憧れ
幾千もの夜空に、ひときわ輝く星があった。
手を伸ばして、まだ足りない。
今度はジャンプしてみて、やっぱり足りない。
悔しいのに、私の口角は上がっていた。心が躍っていた。
どうやったら近づけるだろう。どうやったら届くだろう。
毎日考えて、結局答えはでなくて。でも、そんな日々は楽しかった。
きっと私はいつまでも星を追い続ける。
例えあの星にたどり着いても、またその先の星を目指す。
この胸を焦がす熱を燃料に、飛んでいく。
200字で綴る おから @shiso0909
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