氷の心臓 おまけ

ロエ

焦げ猫

ユー「ハカセこれたべたい」(テレビ指差し)

テレビ『最近人気の猫パンケーキ!』

楽「…考えておこう」


ユー「ハカセこれくろい」

楽「…黒猫パンケーキだ」

ユー「くろねこ…」ソワソワ

ユー「ハカセこれにがい!こげてる!」

楽「あー…(どうやって誤魔化すか…)黒猫は焦げた白猫だからな。黒猫パンケーキは焦げてるんだ」

ユー「え…?くろねこはこげねこ?」

楽「そうだ(無理があったか?)」

ユー「こげねこ…」

楽(あっこれ信じてるな)


〜別居中〜

『パパへ

この間黒猫は焦げ猫じゃないって知りました。学校の友達にめちゃくちゃ笑われました。なんで私に嘘教えたんですか。優は怒ってます。もうパパって呼んであげません』

楽(訂正するの忘れてたな…)


〜再会後〜

楽「黒猫が焦げ猫だったら茶色い猫はなんて呼んでたんだ?」

優「あー…微焦げ猫?」

楽「…そうか(必死に笑いを堪えている)」


楽にとっては地獄みたいな1ヶ月でしたが、稀に元に戻る日もありました(まあ正直言って狂いすぎて一周回ったみたいなものだとは思いますけど)

そんな時は比較的穏やかにユーに接していました。次の日には元通りです。

その落差については今でも優に文句を言われてます。可愛いですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る