第52話

なんか、顔が赤いような…

もしかして湊汰、熱があるんじゃないの?



慌てて湊汰のおでこに手をあててみると…



「熱っ…」



やっぱり、思った通りだ。



「……遥香?」



湊汰は目を覚ましたようで、熱があるせいか虚ろな眼差しをあたしに向けた。



「湊汰、熱あるよ?」



「……ん、大丈夫。」




そう言うと、ゆっくりと体を起こそうとする湊汰。しかし、相当キツいのかなかなか起き上がることが出来ない。




「大丈夫じゃないよっ!ちゃんと寝てなきゃダメだよ?」



「でも、今日は授業が…」



「こんな体で行っても授業なんて出来ないよ?今日は休んでっ!」



「でも…」



「湊汰、お願いだから体を大事にして?ここで無理したら倒れちゃうよ?」



「遥香…」



「ね?お願い、湊汰。」

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