第23話
「どうかした?茉依ちゃん。」
美緒はあたしに敬語じゃなくなった。敬語使われるのも嫌だけど何より同い年だということが判明したから。ここにいる全員一緒でびっくりしたけど。
ってそんなことはどうでもいいの。
「あたし帰ってもいい?」
もう疲れたから早く寝たいんだよね。
そう付け足すと何でか目を見開いて驚く男3人に、寂しそうな顔をする美緒。
「えー!!!帰っちゃうの!!??もっと茉依ちゃんと仲良くなりたいよっ!!」
可愛い顔して可愛いことを言ってくれるのは嬉しいんだけど、眠たいんだよね。
それで男3人は何をそんな驚いてんの?
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