛そのものを全否定する「アセクシャル」とは別物だと言うことです。
     ん?だとしたらその逆に…
    「身体的接触は求めるけれど精神的なものは否定」と言うのも有るのかな?

     ねえ宇佳子さん、これはもう、人のセクシャルティなんて複雑過ぎますって!
     もう、分かっているのは自分の事だけ!(って、それすら分かっていない人もいるんだろうな〜、涙)
     今後の筆記には気をつけます!

     で、隼人の分析→助かるわ〜!
     僕が提示したストーリーを読み取り、判断して、まるでカウンセラーのように隼人の人間像を解説してくれるのね〜♡
     今更のように僕が隼人に入れ揚げた理由を分析していただき、全く納得の至りです。

     ああ、隼人に会いたいよ〜!
    (焼けぼっくいに火がついた理久…)

  • 162)クリスマスをするの?への応援コメント

    理久さん、更新ありがとうございます!

    まず、前回の理久さんからの返信について。私の言葉を「過剰評価」だと仰いますが、私にしてみれば、理久さんの綴る物語が持つ凄まじい「熱量」が、私の言葉をそうさせているだけなのです。お互いに「過剰」な熱を持ち寄りながら、この真実の物語に伴走させてくださいね😉。

    今回のクリスマスのお話、読んでいて胸がいっぱいになりました。

    これまでの恋人たちが「人目を気にして閉じこもっていた」のに対し、隼人さんは迷わず理久さんを光の当たる場所へと連れ出した。

    「ここにいるどの男より理久はカッコいいし、どの女の子より可愛い」

    この言葉に参らない人はいませんね。隼人さんの若さゆえの万能感かもしれませんが、それ以上に、理久さんをどれほど深く救ったことでしょう。周囲の視線すら跳ね除ける隼人さんの「陽のエネルギー」があったからこそ、理久さんは大好きな「ヅカ・スーツ」を最後に一番輝かせることができたのですね。

    その眩しい光の裏側に、隼人さんの「バイ」という謎や彼女の存在という「影」が潜んでいるとしても、この25日の夜の幸福感だけは、誰にも汚せない理久さんだけの真実なのだと感じました。

    「隼人、大好きだよ」という真っ直ぐな言葉が、あまりに切なくて美しいです。いよいよ始まる就職、そして変化していく季節の中で、この二人の光と影がどう混ざり合っていくのか、覚悟を決めて見守らせていただきます。

    作者からの返信

     言われてみれば確かにそうですね。今回は、この私小説を書き始めて初めてのメロメロ・ラブロマンスの回だったかも知れません。

     自分が何者かも分からず戸惑った圭に対する初恋。
     辛い片思いだった平田と、疑心暗鬼に陥ったジュンとの不明確な交際。
     亮ちゃんとの別離。
     浩一との不本意な成り行き。
     ───思えば僕の恋愛談は雲行きのおかしいエピソードばかりでした。
     だからことさら、ナッキーとの親友談を明るく楽しく、キラキラした青春の思い出のように、あちこちに散りばめたのです。

     ここまで読んでいただけば明らかですが、やはり僕は隼人に一目惚れだったのだと改めて自覚しました。
     ストーリーとしては、あの日隼人がポケットから取り出したチケットが目に入ったように書いていますが、もしかしたら目前に現れた隼人自身に、僕の目は既にハートマークだったのかも知れません。

     あれ?変だぞ?
     kukuriさんへの返信がラブストーリーの創作のようになってるぞ?
     ………回顧録って恐ろし!
     亮ちゃんについても感じたけど、自分の過去を思い出し、描いているうちに何が真実で、何が創作なのか訳が分からなくなってくる……
     怖い怖い……
     
     実は今回の加筆改訂の一番の目的は「もっと隼人を描くこと」なんです。
     ひとつ前の版では「バイセクシャルへの不信」がテーマになってしまって、5年も付き合った隼人への「愛」が足りないな……と反省したのです。
     今回の加筆では隼人と別れる時の「理久の涙でぐしゃぐしゃの、みっともないすがりつき」を恥を忍んで書いて、すっきりしたいと思っているのでご期待を……


  • 編集済

    161)ノンケ→バイ→ゲイへの応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    分類って面白いですよね、つい夢中になってしまいます! でも、これ、二年前に知っていれば、拙作、もう少し違った気持ちで書けていたかも。

    いわゆる「性的マイノリティ」に属するからと言って、ひとりの人がゲイもビアンもバイも、すべての状態を実感できるわけではありません。もしゲイについて知りたいならゲイにお話をうかがうべきだし、さらに言うなら、その方のお話だってゲイを代表する意見とは限らないということを、常に意識しておかねばならないわけですね。いつも、いろんなところではっとさせられています。ありがとうございます。

    さて、歴野さんの9分類をよく見ていくと、下記が性的指向の基本となっていますね?

    ・ゲイ:精神的にも肉体的にも男を愛する。
    ・ノンケ:精神的にも肉体的にも女を愛する。
    ・バイ:精神的にも肉体的にも両性を愛する。

    そして、ゲイとノンケについては、その上に、恋愛対象外の性に対して精神的/肉体的な恋愛状態が持てるというオプションが付加されるわけですね。

    性的指向を決めるとき、精神的愛と肉体的愛の両者がそろっていることを前提とするのは適切なのでしょうか? 男女問わず、恋愛対象者との肉体的関係を厭いつつ、恋愛感情は有する人たちがいることを考えると、(見かけの)性的指向を決定づけるのは精神的な愛ということはないでしょうか?

    いや、でも、肉体的な愛のみ有するゲイやノンケはいないのか、と言われると、これまた考えてしまいます。ゲイでは例えばジュンくんのような例がありますし、ノンケときたら星の数ほどいそうですね。見た目そう見えるだけかもしれませんが。

    人間は複雑です。それでも、恋愛状態を駆動させる最初のトリガーは純然たる生理的反応だと想像しています(たとえばカロリンスカ研究所の研究例あり)。その効力は馬鹿にできないけれど、人間の場合、それが精神や肉体をダイレクトに恋愛モードに突入させるわけではありません。つまり、自分が意識する性的指向が精神に現れるのか、肉体に現れるのか、両方なのか、断言するのは難しそうです。

    ただ、そこまで考えはじめると、分類は複雑怪奇で不明瞭になってしまいますね、男性に精神的にのみ恋愛感情をいだき、ときに女性にも精神的にのみ恋愛感情を持つことがある人は、ゲイともノンケともバイとも取れてしまいます (^^;) 

    カロリンスカ研究所の研究はとても面白いので、いずれ話ができるといいですね。

    ところで、歴野さんの「バイは本当にわからない」のは、バイというより隼人さんが、ではないのでしょうか?と思いつつ、話の展開を見守らせていただきます。

    作者からの返信

     いつもながら宇佳子さんの考察は深く、それだけに複雑で、その要旨を掴もうとすると何度も読み返さないと僕の頭では追い付けなくなりそうです。
     今回はあくまでも「ノンケ⇒バイ⇒ゲイ」のグレーゾーンに限り、大雑把にまとめたものとお察しください。

     で、実はここに「アセクシャル」とか「アロマンティック」とか言われる新しい概念が絡んでくると、更に複雑になってしまいます。
     これについては後に取り上げるつもりでしたが、少し先に書かせて貰いますね。
     これは男にも女にも⇒要するに人間に対して恋愛が必要ない人達ですね⇒言われてみれば案外、身の回りにもちらほらそう言う人がいるような気がします。
     ↑僕にとってはバイよりずっと理解しやすいです。

     で、さらにモノセクシャルと言う人達もいるらしいです⇒性自認が男でも女でもない人達ですね。
     例えば機能的に男として生まれても「自分が男とも女とも思えない人」
     ↑だから女が好きでもノンケと言えないし、男が好きでもゲイと言えない。
     ↑さらに性自認が女じゃないからトランスジェンダーとも言えない。
     いわゆるLGBTQの「Q」と分類される人たち。いや、ホントに分からない。

     いわゆる「ノンケ⇒バイ⇒ゲイ」の横軸に、アセクシャルやモノセクシャルと言う縦軸なのか平行線なのかよく分からない性が絡んでくると、人それぞれ⇒個々の判断なんて容易には出来ませんね。

     宇佳子さん、これはもう、僕たちが迂闊に「ああだこうだ」言える分野じゃないのかも知れません。
     僕なんて男好きな単純なゲイだから、むしろ多数派なのかな?なんて錯覚してしまいます。

     もう!
     隼人のせいで僕は(普通)考えなくていい事で悩ませられる!
     普通の、真っ当なゲイと付き合いた〜い!!
     はぁはぁ……😭

  • 160)バイってどうなの?への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    以前から何度か拝見していた「バイセクシュアルって女も抱けるゲイなのでは?」のご意見、今回のエピソードでその根拠が分かりました。ゲイを見下し、自身のゲイ否定のためにバイセクシュアルを持ち出しているように見える人が何人もいたからなのですね。ふむ、そういう人たちはゲイを見下していた周囲に自分自身が染められ、そこから抜け出そうともがく被害者でもあるのでしょう。自分を認められないというのは、四六時中つきまとう感情で、きついです。でも、その負の気持ちを他者にまき散らすのは許されないことですよね。

    それはさておき、バイセクシュアルにもいろんなタイプがあるのでしょうね。恋愛って、まず、精神的に惹かれることは除外できないと思います(体より心が先という意味ではなく)。そのうえで、相手に向ける性欲は0から100までグラデーションなのかなあ、と。だから、精神的に強く惹かれるものを両方の性に対して抱く人は、性欲のあるなしに関わらず、バイセクシュアルなんだと私はとらえています。逆にセックスはできるけれど女性に恋愛感情を抱けない人は、バイセクシュアルではないと考えます。

    でも、その精神的な惹かれあいって、友情とは何が違うの?という疑問が生じます。もし精神的に強く相手を求めることがすべて精神的な恋愛なら、20代の理久くんがナッキーさんに抱いていたのも、紛れもなく恋愛ということになってしまいます。AIに質問すると、性欲に裏打ちされないが友情とは異なる、強い執着心を有する感情もあり、たとえばノンセクシュアルな人たちはその感情を恋愛感情と呼ぶのだと教えられましたが、しっくりきません。

    バイセクシュアルについての考察はまだ続くのですね。隼人さんの行動と心理についてはきっと後半にもヒントが隠されているのでしょう。

    浩一さんについては、男女でもあるあるの、典型的な泥沼ですね。ひとことで言うなら、相性が悪かった。建設的な言葉で表現するなら、好きになった相手をモノにしたいならそれ相応の努力が必要だ、でしょうか。
    浩一さん(もちろんもう一人の当事者だった歴野さんの目を通じての)を見る限り、相手から与えられることをひたすら願うばかりだったように見えるのです。恋愛について未熟過ぎたという印象がどうしてもぬぐえません。私は完全に浩一さんタイプ、彼の煩悶はすごくわかるだけに辛いです。理久くんが隼人さに自分にないセックスの強さを見出して憧れたように、浩一さんは理久くんの周囲を照らし出すような明るさに引き寄せられたのでしょうね。

    ……あああ、また長くなった! すみません m(_ _;)M

    作者からの返信

     バイについては本当によく分からないのですよ、多分僕にとっては永遠の謎だと思うのです。
     異質だと分かっていてもレズの事は理解…ってか、納得は出来るんです⇒ゲイが男を好きなように、レズは女が好きなんだろうな?って。
     ただ、僕もあまり考えなくて済んだ初歩?のころは、「異性愛」と「同性愛」と、そして「両性愛」が有るんだろうな?と単純に理解していましたが、いやいや、それがね、知れば知るほど「心も身体も、両性どちらも本気で愛せる人なんて本当に実在するのか?」と疑い始めて今に至ります。
     実はそのグレーゾーンについて「アメブロ」の方でコメントいただきましたが、まさに次回のお話がそのグレーゾーンについてです。
     少々お待ち下さい。

     ところで宇佳子さんが「完全に浩一タイプ」とのご発言には驚愕しました。
     そうなの?
     人は分からないものですね、僕のイメージする宇佳子さんは大人でさばさばしている恋愛勝者のイメージでしたが……
     所詮恋愛に不器用な理久にはよく分からん…、汗

    編集済
  • 159)セクシーの重要性への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    > ノンケの男性は女性に対する受容性がとても高い気がします。

    ノンケ男性の女性に対する受容性が高く見えるのは、タイプど真ん中じゃないけれど許容できる女性を彼女とすることが多いからじゃないでしょうか。自尊心や性欲の解消先として。結婚直前で彼女を変えた後輩くんがふたりいるのですが、これも、それなんだろうなと思っています。そう考えると、ゲイ男性の(というか理久くんの)セックスする相手には不自由しなかったけれど、恋人には恵まれなかったという状況と、あまり変わらないかもしれません。

    じゃあ、女性はどうか、ノンケ女性も同じなんじゃない、と思いきや、やはりそこには男女の差が多少なりともありそうです。生物学的および社会通念的に。

    以前歴野さんがお書きになっていた「『ノンケ男性はセックスするのに女性に気を遣ったりお金を使ったり、大変だ』とゲイは笑い話にする」とのことを思い出しました。ワンナイトでセックスをするのはゲイ男性のほうがヘテロ男女より敷居が低いのかもしれません。でも、恋人として付き合うということになると、ゲイ男性のほうがはるかに厳しい注文を付けるということ。これは、セックスへのアクセスが簡単であるからこそ、恋人にはセックス以上の存在意義を求めるということなのかな、と感じました。

    前回書いたTシャツ実験、元は下記研究論文です(アブストのみ無料で読めます)。

    Wedekind, Claus et al.
    “MHC-dependent mate preferences in humans”
    Proc Biol Sci (1995) 260 (1359): 245–249 .
    https://doi.org/10.1098/rspb.1995.0087

