異世界転移を果たしてしまった主人公が、様々な関係を育みつつ現世への帰還を試みるファンタジー作品です。
主人公は資格取得が趣味のごく普通な男性。
ある日、333個目の資格取得を喜んでいると、突如として異世界に転送されてしまいます。
世界の狭間で選択を迫られたのは、自らの資格を捨て去るか、生き残る術であるスキルの取得をあきらめるかの究極の二択。
どうしても積み上げた名誉が捨てきれなかった主人公は、数多の資格と共に異世界での生活を余儀なくされました。
現世では知識の保証か、功績の勲章代わりにしかならない資格たち。
しかし、窮地に立たされたその瞬間、脱するにふさわしい資格が力へ変わり、主人公を助けました。
彼が手にしたのは、限られた範囲ながらも圧倒的な対応力を秘めた333のスキル。
これらを活かし、主人公は望みを果たすことができるのか。
ぜひ読んでみてください。
主人公の持ってる333個の資格はチートです。
楽しい主人公最強の旅をご一緒しましょう。
ここでレビューを終わっても良いのです。
が。
この主人公、考え方や生き方はチートではありません。
まともで大人で有能なのです。
問題解決のためにいつも努力しています。
そんな彼が本作の魅力の一つ目です。
二つ目の魅力はヒロインです。
ドラゴンなんですがご心配なく。
ちゃんと人型になります。
強くてカワイイ大人の女性です。
三つ目の魅力は脇役達ですね。
人間味があるキャラが多く、良い味を出しています。
個人的に悪徳不動産屋キャラが好きです。
主人公二人の楽しい旅に、ぜひ同行してみてください。
盛川 友典(33歳)。333個の資格を持つだけのしがない市役所職員だ。
先日受けた「爬虫類好き検定」の合否結果を見てニヤニヤするほどの、筋金入りの資格マニアだ。
だが、盛川 友典はゆがんだ空間に吸い込まれ、資格を取るかスキルを取るかを迫られる。
「資格マニアである以上、選択肢は一択!」
ということで異世界転移し、トモと名乗ることに。
幸運にも勇者一行に拾われ、さっそくレッドドラゴンに襲われる。
当然スキルは無いので、すでに逃げの体勢だ。
ドラゴン相手に、市役所窓口で培った苦情対応の同調の技を使ってみるも、なしのつぶてである。
その時、トモのステータスが反応した。
『条件に合う資格が見つかりました。スキルとして発動します。』
『スキル:シカク爬虫類好き検定!!』
『スキル:シカク甲種防火管理者!!』
すると、ドラゴンの動きが止まり、かがんで、ゆっくりと顔をトモに近づけてきた。
「お前、我と言葉を交わせるのか?」
こうして、トモは新しい世界で『シカク』に目覚めることになる――。
資格と知識こそが最強の武器だ!
異世界『奉職』した公務員が送る角の立たないファンタジー、ここに開幕!!
第29話の最終回(最終回じゃない)まで読みました。作品に準じてプレゼン方式でレビューいたします。
まず結論といたしまして『この作品はとてもオススメ』です。
その理由は3点ございます。
1点目、笑えるポイント多いです。
あらすじや本編見ていただくとわかる通り淡々とした語り口ですが、面白ポイントが大分多めです。コミカルに楽しめる作品です!
2点目、安定感抜群です。
キャッチコピーにもなってる通りとても読みやすい構成です。完結保証もあります。あと予約投稿見てください、現在時点で37エピソード予約済み!
これ以上に安心を提供してくれる作品は無いのではないでしょうか。
3点目、ストーリー自体も面白い、王道のファンタジー!
資格がスキルになるという個性ある設定に加えて、ドラゴンが出てきたり、資格以外のスキルを手に入れる伏線があるなど、壮大な世界観で描かれていて、結末が楽しみになる作品です(しかも完結保証!)
以上のことから、この作品はとてもオススメできる作品でございます。皆さんぜひ読んでみてください!!
ご清聴ありがとうございましたヽ(=´▽`=)ノ
この物語の主人公は、市役所職員の盛川友典(通称トモ)という、15年かけて333もの資格を取得した筋金入りの資格マニアです。
ある日、突如として異世界へ送り込まれ、「スキル10個」か「資格333個」という選択を迫られます。
彼が迷わず選んだのはスキルなしの資格オンリー。こうして、知識だけを武器にした異世界生活が始まります!!
何と言っても興味深いのは、この片側に全振りしたトモは、現実世界の資格を「スキル」として発動させ、危機や日常の課題を切り抜けていくところ。
中でも「爬虫類好き検定」でドラゴン娘リオと意思疎通できるようになる場面や、「防火管理者」で炎から身を守る展開は、意外性とユーモアに満ちています。
因みにリオは強さと可愛らしさを併せ持つ魅力的な存在。トモとの掛け合いは軽快で面白いです。
また、戦闘は頭脳戦が多く、資格を生かした解決法は新鮮で毎回、驚かされます!
トモが知識と柔軟な発想を武器に世界を渡り歩く姿は痛快で、今までにない新しい形の冒険譚!