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  • 災害記録16への応援コメント

    二ノ前はじめ@ninomaehajimeさま

    こんにちは。

    「私は、死体しか愛せませんでした」とつぶやき、自分の性癖を語った硝子さん。死体しか愛せなかったという彼女。彼女にとって愛とはいったい何だったのか、考えさせられました。

    硝子さんが少女の生首を胸に抱え、彼女たちを大ガラスがかぎ爪に捕らえ、大空を海へと飛んでいく様子が印象的でした。今や世界の安寧をこの手に握る、二体の人外とひとりの人でなし。混沌とした世界を抜け出したあと、異界への入り口のような湖へと飛び込んだ硝子さんと、彼女が浮かび上がるのを待つ異形の清掃員に『モキュメンタリー・フレンド』の凄まじい美の世界を感じました。

    しばらく抜け出せないような気がします。読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、ここまで丁寧に読了してくださり大変感謝致します。

    彼女の名前は白雪姫の原題から来ていますが、姫を目覚めさせた王子は死体愛好家だったという説があります。主人公のキャラクター造形はそこから形作られました。
    転じて、おぞましい死体の怪異でも慈しめるという奇妙な性質を有するに至ります。

    ある意味で人間に執着している清掃員もまた、彼女の特異性に興味を抱き、自ら死の淵に追いやろうとした相手の生還を待つという倒錯した状況となりました。

    殆ど手探りで始めたシリーズで反省点も数多くありますが、読者様の心を揺らせたのなら冥利に尽きます。

    改めまして、お目を通してくださり御礼申し上げます。

  • 災害記録14への応援コメント

    二ノ前はじめ@ninomaehajimeさま

    こんにちは。
    和良波夜美さんの体から切り離された首に一斉に向けられた無数の携帯電話のレンズ。そして今度は空高く飛翔する怪鳥に向けられたあまたのカメラのレンズ。無自覚な悪意はいまも繰り返されていると感じます。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは。拙作のシリーズにお目を通してくださり感謝致します。

    同じホラーでもスプラッター物は苦手なので、登場人物が惨殺される作風はあまり好みません。
    そのため、現実で自ら死を選んだ人間の様子を撮影するというのは自分にとって衝撃的でした。手元にそんな画像を残していたら、それこそ呪われそうで……。
    このお話の原点はそこから生まれたものとなります。

  • 災害記録16への応援コメント

    遂に完結しましたね…この壮大な集大成とも
    呼べる物語が。お疲れ様でした🥂🎊そして
    又、恐ろしくも美しい物語がどこかで脈々と
    続いて行きます様に…。

    作者からの返信

    まずは完結まで読んで下さったことと素敵なレビューを頂き感謝御礼申し上げます。
    これ以上ないほどの完結祝いに感無量です。

    これから展開していく別シリーズのためにも先に書き上げなければならない話でしたが、随分と長いあいだ連載していた気がします。少しでも読者さまの心を揺らすことができたなら、これほど嬉しいことはありません。

    いくつかの短編掌編を挟んで、未完結のシリーズに戻る予定です。またそのときに是非ご覧頂ければと思います。

  • 災害記録15への応援コメント

    これは、Requiemですね…。死体にも、
    モノにも愛される可能性があるのは幸いな事
    …そして岾の奥に佇むあの湖の底へと。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    世間から忌避される趣味嗜好であることと人間性は関与しないという発想から生まれた主人公です。
    次が最終話となります。気が早いですが、ここまでお付き合い下さり本当に感謝しかありません。

  • 災害記録14への応援コメント

    …なんという事……!!緊縛感と途轍もない
    混沌…そして『以津真天』
    これは物凄い物語の集大成。凄い…!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    結末から遡って書いていくために自分の中で紆余曲折がありましたが、何とか最後まで漕ぎつけそうです。

  • 災害記録13への応援コメント

    でも熟く思いますが…ニノマエ様の硬質な
    作品展開って凄くカッコイイ✨ですよね!!
    あれだけ耽美的な作品も書かれて…!本当に
    素晴らしいです!!!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    現実的な組織の動きを書くにあたって不安が募るばかりでしたが、そう言って頂けると大変嬉しくなります。
    思ったよりも長い付き合いになったシリーズですが、結末に向かって書き切りたいです。

