第7話
家に帰ってもすることなくて、社会見学でもしに行こうかな。
着替えて、繁華街へ来た。
評判が悪い繁華街、
夜はかなり危険な場所。
わたしは見回りを行っている。
高校卒業までは組に関わるなと言われてるから、少しでも卑怯で汚いヤツらを成敗するため。
「ね、かわいいしゃん」
「俺たちと遊ばない?」
こーゆーやつらがいるんだ。
いつまで経ってもこーゆーやつ消えないんだ。
格好だけで粋がってるやつ。
わたしに声掛けないほうがいいのにね。
「シカトしてんじゃねぇぞ」
そう言われて腕掴まれて裏に連れていかれた。
裏の方が目立たなくて済むから私的にはラッキーなんだけどね。
「えっ!?」
急に腕離されたと思ったら、
目の前には銀髪で、綺麗な目をしていて、背が高くオーラがある男が現れた。
誰だろう?
わたし、知らない
「大丈夫?りんな」
この声、樹っていうやつ。
「りんな、大丈夫?」
「ん、ありがとう」
「りんなが始めて俺に反応した。りんなー」
うるさい。
そんな声で言われたら返事するしかないじゃん。
「樹、うるせぇ」
「怪我ない?」
またわたしの知らない人。
この黒髪の美少年は誰?
「ん、大丈夫。」
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