    人間がパートナーを選ぶメカニズムは複雑で、においやフェロモン様物質による刺激と応答はファクターのひとつにしかならないでしょう。ゲイやレズビアンが同性に惹かれ、ヘテロ男女は異性に惹かれるのも、同じく、複雑なメカニズムは無数の単純なステップに翻訳できるはずで、その中の主要なひとつににおいがあるのでは、と思っています。

    作者からの返信

    「ノンケ男性の女性に対する受容性が高く見えるのは、許容できる女性を彼女とする云々」まさにそうだと思います⇒「彼女」とするんです。
     ↑つまりノンケ男性の多くは「やり捨て」なんてクズな事をしないし「出会い」を大切にする人も多い、と僕は考えています。
    (超モテ男でスケコマシなんて特殊例は省きますね)
     それだけ女性との縁が薄く、もし女性の方から声掛けされたら一も二もなく感謝感激のノンケ男性が、僕の周りにうじやうじゃいます。

     友達(ノンケ)が実感して発言した言葉に、僕ははっとした事があります。
    ───男は全体に薄っすら「女が好き」が根底にあるのに、女は全体に薄っすら「男が嫌い」が根底にある気がする───と言う内容でした。
     つまり男の基本は「受容」だけど、女の基本は「慎重」ではないか?との実感を彼は吐露しました。
     どうだろう?
     まあ、人それぞれと言ってしまえばそれまでだけど……

     あ、ここまで書いて思いつきました。僕がここで書こうとしている事をほぼ書き上げた記事が jimのブログにあります。

    「 jimの投稿履歴」
     2024/9/13付〜
    〈圭太さんからのコメントに返信します【1〜3】〉

     3回に渡る長文ですが、ゲイの恋愛観とノンケの比較をだらだら書いています。暇なときにぜひどうぞ♪
     頂いたコメントに対する返信も jim節の炸裂となっております。

    「ノンケの彼女作り」とはまた違った「ゲイの彼氏作り」──容易にSEXが成立すだけに返って難しいゲイの心理は宇佳子さんの考察の通りで⇒かなり的を射てます。
     その辺も詳細に(しつこく)書き散らかしていますから、このコメントの返送にも相応しいかと……

     って、いま念のためあちらを読み返して見ましたが、今回は変なネタバレもありませんからその点はご安心を!
    (前回不用意にブログ記事を紹介してネタバレになっちまった事を深く反省しております〜、汗)

  • 159)セクシーの重要性への応援コメント

    理久さん、更新ありがとうございます!

    今回は「セクシーの重要性」という、あまりにも潔く、説得力に満ちた講義を拝聴した気分です。

    「世の中、どうでもいい男の方が断然多い」と言い切る理久さんの、男を見る眼の厳しさと、だからこそ隼人さんという「稀有な相性」に出会えた時の衝撃……。理性や時間を一瞬で凌駕してしまうその暴力的なまでのセクシーなパワーに、圧倒されてしまいます。
    男という生き物を知り尽くしているからこそ辿り着く「野生の結論」。
    「やっぱり俺は動物だ」と自嘲気味に、でもどこか誇らしげに語る理久さんが、あの日、隼人さんという強烈なフェロモンを放つワンコを前に、瞬時に「受け入れ体制」を整えてしまったのも、もはや宇宙の法則のような必然だったのですね。

    そんな「相思相愛!」な二人が、そのセクシーさゆえにどんな嵐に巻き込まれていくのか。理久さんの本能が導く物語の先を、私も息を呑んで見守らせていただきます!

    作者からの返信

     ええっ?
     説得力に満ちた講義?
     宇宙の法則?
     あのね kukuri さん、話が壮大すぎますよ〜!
     単なる理久のスケベ噺ですよ〜!
     ゼハゼハ…

     何だか kukuri さんにはいつも過剰評価していただいて恐れ入るばかりです。
     でもホント、隼人の事が好きで好きで堪らなかった。

     僕なんて何だかんだ言っても高校生の頃からやらかしていた不埒者でしたが、
     隼人は25歳まで真面目に?(内心かなりな悶々だったらしいけど)
     むっつりお○ん○んだけ元気に(てかその元気を持て余して)
     生きてきた人だったから、そりゃ僕も大切にしてあげなくちゃ!
     優しくしてあげなくちゃ!
     あれもこれもしてあげなくちゃ!
     と思って責任重大と感じて付き合い始めました。
     その後とんでもない苦悩に見舞われようとは……

     はい「現在の理久」による愚痴はもう少し続きます。
     ご容赦を……

     あ、追記!
     宇佳子さんへの返信で jimブログのとある記事を紹介しましたが、もし良ければ kukuri さんもどうぞ♪

    編集済
  • 158)SEXアピールってすごいへの応援コメント

    理久さん、更新ありがとうございます!

    今回は『なぜナッキーさんではなかったのか』という、全読者が抱いていた最大の謎に対する、あまりにも正直で鮮やかな回答でしたね。

    安定感抜群のナッキーさんの隣で安心して『ボケ』ていられる幸福感よりも、襟足の青さや、ヒップに抗えない理久さん。

    理性ではナッキーさんだと分かっていても、本能が隼人さんという『野生の魅力』を掴んで離さない。この、抗えないフェロモンの勝利こそ、理久さんの描く恋愛リアリティなのですね。

    159話で明かされた、宝塚の客席からずっと理久さんを見つめていた隼人さんの執念にも驚きましたが、それを『喰っちゃった』とチャーミング?に笑い飛ばす理久さんの軽快さが、二人の関係性をより魅力的に見せています。

    『好きになる人は選べない』という、残酷で甘美な真理。

    その真理に従った結果、理久さんがこれからどんな『本番の地獄』へと真っ逆さまに堕ちてゆくのか……。感度を最大にして、次回の更新をお待ちしております!

    作者からの返信

     kukuriさん、そうなんですよ。理性が判断するベスト・パートナーと、本能が求める性欲の相手は必ずしも一致しない場合もあり得るんですよ。
     それはヘテロの男女でも同じだと思います。
     端から見ていて「あの二人はお似合いだよね♪」なんて思っていたのに、結果として全くタイプの違う別な相手を選んだりして、「え?あの人たちがくっついたの!」って驚かされるパターンは、案外そう言う事なのかも知れません。
     ヘテロは大昔からこう言います──「恋愛の相手と結婚の相手は別だよ」って。
     僕はゲイなのであんまり結婚と言うイメージで相手を探してはいませんでしたが、確かに昨今「同性婚」なんて話が真実味を帯びてくると、やはりゲイも、ヘテロと同じように考えるのもリアルかな?と思えます。
     当時、もし同性婚という選択肢があったなら、なんてったって理想の相手はナッキーでしたね、間違いなく。
    (あ、でもこれはナッキーの気持ちや考えもあるだろうから、あくまでも僕ひとりの思考です)
     でももしかしたら、そんな理屈でナッキーと同性婚したとしても、そのあと不埒な理久は度々出会う SEXアピールムンムンの色ぽい男と、いけないおいたを犯してしまっていたかも知れません(それも複数回?色白スケベだからな〜)
     ああ、やっぱり結婚って、理性や条件じゃなくて「セクシー」で結ばれた方がいいのかな?あ、いや、分からん!
     結婚なんて論外の世代に生まれた理久は、単純にゲイにまい進出来て幸いだったか?
     どうなんだ?

  • 158)SEXアピールってすごいへの応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    『恋愛的嗜好がまんま亮ちゃん』、これ、面白いですね。嗜好ってどうやって定まっていくのだろうと考えてしまいました。

    亮ちゃんといえば理久くんにとっては「甘いにおい」の人。においの好みの理由を探った実験に「スウェットシャツ実験」があります。その実験により、DNA型のより離れた相手のにおいをより好む傾向が『マウスでは』得られているそうです。ただし人間では真逆の結果も得られているとのこと。人がどのようなメカニズムでそのにおいを「快」と感じるのか、現段階では究明されていないようです。
    https://forbesjapan.com/articles/detail/41954
    また、上記の記事では、人間の恋愛嗜好に対する嗅覚の影響は限定的というほのめかしをしつつ、においが心身に性愛的な反応をもたらす可能性を認めてもいます。つまり、においが人間の嗜好に与える影響については、まだ研究が追いついていないだけで、かなり大きいのかもしれません。

    幼児期の体験はその後の嗜好に大きな影響を持つと思います。好きなにおいに関連付けられたシグナル(ここでは容姿)があれば、その容姿も好きになることはないか、とChatGPTに聞いてみたら、それは心理学でいうところの「転移」「学習」であり、ありうるよ、とのことでした。

    誰かを好きになるなり方には年齢も関係するのでしょうね。容姿や声、におい、仕草など、何に惹かれるのかにはいろんなパタンがありますし、もたらされる感情も、性的興奮もあればより穏やかな愛情もあるでしょう。それらは、さらに、年齢とともに変化していくものだと思います。

    二十代のころの理久くんは、ナッキーさんの容姿にも性格にもセックスアピールを感じなかったとのこと。でも、一緒にいて誰よりも楽しいという不動の特別枠にはおさまっていたのですね。理久くんの気持ちが年齢とともにどう変わっていくのか、こちらも興味深いです。

    「生理的に男が嫌い」なレズビアンもいれば、女性と同じ部屋にいるのですら不快に思うゲイもいるとのこと。これもとても興味深いお話でした。その生理学的メカニズムが知りたくて調べていたのですがまだ調べ足りず。いつか機会があれば歴野さんのご意見も聞いてみたいと思います。

    作者からの返信

     宇佳子さん、この実験は以前バラエティー番組で観た記憶があります。
     番組の信憑性については分かりませんが「娘が父親の体臭を嫌うのは近親相姦を防ぐために遺伝子に組み込まれた本能だ」との説の検証として、確か5〜6組の父娘が出演し、父親が丸一日着たTシャツを嗅ぎ分けると言う内容でした。
     娘は全く同じ数枚のTシャツから「最も不快な臭い」から「最も気にならない臭い」までをランク付けするシステムでしたが、見事に全員、自分の父親のTシャツをワースト1か2に選んでいました。
     確か「ナイトスクープ」だったかな?あ、いえ、これは記憶に自信がありません。
     とにかくバラエティー番組の企画だったのでヤラセはあったかも知れませんが、どうでしょう?

     それと「レズビアンが男嫌い」「ゲイが女嫌い」と言うのも、突き放した言い方にはなってしまいますが、結局は人それぞれだと思います。
     僕が雪絵個人を見たところでは「女が好きだからレズビアンになった」のか、それとも「男が嫌いだからレズビアンになった」のか、よく分かりません。それくらい「男嫌い」です。
     でも、僕の知っているレズビアンの人もそんなに多くないし、正直あけすけに話せるのは雪絵だけなので、アンケートにするには甚だ頼りないです。
     僕自身は若い頃から女性に対し共感出来ることが多く、親しみも感じていましたが…
     これどうだ?言っていいのかな?──歳を経ると共に、近年は女性が面倒になって来ました。
     仕事関係でも近所のごたごたでも、とにかく「女ってうざ!どんなにガサツで乱暴な奴でも男の方が可愛げがあるわ」なんて愚痴るようになって来ました。
     単なるジジイ化?

  • 157)ずっと君が好きだったへの応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    「ずっと君が好きだった」って、これは、王道の殺し文句ですね (*^^*)。亮ちゃん、圭くんに始まり、浩一さんからの「王子さま」呼び、このあとにも少なくとも一件はあると考えると、歴野さんの「自分はそんなにもてない」が謙遜であるのが、ますますはっきりしてきたのではないかと。
    隼人さんは彼女公認で理久くんと関係を続けているわけではないのですよね。三人が二つのカップルとして妥協できる形で付き合えていれば、それはそれでよかったのでしょうが、そうもいかなかったのでしょう。この状態で隼人さんと関係を重ねる理久くんの屈託も気になりますが、隼人さんの精神面は大丈夫なのかなあ。

    作者からの返信

     いやいや、時系列で言うとこの頃はまだ大学生ですからね、俺。
    「鬼も十八、番茶も出花」っての通り、若いうちは「若い」ってだけでそれなりに…ってとこですかね?
     いやいや、俺なんて30代以降は凄惨なくらいモテなくなります、お楽しみに!
     って、いやいやまだ先の話ですね、汗
     隼人とは5年も付き合いましたが、そりゃ色々有りました。そのへんも臆せず書こうと思います。
     なあに、難しいジュンと浩一を何とか描き終えたので、あとは随分気楽かも?


  • 編集済

    156)ああ…反省会Part3への応援コメント

    理久さん、更新ありがとうございます!
    今回は雪絵さんのキレ味鋭いツッコミに、思わず拍手喝采してしまいました(笑。

    前回の重厚な贖罪の空気を見事に切り裂く『レロレロの色白ス〇〇・モンスター』というパワーワード!雪絵さんのような理解者が、理久さんの『綺麗事ではない本音』を容赦なく引き出してくれるおかげで、この物語が単なる回想録を超えた、血の通った人間ドラマになっているのだと感じます。

    『男としての排〇は必要生理』と開き直りつつ、雪絵さんの追及にタジタジになる理久さんの姿が目に浮かぶようです。若さゆえの過ちや、一夜のつもりが泥沼化してしまった戸惑い……。
    それらを隠さず、さらには笑いに変えて届けてくれる理久さんのサービス精神こそ、読者が惹きつけられる理由なのでしょうね。

    雪絵さんと飲み明かす夜の空気感まで伝わってくるような、素晴らしい『反省会』でした。
    嵐の前の静けさのようなこの賑やかさ。次回の展開も、お酒とおつまみを用意して?楽しみにお待ちしてまーす!

