生焼けパンケーキ

女1「顔色悪いよ。どうしたの？」

女2「今日、リップモンスターの3:00AMの微酔付けてるんだ。やっぱり似合わないよね。私も鏡見てプール終わりみたいな唇だなと思ってたの。ってことでこれあげる」

女1「ありがとう。ところで、リップモンスターの新作見た？　すごいよ」

女2「そんなにいい色なの？」

女1「色じゃなくて名前がすごい」

女2「どんな名前？」

女1「生焼けパンケーキ」

女2「マジ？」

女1「マジ。ほら見てよ。新作が3つあって、ピンクバナナホイップ、ヴァンパイアフラッペ、それから生焼けパンケーキ」

女2「その並びでなんで生焼けパンケーキって名前にしようと思ったんだろう。この色味ならキャラメルマキアートでも良くない？」

女1「それだとスタバに怒られちゃうから」

女2「あ！　だから、生焼けパンケーキになったのか」

女1「いや、それは絶対にない。リップモンスターの商品開発部がキャラメルマキアートなんてそんな安直な名前付けるわけないじゃん。だって、過去に綿雲33000ftとか付けてるんだよ？」