頭蓋骨の中身

ひなまつり

第1話

 真っ暗い部屋の中にいる。尻に感じる冷たさや小さな揺れ、髪の毛先が触れる感触、そして腕と足に掛けられているだろう錠の重たさに過敏な自分がそこにはいた。寒い。何も見えないことで駆り立てられた孤独感とここに入れられてから何も食べれていない飢餓感が心まで固めてしまいそうだ。

 揺れが止まり、鎖の擦れ合ったジャラッという音が周りの空間に響かなくなった。

「おい。起きてるか、坊主」

 不愛想な言いぶりの男は人間への心配がしたいのではなく、物の状態確認が目的だったようだ。僕は腕を何とか持ち上げ、振り落とした。床をゴンと叩く音が鳴り、男もそれだけで満足したようだ。

「アマタナ。そいつが今日の商品か?」

「あぁ。なかなかの上物だぜ。上の奴が珍しく、無傷で連れてきたんだからな」

「無傷どころか生きたガキ連れて来るだけで珍しいだろうが」

「あー!そういう文句は上に言ってくれ!俺はただの運び屋で、用意されたもん持ってくんのが仕事なんだ。ほら、早くそこ開けろよ。門番さん」

「へいへい。中の奴に連絡してやるからちっと待ってろ。……お、こちら東門。商品が届いた。開けてくれ」

 中への連絡が済んだらしい。地面が擦れる音が10秒ほど続くと、バンッと扉の閉まる音が響いた。私を運んできた部屋の扉が閉じたのだろう。外からまたジャラッ、ジャラッと鎖の音が鳴る。

 ガダガダと振動をしばらく感じ、また鎖の擦れる音が響いた。扉が開かれ、僕は抱きかかえられた。僕を抱き運ぶその人は汗や皮脂の老廃物が乾いた嫌な臭いを発していて、べたついている。口も近いのか、肉の脂と卵白が加熱された生臭さが混ざりあった不快臭がして、首を男から出来るだけ離そうとした。男にはこれが逃走に見えたのか、腰に回っていた腕は膝関節を裏側から締め、大きな手は僕の首を掴み、顔が男の胸板に擦り付けられる。

「ティルからの届け物だ」

「お待ちしておりました。こちらへ」

 女性の声がすると、男の拘束が緩み、僕は降ろされた。それと同時に光が眼球に入った。それまで僕の視界を妨げていた目隠しの結び目が緩み解けたようだ。急な刺激に耐えられず、蹲った。それとほとんど同じタイミングでガシャンと鍵をかけられた音がした。目を開くと、格子状に組まれた鉄線から外が見えた。動物を収容するような小さな籠の中に僕はいる。

「アマタナ様。こちら、落とし物です」

「ん?……なんだこいつぁ。俺がこんな小綺麗な目隠し使うかよ」

「ですが、この商品についていた目隠しです」

「あ?おぅ。ほんとだな。だが、俺の仕事はそのガキをここまで運ぶことだっ!もう運び終わってんだから、それも捨てちまっていいだろ。その籠にでも結んで、目印にでもすればいいんじゃねぇか」

「……承知いたしました。そのように処理いたします」

「おうよ。それじゃぁな」

 僕を運んできた男は最後に僕の顔を覗き込むように見て、去った。男の容姿は特徴的だった。笑うと不気味なほどひきつる口、細長のたれ目、やけに大きな図体、良く焼けた肌、首元には盾と剣が交差した模様の入れ墨が入っていた。腕は長く、ぷらんぷらんと垂らしながら男は小さくなっていった。チクリと首元に痛みを感じ、何をされたか確認するよりも先に呼吸困難に襲われ、意識を失った。

