第20話

「梓ちゃーん。帰らないのー?」

「んー…。」

「帰りのホームルーム始まるよー?」

「…今起きる。」


コンコンコン

またノックが鳴った。

「今日は来客が多いな…。」


流石にこんな無防備すぎる姿は見せられないから飛び起きた。


「はーい?」

「1の1の桜です。梓さんいますか?」

「あっ。木村ちゃん。」

「あー。梓ちゃんの数少ない友達。」

「そーそー。」

「失礼します。梓さん教室行きましょ。」

「行こっか。」


私側のクラスメイトの中でも特に仲が良い子で、木村桜ちゃん。


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