サラヴァティの異変1
第一章:知恵の比丘尼と禁断の夢
インド、クシャトリヤの辺境、ヴァイシャーリー近郊。紀元前4世紀、第二結集から50年後の時代である。ガンジス河の支流が蛇行し、熱帯の湿気が椰子の木々や芒草の茂みを重く揺らしていた。釈迦の入滅から150年近くが経ち、仏教教団は戒律の厳守と現実への適応を巡る軋轢に苛まれていた。僧院は、赤土の壁と藁葺きの屋根に囲まれ、周辺には野鳥の鳴き声と遠くの村の喧騒が響いていた。
その僧院に、22歳の比丘尼サラヴァティが暮らしていた。彼女の名は、サンスクリット語で「知恵と流れ」を意味し、学問と芸術の女神に由来していた。サラヴァティは、交易で栄える町の商人の娘として生まれ、幼少期から詩と算術に秀でていた。
だが、14歳の時、交易路で盗賊に襲われた両親が命を落とし、彼女は叔父の手で僧院に預けられた。剃髪し、粗末な袈裟を纏い、彼女は托鉢と経典の学びに没頭した。彼女の目標は、輪廻転生からの解脱、成仏だった。知恵深く、経を唱える声は風鈴のように澄み、僧院内で「知恵の比丘尼」と称されていた。
サラヴァティは、50年前に語られたチャンドラの伝説を知っていたが、それを盲目的に追い求めることはなかった。彼女の解脱への道は、知恵と自己の内省を通じて切り開かれると信じていた。しかし、彼女の心には禁断の夢が忍び寄っていた。
ある夜、彼女は寝床で見た夢に目を覚ました。夢の中で、彼女は裸で川辺に立ち、知らぬ男が彼女の体に触れた。男の手が彼女の胸を揉み、太ももを撫でると、彼女の体は熱くなり、下腹部に疼きが走った。彼女は男の首に腕を回し、熱い吐息を交わした。目覚めた時、彼女の手は袈裟の下に伸び、太ももの内側に触れていた。濡れた感触に驚き、彼女は息を荒げた。「これは何の」と呟いたが、指を動かす手を止めなかった。快感が背筋を駆け上がり、彼女は喘ぎを抑えきれず、体を震わせて果てた。
翌朝、彼女は僧院の裏にある芒草の茂みに隠れ、夢の記憶を振り払おうとした。だが、芒草のざわめきの中で、彼女の体は再び疼いた。彼女は袈裟をたくし上げ、太ももに手をそっと触れた。指が濡れた秘めやかな場所に触れ、彼女は小さく喘いだ。「仏よ、私を導いてください」と祈りながら、しかし、彼女は指を動かし続けた。快感が彼女を包み、芒草に爪を立てて果てた。汗に濡れた顔を風に晒し、彼女は決意した。「私は解脱する。この欲望を乗り越え、変成男子となる」と。
第二章:修行の苛烈さと淫らな幻覚
サラヴァティの決意は、彼女の修行を苛烈なものに変えた。彼女は托鉢を控え、僧院の裏山にある岩場で独り座禅を組んだ。食事は干した果実と川の水に限り、夜は眠りを断って経典を暗誦した。彼女の知恵は深まり、長老たちは彼女を「教団の未来」と称賛した。だが、修行の苛烈さは、彼女の心に淫らな幻覚をもたらした。
ある日、岩場で瞑想していたサラヴァティは、幻覚に襲われた。目の前に裸の女が現れ、柔らかな体を彼女に押し付けた。女の手が彼女の胸を揉み、乳首をそっと掴むと、彼女の体は熱くなった。幻の中で、女の唇が彼女の首筋に触れ、そっと舌で触れると彼女の肌を刺激した。サラヴァティは喘ぎを漏らし、目を開けた。
岩場は静寂に包まれ、彼女の手は袈裟の下に伸びていた。乳首を指でそっと掴むと、幻の感触が現実となり、彼女は太ももを擦り合わせた。「これは試練だ」と呟きながら、彼女は自らを慰めた。指が胸をそっと触れ、下腹部に滑ると、濡れた熱が彼女を誘った。彼女は喘ぎながら指を動かし、快楽に溺れた。激しい波が彼女を襲い、岩に爪を立てて果てた。
