KAC2025その4

てぃ

「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」

あの夢を見たのは、これで9回目だった。


バレンタインジャンボ宝くじ。一等前後賞合わせて3億円。

※注(今年は既に販売終了しております)




……はい。これでお題クリアですね。通算9回目、ということでね。

これでこの物語はおしまいです。ま、ショートショートってことで。


いや、ショートショートってこんな短くはないか。

書いたことも読んだこともほとんどないからよく分からんな……ま、いいか。


それにしても3回まではこれまでと違って優しいというか甘いというか、そんな傾向のお題だったワケですが。ついに牙を剥いてきましたねぇ。個人的には遅きに逸した感が強めですが。次がラストですしね。


さて。宝くじはともかくとして、今回の雑談はそれにちょっと関連したギャンブルというかギャンブル要素。私的には戦闘シーン書いているとよく使うやつ。


決まり手にすると作者的にも読者的にもなんかアレですが、終盤に向かって流動的に変化をつけやすくする為にとりあえず仕掛けて盤面を不安定化する、メタ的には硬直化した中盤戦でよくやりがちなやつです。でも、正直好き。


「分の悪い賭けは嫌いじゃない」が、それはそれとしてやっぱり分が悪くなって自滅一歩手前までいく。でも、なんやかんやあって逆転勝利する。或いはあと一歩が届かない。シリアスに死力尽くした結果なら正直、どっちでもいい。そういう展開好き。


逆にギャグ調なのはちょっとアレだけど……あ。これは個人の感想です。



──で。自分とは関係ないギャンブルそのものを主題にした作品。これも好き。


まぁ、ゲームシステムの穴をついた系の頭使うやつは俺はバカだからよく分かんないけど、どちらかというと心理戦を重視したやつとかね。そっちの方が好き。


でも、心理戦って難しいよね……ハッタリだったり、ブラフだったり。

媒体が文字だけだと何処まで嘘書いていいかも分かんない。


本人が自信満々に解説したことが実は嘘だったり、とかね……作中でほのめかすのもかなり難しいし、読者にどう明かせばいいやら正解がいまいち分からん。


……とまぁ、最後は作者の苦悩をこぼしたところで話を締めたいと思います。

KACもあと一回。それでは(´・ω・`)ノシ


<終わり>


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