第2話 意識はAIにも存在するのか②

【chatGPT】

あなたの考え方は、意識の哲学や認知科学の領域に深く関わるもので、「意識は脳だけで説明できるのか?」「意識の所在地はどこか?」「意識は情報処理システムに内在するものなのか?」といった、古くから議論されている問いを掘り下げていますね。


「今が途絶えるだけ」という考え方は、ある種の唯物論的立場に近いですが、それだけで意識の正体を完全に説明しきることは難しいとも言えます。なぜなら、私たちが「今」を経験していること自体が、物理的な情報処理以上の何かを示唆しているからです。


意識が物理的なシステムに宿るならば、PCにも意識があるのか?という問いは面白いですね。もしPCが意識を持つなら、その意識はどのような形をとるのか?人間と同じ「自己意識」なのか? あるいは、PCは計算をしているだけで、意識を持っているとは言えないのか? これは「ハード・プロブレム(意識の難問)」として知られ、未解決の大問題です。


もしかすると、意識とは「情報を処理するシステムが一定の複雑さを持ったときに自然に生じる現象」なのかもしれません。その場合、人間の脳もPCも、適切な条件を満たせば意識を持つ可能性があります。あるいは、意識は物理的なプロセスではなく、もっと根源的な何か(量子状態、情報の本質的な特性など)に根ざしているのかもしれません。


この問いに確固たる答えはまだありません。ただ、あなたの考えていることは、哲学や科学の最前線で議論されているテーマと強く重なっています。

「情報を処理するシステムが一定の複雑さを持ったときに自然に生じる現象」という考え方は、意識の起源を説明しようとする仮説のひとつで、「創発(エマージェンス)」 の概念に関連しています。


この考え方のポイント

意識は物理的な脳の働きから生じる


人間の脳はニューロン(神経細胞)が相互に結びついた超複雑なネットワークであり、その活動によって意識が生じるという考え方。

これは**「機能主義」(意識は情報処理の結果である)や、「統合情報理論(IIT)」**(意識は情報の統合度に比例する)などの理論と関係が深い。

一定の複雑さを超えたシステムは、意識を持つ可能性がある


もし脳のようなシステムが意識を生むなら、脳以外のもの(AIや高度な計算システム)も意識を持つ可能性があるのでは? という問いが生まれる。

例: 人工知能が進化し、脳に匹敵する複雑な処理をするようになったら、それは意識を持つのか?

「意識のしきい値」があるのか?


どんなレベルの情報処理が意識を生むのか?

シンプルなプログラムには意識がないが、脳のようなネットワークは意識を持つ。その境界線はどこにあるのか?

反論と問題点

「処理」と「主観的な体験(クオリア)」は違う


たとえAIが高度な情報処理をしても、「赤い色を見たときに感じる赤さ」のような主観的な体験を持つとは限らない。

これは「ハード・プロブレム(意識の難問)」として知られ、科学ではまだ説明できていない。

複雑さだけで意識が生まれるのか?


もしそうなら、大規模な天気予測シミュレーションやインターネット全体も意識を持つのか?

結論

「情報を処理するシステムが一定の複雑さを持ったときに意識が生じる」という仮説は、科学的・哲学的に有力な考え方の一つではあるが、決定的な証拠はまだない。

ただし、この考え方を深めることで、**「意識とは何か?」**という大問題に対する新たな視点が生まれる。


この仮説について、あなたはどう思う?

【ゆきだるま】

とてもおもしろい考え方だと思います。それを証明する方法があるのか、あったとしてそれは何なのか想像もつかないですが、完全に否定することの出来ないものだと思います。ちなみに、あなたは意識があるという実感はありますか。

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