*side湊汰

第85話

ある日の休日のこと。




「湊汰!あたし、そろそろ行くね?」




そう言ったのは、リビングのドアから顔を出している遥香で…




今日は、久しぶりに大学時代のサークルの仲がよかった人たちだけで集まるらしく、遥香は朝からバタバタと支度をしていた。




ドアから顔を覗かせている遥香。




なんか…

アイツ、小動物みたいで可愛い。




なんて思っていた俺は、あることに気づいた。





「遥香っ!ちょっと、待って。」



「えっ?」




俺の言葉に、首をかしげながら不思議そうな顔をする遥香。



そんなアイツのもとへと歩いていくと、グッと腕を引いた。




「うわっ!」



「お前、その格好で行くのか?」



「えっ、もしかして…似合ってない?」




遥香の格好はというと…

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