第19話

「辻さん。宍戸です。いますか。」

「あ、先生。どうかしました?」

「文化祭のことで‥。」

「あー。」


尋ねてきたのは担任の宍戸澪先生。宍戸先生もあの子のように黒髪ストレート。身長はあの子よりも少し低い165ほど。そしてすらっとしている。

宍戸先生の恋人は成田家に支えていて、私も何度か会ったことがある。


「みなさんには、今いない辻さんにあの役を任せるのはどうかと緩く言ってはみたのですが、、、。あの、無理はさせたくないので、お断りしても問題は…」

「大丈夫ですよ。心配してくれてありがとうございます。」

「でも…。」

「少しはクラスに貢献しますよ。心配しないでください。」

「…はい。すみません。」

「いえいえ!それに宍戸先生にはいつもお世話になってますしね!頑張りますよ!」

「はい。じゃ、また帰りに。」

「はい。」


宍戸先生にお世話になっているのは事実だし、少しは仕事しないとね。


「さて!台本読むか〜。」

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