波打ち際で、約束のダンスを。

牧瀬実那

響け、繋げ、踊れ

 ドス、ドス、ドス。

 

 綿の詰まったものを勢いよく叩きつけているような音が絶え間なく聞こえる。

 私は痛いくらい強く身を固くして縮こまる。


 ッチ、ビチャ、ニチャ。


 不規則なリズムに不快な水音が混じり始める。

 ――もう布団が吸収しきれないくらい濡れているんだ。

 瞬きも出来ずに暗闇を凝視しながら、頭のどこかで冷静な自分が勝手に分析を話す。

 耳も塞ぎたかったけど、両手は一音も漏らさないようにガッチリと口を押さえつけて動かせない。

 誰か、助けて。

 必死に願う私の両手は、皮肉にも祈りの形に似ていた。


 バシャ、バシャ、バシャ。


 水たまりを散らす音を立てながら、誰かが喚いて、暴れている。

 隠れている押し入れの中、完全に閉め切った戸を間に挟んでいてもなお、金気臭い独特な臭いが鼻につく。

 月の物くらいでしかこんなに強く感じたことがないあの臭いに頭がクラクラし始める。

 一体どれだけの血が溢れてしまったのか。

 外で何が起こっているのか。

 想像したくない。考えたくない。

 息が詰まる。

 意識が遠のく。

 全てが暗闇に飲み込まれる直前、走馬灯のように面影が視界を掠める。

 ――しみゅんさん。

 快活で優しい彼女の最後の姿が、涙で朧げに滲む。

 ――何も出来なくて、ごめんなさい。

 虚ろな謝罪の言葉と共に私の思考は完全に暗闇へ沈んだ。


 ***


 しみゅんさんと初めてリアルで会ったのは、4年前。私が進学と共に上京する頃のこと。

「どうっしても神境てんむそコラボに行きたいんです!」

 私はとてもとても大きな声で、必死に懇願した。

 

 私としみゅんさんがハマったオンラインゲーム・神境しんきょうこと「神響しんきょう衛守境界えもりきょうかい−」は、原作漫画アリのMMORPGにも関わらずシステムとゲーム性、オリジナルストーリーやキャラクターなどが評価されて、ゲーム単体でも企業とのコラボが開催されるほど男女年齢問わず大人気の作品だ。

 大手コンビニくらいなら、当時片田舎の高校生をやっていた私でもなんとかグッズを確保できた。

 けれど、その時開催されたのは中華ファミリーレストラン「天下無双」――通称てんむそ――とのコラボ。てんむそは南関東を中心にチェーン展開しており、店舗数は東京でさえ意外と少ない。もちろん、私の地元どころか県全体には1店舗たりとも無い。遠征は不可避だった。

 問題はそれだけじゃない。てんむそは価格の割に量が多め、味も上々と若い世代を中心に人気のファミレスだ。コラボ商品もこの手のコラボでは滅多にないボリュームと価格になっている。

 初めての大都会、ひとりでファミレス、そしてボリューム……正直、フードファイトに臨むのは精神的にも肉体的にも厳しい。誰かとのシェアは必須。でも、一緒に行ってくれるような友達は居ない。親同伴は恥ずかしすぎる。

 そこで、私はゲームで同じクランに所属しているしみゅんさんに話を持ちかけた。

 

 しみゅんさんは私がゲームを始めて最初にフレンドになった人で、私が初めて所属したクランが色々あって実質解散状態になったとき、自らクランを立てて招いてくれた恩人だ。

「私が居たところも丁度リーダーのリアルが忙しくなって引退するとかが重なっちゃったりしてさ。せっかくなら初心者さんがゲームに慣れる為のまったり引率系とかやってみようかと思って」

 良かったら来て、と優しく声をかけてくれたのが嬉しかった。


 その後、しみゅんさんとは推しが一緒だったり、好きな作品や推し方が似ていたり、他にも気の合うところがたくさんあって、気付けば個チャを通り越してボイチャでよく話すようになっていた。

 喋り方や話の内容から、しみゅんさんは私よりも結構歳上で、普段は立派に社会人をやっているようだった。

 気さくでも絶対に無遠慮にならず線引きを徹底する姿勢や、歳下が相手でも良い意味で対等、敬意を払っているのが言葉の節々に感じて、すごくしっかりした大人だ、と思った。

 やんわりと身バレしないよう配慮しながら進路相談に乗ってくれたり、上京して一人暮らしするときに家の選び方から気を付けることまで懇切丁寧に説明してくれたり、ゲーム以外でもめちゃくちゃお世話になっている。

