まあこれが私の人生なのです
第2話
「お電話ありがとうございます。〇〇広告の
コールは3回以内に、見えなかろうが相手にも『顔』が伝わるように
クレームなどは「私は悪くないな」と思いながらも、声色を変えて心から謝罪、必ず上司に報告、電話が済んだ最後、お礼の言葉と念のためもう一度自分の名前を伝える…。
コール係のマニュアル通り。
気取った自分の声が気持ち悪いなんて、数年もやってたら、もう気にもしなくなった。
今日も同じようなことの繰り返し。
「
「ありがとね、
「大崎さんと直接お話ししたいそうで…」
「あははは、まじか…。ごめんね、変な電話取らせちゃって」
「大丈夫ですけど、今度きたら、大崎さん結婚してますよってハッキリ言いましょうか?」
「いいよいいよ。こっちが色々変なこと考えても仕方ないでしょ?純粋に話したいだけかも知れないしね。」
「下心しかないと思いますけど。」
「はっきりいうなぁ。」
「だって、大崎さんモテるのに、たまに抜けてるところあるから心配してるんですよ?」
「俺は、
「私?なんかしましたっけ?」
「園枝さんも大崎さんもぼんやりしてるから、おじさんたちは心配なわけよ。」
「おじさんて、
「若く見えても、もう十分中身はおじさんなんだよ…。まあ俺から色々言っちゃうとセクハラになっちゃうんだろうけど、本当に二人とも、気をつけなね」
「「はーい」」
同じようなことの繰り返しで、すごく嫌なことがないわけじゃない。だけど、アットホームな環境で、結構自由にさせてくれる、この職場の雰囲気が好きなので続けていけてます。
・
・
・
「たっだいまぁ!」
「おかえり〜」
「ゆず〜!つっっっかれたよ〜!」
「本当にお疲れ様、なっち〜」
私、
高校から仲の良い
「ニャーオ」
「ミャーオ」
「ただいま、シャンキー、チャム」
ノルウェージャンと茶トラの2匹、愛猫との四人でシェアハウスをしている。
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