熊野古道が壊れそう!?
@wakayamakami
第1話 ダルォォ~?
『挿れたら壊れそう』
『ダルォォ~?』
これでヨシ。明日は休みだし抱くぞ~。
インスタ〇ラムでDMをして準備オッケー!!今日も清々しい気分で寝れそうだ!
この男、
しかし、彼の
彼は欲に溺れ
彼がそのことを知るのは目前に迫っていた。
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気づくと俺は知らない空間にいて目の前には知らない人?が3人立っていた。
「俺は、
「私も、そう思う。」
「
「俺たちの慈悲をぞんざいに扱いやがって。そんなお前には能力なんてないほうがいい。」
すると家都美御子大神はおもむろに手を俺のほうに伸ばした。
体から力が抜けるような感覚があり、俺は意識を手放した。
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これまでこんないい暮らしができたのは自分の顔のおかげだろ?
あんな奴らの言ってることなんて信用できるか。どうせ嘘に決まってる。
ピコンッ…
手元のスマホの通知が鳴った。
『ごめん翔真、今日は用事があったからちょっと無理。』
は?どういうことだ?昨日はあんなにうれしそうだったのに。
こんなのたまたまに決まってる。
俺は急いで家を出た。
ひたすら走ってたどりついたのは近くの図書館だった。
ここには休みでも勉強している僕のセ〇レちゃんがいるはず。
自習室がある二階に行くとやはり知り合いがいた。
容姿端麗、成績優秀、俺の好みの女、
彼女も俺に惚れているはず。
人目もはばからず俺は彼女に抱き着いた。
「お前は俺の女、だろ?」
「え…、キャァァァァァァ~~~!翔真!?何してんの?責任取ってよ、冗談じゃそんなこと言えないよ。」
体を震わせ悲鳴を上げる彼女にあっけにとられるばかりだった。
そんなまさか…、いやそんなはずはない。と信じたい。
今はそんなことよりも周りからの目線が気になる。
通りすぎの一般人が通報している様子が目に映った。
俺は泣きそうになる気持ちを抑えながら帰路を走った。
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久しぶりに満足のいく結果を得られなかった俺は傷心しながら自室に戻りふて寝した。
夢の中で確かな笑い声とともに「熊野本宮大社にお参りに来い」とあの3人が言ってるのが聞こえた。
ーーー・・・ーーー あとがき ーーー・・・ーーー
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