 この人なら大丈夫だと思えたし、実際に会って話してみたいとずっと願っていた。

 しみゅんさんは一度は断ったものの、何度も訴えかける私の熱意に押されたのか「少し考える時間をください」と数日に渡って真剣に検討してくれたようで、「必ずご両親に事情を話すこと」「私がご両親と直接話せるようにすること」「絶対に嘘や無理、無茶をしないこと」などを条件に承諾してくれた。

 しみゅんさん自身が両親と話すというのは完全に想定外で、出来れば避けたかったけど、しみゅんさんは「仮にも大切な娘さんを預かる相手なんだから、素性や連絡先を知ってる方が絶対に良い」と言って譲らなかったので渋々頷いた。

 しみゅんさんは両親と何時間も話し込み、キッチリと信頼と許可を得たようで、両親からは逆に「ご迷惑をかけないように」とか「お礼の品を持たせるから渡しなさい」とか言われた。

 呆気に取られつつ、なんだか誇らしい気持ちにもなって、ワクワクしながら約束の日まで毎日カレンダーに✕をつけていった。


 そして当日、実際に会ったしみゅんさんは、少しふわっとした服を着た、けれどお洒落でかっこいいお姉さんだった。

「改めてよろしくお願いします。しみゅんです」

 しっかりとした挨拶に、丁寧で柔らかい物腰。思わず見惚れてしまうような可愛らしい笑顔に、私はすっかり動揺してしまってワタワタしながら挨拶を返した。何を言ったのか覚えてないけど、しみゅんさんは笑ったり変にフォローしたりせず、ずっと落ち着いた距離で接してくれて、お店に着く頃には恥ずかしさも緊張もすっかりどこかへ吹き飛んでいた。


「――どう? 食べた感想は?」

「すっごく美味しかったです……! それに、これが『葵くんが日向ちゃんに初めて作ってあげた味』だって思うと、もう胸もいっぱいで……!」

「めっちゃわかる! ヒマち、深山向日葵コンビが本当に大好きなんだね。確かプレイヤーネームの由来もそうだったよね?」

「はい! 向日葵のもじりで陽鞠ひまりです!」

「漢字もさ、太陽の陽は『葵にとって日向は太陽のような存在』って重要なポイントと、二人のお母さんの大切な形見の鞠を組み合わせてるの、本当に愛が伝わって来て良いっていつも思うんだ」

「ありがとうございます! そこは本当にこだわって……」

 食べ終わる頃にはいつも通話で話す感じになっていた。とても楽しくて、すごく盛り上がって、このままずーっと話したい。そう思ったけれど、しみゅんさんは最初に両親と約束した通り、時間になったら寄り道しないで真っ直ぐ東京駅の新幹線のホームまで送ってくれた。

 がっかりしていた私を見兼ねたのか、

「まあまあ。また通話して一緒に神境やろ! それに、春からはこっちに引っ越すんだから、きっとまた会える。これからもたくさん話そ! 私も楽しみにしてるよ」

 と、にっこりと笑った。

 その笑顔が優しくて、眩しくて、私は泣きそうになりながら頷くことしか出来なかった。

「それじゃあ、おうちに帰るまでがオフ会です! 最後まで気を付けて。着いたらスタンプでもいいから報告してくれると嬉しい!」

 またね、と手を振るしみゅんさんに手を振り返して、私は暖かい気持ちと一緒に東京を後にした。


 それからも、約束通りしみゅんさんとは度々オフで会うようになった。

 初めて大学の夏休みに入ったときは色んなところへ遊びに行ったり、神響の映画が公開されたときは一緒に観に行ったり。試験前は勉強を見てもらって、初めてアルバイトをするときにアドバイスを受けて。うちに遊びに来た日は一緒に徹夜で神境をやったっけ。20歳になったときは美味しいお酒の楽しみ方なんかを教えてくれたりもした。

