第82話

湊汰の胸に顔が埋まって、窒息しちゃいそうだ。



「湊汰、苦しい…」



「俺は、遥香しか見てないし…」




頭上から聞こえてくる湊汰の甘い声。いつもなら嬉しいんだけど、今は苦しくてそれどころじゃない!




「うぅ…苦し…」



「遥香しか、愛せないし…」



「そ、湊汰…」



「それに…」



「わ、分かったから…息が苦しい、湊汰!」



「本当に分かってる?」



「分かってる!分かってるから、体離してよ!窒息しちゃう!」




あたしの言葉にようやく体を離してくれた湊汰。



すぐさま上を見上げると、満足したのか意地悪な笑みを浮かべる湊汰がいて…




「もぉ、死んじゃうかと思った!」



「お前が、変なこと考えるから悪いんだろ?今のは、そんなこと考えたお仕置きだ、お仕置き…」




また出た!

湊汰のお仕置き…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る