    作者からの返信

    「前回の重厚な贖罪の空気を見事に切り裂くレロレロ〜、というパワーワード!」
     の件、僕はそこまで緻密な計算をしての演出でも編集でも無かったのですが、kukuriさんも本当に読みが深くて恐れ入ります。
     いえね、この回顧録を書くにあたり時系列の出来事順を表にまとめた時、浩一の事を書こうかどうかほんとうに悩みました。書けば「きれい事で済まない自分をさらけ出さなければならない…」
     が、しかし、ここで逃げたら素人のおっちゃんが自費出版した自叙伝を親類縁者に配る自己満足のようなものに収まってしまう。あれ?それってどうなんだ?
     と思い、ジュンの件と共に臆せず書き表わす決心をしたのです。
     まあ、ここまで書き上げればあとは平坦!(と思ったのも間違いだったが…)
    「嵐の前の静けさ」ですか?
    本当に皆さん先読みが鋭くていらっしゃる。
     確かに地獄の三角関係を清算し、ここからは隼人との幸せが始まるかのようですが、確かにここからが本番!
    本当の三角関係はこれからなんですよね…シクシク😭
     それにしても浩一……あの後どうしたのか本当に気になります。
     出来るものなら「僕色同窓会」を開きたいよ😆
     浩一だけじゃなく、圭も佐藤もジュンもサトシも、みんな一堂に介したらどんな事になるんだろう?
     修羅場か?
     がはは🥳🎉
    (↑極楽エロとんぼ)

  • 156)ああ…反省会Part3への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    隼人さんのことが好きで好きで仕方なかったのですね。これは理久くんには珍しく、自分が好きになったお相手との幸せなお付き合い……と思いそうになりましたが、違うわ、彼は亮ちゃんのケースと同じで、彼女がいるのでしたね。爆弾を抱えたお付き合い。万が一にも隼人さんが自分を選び、彼女と別れてくれないか、そんな一縷の望みを抱きつつの交際だったのでしょうか。

    心と身体は、かすがいになるものがなければ、男であろうと女であろうと、自然とばらばらになりがちなのかもしれません。それがことさらあしざまに言われる筋合いはないと思います。ただ、快楽を得ようと美食にふけるのとは異なり、セックスをするなら生きた相手がいるもの。相手が遊びと考えているのか真剣なお付き合いと考えているのかを慎重に見極め、自分と考えが合わないなら、泣かれたとしても最初のうちに別れてしまうのが、相手にも自分にもダメージが少ないということですね。

    さて、雪絵さんの以下のセリフが気になっています。

    > 「ああ嫌らしっ!これだからもう!男なんて大嫌い!!」
    > 「ゲイもノンケも一緒よ!男なんてみんなキモイのよ~!」

    酔った(?)雪絵さんが漏らした偽らざらる本音なのでしょうか? 理久くんとあっけらかんとゲイ男性の生態について会話をし、理久くんの「排泄」目的のセックスについてもさらりと容認していたので、上記のセリフに戸惑ったのでした。

    雪絵さん、何かありましたか? それとも、レズビアンの男性嫌いというのは、これほど一般的なことなのでしょうか? 

    同様に、ゲイの女性嫌いも一般的なのでしょうか? あ、もちろん、あからさまな性的接触以外で、です。

    以前、女性の(性的な意味合いはまったくない)ボディタッチに激しい不快感を覚えるというゲイ男性の描写を書いたら、「ゲイであることと女性に触られるのが嫌いということは別問題だ。あなたは混同している」、と指摘されたことがありました。それ以降、この問題についてずっと気になっています。

    ボディタッチについて、「性的な意味合いはまったくない」と書きましたが、それは触るほうの意識です。そもそも体を触るということは親密性を意識させる行為です。触られた方は性的な接触を連想し、その結果、不愉快になりがちだということはあり得るんじゃないかと想像しています。

    ただ、体に触れたりせず、会話する分には女性を嫌う理由もないのかなあとも思います。あ、においは嫌厭する理由になるかもですね。女性の体臭が嫌で、寄ってくれるな、と。

    今回は短いコメントにしようと思ったのに、長い……。失礼しました。

    作者からの返信

     いつもながら宇佳子さんの読みが鋭いです。
     これで隼人と幸せになりました──とはなりませんよね〜
     次の「章」の大見出し→「隼人と生きる光と影」です。
     はい「光」と「影」なんです。
     やれやれ……

     ところで、かねがね「僕は決してゲイの代表ではありません」とあちこちに書いていますが、雪絵だって決して「レズビアンの代表」ではありません。
     ここで僕が「レズビアンとは云々」とは書けませんが、雪絵のことなら書けます。

     雪絵は根っからの男嫌いです。
     もちろん社会生活を送る上で、例えば仕事の同僚とか社交上の関係の構築とかはちゃんと出来ていますが、どうやら「生理的」に男が駄目なようです。
     欧米風の屈託の無いハグも、日本でありがちな酒の上での無邪気なスキンシップも一切駄目なようで、そこは僕も弁えて付き合っています。
     幼馴染でどんなに仲好しでも、僕と雪絵はハグどころか握手もした事がありません。
     男の匂いとか吐息とか、存在そのものが不愉快なので、至近距離はアウトなようです。
     僕はそれ程でもないのですが、雪絵に合わせて(尊重して)不必要に近付かないように心掛けています。

     が、実はゲイにも雪絵に勝るほどの女嫌いはいます。
     宇佳子さんが「女性のボディタッチに不快感を覚えるゲイ」の描写で否定的な指摘を受けた件ですが、僕が思うには「混同」とかじゃなくて、現にそう言うタイプのゲイは存在します。
     ゲイは女性と親和性の強いタイプも多く(僕もそう)仲良くなると抱きついたり腕組んだり、ペットボトルの回し飲みなんかも平気なゲイも多い反面、女と狭い空間に一緒なだけで(カラオケとか)気持ち悪いと不機嫌になるゲイもいます。
     やっぱね、ゲイもビアンもヘテロの男女と一緒!色々な人がいるんだとしか言えませんよ。
     ゲイはこうだ!
     ビアンはこうだ!
     とステレオタイプに言うより、やはり個人差と言うか、あまり使いたくないけど、やはり多様性?
     ↑ああ、やっぱり便利な言葉……だよね。

     ここからは僕の想像なんだけど──ノンケの男で必要以上に男同士の接触を嫌悪する人がいます。
     要するに酔って肩を組んだりなどの、普通の男同士でもありがちな接触でも「野郎同士で気色悪い!俺に触るな!」とか言う人が一定数います。まさに「男だけでカラオケ?あんな狭い部屋に野郎ばかり詰め込んで何が楽しい?気色悪いだけだろう!」って言う人の事です。
     性の対象じゃないからでしょようか?(そう言う人の多くは女性に触りたがりのセクハラ常習)

     つまり、ゲイの中でも内面がことさら女性的な人ほど、性の対象でない女性に対して嫌悪が強いのではないか?
    ──と……

     あ、また余計な道に入ってしまった!
     やめとこ…

    編集済
  • 155)今にして浩一を想うへの応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    若さもそうですし、自分が当事者であるということもまた、冷静な判断を悲しいくらい妨げますね。岡目八目とはうまく言ったものです。当時は、浩一さんの辛さにときおり気づくことはあったとしても、必死に縋りつこうとしてくる浩一さんの束縛から自分自身を守ろうと、理久くん自身精いっぱいだったのではないですか? 未熟だったふたりにとって、これは、もう、仕方がなかったのかなと思います。苦しい思い出ですが、いま、こうやって正面から向き合うことができたのは、まさに理久くんから歴野さんへの大きな成長の結果なのでしょう。

    女装を仕事にしている方に男くさい仕事からの転身が多いのを「反動」というのには、いささか疑問が残ります。ゲイが先天的であるのと同様に、トランスジェンダーや異性装も先天的なのではないでしょうか。かたい仕事にもともと従事していた人が多いように見えるのは、それ以外の仕事では比較的異性装に寛容であるから、異性装を仕事にしなくてもやり過ごせるということもあるんじゃないかと感じます。

    今回の浩一さんに関する考察を読んでいて、ふと思いました。男性への「男らしくあれ」は今でも、暴力的ともいえる圧力を持って存在している場合があります。そんな社会通念に年若いゲイが強く押しつぶされているなら、自分を無条件で受け入れ庇護し甘やかしてくれる存在を切望するようになるのではないでしょうか? その無償の愛は、容易に「親」のイメージとつながります。親に対する失望や恐怖を味わっていないゲイなら、ずっと年上の恋人を求めることにつながっていくのではないでしょうか。

    作者からの返信

     宇佳子さんの感想やご意見を聞いていていつも思うのは、やはり人それぞれ色々な感性の広がりや深みが有るんだな、と素直に思えることです。
     僕はこの私小説の中で時折「決して自分はゲイの代表でも代弁者でもありません」との断り書きで自分自身にも釘を刺しているのですが、それでもうっかりするとついつい「ゲイのあるある」として決め付けた物言いになってしまうことも有りますね、気を付けないと…
     女装の仕事に就く人に「むしろ男臭い業種からの転職が多い」と言うのは昔からよく言われる「あるある」なのですが、でもそれも時代の変化で今は随分変わってきているとも聞きます。
     昭和のころ、70〜80年代の女装の仕事と言えば完全水商売で、これは女性のホステスもそうですが、銀座に代表されるような、かなりなプロの厳しい世界でした。
     男の世界ではホストクラブもそうですが、かなりな上下関係とシゴキで、暴力的にも(反社?)怖い世界だったと、女装バーの草分けである青江のママや吉野のママも語っています。
     いやいや、元自衛官ぐらいの根性がなければ務まらない仕事だったと聞かされていました。
     平成から令和に至り、女性の世界もプロの専業ホステス(お店に登録して自前で掛売営業をする)なんて殆どいなくなり、経済新聞なんて読みもしないキャバクラやガールズバーのお姉ちゃんばかりに変貌したように、近年の女装バーも、ホステスと言うよりは「ショーパブ」のダンサーと言われるような明るい世界に変貌しています。まあ、その裏側が傍目で見るほど甘くないのは変わらないでしょうが…
     てかコロナの影響もあるけど、今でもそんな華やかない商売がまかり通っているのかな?改めて考えてみれば現状もよく知らなくての発言でしたね、うん、良くない。
     現状→女装と言えばマッコさんやミッツさんのようなドラッグクイーンが主流のご時世ですね、あ、はい、この方達はいわゆる「女装ホステス」とは全く違った業種の皆さんです。パフォーマーですね。
     あれ?なんでこんな歌舞伎町案内所みたいな話になったんだ?
     駄目だな〜また話が飛躍してしまった。
     失礼しました😅


  • 編集済

    154)ごめんよ、浩一……への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。タイトルを見てなかなかその先に進めず、拝読してもおふたりそれぞれの辛さが迫って来て、ただただ苦しくなっていました。

    別れを切り出したのは浩一さんでしたか。彼に言わせてしまった、それが衝撃でした。でも、この顛末を包み隠さずさらけ出された歴野さんの誠実さに頭が下がります。渦中にあった理久くんには理解できなかったことを、時の流れとその後の経験で冷静に振り返れるようになったという証なのですね。

    生きる世界があまりにも違えば、たとえ「いいな!」から始まったとしても、合わないところが次々と見えてくるものですね。理久くんにとって浩一さんはそもそもタイプからかけ離れていた人。頑張って恋人という体裁を整えていても、いったん歯車がかみ合わなくなれば、すべてが崩壊するのは必然だったのでしょう。

    いかつい体つきから想像もできないほど、その内面は臆病な駄々っ子のような浩一さんです。恋人に対する執着も、子供がお母さんを独り占めするかのようです。精神的な幼さがここまで強いと、お付き合いを通じて直していくには、そうとう相手を選びそうで、浩一さんの道は険しいなと重たい気持ちになりました。

    誤解を恐れずに言えば、一読したとき、このときの理久くんは残酷だと思ってしまいました。でも、この破局のあとに理久くんは告白されることを恐れ厭うようになってしまったのですね。それが意味する深刻さがじわじさと実感されてきました。この経験は理久くん自身が意識する以上に理久くんの心を深く切りつけていたのでしょう。どうして別れを切り出したお前が泣くんだよ、と心の中でつぶやいたのは、理久くんが必死になって自分の心を守ろうとした足掻きなのかもしれません。

    理久くんの恋愛を通じ、人間って、いろんな人がいるのだなあというのをまざまざと感じさせられています。その人の魅力だけでなく欠点や無様なところも容赦なく描きながら、強く魅了してくる人間を描き出せる筆遣いに、引き付けられます。

    作者からの返信

    「臆病な駄々っ子」とは中々に言い得ていますね。
     それも宇佳子さんが「現在の僕」と同様に、大人目線だからこそ言える表現であり、相手は未熟な大学生なわけだから、保護者的な目線で「放っておけない子」とも思えましょうが、当時の僕には無理でした。
     自分の事で手一杯で、とても駄々っ子のお世話なんて無理でした。

     そうなんです。僕は怖かったのです、浩一の反応が…
     自分の不用意な言い方ひとつで大事件にもなりそうで、とても別れを切り出す勇気も湧きませんでした。
     そこに浩一の方から切り出してくれたのです。渡りに船としか思えませんでした。
     その言葉の奥にどんな思いが秘められていたのか……当時の僕は見ようともしませんでした。
     使い古された言葉ですが、若気の至り……としか……

     はい、そして僕は「求愛させるのを厭う人間」になってしまった。
     これ、一見すると自惚れた発言に聞こえるでしょうが、相手が真剣なら真剣なほど困惑と嫌悪のパニック状態でした。
     得てして物語のような両想いは少なく(てか、俺はあまり経験がなく)とにかく「どうでもいい所」から言われても迷惑なだけ!と強く忌避していた時期が有りました。
     ↑かなり傲慢。

     ああ、若さゆえの過ちでしょうか?
     え、あ、いやいや!
     この歳になっても嫌なものは嫌ですよね!
    (てか、もう誰もこのジジイをそんな風にも思わないだろうけど)

  • 理久さん、更新ありがとうございます!

