*side湊汰

第57話

ある日の休日のこと。



「パパーっ!これ、どうしたらいいの?」



「あ、それは…」




俺は琉生と二人で朝食を作っていた。

するとそこへ目を覚ました遥香がやって来て…




「おはよう、湊汰って…え?何で、琉生も…」




俺たちが朝食を作っていたことにかなり驚いた様子の遥香。



「朝食なら、あたしが作るのに…」



「ママっ!今日は、ぼくとパパがご飯作るんだよ?」



「えっ?」



「お前、今日誕生日だろ?だから今日一日、俺たちが全部家事はするから、お前は休んでろよ?」



「えっ、でも…」



「琉生と二人で決めたんだよな、琉生?」



「うんっ!ママは休んでてーっ!」



「琉生、湊汰…」




そう言った遥香の目には心なしか涙が浮かんでいた。



「お前、泣くの早いって。」



「だって、嬉しくてつい…」



「ったく、お前は…」



「二人とも、ありがとう。」



「じゃあ、琉生続きするぞ?」



「はーい!」



「ほら、遥香は座ってて…」




そう言うと、俺は遥香をソファーへと座らせた。

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