第83話

「分かってる?俺がどれだけお前のこと好きかって…」



「今ので分かった!」



「今のじゃ全然足りないんだけど?」



「あれ以上ギュッってしちゃったら、あたし死んでたよ?」



「それは困るな…」




真面目な顔でそう言った湊汰。

そんな姿に笑いが込み上げてくる。



「じゃあさ、」



「ん?」



「これなら苦しくないだろ?」




そう言いながら、今度は後ろからギュッとあたしを抱きしめてきた湊汰。




「それは、そうだけど…」



「じゃあ、今日はこのままで寝る。」



「えっ、この体勢で?」



「そう、じゃなきゃ明日から3日間頑張れねーもん。遥香不足で…」



「っ、」



「だから、明日に備えて遥香を充電中。」




おやすみ、遥香…

そう言うと、寝てしまった湊汰。




一方のあたしはと言うと、そんな湊汰にドキドキして全く眠れませんでした。

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