  • 災害記録12への応援コメント

    百合の季節感を考えていましたが…詠んで
    しまいましたw……勝手に。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    自分が草花を出すときは人名やある種の象徴に使うことが多いです。花言葉もよく参照します。
    例えば薊の花言葉は「報復」だったり。人名を考えるのが苦手なので……。

    ともあれ拙作が何かの題材となるならこんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    災害記録11への応援コメント

    ドキドキしつつ拝読…!!そして矢張り
    ニノマエ様✨の単語選びのセンスは最高!!
    いずれ又詠ませて下さい!

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    何度か書き直しして捻り出したものなので、小野塚様にそう言って頂けるのは報われます。
    そろそろ核心に向かって話が動き出すと思いますので、どうか最後までお付き合い下されば幸いです。

  • 災害記録10への応援コメント

    …えっ?!!
    薊さんだったの…ッ?!((((;゚Д゚)))))))

    作者からの返信

    薊さんでした。
    人間同士の争いはそろそろ終わりを迎えそうです。

  • 災害記録9への応援コメント

    硬質な感じも決まっていますね…。様々な
    角度から怪異に対峙する!流石✨です!!

    作者からの返信

    ありがとうございます。返信が遅れてすみません。
    人間から生まれた呪いがテーマとはいえ、人の暗い内面を描くのは中々に大変ですね。

  • 災害記録6への応援コメント

    今迄は事象にフォーカスしていましたが、
    今回の作品は、それに対処する側にも
    フォーカスされていて、興味があります。
    この特殊甚大災害に人がどれほど迄に介入
    出来るのか…引き続き楽しみに拝読致します!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    小規模な話ばかり書いていたので現実的な組織の動き方をどこまで描けるかわかりませんが……精進あるのみです。

  • 災害記録5への応援コメント

    この主人公、親の庇護の下やりたい放題の
    暇持て余しの金食い虫で呪われて然りの
    人だったんですね……。
    (…と、つい期初の脅威的な忙しさの
    八つ当たりをする…)

    作者からの返信

    この時期は大変ですからね……お察しします。
    現代の若者像を勝手にイメージしたものなので、厳密には短編の主人公とは定めていません。
    後々の展開で描写することですが、犠牲者は一人ではないので……。

  • 災害記録4への応援コメント

    おおぉッ✨!!ゾクゾクして来ました!
    遂に特殊激甚災害対策が収束ッ!!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    思ったより期間が空いてしまいました。説明回はなかなか骨が折れますね……。

  • 災害記録3への応援コメント

    情景が目に浮かびます。今回は長編ですが、
    長編も好きな作品が幾つもあります。この
    儚げなで、ともすると美しい物語の中にある
    鋭い棘。
    静謐さを知る数少ない作者だと思います。

    作者からの返信

    身に余る評価を賜り大変恐縮です。
    短編ばかり書いていたので、長編であっても一話ごとに印象的な場面を切り取る書き方が身についてしまっているようです。

  • 災害記録1への応援コメント

    花が浄化する。
    …そんな事もあるのかも知れませんね。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。
    ある意味で合理的な考えの彼には不可解な現象だと思います。

  • ケース:毛羽毛現への応援コメント

    あの娘ですね…。首だけになった彼女よりも
    好奇心という悪意の方がずっと恐ろしい。
    春は何故だか空恐ろしい季節でもあります。
    そして…(レビュー書く気満々ww)ニノマエ
    コレクション✨が増えて行くのが嬉しいッ!!

    作者からの返信

    いつも素敵なレビューを頂き大変感謝しております。
    ご期待に添えるように尽力致します。更新速度は遅いと思いますが……お付き合い下されば幸いです。

  • 特殊激甚災害への応援コメント

    ケースにも持って来られましたね!!
    ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    このシリーズでは初の長編となります。大筋はできているとは言え、ちょっと見切り発車気味ですが……この話を通じて深掘りできたらなと。