第16話
「かっ!?かっ、彼氏じゃないです!!!」
「そうなの?その割には動揺しすぎじゃない?」
「ほっほんとうに違いますからっ!!!・・・ただの幼馴染みですよ、」
なるほどね?彼氏ではないけど好きなわけか。あんまり聞きすぎるのも良くないからこの辺にしとこ。
って、あたし達今日初めましてだよね?何で仲良くお話してんの。
ダメだ。なんかこの子と居たら気が緩んじゃう。とりあえずここから離れないとな。でも放って置くわけにもいかないし。
どうしようか、と悩んでいると
「美緒っ!!!!」
男の叫び声が聞こえたと思った瞬間目の前にいた彼女を誰かが抱きしめた。
「は、やて、?」
戸惑いながらも名前を呼ぶ彼女を一層強く抱きしめ
「心配させんな。」
悲痛な声で呟いた。
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