その夜、彼女は僧院の裏山の小川に足を浸した。月光が水面を照らし、彼女の姿を映した。彼女は袈裟を脱ぎ、裸で水に浸かった。冷たい水が肌を刺し、乳首が硬くなった。手が胸に伸び、乳首をそっと掴むと、快感が全身を貫いた。指が下腹部に滑り、濡れた秘めやかな場所を撫でた。水中で太ももを広げ、指を密かな部分に進めた。喘ぎが小川に響き、月光が汗に濡れた体を照らした。「私は解脱する。この体を捨てる」と呟きながら、激しく指を動かした。快感が頂点に達し、水中で体を震わせて果てた。
修行の日々が続く中、サラヴァティは体の異変に気づいた。胸の膨らみがわずかに減り、乳首の感触が鈍くなっていた。寝床で胸を触り、変化を確認した。指で乳首をそっと掴むと、微かな快感が走ったが、以前ほどの鋭さはなかった。下腹部に手を伸ばすと、熱と湿り気が強まり、指を滑らせた。濡れた感触が彼女を誘い、自らを慰めた。「変成が始まったのか」と呟きながら、快楽に浸った。激しい波が彼女を襲い、喘ぎながら果てた。
第三章:異変と両性具有への変貌
サラヴァティの修行は極限に達し、彼女は僧院の外れにある古い祠にこもり、三日三夜の断食と瞑想に挑んだ。祠は朽ちた石造りで、苔と蔦に覆われ、風が隙間から不気味な音を立てていた。二日目の夜、彼女の体に異様な熱が走った。汗が全身を濡らし、心臓が激しく鼓動した。彼女は祠の石床に凭れ、目を閉じた。「仏よ、私を変成させてください。解脱への道を開いてください」と祈った。
その瞬間、赤黒い光が祠を満たした。仏の姿が現れるはずが、歪んだ影が彼女を包んだ。光が触れた瞬間、全身が焼けるような感覚に襲われた。それは浄化ではなく、淫らな疼きだった。体が震え、息が荒くなった。光が彼女を包み込み、変成が始まった。
まず、胸部に異変が訪れた。胸は豊満で、乳首が敏感だったが、光に包まれると、熱い波が膨らみを溶かした。手を胸に当て、乳房が縮むのを感じた。乳首が硬く尖り、光の力で平坦になった。指で乳首をそっと掴むと、鋭い快感が走り、喘ぎを漏らした。胸が平らになるにつれ、筋肉が浮かび、男性の胸板が現れた。両手で胸を揉み、硬さと熱を感じた。「ああ、何なのこれは……」と呟きながら、乳首をそっと掴み続けた。指先で強く摘むと、電流のような感覚が全身を貫き、背を反らせて喘いだ。胸を揉み続け、快感に身を震わせた。
次に、下腹部に熱が集中した。太ももを広げ、その淫らな変化に意識を向けた。秘めやかな場所が変形し始めた。女性としての柔らかな部分が熱に溶け、内側に引き込まれた。手を下に伸ばし、指先が濡れた熱に触れた。喘ぎながら変化を探った。光が密かな部分を包み、女性の形が縮小した。だが、完全には消えず、異変が起きた。男のあそこが膨らみ始めたが、秘めやかな場所も残った。手が新たな形に触れると、硬く屹立する男のあそこと、濡れた秘めやかな場所が共存していた。「仏よ、何故……ああっ!」と叫んだ。
密かな部分の変成は淫らで混乱を極めた。男のあそこは硬く脈動し、指でそっと掴むと快感が全身を貫いた。秘めやかな場所も熱く濡れ、指が触れるたび異なる快感が走った。両手で自らを慰め、男のあそこを戯れ、秘めやかな場所を撫でた。喘ぎが祠に響き、汗が滴った。男のあそこを激しく戯れ、快楽に溺れた。次に、秘めやかな場所に指を滑らせ、奥まで進めた。熱い湿り気が彼女を誘い、指を動かし続けた。「これは……私の体……」と呟きながら、両方の部分を同時に慰めた。激しい波が二つの部分から同時に襲い、体をよじらせて果てた。石床に凭れ、汗と快楽に濡れた体を震わせた。
光が薄れた時、サラヴァティは祠の外に立った。月光が裸体を照らし、彼女の体は両性具有だった。胸は平坦で、下腹部は二つの部分を併せ持っていた。手を下に伸ばし、硬く屹立した男のあそこと、濡れた秘めやかな場所をそっと掴んだ。快感が全身を貫き、低く唸った。「私は何だ……仏よ、何故私をこう変えた」と。自らの体を触り続け、快楽に浸った。男のあそこを戯れ、秘めやかな場所を撫で、喘ぎながら果てた。
