アラフォーですがよく学生時代の夢を見ます

最時

第1話 夢の世界

「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」


 今回のお題は書き出し指定。


 2、3回までなら数える人もいるだろうが9回のカウントはなかなか難易度高い。


 というわけでよく見る夢の話をすると、意外と多いのは子どもの頃の夢。

 学校に関わる夢が多い。

 アラフォーなんですがw


 考えてみれば学生時代は長い。

 小中高だけでも12年間だ。

 一見荒唐無稽にも思える夢だが実は過去の経験やテレビなど見たものの組み合わせによるものがほとんどだ。

 知らない景色の夢かと思ったら、実は昔見た光景だったと後で気づくことがある。


 ということに私が気づくのは夢を記録または記憶しているからだ。

 これにより頭の中に現実とは少し違う夢の世界が作られている。


 なぜこんなことをしているかというと、夢は最高のエンターテイメントだと思っているからだ。


 映像などと違って没入感がすごい。

 現実に経験しているかに感じる。


 空を飛ぶというのもあるが、イルカのように海中を移動する夢は素晴らしく印象に残っている。


 学生時代の夢を良く見るのは普段と違って印象に残るからなんだと思う。

 そして嫌なパターンが多い。

 学校へ行かないといけないという夢だ。

 明け方見るからそうなるんだと思う。

 元々あまり学校が好きでなかったし、そう言うような夢を繰り返し見るので学校に対する印象は悪い。

 夢を記憶する弊害だな。

 嫌な夢だとしても、それは現実ではないので深刻さはない。

 むしろそういう経験ができていいんじゃないかと思うことにしている。


 あとは、現実以上に感情を強く感じる傾向がある。


 今だと大して気にしないが、子どもになった夢で些細なことに強い感情を受ける。

 それも楽しみの一つだ。


 その強い感情も残念ながら恐怖や不安などマイナスな感情が多い。

 結局それが印象に残るからだと思う。


 あと、こうして記憶していくことで起きたことは夢の続きを見ることだ。

 といっても寝始めで見る夢で詳細はなかなか記憶できてないのだが。

 夜に限らず、うとうとすると今朝見ていた夢が自然と思い浮かんで始まる。

 そういう夢の回路が働くんだと思う。

 これはなかなか面白い現象だと思う。

 起きているときと別の夢の回路があるんだと思う。

 寝ているときに記憶の整理や定着を行うという。

 それに関係しているようにも思える。

 研究者になれるかなw

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