    ナッキーさんとのマシンガントーク、まるで映画のワンシーンを見ているようで最高に楽しかったです。

    遊園地から動物園、水族館の『ペンギン餌やり体験』まで……。恋人とはできないような『恥も外聞もないはしゃぎっぷり』を共有できる相手がいるって、人生において何よりの財産ですね。理久さんの動物好きが暴走して、羊にタックルしたりシャチに抱きつこうとしたりするエピソードには、理久さんの無邪気な生命力が溢れていて思わず笑顔になりました。

    でも、ナッキーさんの『理久が望むなら……』という言葉や、必死に隼人さんのことを『サカリの付いたワンコ』と腐してみせる姿に、彼の切ない本音が透けて見えて、少し胸がキュンとしました。

    これほどまでに相性抜群で、お揃いのカチューシャまで持っているナッキーさんを『特別枠』と呼びながらも、あくまで友情の域を出ない理久さん……。その罪作りなまでの『天然さん』なところが、ナッキーさんや今の彼たちを惹きつけてやまない魅力なのでしょうね。

    楽しい夜の裏側で、少しずつ近づいてくる『二股の清算』という嵐。この温かい友情がどう理久さんを支えていくのか、次回の更新も心待ちにしています!

    作者からの返信

     ナッキーはねぇ……
     今後もナッキーとの複雑な関係が度々描かれますが、当時の僕にとってナッキーは「友達だった」と言うより、「恋人としては見れなかった」と言ったほうが正しかったのかも知れません。
     どんなに相性が良くて仲好しでも……好みのタイプってか、セックスアピールってか、誰にも乗り越えられない壁って有るでしょう?
     ところが隼人はその壁をひょこっと、なんなく乗り越えてしまった。そんなところかな?
     ルックスで言えば、確かにナッキーは綺麗過ぎて……って、褒め殺しは止めよう!
     正直に言って、そのままリボンつけてスカート履かせれば女子に見えちゃうナッキーに全くそそられなかった。って事かな?俺はゲイだから…
    (当時はそんな事、可哀想で言えないよ〜)
     ただ、そんなナッキーも歳を経ながら徐々に顔つきも男らしく、逞しくなって行くから!
     まあ、長〜い目で見てやって下さい!
     人の気持ちは変わるしね。

     そして、そうだね、浩一のこともちゃんとしないと😓

  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。
    あれ、ナッキーさん、亮ちゃんの顔を知っているのですね? それにしても、口の悪いナッキーさん (^^;) でも実はとてもやさしいというギャップがいいですよね。
    あらら、とうとうケンちゃんさんからも理久くんとナッキーさんの相性の良さを指摘され、ナッキーさん自身からもアピールされているのに、理久くんはまったく気づこうとしない(ふり?)。

    でも、それが良いのかもしれませんね。

    理久くんの「恋人と付き合うって決して楽しい事ばかりじゃない」という言葉、つまりナッキーさんと恋人になってしまったら、今まで楽しいことばかりだったふたりの関係に面白くないことが入り込むかもしれないとも、考えられるのかもしれません。それを恐れ、意識的にか無意識のうちにか、付き合わないようにしていたのでしょうか。恋人とはできないけれど、親友となら楽しくできることもある。恋人って、一体何なんだろうな、と考えてしまいました。

    前回の、男性同士だと歳の差カップルも少なくないという話に興味がわきました。ヘテロのカップルだと、やっぱり生殖を念頭に置くからでしょうか、女性が男性よりも10歳、15歳も年上というカップルは極めて少ないと思います。同性同士だからこそなのでしょうか? それとも、男性同士に限られることなのでしょうか? 恋愛対象群のどこに魅力を感じるのかについて、ヘテロ、ゲイ、レズビアンで何が異なり何が共通するのか、気になるところです。

    作者からの返信

     はい、ナッキーと出会ったのは亮ちゃんと別れた後でしたが、その後「亮ちゃんとのエピソード」を知ったナッキーに「見せろ見せろ!」とせがまれて何枚か写真を見せました。
    「なるほど、理久はこんなんが好きなのか…」と言われたけど「いやいや、あんま顔は気にしないから」と答えましたが…、あ、ちなみにサトシもサークル飲み会のスナップ写真を見せてます。

    「恋人になると破局の後に会えなくなる」とのトラウマが亮ちゃんで成立してしまったは確かです。恋人ではなかったらしいけど、ジュンとの事も同様でした。

     言われてみれば確かに、ヘテロに比べるとゲイは歳の差カップルは多いですね。なぜだろ?一度ブログの方で考察してみようかな?
     ゲイの指向に「フケ専」ってのは珍しくなくて(タッチとかナッキーとか)僕自身もアラフィフで十代の子に泣かれて困った事があります。
     親子ってより、もはや犯罪でしょう?まあ、何とか事なきを得ましたが……

    編集済
  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。

    え、この遊園地通いに動物園・水族館通いは、どう考えても理久くんとナッキーさんのデート…… (^^;) 

    たしかに恋愛の「恋」の部分では、相手に対するときめきがあって、相手にいいとこを見せたいくせに、素の自分をわかってもらいたいというジレンマが渦を巻いているもの。激しい精神の乱高下は楽しいけれどくたびれます。理久くんにとってナッキーさんは、そんな心の動揺なしに付き合える間柄なのでしょうね。同世代で同じ町出身。共通の趣味があり、互いにゲイであることも知っている。ふたりで一緒にいると、気楽で、バカを言い合えて……もう、家族ってことでいいんじゃないですか? 兄弟みたいな……あ、これは違う意味になっちゃうのでした💦

    十五歳の年齢差があると、同じものを同じように楽しむのは難しいのでしょうか? アミューズメントパーク好きなおじさまって結構いますが、これも今だからなんですかね? 男女関係なしに、年上が年下に「どこ行きたい?」「遊園地!」で年下がはしゃいでいるのを見て年上が楽しむ構図って、いかにもありそうに妄想していましたが、現実はそうはいかないのでしょうか? 気になりました。

    これが①ということは②もあるのですね、お次は理久くんの番でしょうか、楽しみにしています。デートっていまいちわかりません。そもそも何をすべきなのか、どのあたりが楽しさポイントなのか。

    動物お好きなんですね。ヒツジとかペンギンを抱きしめるの、気持ちよさそうです。私はダチョウをハグしてみたいです。

    作者からの返信

     実は、時系列から見たらこの章は浩一と隼人との板挟みで苦しんだ「二股時代」を描く順番なのですが、これがどうして…中々ペンが進まない。
     やはり誰しも辛かった頃の記憶って、中々文章にまとめ難いものだと思います。むりやり搾り出してもやはり楽しいお話にはならないしね。
     ええい!ならばいっそ!
    ──と、ナッキーとのいちゃいちゃ噺を挟んでみました。
     自分自身の気分を上げて、その勢いでペンを走らせようかと……

     ところで「15も歳が離れていると──」の件ですが、男同士の場合⇒一般的に見て中々に不自然に見えますよ?これが…
     先ず同年代なら普通に友達同士に見えるし、それこそ多少の年の差は兄弟や先輩後輩に見えるから問題無い。
     ところが15歳差となるとどうだろう?
     ↑ゲイの歳の差カップル(案外多い)の多くが気にしている点です。
     若い叔父と甥っ子?
     上司と部下?
     先生と生徒?
     いやいや、普通二人で街を歩いたり、買い物したり、お茶飲んだり……
     あまりしませんよね?
     親子ほど歳が離れていると、それこそ文字通り父親と息子に見えるかも知れないけど……
     普通いい歳した親父と息子がイチャイチャと映画を観たりしませんよね、まして遊園地なんて……
    ───と言うことです。
     ゲイは色々なことで、特に人目を気にして生きています。
     亮ちゃんも「俺は見た目フケてるし、理久は歳よりずっと若く見えるし、これじゃまるで、おっさんが若い子を連れ回してるみたいでみっともない!」って嘆いていたし、案外他人からどう思われても平気な僕の方が、ゲイ界で少数派なのは間違いありません。

    編集済
  • 151)隼人はとにかく元気への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    相手を裏切っていると知りつつ、素知らぬふりをし続ける苦しさには耐えがたいものがありますね。浩一さんと顔を合わせるのは土日だけとはいえ、その秘密を抱え続けた三か月間は短い時間ではなかったでしょう。でも、そのストレスが隼人さんとの関係にも暗い影響を及ぼすなどということにならなくて、本当に良かったです。

    > 隼人を好きになれば好きになるほど、浩一が疎ましくなってしまう

    そして、浩一さんを疎ましがる自分に嫌悪感でいっぱいになってしまうまでがセットですね。これは想像するだけでも苦しいです。

    隼人さんがつねに理久くんのお○ん○んを触っていたということ、初めは、ぬいぐるみや毛布を撫でたり抱きしめたりするようなものかな、と思いました。肌触りの良い、ちょっとボリュームのあるものって、触れていると安心できますよね。身体でそれに該当する部位、つまり骨がなくてそれなりにボリュームがあって触りやすい部位って、乳房とお○ん○んくらいなんじゃないでしょうか? 触っていたくなるという気持ちはわかります。

    でも、そうかと思いきや、理久くんが彼のほうに手を伸ばしたら、きちんと反応していたとのこと、ここでわからなくなりました。歴野さんのご説明でも「ただの手慰みじゃなくて、隼人はいつも、ちゃんと僕に発情していた」とのことでしたが、興奮してはいたけれど、何かをするというわけでもなかったのですよね。これって、ストレスがたまりはしないのですか? 勃起しているからと言って、必ずしもやる気満々になっているわけではない、ということなのでしょうか?

    作者からの返信

     男性器の機能について少し語りたいと思います。

     勃○力でまず言われるのは「年齢差」ですね。
     実は一番高性能なのは10代と言われていて、環境さえ整えば最も生殖力は強いです。
    「とにかくやりたい年頃」と揶揄される高校時代などは、それしか考えていない男子も珍しくありません。
     1日数回の射○でも、ものともしません

     ただ社会的立場も経済力も到底子育てなど無理な年代だから、そこは自制せざるを得ない男子も多いですが、中には確かに、無責任にヤリまくりのモテ系イケメンもいますから、女子は自分を大事にしなければなりませんね。
     ↑正直、恋も愛もあったもんじゃないです、同年代の女子が思い描くロマンスなんて猿男子には無縁です、笑

     そして20代→30代→と年齢を経るほどに機能が落ちていくのが自然の摂理です。
     が、しかし、その「年齢差」を遥かに凌駕するのが「個人差」です。
     若くてもED(昔はインポと言っていた人)はいるし、高齢でも元気な人もいます。指揮者のストコフスキーは70代で3人目の妻に子供を産ませました。

     で、僕は……実はそれほど元気な質ではないな…と自覚していました。
     あ、もちろん(その気になれば)ちゃんとSEXは出来ますが、ただ四六時中→例えばちょっと触られただけで感じたり、ちょっとエロ本見ただけで反応したりは、若い頃から殆どありませんでした。冷静なチ○コでした。
    (歳を経た現在は益々、とても高尚な賢者のたたずまいです、はい)

     人は自分に無いものに憧れ、求めるところが有ると思っています。
     隼人の元気は僕にとっての憧れ→「自分に無いもの」でした。
     だから僕のチ○チ○を触り放題の隼人も嬉しかっただろうけど、そうして股間をパッンパッンにしている隼人を、僕の方も大好きだった事を否めません。
    🥳🎉
    (ああ、こりゃのろけだな〜)

    あ、つけ足し!
     勃○したら射○しないと収まらない、と言う訳ではありません。
     気分が変われば途端に萎えます。そこはご心配なく
    😆🤚

    編集済
  • 151)隼人はとにかく元気への応援コメント

    理久さん、更新ありがとうございます。

    今回は特に、理久さんの心の奥底にある『隼人さんへの絶対的な肯定』が熱く伝わってきました。

    理屈や言葉を超えて、身体が正直に反応し続ける――そのシンプルで力強い『愛情表現』に、理久さんの繊細な感性が共鳴してしまったのですね。赤ちゃんがおっぱいを求めるよう、という比喩には、単なる欲情を超えた、魂の結びつきを感じました。

    浩一さんへの罪悪感に震えながらも、目の前の熱量に身を任せてしまう理久さん……。
    『自分を嫌い』と言いつつも、その葛藤が今の理久さんを形作る大切な欠片なのでしょうね。

    これほどまでに真っ直ぐに求められ、それを受け入れた五年間。その『元気すぎる』日々の幕開けを、これからも大切に読み解かせていただきます。

    作者からの返信

     あまりの手癖の悪さに俺も辟易として
    「なんでそんなに俺のち○ち○ばかり触って来るの?」って聞いた事もあるんです、少し強めに…

     そしたら「だって理久のチ○チ○だもん」って…
    「え?」と奴の顔を見直したら
    「だから、大好きな理久のチ○チ○だから♡」って、顔を真っ赤にしながら言われたから、俺…
    (あ、どうぞどうぞ!いつでも触って?)って思っちゃいました。

     それに
    (隼人の父ちゃんも、母ちゃんに対してこんなんなのかな?)なんて余計な想像をしてしまった事も思い出しました😆🎊

     

    編集済
  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。

    ふたりの恋人と付き合うことイコール二股というわけでもないのですが……

    ひとりの恋人を愛するのとまったく同じやりかたでふたりの恋人を愛そうとすれば、それはすぐに破綻を迎えるでしょう。おっしゃるように、時間も精神力も体力も有限ですから。もし、真面目にふたりと付き合おうと思ったら、そのときは身も心も、それなりのやり方にシフトする必要があると思います。

    まあそれはそれとして。

    やはり浩一さんとの付き合いに、理久くんはかなり無理をしていたということなのではないでしょうか? 恋はふたつに分けられない、のではなく、恋が始まったら、無理して恋だと思い込もうとしていたものがいかに恋とは似ても似つかないものかわかってきた、ということじゃないかなあと感じました。

    迫られるのに弱いとのこと、確かにそれは以前言及させてもらった記憶があります。でも、迫られて断れなかったときも、迫って押し倒したときと同じく、理久くんのほうが相手に尽くしていますね。せっせと相手の好きな料理を作ったり、肉体的にも相手を喜ばせようと。それが興味深いです。付き合うと決めたからには、とことん尽くさないと気が済まないから? 生来の世話好きがここでも発揮され、たとえきっかけが相手に押し切られてであっても、積極的に相手を喜ばせてあげたいということなのでしょうか? この細やかさ、濃密さで人を愛そうとしたら、確かに恋人ふたりは負担が大きすぎますね。

    隼人さん、本音がいまだによくわかりません。本気で理久くんを求めているように見えたのに、彼女と別れるつもりはないって、うーん??

