*2

*side遥香

第91話

ここから先は、二人の高校時代の話になります。





ある日の学年集会でのこと。




今回もまた、校長先生の長ーいお話にうんざりしながらも隣に並んでいる親友の葵と話をしていた。




「ああ、早く終わらないかなー?」



「遥香、さっきからそれしか言ってないじゃん。」



「だって、立ってるのダルいんだもん。」



「まぁ、確かに…」




『では、全校集会を終わって引き続き、表彰式の方に入っていきたいと思います。』




司会の先生の言葉にガックリと肩をおとす。



えぇー!

まだあるのー?




一人、ブツブツと心の中で文句を言っていたそんな中…




「ねぇ、遥香?」



「ん?」



「あれ、宮越くんじゃない?」




そう言いながら葵が指差した方に視線を向けると、ステージに登っている湊汰の姿が目に入った。

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