詞花集『午後日和』

神楽鳴&青色矮星

口ずさみ

誰にでも格好悪い、自分を見せたくない

子守唄で守られて、夢を見る

未来は待っている?

非現実的な恣意に、僕の口ずさんだメロディ


誰かを待つ為だけの、この唄が

僕と君をそっと繋ぐ

光が満ちている大切な場所で

奏でる、唄


ららららら、らららら

らりるらら、らららら

ふぅんんん、らららら

るるるる、らっららら


独りきりの暗闇で手を伸ばす

僕は酷く格好悪いな...

繋いだ手から伝わる温度

呆れたような君の笑顔

僕は求めて口ずさむ、メロディ


白い闇が運んできた、誰かの悲しみを

そっと抱いている

誰かが必要としているものだから

僕は唄う、唄


ららららら、らららら

らりるらら、らららら

ふぅんんん、らららら

るるるる、らっららら


ららららら、らららら

らりるらら、らららら

ふぅんんん、らららら

るるるる、らっららら

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