    作者からの返信

     二人の人と恋人として付き合っていたら、それは僕の定義ではやはり「二股」としか言えません。
     二股どころか、それ以上の人もこの世には存在しますよね。僕はそう言う人を、ある意味尊敬してしまいます。
     世の中的には「クズ」と言われますが、それは複数の恋人を持つ人がクズなのではなく、元々クズな人が節操もなく複数の相手との乱行の結果であり、繰り返しますが、複数の相手とちゃんと恋人としての体裁を守りながら付き合える人はまずマメであり、几帳面であり、経済的にも甲斐性の有る人なのだと思います。
     ↑そんな優れた人はそうそういないと思います。
     その点⇒歴野理久はダメダメでしたね〜、汗
     二人の恋人を持つなんて到底無理!
     無理無理無理!
     好物の料理してあげたり、お風呂で身体洗ってあげたり、お洗濯してアイロンかけてあげたり……もう、一人で手一杯!
     二人は無理!大汗

  • エコエコアザラクとか懐かしい文字が頭にうかんじゃいしました
    私は女で結婚して孫までいたりしますが
    女の人も愛せたと思います(そういう目で見てた女性は二人しか浮かばないけど)

    そういう私も中学の時、『さぶ』って言葉を発案した(?)と言われてるある編集長の作ってる雑誌で投稿文書いたりするバイトしてました
    その頃はゆるやかに男×女以外の恋愛事情は知られていたけどまだまだ閉鎖的でしたね
    今の時代、どこか人間味は失われた気がしますがそれでも"理解"が広くなったことは嬉しかったりもします
    あ、感想じゃなくて持論みたいなの書いてごめんなさい

    作者からの返信

    「持論」大いに結構ですよ、笑
     僕のところには「考察」や「論文」のようなコメントも多いです😆💥
    「エコエコアザラク」
    懐かし〜!古賀新一どこ行った〜!
     ぽんぽこぽんさんも同性愛の自覚があったんですね?
     僕がこの項目で書きたかったのは、当時の少女漫画界における少年愛分野の台頭についてでしたが、そう言われてみれば……あまり女性同士での愛を描いた作品は多くなかったように思います。
     やはり作者も読者も(異性である)男性同士のことは正に絵空事のように描き散らかすことが出来たけど、やはり自分たち(女性)の性となると表現に躊躇したかな?
     それは現在のBLブームと、その割にさっぱり流行らないGLの実態にも現れていると思いますが、いかがなものかな?
     ただ、BLも長い変遷を経て随分変化しました──そんな僕の「持論」もこの私小説の端々で語っています。
     よろしくどうぞ!

  • お母様も自分なりの正解で頑張ってきたのですね
    笑顔が多くなったの良かった

    作者からの返信

     ぽんぽこぽんさんの言葉を借りれば、母親の「正解」と僕の「正解」が食い違うことが多かったのだと思います。
     それでもやはり、大きく括れば母親と僕は、人間として同じタイプのグループにいたのかも知れません。なにせ僕は母親似でしたから…
     母親は当時のあの世代にしては「男らしくしろ」とか「男のくせに」とか言わない人でした。
     それは姉に対しても同じで、「女はね…」なんて言わない人でした。
     だから僕たち姉弟は自分らしく育つことが出来たと感謝しています。
     ただ、僕がゲイとしての生まれてきたことは「正解」とか「不正解」ではなく、これ僕の「生きざま」でしたから……
     そこを理解し合うことはとても困難でした。
    (父親なんて蚊帳の外だったのに、笑)

  • 親子だから仲良くやるのが正解
    みたいなルールや常識は
    成績が、高学歴が、大手勤務が
    人の質とイコールされるくらい
    浅い意見ですわ

    親子だろうが人間同士
    合わないものはあわない

    それに、滑り台事件は軽い話じゃないですよね
    恐怖と悲しみと怒りに巻き込まれてるのに
    最後は自分の絶対的な味方であるはずの人から信じてもらえなかったら大人でも削れてしまいます

    作者からの返信

    「相性」はあるし、重要ですね。
     人は誰しも自分を中心にものを見て、考えます。そんな自分に対し、好意を抱いてくれる人もいれば、その逆の人もいます。
     何もかも「相性」と決め付けるの安直ですが、家族という親密性が高い関係だからこそ、かえって複雑な関係を構築してしまうことは有り得ると思います。
     現に僕と母親は、僕が進学のために上京し、距離的にも時間的にも親密性が薄くなって、むしろ互いに反発する事がずっと減ったと自覚してます。
     父親とは衝突も喧嘩も、な〜んにもないのにね。同じ親でもこの違いはなんでしょう?やはり「相性」かな?
     僕が「母親似」であることは間違いありません。
     

  • は、波奈さん!!!!
    凄い!こんな風に大人に言ってくれる身近な存在が(しかも子供)いてくれたのは大きな救い
    (;´Д⊂)自分の中に似たような風景があるせいか、なんだか刺さります

    作者からの返信

     3歳上の姉でしたが、幼少の頃の3歳差はとても大きかったと思います。
     いまでこそ対等に遣り取りしていますが、僕が社会人になる頃までは、完全に「姉=目上の存在」でしたね。
     まして幼少期はただでも成長が早く、おませな姉でしたから、僕にとっては完全に保護者的な存在でした。
     シスター・コンプレックスと言ったら、未だに僕はそれかも知れません。
     僕がゲイだろうと何だろうと、完全肯定してくれる姉は僕にとって最も大切な人のひとりです。
    🥳🎉

  • あああ……辛い(;´Д⊂)当時の『僕』の
    恐怖と怒りが流れ込んでくる
    学校でも教師の機嫌を損ねたら
    グーパン喰らう時代でしたもんね
    誘導尋問、片側だけの意見を信じる
    幼いからと否定を嘘と決めつけられる

    そんな子供時代の記憶は身体は大きくなってからも、心の萎縮が残ってしまうわ

    作者からの返信

     そうなんです。
     僕は「我が人生!」なんて、人間理久を全てを網羅した大作を書こうだなんて思ってもいなくて、ただ「ゲイとしての道のり」と、そこに焦点を当てて私小説を描こうと思っていたはずなのに、なぜか初っ端からこのゲイに何も関連のない冤罪エピソードを書いてしまいました。
     いえね、この歳まで生きてきて、普段こんな事すっかり忘れていたんですよ?なのに……
     回顧録って、やはり眠っていた記憶を掘り起こす作業だったんですね。
     恐れ入りました…😓

  • 1)弟の理久と姉の波奈への応援コメント

    時代背景といい、お姉様の禁忌話といい
    自分とシンクロして
    読みながら意識が昭和にワープしました
    語り掛けるような、それでいて気さくな
    作者様の文章好きです

    作者からの返信

     はじめまして、歴野理久です。
     こうしてコメントをいただけるのはとても嬉しいです。これからも何か感じたらどしどしおたずね下さい。
     ただ、僕はダラダラとした駄文がやたらと長文になってしまう欠点を自覚しています。その点、驚かずにお付き合い下さい。
     またその割にはお返事に数日掛かり、お待たせしてしまう事もあろうかと思いますが、本業をこなしながらのカクヨム活動ですのでお許しください。
     では、お暇つぶしにこのつづきもどうぞ♪

  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。

    「好き」へと向かっていく気持ちは止めようがないですね。

    相手が見せた隙だらけの姿は自分しか知らないのだと気づいたら、それは興奮しますし、そのにおいに理性よりも深いところをぎゅっと掴まれれば逃げようもないでしょう。

    『誠実なクズ』という言葉があって、私はこれがかなり気に入っています。道徳や倫理にはひっかかるけれど、自分が対峙する人間に対しては誠実であろうとするスタンスのことですね。歴野さんのここまでの生き方にその精神に通ずるものを予感し、ずっと興味を引かれています。

    作者からの返信

    「誠実なクズ」ですか?初めて聞く言葉です。
    「世界中が君を非難しても僕は君の味方」と言う事でしょうか?
     つまり「僕に浩一がいても、隼人に彼女がいても、それがダブル不倫という世間からは非難される不貞であっても、僕は目の前にいる隼人からの愛を誠実に受け止める」と言う事なのかな?
     何だか恐れ多いな…
     俺なんて、単に押しに弱い、軽いだけの奴みたいだけど…
     はい、この振り返り小説を書きながら改めて思うのは、ホントに俺、口説かれるのに弱いってか、断るのが苦手ってか、案外浩一にも隼人にも引っ掛けられてるのは俺の方で、結局押され負けしてたのかな?との自虐です。
     亮ちゃんと破綻したりサトシに振り回されたり、案外この頃の僕は疲弊していたのかも知れません。
     そんな時に限ってパンチの効いた二股交際⇒ここから先が本当の「疲弊」でした。

  • 理久さん、更新ありがとうございます。

    「俺だけが知っている隼人の姿」――その秘密を共有する背徳感と高揚感が、文章から色っぽく伝わってきました。

    特に「匂い」という感覚的な部分から隼人さんの無垢な反応まで、理久さんの視点を通すことで、読者である私たちまで二人だけの密室に引き込まれる(覗き見する?)ようです。

    浩一さんという存在がありながら、隼人さんに対しては「可愛い」と容赦なく溺れていく理久さんの心の揺れ動き…まさに『大変なこと』が始まってしまいましたね。

    この罪作りな二股の結末、これからどんな嵐が待ち受けているのか、優雅に、かつスリリングに見守らせていただきます

    作者からの返信

    「俺だけが知っている隼人の姿」⇒確かにそうですね。
     男にはとても繊細で正確なセクシー受信機が備わっています。
     口だけでどんなに愛を語ってもそこが無反応ならそれまで。
     逆にどんなに平常を取り繕っていても、そこがビンビンに反応しているならやる気まんまん。
     って、そんな表現は普通女子向けのBLでは書かれない内容でしょうが、僕が隼人から感じた一番の愛情表現として、忘れられない特徴でしたから率直にかきました。
    「匂い」もね、実は女性からしたら単に「汗臭い」だけだったかも知れません。
     ↑それを源氏物語の匂宮のように感じるんだから、僕もよっぽどの男好きなんでしょうね、あはは😆

  • 148)抱いてやる隼人!への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。同じ穴の狢です。

    本文じゃないから比較的気楽に脱線させていただきますが、数字で紛らわしいなと思うのに、倍と二倍問題もありますね。倍と一倍と二倍は、同じことを指すことが多いというこの不思議。さらに、「二倍増える」は「二倍になる」のか「三倍になる(もとにその二倍分を足す)」のか、数値を聞くまで分からないという。日本語の混乱ですね。

    隼人さんとの邂逅はドラマのような展開でした。思い人からもう会えないと言い渡されたものの、どうしても諦めきれず、ひとこと告げられたお店を連夜訪れ、彼の痕跡を探しつつ傷心を癒そうとする。そこに、偶然(え……?)思い焦がれた彼が現れる。思わず嬉しさを隠せない顔で見つめ,話しかけたとたん、彼からむぎゅと抱きしめられ……(隼人さん視点)

    ああ、でも、会っちゃったのですね。
    今回に関しては、こうなることはフラッシュに来る前から自明でした。いや、それどころかフラッシュのことを隼人さんにもらした時点で、いやいや、ホテルに行った段階で、もう避けようのない流れだったような気もします。つまり、隼人さんの内面は、抗うことが無理なくらい理久くん好みだった、と。

    とは言え、ケンちゃんの言うように、自分が心から愛する相手がいつどんなタイミングで現れるかは知りようがないものです。恋人がいるときにそんな人と鮮烈な出会いをすることもあるでしょう。心が誰かに動き続ける限り、つねに取捨選択をしなきゃいけないのでしょうね。

    でも、いま隼人さんの手を取ってしまったということは、一時的に浩一さんを裏切っていることになってしまいました。これはまた「ナッキーに叱られる」パターン……。

    作者からの返信

     同じ狢としては「負けず嫌い」と言うワードが昔から引っ掛かっています。
    「負けたくない人」つまり「勝ち気な人」ですよね。
     それって普通に「負け嫌い」で良くない?

    「負けず」ってイコール「負けない」って事ですよね?
    「負け知らず」って事ですよね?
    「負けず嫌い」って、そのまま読むと「負けない事が嫌い」つまり「負け好き」って事になりませんか?

     よく分からん!
     実はこれ、AIにも聞いたんだけど納得のいく説明は受けられませんでした。
     はい、今日の狢タイムでした〜、ってこれ冗談!
     シリーズ化するつもりは全く有りませんので誤解無きように願います…

     本題
     はい、こうして僕は人生初の「二股交際」しかも「ダブル不倫」と言う「三角関係」を経験する事となりました。
     詳細を語ると本文に障りますのでご勘弁下さい。
     このつづきはまた明日〜!
     🥳🎉

  • 148)抱いてやる隼人!への応援コメント

    理久さん、更新ありがとうございます!

    ケンちゃんのアドバイスからの、あの『隼人砲』の破壊力……。理久さんの心の城壁が崩れる音が、こちらまで聞こえてくるようでした(笑。

    『抱いてやる!』という言葉の裏にある、理久さんのどうしようもない愛情と『降参』の気持ち、しっかりと受け取りました。……そんな『へんてこりん』に振り回される理久さん、やっぱり罪作りですね🩷ごちそうさまです!

    作者からの返信

     もともと「へんてこりん」に惹かれてしまう僕の指向?嗜好?どっちの漢字が適切?
    (↑これは迷ったから本文では使用を避けた)

     その感情の流れを理解していただきたく、僕はここ数日間の同じような話しを(しつこく)つづけて書きました。

     結果───!
     心の城壁が崩れ落ちる「音」が聞こえましたか?
     我が意を得たりの心境です。
     
     そしてここから、隼人と浩一との板挟みな毎日が始まるのでした…



  • 編集済

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    理久くんが好きになるタイプははっきりしてきましたが、理久くんを好きになってしまう人にも、やはりタイプがあるのでしょうか。先日、二面性の強い人に好かれる傾向にあるとおっしゃっていましたが、そこに何か理屈はあるのか気になりました。

    二面性のある人って、結局は、社会で高く評価される「あるべき」自分と本当の自分との間にギャップを抱えている人なのではないでしょうか。そのギャップが大きければ大きいほど、素で生きている人に強烈に惹かれそうな気がします。ギャップを保つのってストレスですから。浩一さんはほかの男性なら恥ずかしくて着て歩けないような派手派手なスーツを颯爽と着こなす理久くんに自分を解放する夢を見たのかもしれないし、隼人さんも劇場で盗み見ていた理久くんの言動に、自分が自分に認めていない指向をあらわにできる可能性を見ていたのかもしれないなと感じました。

    女性がいまでもしばしば『女らしく』を強要されるように、男性も『男らしく』を暗黙のうちに強要されているとしばしばいわれます。100パーセント『男らしい』人なんて、いないと思うんですよね。『男らしい』と周囲から高く評価されている人は、『らしさ』の型に自分を一所懸命はめ込んでいるんじゃないかと疑っています。型に押し込もうとする圧が強ければ強いほど、わかってもらいたい相手の前に出たときの弾け具合が大きいのかなと思います。

    男性の幼児化というのも、興味深いところです。つい最近SNSで、『男の人って好きな女性の前ではどうして赤ちゃん化するんだろう』という書き込みを見かけました。ヘテロ男性にもよく見られる傾向のようですね。

    好きな人とふたりというのは、何よりくつろぎを感じられる場でしょう。また、好きな人には素の自分を知ってもらいたい気持ちが強いものでしょう。だから、恋人の前で幼児化する人は、幼児に戻っているというより、素は幼児なんじゃないかなんて思います。

    ほほう? ケンちゃんもナッキーさんのことをそう見ていたと……

    「三日目」の言い方、うちのほうでは「四日目」になりそうです。当日(ここが一日目)、翌日(二日目)、三日目、……みたいな。紛らわしいですね。○○日後、ならいいのかな。当日、一日後、二日後、……

    作者からの返信

     なるほど、確かに「タイプ」と言うと自分を中心に考えがちですが、言われてみれば「僕を好きになってくれる人達にも何らかの共通点があるのではないか?」との発想ですね?

     ああ、でもこの回顧録⇒まだ大学4年の頃のエピソード中で、あまりこの後のストーリーをネタバレさせたくはないのだけれど…
     実は僕、それほどモテていません、汗
    「僕を好きになるはこう言うタイプの人達で〜す」と言えるほどのサンプルが無い!笑

     まあでも確かに、ここまでの登場人物だと亮ちゃんも浩一も、そしてまだ不明確だけど隼人も、みんな世間体を気にして自分を抑え込むタイプの人達かも知れないな〜
     うん、宇佳子さんに言われて(なるほど!)と膝を打った、ぽん!

     亮ちゃんには「理久のような生き方は俺には出来ない!」って泣かれたもんね…
     うん、どうやら僕は「面倒な人達に憧れられるのか?」
     はて?分からん!

     この回顧録、今後も平田やサトシのような悲しい片思いばかりが続く気がする。
     あ、でも、やっぱ多いのはノンケへの、所詮は叶わぬ片思いなのかな?

     はい、僕があまり世間の目を気にせず、自由奔放に生きていたことは間違いありません。
     だから「抑圧されている人」から魅入られることも、あるのかな〜?

     ところで
    「3日目の表記」について気になりました?
     本文に「余談」を添えたのでご確認下さい。

  • 歴野理久♂さま

    こんにちは。
    物語中で現在進行中の出来事にはコメントしづらいだろうなと分かっていますので、お気になさらなくても大丈夫ですよ (*^^*)。こちらはこちらで、好きに突っ込ませていただきますね(笑)。

    別れをどれだけ引きずるかは、本当にひとそれぞれですよね。理性できっちり抑えて二度と会わない電話もしないを貫ける人もいるでしょうし、なりふり構わずわずかな可能性に縋りつこうとする人もいます。でも、その理性を鍛えるのは経験でもあります。隼人さんの場合、本人の気質に加え初体験だったということが、彼に大胆な行動をとらせた要因のひとつだったのかもしれませんね。

    捨てられたワンコから夢見る夢子ちゃんへ。隼人さんの中では「別れた(いや付き合ってないし)」ではなく「待っていればきっといつか理久くんが!」に変わっていますね。

    関係を持った翌々日には、ナッキーさんに知られてしまいましたか(笑)まだまだ鎮火しきっていない思いがふと顔をのぞかせる今、感情的になったナッキーさんにずばずばと言われるのは堪えそうです。でも、早めにナッキーさんに介入してもらったことで、強制迅速鎮火に繋がるのかもしれません。理久くんひとりだけだと、連日連夜フラッシュ通いの隼人さんに(ケンちゃんに泣きつかれて)会いでもしたら、ふらっと傾いてしまうように思えてしかたないので。

    定番の掛け合い漫才「結局オレの事なんて※.:*:・'°」「え?なに?」 ナッキーさんのもごもごが聞き取れる日はまだ遠そうです。

    作者からの返信

    「別れ」と言っても二通りある(仮説)として──
     ①=ある程度付き合って互いを知った上で、何らかの理由で別れに至ったのなら、僕は理性でそれに耐えるほうかも知れません。
     ②=出会った初見で相手をよく知らず、ただインスピレーションだけで惹かれた相手とは…むしろ一回でスパッと切るのは後ろ髪引かれるかも……

     ろくな会話も無くただムラムラとハッテンしちゃった相手とは割と互いに後腐れもないものだけど…
    ラブホの浴室で下着の洗濯までしちゃう相手なんて、実はその段階で既に変な人間関係が出来上がっちゃっていたのかも…

  • 145)隼人と別れた翌日の夜への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    > 理「ありゃ~、まさかホントに来るとは思わなかった~」

    ええっ? これ、本当にそう思っていたのですか? 歴野さまの文章でしか隼人さんのことを理解していないわけですが、読んだ限り、ぜったいすぐにフラッシュに行くよね、隼人さん、と思ってしまいました。

    これまでの理久くんの恋愛を拝見するに、理久くんって、別れ際が美しいと感じます。辛い恋を諦めたことは何度かあっても、泣いて追いすがったり、駄々をこねたり、何度も電話をかけたり、家に押しかけたり、そういう切羽詰まったようすは一度もありませんでした。一度別れたら、二度と合わないスタンスだ、とおっしゃっていましたよね。理久くんには、いくら諦めきれなくても未練がましい行為はしないという矜持とそれを守りぬける強さがあったということでしょうか。

    でも、みんながみんな、そうというわけじゃないんですよね。どうしても吹っ切れず、なりふり構わない狂態を晒してしまう人も少なくないかもです。

    別れ際にフラッシュのことを持ち出してしまった心理は微妙ですね。この情報は隼人さんの未練を掻き立てるばかりということは、さすがに理久くんだって気付いていたのでは? 隼人さんがかわいそうになったからというより、完全に縁を切ってしまいたくないという理久くんの気持ちが、つい頭をもたげてしまったように感じられます。魔が差したのでしょうか。でも、いま会えば理久くんのほうも諦めがつかなくなりそう、電話もちょっと微妙ですね。ここは心を鬼にして「接触しない」を貫かねば……

    作者からの返信

     先の方への返信にも同じ事を書きましたが、まず分かっていただきたいのは、この章の結末に向かってストーリー展開させるにあたり、この段階での余計な発言がネタバレにもなりそうで、迂闊にお話出来ないと言う僕の苦しさをご理解下さい。
     この先益々じれったい話が数話に渡り続きますが、隼人に対する理久の心情を丁寧に描きたかっとお察しください。もちっと我慢ねがいます。
     宇佳子さんは理久の浩一への不実を避けるため「隼人とは再会させたくない派」なんですね。
     それもこれも、隼人との別れ際に見せた「隙」を「魔」だとの解釈──ってこれはその……だから迂闊な発言はネタバレってより、もはや告白になってしまいます!
     も少し待って?
     く、苦しい…
     あと数話で結論でるから〜、汗

    編集済
  • 145)隼人と別れた翌日の夜への応援コメント

    理久さん、お疲れ様です!

    ケンちゃんの『捨てられたワンコ』という例えに、理久さんの心がぐらりと揺れた音が聞こえた気がしました(笑

    二丁目に一人で突っ込んでいく隼人くん、凄まじいバイタリティですね。

    でも一番凄いのは、『会わない』と言いながら、彼がたどり着ける最短ルートのヒントをしっかり残している理久さんかと…。

    隼人くんが必死になればなるほど、実は理久さんの描いた(無意識?)シナリオ通りに進んでいるような…そんな理久さんの『罪作りな罠』が見えた回でした。

    作者からの返信

     まず分かっていただきたいのは、この章の結末に向かってストーリー展開させるにあたり、この段階での余計な発言がネタバレにもなりそうで、迂闊にお話出来ないと言う僕の苦しさをご理解下さい。
     隼人との経緯はなるべく丁寧に描きたいとの思いから、ここから暫くもじれったい展開が続きますが、もう少し我慢してやって下さいませ〜
    🥺🙏
     はい「捨てられたワンコ」がなぜニャンコではなくワンコなのかは、隼人が明らかにワンコキャラだからです。
     ゲイ界では「ほんの行きずりの──」はありがちなんだけれど、別れ際であんな「ワンコ」をやられると、理久もついついクールになり切れず、隙を見せてしまいました。
     と、自分では思ってるけど……未練が有ったのは実は理久の方だったのかもね。
     あ、何だかんだ言ってると、ほらネタバレの危険が!
     この辺で勘弁して下さいね、汗

  • 144)隼人と別れたその夜への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    隼人さん、即フラッシュに電話をしましたか。そりゃそうですよね。自分が心から求めていたことを初めて体験できたのでしょう(もしかすると、こうしたかったんだと初めて気づいた?)。悪知恵の働く人なら、お店に電話するときに、もっとうまく立ち回ったでしょうね。「歴野理久ってお客はいるか?」で連絡先を教えてくれる店なんて、当時だってなかったでしょうから。本当に世間ずれしていないというか、ええと、理久くん好みの人だったのでしょう。

    浩一さんはときに可愛らしいところを見せるかたですが、それでも理久くんの本来のタイプからは大きくずれています。浩一さんへの思いには、関係のさなかであろうと、どこか他人事のような客観性が残っていたのでは? それに比べて、隼人さんの情けなさには本気で保護欲をそそられ、相手も自分を求めています。これって、今まで理久くんが経験してきた恋の中では珍しいパタンでは?