 最初のオフ会以来、私の両親とも連絡を取り合っていたようで、両親が私の様子を見に上京したときは、わざわざ有給を取って東京案内もしてくれた。

 家族ぐるみで付き合う大切な友達。

 いつしかしみゅんさんはそんな存在になっていった。


***


「内定おめでと〜!」

 4年経った現在。

 遊びに来たしみゅんさんと私が乾杯して、グラスの当たる軽やかな音が部屋に響き渡る。

「ありがとうございま〜す! しみゅんさんのおかげでっす!」

「いやいや、頑張ったのはヒマちだし、内定取れたのもヒマちの実力だよ?」

「それでも! 履歴書にアドバイスもらったり面接の練習に付き合ってもらったり、すごく助かりました! もう私しみゅんさんにずーっと貰いっぱなしですよ」

「何を言うかね。私だってヒマちから色々貰ってるよ。元気でしょ。勇気でしょ。それからクラン内でのサポートとか!」

「えへへぇ、そうですかね?」

「そうでーす!」

 クスクスと笑いながら、しみゅんさんはグラスを傾けつつ、感慨深げに話す。

「にしても、ヒマちももう社会人かぁ……時が流れるのってあっという間だねぇ」

「なんですか〜、急に」

「だってさぁ、初めて知り合ったときヒマちは高校生だったじゃん? それがこんなに立派になったって思うと、もう、涙が……ぐすっ」

「久々に会った親戚の方? ほら、ティッシュです。涙拭いて」

「ありがとぉ。うう、歳を取ると涙脆くなるって本当だなぁ。私もすっかりおばちゃんになって……」

「まだ30にもなってないじゃないですか。感傷的になるには早すぎますよ」

「うう……ヒマちは良い子だねぇ……とってもとっても良い子だねぇ……」

「ウッソ、まだ1杯目なのにもう出来上がってるの、この人!? あーもう、働き始めたらまた相談に乗ってほしいことも出てくると思いますし、まだまだ頼りにしてますよ、リーダー!」

「こちらこそ、サブ務めてくれてありがとね。これからもよろしく」

「はい! いつか神境がサ終する日まで、一緒に駆け抜けましょう!」

「うんうん! って、神境って言えばさ……」

 それから数時間。

 ふたりでお酒を呑んで語り合って、気付けばだいぶ夜も更けていた。

 ふあぁ、と、しみゅんさんが大きなあくびをする。

「そろそろ寝ましょうか」

「そうだね。明日は日曜だし、神響のアニメもあるし。しっかり寝よう」

 歯磨きしてくるね、と、しみゅんさんが部屋を出ていく。

 私はその間に押し入れから予備の布団を取り出して敷く。元々は両親が泊まるときの為に買ったそれは、今ではもっぱらしみゅんさんが使っている。

 ――だいぶヘタってきたし、そろそろ買い替えようかな。初めて給料入ったらそれもいいかもしれない。

 ご機嫌で鼻歌を歌いながら布団を敷いた後に気が付いた。

「って、あれ? 枕が無い。まだ押し入れかな……」

 枕を求めて押し入れに入り込んだ直後だった。

 怒鳴り声とバタバタと走ってくる足音。荒い息のしみゅんさんが私に目を向けると同時に駆け寄ってきて私を押し入れに突き飛ばした。

「!?」

 突然の出来事に反応できないでいるうちに、しみゅんさんは勢いよく押し入れを閉めると叫んだ。

「何があっても絶対に出てこないで! 声も出さない! いいね!?」

 聞いたことがない強く緊迫した声に、私は理由もわからないまま縮こまって動けなくなった。

 

 ほんの数秒後、誰かが部屋に入ってくる大きな足音が聞こえた。

 

 男の罵声。

 何かが床に落ちる振動。

 柔らかい肉が殴られる鈍い音。

 「ぐ……!」というしみゅんさんの呻き声。

 布団に倒れ込む音。


 ドス、という綿の詰まったものが勢いよく叩きつけられる音。


 音。音。音。


 全てが一瞬の出来事だった。

 私は混乱して、怯えて、何も出来なかった。


***


「……ださん! 嶋田しまだ陽彩ひいろさん! 聞こえますか!?」

 肩を叩かれ、名前を呼ばれ、薄っすらと目を開ける。

 眩しくて真っ白な視界に、人の顔がぼやけて映る。

「……しみゅん……さん……?」

 掠れた声が口から溢れる。

 目の前の人はしみゅんさんじゃなかった。

 誰?

 何がどうなっているの。

 私は、どうしたんだっけ?

「……意識、確認しました! このまま搬送します!」

 遠くで誰かが喋っている。

 体が持ち上げられて、どこかに運ばれていく。

 頭が回らない。何も考えられない。

 目を、意識を閉じようとするたびに、肩を叩かれ起こされる。

 払い除けたくても、体が重くて動かない。

 サイレンの音。

 救急車?

 そっか、もしかして私、お酒呑みすぎて倒れちゃったのかな。社会人になる前からしみゅんさんに迷惑をかけるなんて、最悪。謝らなくちゃ。しみゅんさんどこだろう。見当たらないな……。


***


 結局、私の意識がはっきりと覚醒するのに丸一日、事実を受け止めるのには丸三日かかった。

 

 あの日。

 私の内定祝いをした夜。

 しみゅんさんは殺された。

 

 犯人の動機は「たまたま居合わせた」から。

 駅前で強盗殺人をした後、人質を連れて逃走。隠れようと入り込んだのが私が住んでいたアパートで、しみゅんさんは人質の悲鳴を聞きつけて外に出た。

 通報をしつつ、どうやったのか人質を逃がす。興奮し、逆上した犯人から逃れようとするも、一歩遅くて玄関の鍵を閉め損なってしまった。

 

 後は、私が経験した通り。

 