 痙攣で目が覚めた。目覚めた直後は体がビクビクと跳ね、肺が破裂しそうなほど酸素を取り込んでいた。呼吸の仕方を思い出すように、徐々に肺の反復作用は小さくなり、痙攣も収まった。周りの景色はレンガ造りの部屋で、僕以外には誰もいない。上からは大勢の歓声が漏れていた。大勢の声に安心したが、状況は依然として変わっていない。両腕を繋ぐ手枷は鉄製で、両足はくるぶしに付いた足枷が壁の鎖と繋がっていた。服を着ていないので外に出るための武器も持っていないことが分かり切っている。これからどうなるかわからないが、外に出なければ身の安全が確保できないことが確実。だが、ここから抜け出すことはとても叶わない。このジレンマを抱えながら僕にできることはここで起きる何かを待つことだけだった。

「おはようございます」

 扉の入り口には女性がいた。アマタナと呼ばれてたあの男から僕を受け取ったあの女性だろう。彼女は全裸で鎖に繋がれた僕が当たり前の存在のように淡々と話し出した。

「生きていたのならよかったです。お召し物をお持ちしました。着せますので立ち上がり、両腕を上にあげてバンザイの格好をしてもらえますか」

 確かに彼女の腕には真っ白な布が提げられていた。

「た、ただでさえこんな無様な格好なのにそのようなポーズは……」

「無様ですか。ですが、そうしないと着せることができませんが」

「それにここがなんなのかもわからない。ここはなんなんだ。外には大勢人がいるんだろう?」

「……順番に質問にお答えします。なので、先にお仕事を終わらさせてください」

 服を着せてもらうしかないようだ。彼女の前で陰部すら隠せないまま、両腕を上げた。ここに運ばれる時の手枷に比べれば軽かったが鉄の塊には変わりない。少しでも腕の力を緩めたら次は地面ではなく彼女の肉を潰すだろう。腕の負担と恥辱に震えながらも着替えの終わりを待っていた。服と呼ばれるそれはやはりただの真っ白な布で首や腕、足が出るようにその場で適当に穴を作り、手際よく手縫いした代物だった。体に対してはベルトを幾本を使い、あばらが出る程締め付けられた。

「終わりました。ですので、先ほどの質問に答えさせていただきます。ここはディープというオークション会場です。外に大勢のお客様がいらっしゃいます。以上です」

「オークション?だが、国内の競売は国が認めた場所だけでしかできないはずだろ。ディープなんて競売所知らないぞ」

「おかしなことを言いますね。まるで競売が正当な物の様な。はじめからこの競売は非合法です。それに、貴方様が思う様なものはこの売り場には揃いませんでしょう。……そろそろ、お時間です。行きますよ」

「待ってくれ。どこに行くんだ」

「あのステージですよ。当り前でしょう」

「何が当たり前なんだ」

「貴方は商品です。前の方が売れたので次は貴方の番です。商品が無くなったから新しい商品をお客様にお見せするのは当たり前ではないでしょうか」

「い、いやだ!僕が商品だなんて、そんな。そんな……」

「よくわかりませんが、行きますよ。ブシィ様」

「……それは誰の名前だ?」

「貴方様です。貴方様以外いませんよ」

「僕か?僕は、ブシィ……というのか?」

「ご自分の御名前が分かっていないのですか?少なくとも。この会場にはブシィという名前で、貴方様は運ばれてきています」

「僕はどこから運ばれてきたんだ」

「教えられません」

「僕は何者なんだ」

「知りません」

「僕は……どうして何も知らないんだ」

 僕は記憶がない。目覚めると運ばれていた。意識をはっきりさせるために独り言の様な様々な思考をめぐらせた。でも、思い出せなかった。どうして、あの男に運ばれて、ここに売られたんだ。僕はどこの誰で、誰の子で、どんな人生を歩んでいたんだ。まるで、そこに発生したかのように僕はこの世界を知らない。

