第35話
それから一ヶ月後…
いよいよ文化祭当日を迎えてしまった。
午前のイベントも終わり、午後からのメインイベントでもある北高イケメングランプリが始まろうとしていた。
俺の隣にはもちろん笹原先生がいて…
「宮越先生、今日は頑張りましょうね?」
なんて、胡散臭い笑顔を見せた。
「……そうですね。」
「今日、遥香さんも来るんですか?」
「来ますけど…」
「だったら、余計頑張らないと…ですよ?」
コイツ…
本気でコイツにだけは負けない。
それに今日は、遥香と琉生も来てるから、カッコ悪い姿を見せたくないし…
笹原先生の言葉で俺の中のやる気に火がついた。
「では、出場者の方々の登場です。」
司会者の方の言葉と共に、一人ずつステージの上に上っていく。
その瞬間、女子たちの黄色い歓声が上がった。
うわ、緊張してきた…
「今年は、イケメン揃いですねー?じゃあ、一番の方から順に学年、クラス、お名前と最後に何か一言お願いします。」
司会者がそう言うと、一番の男子が話し始めた。
男子は、みんな付き合ってる女子へのメッセージや、好きな子への告白など様々で…
それを見てると、自分は何を言おうかと考え込んでしまう。
最後だし、余計緊張するな…
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