 遺体はかなり酷い状態で、とても見せられないと言われた。次に会ったときには、もう荼毘に伏されてお骨になっていた。

 死に顔を見ていないせいか、私にはお骨がしみゅんさんだと思えなくて、実は全部嘘で、しみゅんさんも生きてるんじゃないか、と淡い期待を抱いたりした。

 でも。

 どれだけ信じられなくても、信じたくなくても、現実が、血に染まった私の部屋が、思い出が、嫌でも事実を突き付けてくる。

 どんなに泣いても、叫んでも、彼女が帰ってくることは二度とない。


***


「警察官、だったんだなぁ……」

 しみゅんさん――高橋深幸さんのお葬式で、初めて彼女の職業を知った。

 聞いた話ではとんでもなく忙しい職場のはずなのに、しみゅんさんはどういうバイタリティをしていたのか、仕事の合間を縫ってゲームをしたり、私と遊んだりしていたらしい。

 あまりにもこれまで知っていた彼女の印象とかけ離れていたので信じられない一方で、腑に落ちることがいくつもあった。

 両親にきちんと事情と素性を説明して信頼を得たところ、子供だった私に真摯に接してくれたこと(これも後から聞いた話だけど、深幸さんはいわゆる「少年課」に所属していて、仕事で出会った子たちを神境に誘っていたらしい。歴代クランメンバーには彼らがかなり含まれていたとか)、寮生活だったから私が遊びに行けなかったところ、人質の悲鳴を聞いて反射的に飛び出したところ、即座に通報して人質を逃がしたところ、応援到着するまでの間ずっと犯人に組み付いて離さなかったところ。

 ――私を、命懸けで守ってくれたところ。


「優秀な彼女が珍しくした、致命的な判断ミスだった」

 と、深幸さんの上司に当たる人が悔しさや悲しみを押し殺した声で言っていた。

 

 "一般人である私の家に戻ってしまったこと"

 

 それが深幸さんの犯した致命的な判断ミス。

 下手をすれば私も殺されていたかもしれない。

 即座に気付いた深幸さんは、私が現場に居ることを捜査本部に伝え、私を隠して、絶対に見付からないように犯人に立ち向かった。


「神響に出てくるヒーローそのものじゃん……」


 私達が出会ったキッカケのゲーム、その原作漫画「神響の衛士」は、突如地球外から飛来した異形の怪物に対して、八百万の神たちと契約した人々が変身して戦うヒーローものだ。

 登場人物の誰もが命懸けで人々を守る。

 その姿が、あの日のしみゅんさんに重なった。

 

 なのに私は、何も出来なかった。

 しみゅんさんを助けることも、恩返しすることも、何もかも。

「……何が陽彩ヒーローだ」

 名前負けも良いとこじゃないか。

 ぼたぼたと流れ落ちる涙は、一生止まることが無いだろう。


***


 ――3年後

 私は、とある海岸の波打ち際に立っていた。

 手には、初めてオフ会したときにもらった、「神響の衛士」に登場するヒーロー・深山葵をモチーフにした鳳凰のぬいぐるみ。

 私はグッズを持たないタイプだから、と、しみゅんさんが譲ってくれた、大切な宝物だ。

 

 あれから。

 

 悔やんで、悩んで、迷って、泣いて。

 私は今、居場所の無い子供達を支援する福祉士になった。神境も続けていて、クランのリーダーを務めている。

 少しでもしみゅんさんの後を、意思を継げるように。

 贖罪、ううん、自己満足かもしれない。でも私がした、私に出来る選択。

 しみゅんさんが守ってくれた命の使い方。


「――しみゅんさん、見てます? いっきますよ〜!」


 おもむろに私は踊りだす。

 ダンスの相手は鳳凰のぬいぐるみだ。


 ぱしゃん、ぱしゃん。

 

 ――今度はさ、海に行きたいよね!

 

 波の跳ねる音に混じって、しみゅんさんの声が蘇る。

 

 ――「神響の衛士」でさ、戦いの後に葵くんが海で仲間とバーベキューしたじゃん? あれやろうよ!

 ――いいですけど、まさかダンスもするんですか?

 ――もっちろん! 我らがヒロイン、流歌ちゃんが卯之助率いる音芸チームに巻き込まれて踊るハメになった大事なシーン。これをやらずに何をするって言うのか!

 

 ぱしゃん、ぱしゃん。

 

 しみゅんさんと海に行くことは叶わなかったけど、私はしみゅんさんの分まで踊り続ける。

「さあ、歌い叫ぼう! 明日への希望を!」

「神響の衛士」に出てきたセリフを思いっ切り叫んで、大声で歌う。

 しみゅんさんわたしのヒーローへの思いと誓いを込めて。

 声に乗って少しでも世界に希望が広がればいい。

 そう願いながら。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

波打ち際で、約束のダンスを。 牧瀬実那 @sorazono

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