「私たちの仕事は貴方様のような商品をお客様に提示し、売り、利益を出す事です。それ以外はいりません。ですので、貴方様をこれから高く売ります。さ、行きますよ」

 彼女は僕につけられた拘束を全て外し、こちらへと案内を始めた。

「嫌だ。嫌だ,嫌だ!行かないぞ!行かなければいいんだ!お前たちの商品に何て」

 そこまで言ったところでみぞおちを殴られた。言いかけた言葉は嗚咽に変わり、地面に蹲る僕を変わらない心無い目が見つめていた。

「私は貴方様の質問に答え、過剰ともいえる程懇切丁寧にお答えしたつもりですが。約束は絶対です。必ず叶えていただきます」

「や、約束?そんなの聞いた覚えは」

「言ったではないですか。私はただ、利益を出せればいいんですよ。それが仕事なので」

 彼女は蹲る僕をひょいと担ぎ上げ、扉を出た。暴れる気力もない僕は、また運ばれるしかできなかった。

「遅かったな、レフトハンド。もうお客様がお待ちだ」

 連れていかれた先はステージの袖だった。左がチェック右がストライプの黄色のシャツに緑のネクタイ。そして、舞台袖の暗闇と同化したジャケットとスラックス、革靴の男は眼鏡を拭きながら女性に話していた。

「申し訳ありません。へルネス様」

「まぁいい。行くぞ」

「はい」

 三階まである巨大なホールの中心舞台に僕は今、連れていかれた。担がれた僕が観衆の目にさらされると四方八方から叫声とも歓声とも感じられる獣の声が聞こえた。彼らは全員、仮面で素顔を隠していた。それが不気味さをより掻き立てた。先ほどの地下から聞こえた声には無かった暗い喜びの声が分かってしまう。このものたちは僕の事を買い、所有物として躾けるつもりだ。それぞれの私欲という憎悪がぐちゃぐちゃに混ざり合ったその場はすべてが恐怖だった。気がおかしくなったとしか思えない。人間のできる所業じゃない。この会場に人間は僕一人だったらしい。

「ご来場の皆々様!お待たせしてしまい、申し訳ない!ここに、深く、謝罪を。さ、レフトハンド、ここに彼を」

「はい」

 僕は彼女の左腕から丁寧に降ろされた。そして、レフトハンドも僕の横に立ち膝で座った。先ほどまでうるさくて仕方なかった客の声も妙な格好の男が話し出すとぴたりと一斉に止まった。静かになった分、全員が自分に集中しているという事が分かる。俺が、私がと目をぎらつかせて僕の事を買い取ろうとする化け物の目線が痛い。しかし、その視線が一気に別の方向に変わった。

「ァッ!クッ……ゥアッ……ハァ……ハァ……。こ、この度は。私の失態で。皆様をお待ちさせてしまい。申し訳、ありません。でした」

 へルネスが彼女の左腕を掴み、肘を起点に腕を半分に曲げた。彼女の腕の骨が軋み、ベキベキと骨が折れ、筋肉がちぎれる音と彼女の口から漏れ出す悲鳴を真横で聞いた。涙を流しながら許しを請う彼女はさっきまでの冷淡さとかけ離れていた。そこにいたのはただのか弱い女性だった。

「皆々様!どうか私の娘の健気な謝罪に免じ、今回のミスは水の流していただきたく申し上げます。……っという事で。ただいまより、オークションを再開させていただきます。大変お待たせいたしました。皆様ももう知っての通り、彼が今回の商品でございます。この細くしなやかで雪の如く真白な色は他に類がありません。私も見るのは初めてでございます。先ほどの少年もなかなか上等な個体でしたが、それに引けを取らない上級品となっております」

「500!」

「おー!そちらの獅子の面の方、せっかちさんですねぇ。それでは、500万ギルからスタートいたしましょう!」

「550だ!」

「650よ!」

 仮面をつけた観衆が次々に僕の価値を釣り上げていく。全く間に桁数は増え、それぞれの限界も見え始めてきた。

「2800!2800万まで来ました!このままですと口火を切ったあの獅子の仮面のお客様の物ですがよろしいでしょうか?」

 会場はざわめいているが、それ以上の額は出なかった。どの仮面の声も悔しさがにじみ出ていた。勝ったも同然のライオンはソファーに深く腰を掛け、足を組み酒を煽りながら仲間と感想戦を始めていた。

