第2話 ターンレフト
ふと、気づいたらもう日が暮れてた。
にわかに信じられないが俺はあの3人がくれた能力がなければこれまでのように女性を抱くことができないのかもしれない。
(でも自分の顔自体はイケメンだろ?)
と思いながらしぶしぶとネットで熊野本宮大社に行く道を探すのだった。
しばらくして俺は熊野本宮大社へ行く道を探し終えた。
6つのコースがあるらしく(池田調べ)、
熊野古道といえばの道は中辺路らしく和歌山県那智勝浦町の大門坂から那智大社・那智の滝へと歩く道らしい。
この道の途中には俺の目的地の熊野本宮大社があるらしく、熊野本宮大社に行って
さっそく家を出る準備をしていたが手元のスマホを見ると時刻はもう18:00まわっていた。
だからと言って歩みを止めるわけにはいかない。俺は早く
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家から和歌山駅まで徒歩で20分弱かかってようやく和歌山駅にたどり着いた。いつもよりも時がゆっくりに感じた。
東口についた時、疲れからかもう遅いからかおなかがすいてきた。
庶民の味方サイ〇リアが近くにあったはず。
腹ごしらえも兼ねて店に入ると異様な雰囲気が立ち込めてきた。
皆が一斉にこちらを見て、一言
「翼、翼、教祖様。」
と言っている。
「オヴぁえ教祖じゃない。ダレダ?」
「サイ〇リアってこんなところだっけ?」
俺は一目散に逃げだした…が入口の扉を開けた瞬間黒髪ショートで背が高い女性?らしき人がこちらを見ていた。
「グッモーニングみっなさーーーーーーん、おっはようございまーーーーーーーす。」
爆音の元気な声で聞こえてきた。多様性の社会が叫ばれている今こんなことを言っては不適切かもしれないが彼女はやばい人かもしれないmay。
ぶつかりそうになりならも隣を通り過ぎようとした時、彼女が近づいてきている錯覚が見えた気がした。
「どういうことだ?俺は店を出ようとしたはずだろ?」
俺は先ほど居た場所と変わらない場所にいた。確かに俺は歩いたはずなのに。
「何してるんですか~?席についてくださーい。授業を作るのはあなたたちですよー。」
今のは不自然だ。翼は動いていたはずなのに、俺は動いていないなんて。
「何してるんですか~?
熊野古道が壊れそう!? @wakayamakami
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