    人に打ち明けたり相談したりするときって、自分の思いがある程度熟していないと辛いものではないですか? 忘れなきゃいけないにもかかわらず、互いに本気で惹かれはじめてしまい、その思いがいままだ燃え盛ろうとしている。だからナッキーさんにですらまだ触れてほしくないと感じたのかなと思いました。

    隼人さんが理久くん以外にきちんと愛しあえる恋人を見つけられますように、フラッシュで鉢合わせしないようにと祈ります。

    作者からの返信

     浩一は、僕の前では泣き虫の甘えっ子になっちゃうけど、対外的には大学の体育会で厳しい練習をこなすド根性ラガーです。
     隼人だって、僕に抱かれた途端にうぶなキュルキュルになっちゃったけど、対外的には爽やかでしっかりした好青年なのでしょう。
     どうして僕の周りにはこうした二面性の強い複雑なタイプが集まるんだろう?
     ひとつ言えるのは、浩一も隼人も懸命に違う自分を装っていること。
     まあ、あまり裏表の無い僕に「自分には無い要素」を嗅ぎ取って寄って来るのかも?
     浩一だと苦手に感じる要素も、似ているのに隼人では可愛く感じてしまうのは、実はほんの紙一重だったと今にして思います。
    「相性」って難しいですね。


  • 編集済

    133)苦行のような恋愛開始への応援コメント

    浩一さんとの一連のやり取りを拝読しました。浩一さんのしていたことは「精神の搾取」ですね…理久さんは自分の優しさゆえに抗えなかった。胸が締め付けられる思いです。

    相手の底なしの依存を受け止めてあげようとしたその誠実さが、結果として理久さん自身の自由やエネルギーを奪う鎖になってしまった。逃げ出したくても扉を叩くことすらできない不自由さに、どれほど消耗されたことかと思います。

    また、ナッキーさんとの日常が削られていくことに「急に悲しくなった」という一節に、理久さんの純真さを見た気がします。

    この重苦しい記憶から逃げずに、誠実に書き切ろうとしている今の理久さんの強さを、心から応援しています。

    作者からの返信

     浩一も幼かったけれど、当時の僕もまだまだ未熟だった…、それは本文にも書いた通りです。
     人生、失って分かるものが有ります。この場合「若さ」です。
     今の僕なら浩一を、身体ではなく心で抱いてあげられるのに……

     でも、逆にあの頃だったからこそ互いにぶつけ合えたものが有ります。それが前述の「若さ」でした。

     闇雲に強く抱き合って、そしてその強さゆえに傷つけ合って……そして僕たちは二人とも、それぞれ大人へと成長したのかも知れません。

     あ、あまり書きすぎても予告編になってしまいますね、このへんにしときます。
     付き合っていれば嫉妬や拘束は生じますよね。
     どこまでが許され、愛を深めるか…
     どこから先が疎まれ、愛を破局させるが…
     それが容易に判断できれば幸せは続くのに……って、あれ?
     俺、おセンチになってる?
    (腹減ってるのかな?)

  • 143)一回限りの仲だから…への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    隼人さん、最後になって「え?次は?次はいつ会ってくれるの?」ですか。この無邪気なところが少しサトシさんを彷彿とさせますね。ただ、サトシさんのほうは、理久くんが「親切な友人」の一線を越えるのをさりげなーく回避していた節がありましたが、それと比べると隼人さんのほうはいろんなところが矛盾していて、より無防備な感じがします。言ってみれば、サトシさんはパンツいっちょ、隼人さんは前から見るとスーツを着てるけれど背中は真っ裸、みたいな。

    イラっとしたからつい挑発して、可愛い!と感じたからつい可愛がっちゃった、という単純なことなのですが、そこに「性的な関係」が入り込むと、世間の受け止め方ってがらりと変わりますね。なぜでしょう。ワンナイトの関係イコール悪という世間のとらえかたもどうなのかしら、と思います。

    私の説明不足のため、先のコメントを誤解されたりご不快に思われたりしていると悲しいので、補足させてください。ここに書くと長くなりすぎるので、新たに挿入された「兄弟になぞらえる心情①」に書きこませていただきますね。

    作者からの返信

     隼人の無邪気がサトシを彷彿とさせるとは……
     いや、作者としては意外な反応に楽しくなります。

     確かに隼人もサトシも最初の印象だけでは判断できない複雑さがあります。
     ただ決定的な違いは、隼人がいくら取り繕うとも僕に関心大有りだったのに対して、結局サトシは最後まで僕に無関心だった悲しい事実。
     好かれるのと無関心なのでは、そりゃ全然違いますよ。

     隼人は初め、好青年として颯爽と僕の前に現れました。
     しかしだんだん化けの皮が剥がれてきて、最後は僕の胸の中でクンクン甘えて、まるで年下の少年のようになってしまいました。

     確かに情が湧いた。
     でも、それはケジメを着けなければならない逢瀬でした。
     僕には浩一を裏切るなんて出来なかった……
    (え?とっくに裏切ってるって?)

     もう二度と会えないんだな、と思って帰路を急ぎました。



  • 編集済

    143)一回限りの仲だから…への応援コメント

    最新話、一気に拝読しました。
    ホテルを出たあとの「少しだけ目が潤んだ」という最後の一行に、理久さんの純真さが凝縮されている気がして、胸がキュッとなりました。

    意地悪な挑発から始まったはずなのに、相手の幼さを知った途端に「慈しみ」に変わってしまう。そして最後は、自分の生活(浩一さん)を守るために、「さよなら」を告げる…

    その瞬間の痛みと孤独の結晶ですね。理久さんの筆致は、映画のラストシーンを見ているような、切なくも美しい余韻を残します。

    作者からの返信

     実はこのページ⇒書いていて胸が詰まりました。本当に涙ぐんでしまったのです。

     回顧録って……フィクションと何が違うかって、そりゃ登場人物に対する思い入れがもろ反映してしまうことです。
     申し訳ないけど、浩一の事を書くのは辛かった〜
     正直、あまり記憶(思い出)も無い。つまりエピソードが思い浮かばない。

     これは「実録」ではなく「私小説」なのだから、浩一と過ごした楽しいエピソードの一つ二つを創作しても許されるはずなのに、やはり脳内は経験と記憶に針を振っているので、創作だと「嘘」を書いてる気になってしまう。
     ⇒結果、筆も進まず物語も停滞してしまう。

     ところがところが、話がいよいよ隼人の番になると、これがもう楽しくて仕方がない!
     ペンが走る走る。
     隼人の言葉、仕草、何より笑顔が浮かぶ浮かぶ。

     僕はこの書き物を一話2000字から3000字でまとめるようにしているが、隼人との喫茶店の会話だけでどれだけの長さを書き散らかしてしまったのだろう?

     とにかく想い出が交差して、今は会えない隼人と久しぶりに語らっている錯覚に囚われてしまうのです。
     隼人との馴れ初め⇒この後も延々と書いてしまいました。
     も少しお付き合い下さいね♡
     😆🤚


  • 編集済

    142)あれ?何だか可愛い?への応援コメント

    横入り、失礼します💦

    理久さんの返信、とても深く、そして頷きながら拝読しました。

    理久さんが仰る「愛は一対一であるべき」という感覚、私も心から同意します。

    ゲイだから、ノンケだからという属性で括るのではなく、「自分がどう人を愛し、どう在りたいか」という個の良識を貫く姿は、とても潔く、かっこいいです。

    同時に二人を愛せないというのは、不器用さではなく、それだけ一人の人へ注ぐエネルギーの密度が濃いということなのでしょうね。

    その「貞操感」は、良識という言葉以上に、理久さんの生き方の「美学」なのだと感じました。お仕事も、大変な時期かと思いますが、物語の続きを楽しみにしています!


    (※ここから先、理久さんからの返信への返信)

    理久さん、全力の「謙遜」と「カミングアウト(?)」をありがとうございます!

    「ずぼらだから一人に絞る」という理久さんの理屈、最高に面白いです。でも、それって実は究極の「誠実さの省エネモード」ですよね。あちこちにエネルギーを分散させてトラブルを招くバイタリティよりも、自分の限界(キャパシティ)を潔く認めて、ただ一人に(持て余しながらも!)全精力を注ぐ…構造をシンプルに保つことこそが、一番強固で美しい形かと。

    「ドスケベで不埒者」なんて仰っていますが、そうやって自らの「愚かさ」を笑いに変えてさらけ出せるところが、やっぱり私には「高潔でかっこいい」と映ってしまいます。過大評価ではなく、理久さんのその「お気楽な軽薄さ(に見せかけた深い愛情)」のファンなんです。

    将軍にならず、庶民として旦那様一人と四苦八苦されている理久さんの物語、これからも楽しみにしています。ゼハゼハ😛しながら、またお邪魔しますね!

    作者からの返信

     hkukuriさん
     こちら「カクヨム」では
    はじめまして♪
     以前は別のサイトでお世話になりました。
    m(_ _)m

     早速、本文に入りますね。

    【自分がどう人を愛し、どう在りたいか、という個の良識を貫く姿はとても潔く、かっこいいです】
    ───って、いやいや、汗
     そんな高潔な奴じゃありませんよ、歴野理久は…
     はっきり言って、同時に複数の人を愛せない一番の理由は「ずぼら」だからです、大汗!

     僕はかねがね思っています。
     愛人作って不倫してる人とか、二股三股かけて複数の恋人と付き合ってる人って、
    とぉ〜っても「まめ」だな〜!って。
     それに凄いバイタリティ!
    ──それってもはや「ひとつの才能」ではないか?って。

     まず精神的に保ちません。
     ⇒予定とか約束とか、どこで何を話したとか、どこで何を食べたとか…
     軽率な理久は調子に乗るとペラペラと余計な口を滑らせて、何かとトラブルの元です。

     経済的にも保ちません。
     ノンケが女性にお金を費やす程ではないだろうけど、それでもやはり「付き合い」にはお金が掛かるし、それが(✕2or3)になるんじゃ財布が保ちません。

     書いているだけで疲れるので理由は端折りますが、時間も、体力も日常生活も保ちません。
     あらゆる意味で保ちません、無理です。

     以前【 78〜80)LGBTってどうだろう?】にも書きましたが、「一夫多妻制」は男にとって、決して天国でも極楽でもありません。ハーレムは実は大変過酷なシステムです、地獄です。
    (↑僕にとっては)

     僕のブログに書いた「ガチゲイ家光」のように、もし僕が将軍だったら中奥に美青年を集めてやりたい放題も出来そうですが、実際は諍いを避けたり、公平を保ったり、そりゃ大変な気苦労でしょう。

     庶民的でお気楽な軽薄理久には、恋人は一人で十分です。
    (↑今や旦那ひとりでも持て余してるのに…)

     つまりね、
    【同時に二人を愛せないというのは不器用さではなく、それだけ一人の人へ注ぐエネルギーの密度が濃いということなのでしょうね】
     じゃなくてね、
    理久はとっても「不器用」だし、全体のエネルギーの濃度が薄いから「一人に注ぐだけで目一杯」なんです。

    【貞操感は良識という言葉以上に、理久さんの生き方の美学なのだと感じました】
     び、美学って……
     hkukuriさ〜ん!申し訳ない!
     hkukuriさんは理久を過大評価してるよ〜、汗

     男なんてみんなスケベです。
     理久なんてその中でも特にドスケベです。

     愚かな理久をかいかぶらないで〜
     僕なんて義務も責任も無く、単なる「やり逃げ」ならいくらでもやっちゃう不埒者なんですよ〜
     ゼハゼハ…

     こちらでもコメント、よろしくね♡

  • 142)あれ?何だか可愛い?への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    隼人さん、この調子だと、彼氏もいないし彼女さんとも何もしたことがない可能性が高そうですね。これ、理久くんがじれてホテルに誘ったりなどしなかったら、お茶だけ飲んではいさようなら、だったのでしょうか。

    一番気になっているのは、浩一さんのことです。いま、まだ彼とつきあって(?)いるのですよね。少なくとも、浩一さんはそう思っている、と。もしも彼が隼人さんと理久くんの関係を知ったら、耐えられないんじゃないかな、と感じます。

    そこでふと気になったのが、ゲイの方の貞操観念です。ゲイの、というよりは、男性がもともと持っている、なのかもしれません。ヘテロ男性の恋愛は、ターゲットである女性の妊娠および貞操に大きく支配されていると思います。もしも女性が妊娠の可能性ゼロで肉体関係が持てて、かつ「女性はみだりに肉体関係を持つべきではない」という社会通念がなくなったなら、ヘテロ男性の交際はゲイ男性の交際と変わらなくなるのかもしれません。

    近年、日本では、一夫一婦制が「ふつう」とされていて、それ以外の関係性は眉をひそめられます。それは婚姻という形をとっていない、いわゆる男女の恋人たちの間でもそうであることがほとんどですね。ただこれは、法的に管理するうえで都合よいからであり、愛とは一対一であるべきだ、ではないと思います。ポリアモリー(関係する全員の同意を得たうえで複数人間で愛を育む)関係は最近ようやく日本でも知られるようになってきました。

    現実問題として、女性の場合、肉体的な関係を持てば妊娠する可能性があり、子供ができれば親権だの相続だのに関係して、子の父が誰なのかをはっきりさせる必要が出てきますので、ポリアモリーな生き方とそぐわないところもあります。でも、ゲイの方、レズビアンの方なら、生殖と愛を分離して考えられるので、ポリアモリー関係とは、比較的、親和性が高いのではないでしょうか。それで、現在の社会で口にされる「貞操観念」とはまた別の考え方が恋愛の根底にあるのかな、と感じたのでした。

    作者からの返信

    【いま、浩一さんと付き合っているのですよね?】
     って、だから宇佳子さん、真剣に読み込んで下さってるのは感謝ですが鋭すぎます。
     ここでそれについてお返事したらストーリーの前倒しって言うか予告編って言うか、要するにネタバレになってしまいます。
     細く長〜い目で読んでやって下さいませ〜
    はは〜っm(_ _)m

     ところで「ゲイの貞操感」ですが、もちろん有ります!

     ヘテロ男性の貞操感について女性の妊娠を絡めた宇佳子さんの考察は中々的を射ていると思えますが、究極のところ、同じ男でもゲイとノンケではその性の対象の違いを考えると全く同じとは思えません。
     ただ僕が言えるのは
    「確かにゲイにも貞操感はあるけど、それはあくまでも心の問題であり、案外肉体的にはユルユルなのかな?」と思える節も強いです。
     あ、もちろんこれも人それぞれですよ?⇒でもあま、これ言っちゃうと元も子もないですけど…

     ちなみに僕自身は「愛するのは一途にパートナーだけだけど、単なる排泄だったら…事情によってはアリかなぁ?」って感じですか?
    (↑なぜに疑問符?)
     まあ、今回のエピソードも⇒「浩一がいるのに隼人とやっちゃう」って流れが、その「事情によっては」って感じですか?
    (↑だから!なぜに疑問符?)

