第2話
「まあ、頑張れよ」
ポンッと勇牙はあたしの頭を叩く。
最近また勇牙は背が伸びた気がする。
中1の最初は対して背も変わらなかったのになぁ。
「うん。勇牙は塾とかいかないの?」
「行くとしたら夏休みからだな、俺は。部活あるし」
まぁ、勇牙は結構頭いいもんなぁ。
部活をやってても、ちゃんと勉強できそうだし。
「サッカーばっかやって落ちないようにね」
「…おい、」
「えへへ、冗談だって」
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