第四章:教団からの離脱と嫌悪の嵐
三日目の朝、サラヴァティは祠から僧院に戻った。彼女の体は両性具有で、袈裟を纏っても異形が隠しきれなかった。胸は平坦で、下腹部には二つの部分が隠されていた。僧院の門をくぐると、比丘尼たちが彼女を見て顔を歪めた。比丘尼のヤショーダラが最初に声を上げた。「サラヴァティ、あなたは化け物だ! その体は穢れそのものだ!」彼女の目は恐怖と憎悪に満ち、声は震えていた。彼女は後ずさり、サラヴァティから目を背けた。「近づくな。お前の臭いが穢らわしい」と吐き捨て、手で鼻を覆った。
サラヴァティは集会所に進み、長老たちの前に立った。「私はサラヴァティ。変成を試みたが、異変が起きた。私は男子でも女子でもない」と告げた。長老のヴィマラが立ち上がり、彼女を睨みつけた。「サラヴァティよ、汝は仏の意志を汚した。変成は完全であるべきだ。汝の体は不浄の極みであり、教団の恥辱だ」と罵った。彼の顔は赤く染まり、額に青筋が浮かんだ。彼は杖を手に持つと、サラヴァティを指さし、「その穢れた姿を隠せ。仏陀に見捨てられた魔物め」と叫んだ。
長老のカーシャパが冷たく続けた。「汝の両性具有は、自然の摂理を破壊する冒涜だ。仏陀が汝を見捨てたのは明らかだ。教団に留まる資格はない」と。彼の目は氷のように冷たく、口元が嘲笑に歪んだ。彼は経典を手に持つと、サラヴァティに向かって投げつけた。「この聖なる言葉に触れることすら許されん」と吐き捨てた。経典が彼女の足元に落ち、埃が舞った。
集会所に集まった比丘尼たちは、さらに激しい嫌悪を示した。スンダリが立ち上がり、サラヴァティに唾を吐いた。「お前は教団の汚点だ。その不浄な体を見ているだけで吐き気がする」と叫んだ。彼女の顔は憎悪に歪み、手が震えていた。スンダリは他の比丘尼たちに目をやり、「こいつを追い出せ。穢れが伝染る」と扇動した。比丘尼のマーリカが頷き、「サラヴァティの目は魔物そのものだ。仏陀の教えを穢す怪物」と呟いた。彼女は袈裟の裾を握り、サラヴァティから距離を取った。
比丘のダルマが近づき、彼女の袈裟を引っ張った。「その下に隠された穢れを見せろ」と嘲笑し、彼女の下腹部を指さした。「両方の部分を持つなど、獣にも劣る。お前は人間ではない」と罵った。彼の声は大きく、集会所に響き渡った。他の比丘たちも加わり、「魔女だ」「仏陀の敵だ」と叫び、彼女を囲んだ。比丘尼のプンナが石を拾い、サラヴァティに投げつけた。「出て行け! お前の存在は教団の恥だ」と叫び、彼女の肩に石が当たった。
サラヴァティは唇を噛み、涙を堪えた。「仏が私をこう変えた。私は罪を犯していない」と反論したが、誰も耳を貸さなかった。長老のヴィマラが最後に宣告した。「サラヴァティ、汝は教団から追放される。仏陀に見捨てられた穢れとして、この地を去れ」と。彼の声は冷酷で、彼女を切り捨てる刃のようだった。比丘尼たちは彼女を押し出し、僧院の門を閉ざした。サラヴァティは教団の嫌悪の嵐に耐えきれず、僧院を去った。
彼女は袈裟を脱ぎ、粗末な布を纏ってヴァイシャーリーの外れに小屋を構えた。失意に沈みながら、自らの体を触った。男のあそこをそっと掴み、激しく戯れると、快感が全身を貫いた。秘めやかな場所に指を滑らせ、濡れた熱を撫でた。「この体は罪ではない。私は新たな道を創る」と呟き、男犯・女犯を是とする新宗教を創建した。
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