第3話
そしてその願いを受け入れた俺は妹に近づいたのだ。
そして今、彼女が入院してからまだ1週間も経っていないのだが、こんなにも妹は俺に馴れ馴れしいのだ,正直不愉快だ、
けれど、彼女の頼みは聞くしかない、
そしてこれは1週間前のこと。
「ねえねえお兄さーん!一緒に遊ばなーい?」
そうして声をかけて来たのはりりの妹だった。正直都合が良かった。こうなることも少なからずあるとは思っていたがこうもうまくいくとは思えなかった。
俺は親父の会社を継いで、地位も財産もある。だからこうして群がる女は多かった。見た目も中の上とかそんなもんだと思う。
「いいですよ?」
「えっほんと!?」
「はい。」
「どこ行く!?うち来る!?」
「…えぇ。そうしましょうか。」
「えっ!ガチで!?やった!行こ行こっ。」
そうして初めて出会った彼女の妹の家に上がったのだ。
そういえばリリが言っていた。
『るるはセックスとか大好きだから正人に手出すかもしれない。私、本当は嫌だけど、我慢するから、治療か終わったら私としてほしい…こんな我儘ごめんね。』と。
俺だって嫌だ。だが今は我慢だと言い聞かせた。
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