「他に出て来る方がいないならここで締め切りますが……そうですねぇ。残り10カウントで締め切りましょう!それでは」

 10。9。残り数秒で、僕の人生が決めつけられる。こんな場所で子供を買う時点で異常なんだ。こいつらの誰に買われても僕のこれからは想像絶する地獄になるだろう。奴隷として労働か。愛人として性欲のはけ口か。それとも。僕が選べるもう一つの道があった。

「5!4!」

「うあぁぁっぁぁぁ!」

 叫びながら僕は逃げ出した。客席へ目掛け飛び込んだ。つもりだった。

「セパレイト」

 僕は飛び込む直前に足の力が抜けその場で崩れるように倒れた。

「おやおや。急に動き出すからびっくりしましたよ。ですが、これで活きの良さもわかりましたね!この通り健康そのもの!それに。こんなにわんぱくなら、躾甲斐があるというものです」

 口調は変わってないが、その目線には怒りよりも殺意が現れていた。次同じことをすれば殺されるだろう。僕はこいつの中で商品でしかない。生かすも殺すもこいつの気分次第。足には相変わらず力が入らず、ばたつかせ藻掻くことさえもできない。もう諦めるしかなかった。

「それでは、改めて。3!2!」

 もう終わりだ。へルネスが最後のカウントを告げようとした時。薄暗い部屋の扉が開き、光が差した。

「5000」

 全員が扉の方を向いた。扉の先にいたのは白髪をした烏の目隠しを付けた紳士だった。

「んー?こんな時に途中参加ですかぁ?しかも、貴方のような方が」

「遅れて参加したことは謝ろう。だが、まだカウントは続いていたはずだが?」

「おい、ジジイ!てめぇ、5000万だと!こいつに!横取りするにも無茶言っちゃいけねぇ。本当にそんな金があんのか?」

 あの人は何なのだろう。僕に5000万ギルなんて大金を賭けて。僕にそこまでの価値があるのか?横取りと獅子が言ったこと、彼のその言葉には怒気が満ちていて仮面越しでも激高していることがよく分かった。

「5000万ギル」

「おい、聞いてんのか?!無視してんじゃねぇぞ!」

 ライオン面が紳士にの元まで詰め寄りに行く。あの紳士を殴るのだろう。ジャケットを道中で脱ぎ捨てた。がそこからがおかしかった。彼が歩みを進めるたびに大きくなっている。ごつごつとした肩がシャツを破り、腕の筋肉は隆々としていき鋭い爪が生え、腕を守るように体毛が伸びていき、まるでライオンのように見える。紳士の前に立つ頃には高さ3メートルほどまで巨大化していた。紳士も大きい方だが比べ物にならない。その化け物を紳士はただ眺めていた。

「おい、ジジイ!これは俺の獲物だ!さっさと引き返すんだなぁ」

「5000万ギルだ。それ以上出るか?」

「……逃げ帰る時間をくれてやったつもりだったんだが。わからねぇなら、死んで後悔するしかねぇなぁ?!」

 鋭い爪を紳士に向け、狩り立てた。

「セパレイト。バグズデバック」

 へルネスの宣告に作用したようにライオン男はその場で倒れ、変身も解除された。

「これは見苦しいものを見せられてしまいましたね」

 パンパンと手を叩くと袖から真っ黒な何かが気絶しているライオンを囲み、袖へ連れ帰っていった。

「それでは、最後に確認いたしますが。他にこの商品にお金を払う参加者の方はいますでしょうか?……いらっしゃらないですね?それでは、途中参加の老人がこの商品の買い手となりました!皆様、拍手を!」

