その何かとは何か?読んでみて、想像してみてください。妖精はそのツナギの役目をしているに過ぎないと思います。でも、そんな妖精、見てみたいですね。そう言えば、わたしは時々、妖精のようなモノを見たりします。このお話のようなキラキラな感じではなく、感情が判別出来ない、変な生物を。あー、酔っ払った時に出易いかも。この前見たのは、何故か船の上にいて、その船に海から飛んできてイタズラをする魚のようなロボットのような、変なヤツで、また直ぐに海に帰って行くという。あー、それはこの前見たユメの話でした笑
物語全てに流れている空気感と時の流れにウットリしてしまいました。その情景、初めて子を産んだ娘に重ね合わせてしまいました。こんなお話をまた聞かせてください。楽しみにしています。
赤ちゃんを出産して、里帰りして身体を休めてる新米ママ。(パパは仕事帰りに寄ってくれる良好な関係)新米ママと、その母親の会話がメインで話は進んでいきます。そのような、現代日本、現実感のある世界のなかで、光と遊ぶような妖精が幻想的に描かれます。このショートで、ちらちら垣間見えるのは、とても優しい、そしてきっと恥ずかしがり屋の妖精さんです。優しい気持ちになる読後感ですよ!
穏やかな日常にふと現れる幻想的な瞬間が美しく描かれた一篇。親子三世代の温かな絆と、かつての幼い記憶が重なり合う描写が心に響く。幻想と現実が優しく交差する情景に、読後はじんわりとした余韻が残る。
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