「これは、フィクションです」
この物語は、そんな一言から始まるある女性へのインタビュー記録です。
私は座敷童の大人ver.である【座敷大人】という実にキャッチーなワードで一瞬和み、まだ偶然にも思える話に読む手を進め……そして、偶然では済まされない事象とその件数に「座敷…………」となりました。
冒頭の言葉は、真実なのでしょうか?
それとも、ただ自分に言い聞かせているだけなのでしょうか?
皆様は、この作品を読んでどう思われますか?
ぜひ一度、読んでみて欲しいと思います。
ちなみに……。
別に宗教の話ではありませんが、神からの大きすぎる愛ゆえの祝福は、人の身だと持て余して呪いのようになってしまう……というような話は、古来より数多く語られてきています。
離れてしまうと、自分の望む望まないに関わらず相手に不幸が訪れてしまう。
仲良くしている相手には、幸福が舞い込む。
私としては、そんなまさしく「神からの祝福」のような能力を持った女性が、今後幸せに生きれることを心より願わずにはいられません。
まぁ、フィクションらしいのですが。
『*これは、フィクションです。』
えぇ、この作品は『フィクション』です。そのはずです。多分……。
主人公は【座敷大人】とまで称される女性です。
彼女と良好な関係を築いていれば相手の運気は上がり、彼女『から』距離を取った人・場所・職場などは不幸になる。
それが、座敷大人のある意味『呪い』の力です。
でもね、この作品を読んでいて思うのです。
「え? これって……本当にフィクションなの……?」
私は作者様の2500話ある(しかも1話2000文字ある!)を読破し、その他200以上ある作品を全て読破した人間です。
「あれ? このエピソードって……?」
え? フィクションなの? 本当に?
読んでいてそう疑念を持ちます。コメ欄もそれで盛り上がっております。
でも、ラストが驚愕なのです。
これ、ノンフィクションだったらマジでヤバい。呪いの文章、怪文書になるぞ!?
いや、でもね、この作品が令和の怪文書的ホラーになる事を望んてしまっている自分もいるのですよ。どこまでも伝説になって欲しいと。
短編です。だから1万字以内に収まっています。
でも、与えたインパクトは長編並みです。作者様の他のエピソードを知っているからこそ、余計に……。
でも、宇部作品初体験の方でももちろん楽しめます。
「こんな座敷大人が傍にいたらラッキー♬」
となるか、
「こんな怖い座敷大人が傍にいたら泣く」
って、あなたならどう思うでしょうか……?
一つ言える事は、『誰であっても人を傷つける事を言ったりしたりするのは良くないから避けておいた方が良い」ですね。
座敷大人だって、怒らせなければ、憎ませなければ恐ろしい存在ではないのですから……。