第27話

俺と笹原先生の前に差し出された1枚の紙。

そこに書かれていたのは…



「北高イケメングランプリ…」



……ん?

イケメングランプリ?



「あの、文化祭で北高のイケメンを決めるグランプリをしようと思うんですけど…」



「それに宮越先生と笹原先生にも出ていただきたいんです。二人とも北高の女子の間じゃ人気があるし

…」



「それに、北高の男子だけじゃあまり盛り上がらないかなって思って。」



「「「だからお願いしますっ!」」」




一斉に俺と笹原先生に頭を下げる女子たち。

話は分かったけど、でも…




「俺は、パス…」



「宮越先生、出ないの?」



「えっ?笹原先生は出るんですか?」



「俺は別にいいよ?」



先生のその言葉に喜んでいる女子たち。




「宮越先生もお願いしますっ!」



「えっ、いや俺は…」



「先生、生徒たちがこんなにも頼み込んでるのに断る訳?」



いつの間にか、笹原先生まで説得する方に回ってるし…



「いや、だって俺はイケメンなんかじゃないし…」



「何言ってるんですかっ!?宮越先生と笹原先生は北高のイケメンツートップって有名なんですよ?」



「先生、お願い…」

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