     で、こんな僕ですが、宇佳子さんの言う「愛とは一対一であるべきだ、ではないと思います」
     ↑に関しては、正直言って同意できません。
     僕は同時に二人の人を愛せません⇒これは実体験から言い切れます。
    (こちらのエピソードも直ぐに本編に出てくるのでお待ちあれ)

     ポリアモリーについては、僕には全く無理です。
     おそらくそれはゲイorノンケに関係なく、もっと言うと男女の性別に関係なく、可能な人と不可能な人がいるのだと思います。
     で、僕には無理だとはっきり言えます。はい、身も心も耐えられません。

    【ゲイの方、レズビアンの方なら生殖と愛を分離して考えられるので、ポリアモリー関係とは比較的、親和性が高いのではないでしょうか】
     との意見にも、もちろん賛同できません。理由は上記の通りです。
    「ポリアモリーが可能な人か?」或いは「不可能な人か?」の区別に、性別もセクシャリティーも無関係と思います。

     同性愛者だって異性愛者だって「出来る人は出来る」そして「出来ない人は出来ない」
     それだけの事と思います。
     ↑あくまで僕の私見なので、アンケートを取ると違った結果が出るかも知れませんが…

    「ゲイの貞操感」について戻りますが、フリーでいる分には色々な意味で「楽しむ」
     でも明確に「恋人」としての交際が成立したなら「自重する」は、ゲイでもあってもヘテロ同様、当然の良識だと思います。
    (勿論そうでない不埒者もおりますが…)

  • 141)不埒にも即 Check inへの応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    隼人さん、たじたじになってしまいましたね。まだ「彼女」を持ち出して空威張りしようと足掻いたりしているようですが、なぜこの期に及んでそんな態度を取るのか、理解できないです。でも、からいばりが破れると、「泣きそうな顔」になるのですか? そのあたりで理久くんのタイプにぐっと近づいていませんか? 理久くんは理久くんで、彼の表情に翻弄されていたところもあったのではないかと思ったりしました。

    ところで。

    > 僕は堂々と仁王立ち。これっぽっちも隠さない。ここはそこそこ自信もある。

    このくだりで、疑問を思い出しました。以前、ゲイの中でのスターはラガーマンタイプだとお聞きしました。それはなぜなのでしょう?

    ゲイの方々は生殖とは関係のない愛を育んでいるわけですよね。となると、ことさら「生殖能力が高いオス」にこだわる必要はないですよね? 筋肉質であるとか、何度でも射精できるとか、ペニスが大きいとか、繁殖に好都合な性質、つまりいわゆる「男らしさ」は生殖とは切り離してしまっても、魅力的だということなのでしょうか? ラガーマンタイプにあまり魅力を感じていなかったような理久くんが、ペニスの大きさにはこだわる?とちょっと興味深く思ったのでした。

    作者からの返信

    【なぜこの期に及んでそんな態度を取るのか、理解できないです】
     ⇒この後のストーリー展開により、もしかしたら理解できるかも知れません。
     とにかくここでは、
    隼人⇒初心《うぶ》だった、とだけ言っておきます。
     むふふ…


    【理久くんのタイプにぐっと近づいていませんか?】
     ⇒だから、ホントに宇佳子さんは鋭くて……推理小説じゃないんたから、も少し軽く読み流して下さ〜い。何もかも見透かさないで〜、汗


    【ゲイの中でのスターはラガーマンタイプ。それは何故ですか?】
     ⇒これはもう「無い物ねだり」と「稀少性」です。
     とにかくゲイは「男らしい見た目」を好みます。そして大概のゲイは自分の「女性的要素」を自覚しています。
     この場合の「らしい」そして「要素」は、単にステレオ・タイプと受け取っていただいてOKです。そんなに複雑に考える必要はありません。よって「無い物ねだり」となります。
     二丁目には「見た目だけ寄せた偽ラガーマン」も多いと書きましたが、外面は男らしく装っても喋らせればべたべたのオネェ様ってタイプが多いです。だから浩一のような本物はとても「稀少性」が高いのです。


    【生殖とは無関係なのだから、生殖能力にこだわる必要はないですよね?】
     ⇒はい、生殖なんて考えた事も有りません。
     が、しかし、前記の通り「男らしい見た目」には強く惹かれる人が多いです。
     例えば女性にとってのバストの大きさがどれ程の自信になったり、あるいは逆にコンプレックスになるのか男の僕には分かりません。
     が、男の多くはイチモツの大きさに凄くこだわります⇒これはノンケも同じです。
    「人からどう見られるか」よりも「自分がどう思うか」の方が重要とも思われます。
     大きければ根拠のない自信にも繋がるし、小さければ銭湯などでもこそこそ隠すようになります。これは、男としては極めて自然な心情と言えましょう。


    【つまり「男らしさ」は生殖と切り離しても魅力的だという事なのでしょうか?】 
     ⇒はい、その通りです。
     重ねますが、内面的な男らしさより、見た目の男らしさを求める人の方が多いように僕は感じます。
     が、もちろん例外は有ります。僕がそうです。僕は全体的な雰囲気が情け無い人に惹かれていました。


    【理久くんがペ◯スの大きさにはこだわる?とちょっと興味深く思ったのでした】
     ⇒ここはちょっと説明しますね。
     ノンケの男性は普通他人の「勃◯したペ◯ス」を見る機会はまずありません⇒それは女性が見るものです。
     ところが僕達ゲイはむしろ
    他人の「勃◯したペ◯ス」ばかり見ています、何本も。
     つまり自分のレベルが自ずと分かってしまいます。
     僕は何人かと関係を持って(自分は大きいほうなんだな)と自覚していました。
     だから「上には上があることも知っています」
     ↑実はこれは、後のエピソードに関わってきます。先走って解説しときます。
     ノンケにとってのおっぱいと同じで、ゲイも大きいペ◯スを好む人が多いのも事実です。僕自身は、実はあまり大きくない方が好きです⇒色々な意味で疲れないので…
     ぐふふ…

  • 140)意地悪な誘惑への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。

    > 隼人=僕の知っている限り一番の「真正ど天然」

    ……ど天然? 天然? 
    ということは、もしかして、隼人さんは自分がなぜ理久くんに声をかけたか、自分の気持ちを理解していないのでしょうか? 彼女がいるとか結婚間近だとかわざわざ口にしているのも、ゲイであることに負い目を感じ、否定しようとしているわけではなく、本気で自分はノンケだと思っていると? でも、理久くんに「なぜか」引き寄せられ、訳も分からぬままお茶に誘ってしまったと?? もしそうだとすると、隼人さん、いろんなところで人を不快な気持ちにさせていそうですね。

    亮ちゃんのときにもちょっと感じたのですが、理久くんは自分を牽制しようとする相手に憤るというよりも、ゲイであるにもかかわらず、それを頑なに認めようとしないことに、殊に強い不快感を感じているようにも見えます。と、同時に、それ以外に関しては他人への興味はかなり薄いようですね。そのアンバランスな心理が興味深いです。

    隼人さん、孔雀の羽にまるで免疫ないようですよ。理久くん、広げ過ぎは危険なのでは……

    作者からの返信

     隼人に関しては書くのが楽しくてベンが走っています。
     この段階では理久も相当ムカついているので、宇佳子さんが「友達いなそう」と感じるのは正しい感じ方だと思います。
     まあ、ネタバレを避けるとなると、正直→返信しにくい状態ではあります。
     もう少しがまんして読んでみてください🙏

  • 139)ちょっとムカつくへの応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    隼人さん、理久くんに以前から興味を持っていたということですか。でも、今回のたった一回のチケットさばきで、お目当てにの理久くんが『偶然』釣れた!なんてビギナーズラックは、さすがにないでしょう。ということは、理久くんが来るかもと踏んだ公演で、なんどもこうやってさばきをやっていたのでしょうか。
    それなのに、喫茶店では「彼女」を連呼? 「結婚間近」? 確かにこれではいったい何がしたいのか、さっぱりわかりません。ゲイであることやヅカファンであることに大いなる引け目を感じつつ、でも欲求には抗えず? その態度が他のその行為がゲイの気持ちを逆なでしてしまうことにまでは、考えが及ばなかった? これは、ゲイを含め、マイノリティの友人がいないタイプと見ました。
    隼人さんにとっては、「ゲイである自分」を極力日常生活から抹消することが社会の中での自分の立場を守るすべだったのでしょうね。それはわかるのですが、でも、声をかけてきつつ、そんな態度を保ったままだと、さすがにいらっとしますね。

    作者からの返信

     亮ちゃん=自分がゲイだと認めたくない苦悩の人。基本ネガティブ。
     平田=儚げな様子が心配。気弱だけど純真な愛すべき小市民。
     サトシ=頼り無さげで放っておけないようで、実は誰より図太い不思議ちゃん。
     浩一=やや二重人格的な裏表の激しい人。複雑で繊細なのにやたら圧の強い人。

    ───などのど、僕の周りは多種多様な人達が多かったけど、こいつについては単純明快。

     隼人=僕の知っている限り一番の「真正ど天然」

  • 138)彼の名は隼人への応援コメント

    歴野理久♂さま

    こんにちは。
    宝塚はテレビで何度か見たことがあるだけなのですが、たぶん母が好きだったのでしょう、家には写真集もあり、キラキラの衣装に目を奪われながらページをめくっていました。これ、きちんと劇場で見ていたなら、はまっていたのでしょうかね。

    前話で、宝塚ファンにLGBTの人が多いのも事実というくだりがありました。その心理に興味がわきました。宝塚だと女性が男役もこなすわけですが、異性を演じているというところに、惹かれるのでしょうか(歴野さん的にはいかがでしょう?)。それなら、能や歌舞伎もそうですよね? 能も歌舞伎も、いまやおかたい『芸術』のイメージが強いので、その演目やキャラクターに「憧れ」にくいのかもしれません。でも、かつては大衆娯楽、その当時は現在の宝塚と同じような状況だったのでしょうかね。

    隼人さん、誘いは強引でしたね。でも、お茶に誘った後はスマートに? 慣れてるのかな、年上の余裕まで感じられます。名刺とかブランドスーツとかって、こうやって見ると処世術として大事なんだなと思いました。はったりでことがスムーズに進むことも多いでしょうから、強力な手段のひとつとして準備しておくと良いのでしょうね。

    「人の気持ちは変わりやすい」は、まさにそうで、だからこそ、人を丸め込むのにも、波風立てないようにするにも、「おいしそうな餌」を上品にちらちらさせるのは大事だと思います。

    蛇足ですが、こんなネタがありました。ゲイの「兄弟」をどうとらえるかにちょっと関係しています。この記事を鵜呑みにする気はないですが、考察を進める手掛かりにはなりそうです。
    http://jambeenflee.com/2015/04/14/sexualityofthemasuculinityintheeraofedo/

    作者からの返信

     第8章で「ヅカ友タッチとの出会い」を書いた中にも有りますが、見方は多様です。
     僕は宝塚を豪華なエンタメとして魅せられ、初めはかっこいい男役よりも、実は艶やかな娘役に惹かれていました。
     反してタッチは多くの女性ファンと同様、男役の美しいヴィジュアルと色気に憧れていたようです。

     実は女性の心理はよく分かりませんが、ボーイッシュでスマートな同性に憧れる女性も多いようで、当時は漫画のオスカル人気から宝塚に入ったファンも多く、ただそれがそのままレズビアンに発展するのか?と言うとそうでもないようで、そこはやはり複雑なのだと思います。

     ただ、明らかにレズビアンと思われるカップルも多く見掛ける空間ではありました。
     僕らにはすればイカホモさんは勿論、男性客は何となく互いに相通じるものがありました。
    (注、イカホモ=いかにもホモの略⇒短髪、口髭、筋肉を誇示した服装など、むしろ自分はゲイだと積極的にアピールしている人達)

     華やかな女の園に短髪口髭タンクトップにピチピチ短パンの二人組がキャピキャピ歩いていれば一目了然てすよね、笑
     要するにTVタレント系オネェさんのファッション見ればお分かりの通り、ゲイは派手好きな人が多いのです。
     ↑あ、もちろん例外も多いですが!タッチみたいに…

     歴野さん的には、正直いかにカッコ良くても女性には性的興味は有りません。ただ、ミュージカル俳優として歌、芝居、ダンスと三拍子揃ったスターさんに惹かれました。
    だからヴィジュアルは二の次。
     逆にタッチはヴィジュアル第一で、歌やダンスがイマイチでも気にならないようです。
     ホント、ファンの心情も十人十色です。
     あ、でも大多数を占める女性ファンの中には、同性愛的な目でスターさんを見る人も多かろうと推察します。なんせ女の園ですから…

     さて、隼人に「年上の余裕」ですか?
     ぐふふ…ちゃんちゃら可笑しい😝💕
     でも、つまりこの段階で宇佳子さんにそう感じて貰えたなら、僕の書き方も割と適切だったのだと自身が持てます。物語の中の理久にもそう見えていましたから…
     隼人についてはこの後どんどんボロが出てきますからお楽しみに♪

     それにしても若衆髷の前髪についての考察⇒よく見付けましたね!勉強になりました。
     確かに兄弟になぞらえる風習が大昔から続いているとの確信を得ました。

     僕はこれまでのやり取りで「ノンケの間でも〜」との書き方を度々していましたが、これは逆で、ノンケ間の「義兄弟の契り」から僕ら同性愛者がニュアンスを借りてきたのではなく、逆に元々おおらかな日本風土の中に存在していた同性愛的なニュアンスが、現代のノンケの間でも引き継がれている、との見方も出来るのかな?と思えました。
     宇佳子さん⇒資料探しの天才ですね♡