第5話

「遥香って言いながら…夏歩に抱きついた…」




そこまで言うと、急に泣き出してしまった遥香。

そんな遥香をきつく抱きしめる。




「ごめん、遥香。」



「…ヒクッ……」



「本当にごめん。俺、最低だな。」



「……本当…だよ?友達でも、嫌だった。」



「……」



「抱きついたのが……例え夏歩でも、凄く嫌だった……」



「謝って許されることだなんて思ってない。けど、俺が好きなのは遥香だけだから、それだけは分かってほしい。」



「……ヒクッ…」




「これからは、絶対にお酒は飲まないようにするから。」



「……絶対に…飲まないって…ヒクッ……約束して?」



「ああ、約束する。」

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