 ホール内にまばらな拍手が響いた。係員らしき人に連れられ、あの紳士はどこかへ行った。誰もが納得のいかないと言った様子だった。大金が舞い込んでくるへルネスでさえ。

「それでは、こちらにまず署名を」

 僕は檻に入れられ、先ほどの紳士と腕を包帯で巻いたレフトハンドの契約を見ていた。

「お嬢さん、その腕大丈夫かい」

「お気になさらず」

「そうか」

 紳士は署名を終えるとレフトハンドの左腕を掴み包帯を外した。

「アンチテイゼ」

 巻かれていた包帯が宙に飛び、彼女の腕は元に戻っていた。

「これは……どうして」

「傷ついた女性を見逃せなくてね。手続きをしてくれたお礼だとでも思ってくれ」

「そういう事やめてくれないかなぁ。僕の楽しみを奪うのかい?」

 気づくとへルネスが扉の前にいた。その表情は苛立っていて、特にあの紳士を邪険に思っているように見えた。

「久々の来客にそんな口ぶりとは。リピーターが付かんぞ」

「うるさいなぁ。ここでは僕が一番なんだ。僕に指図するのはやめてくれないかな。ラース」

 先ほどまでのひょうひょうとした態度はなく、腐れ縁という感じだ。

「なぁ、ラース。お前、どうしてそいつが欲しいんだ。5000万ギルなんて大金の価値がどこに。それも子供嫌いのお前に」

「そうだな。占いの結果とでも言おうか」

「何を馬鹿なことを」

「だが、買うのは本気だ。ここに確かに」

 ラースが杖をトントンと床につくと扉を開け三人がいくつもの鞄をもって入ってきた。男が2人、女が1人。若い青年と中年の小太り男、ショートカットの小柄な女性だった。机の上に置かれた鞄の中身は全て札束。彼は本当に僕とこの金を交換するつもりらしい。

「ほら。宣言通りの5000万ギルだ。確認してくれ」

「そんなもの不要だろう。お前が1ギルでもちょろまかすもんか」

「そこまで信用してもらえているなんてね。ありがたい限りだよ」

「無駄な時間が嫌いなだけだ。べ・つ・に!お前の事を信じているわけじゃないよーだ!べー!」

 子供っぽく反論するヘルネスを横目にラースは僕を見て、優しく微笑んだ。

「それでは。そろそろ私たちは帰らせてもらうよ。鍵をくれ」

「ふんっ!ほらよ!さっさとお帰り」

 投げられた鍵を受け取り、ラースは僕を閉じ込めていた檻の扉を開いた。そこで意識した。何者かわからない僕だけども、この檻を出れば恐らく僕は奴隷モノになる。この人の優しさも、それは僕が競り落とした商品だから。彼の所有物になるからだろう。

「怖いか?」

 ラースは僕に問いかけた。他の全員が僕を見ている。でも、ラースの目を離せられない。そこに、彼の眼差しに安心を覚える自分がいるのに高ぶる何かがあった。怖くなかった。

「……いえ。行きます」

 絨毯は柔らかかった。

「さぁ。行くぞ。坊主」

「プシィ……」

「ん?」

「プシィです」

「行くぞ。プシィ」

 記憶の無い僕だけど、この時から僕は生まれ変わった。

登場人物

ブシィ:記憶喪失の少年。

アマタナ:運び屋の男。盾と剣の入れ墨が入っている。

門番:門番。

レフトハンド:へルネスの侍女。無口。

へルネス:ディープの支配人。オークションの司会もやっている。

ラース:烏の仮面をつけた老人。怖い。

呪文

セパレイト:へルネスが使う呪文。

バグズデバック:へルネスが使う呪文。

アンチテイゼ:ラースが使う呪文。

用語

オークション:提示された商品に対し、客が値付けし合い最も高い金額を掲げた客が購入する方式。

ギル:通貨単位。紙幣と金貨、銀貨の3種類ある。

ティル:不明。

 




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