第19話

「あのー?」




いけない!またどっか行っちゃってた!

えっと、なんだっけ?・・・・ああ!名前か!






「・・・あたしは茉依だよ。」



「茉依さん・・・?」



「茉依でいいよ。さんなんていらないから。」




笑いながら言うと彼女は少し照れていて。




「じゃあ茉依ちゃんって呼びます!私も美緒って呼んでください!」



「わかった、美緒ね?」






あたしより少し背の高い美緒を見上げながら言うと顔が赤く染まっていて、「赤くない?」思わず聞いてしまった。




美緒は何でもない、と赤い顔を隠しながらふるふると首を振っているけど、正直意味がわかんない。赤くなる要素あった?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る