ぬくもりの星
みぃ
絆❖
中編
夏が過ぎていった
やがて 木枯らしが吹き始め
寒がりなキミには 酷な季節の到来
ボクはキミにひとつのプレゼントを
渡す
青いマフラー
少しだけ 青みがかる
キミの瞳と重なる
青 うん 似合う!
キミはにっこり 笑ってみせた
ねぇキミ?
キミは生まれつき 口がきけないの?
文字は?
習わなかった?
なにも話せない
なにも書けない
だからこんなにも 続くのかもしれない
そんな因果
冬がおとずれた
凍えながら 毛布にくるまり過ごす
ふたり
キミは珈琲よりも ホットミルクを
好むの
いつでもキミのそばには
ホットミルク
フーフーいいながら 美味しそうに
コクコク飲んでる
ボクは珈琲を片手に キミがミルクをこぼさないか
気が気でない
キミは猫舌
今にもミルクをひっ繰り返しそうで
冬はまだ 始まりを告げたばかり
ふたり並んで 毛布にくるまり
時に珈琲
ホットミルク
そんなふたり
どうにもこうにも
かわりのいない キミの存在
きっと二度とあえぬであろう
濃く深い絆
はじめから感じたんだ
❄✨
寒がりなキミが 風邪をひいて
しまった
ボクは熱心に看病をする
キミはなんだかとても苦しそうで
どうしていいか
わからず あたふたするばかり
heart❦
こころの色が 見えたらいいのに
ココロの機微を姿かたちにあらわせたらいいのにそんな風におもったりする
だけどこころは見えないから秘めやかで美しい
こころの色が見えたらいいのにココロの機微を表せたらいいのに
いいえ心は謎めき心はキラメキ
トキメキを運ぶ
こころ。。繊細で かわいいあなたのこころ
ぬくもりの星 みぃ @miwa-masa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ぬくもりの星の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます