みんなの憧れ殺人事件 ~百葉箱は血を啜る~

ALT・オイラにソース・Aksya

前編

 僕の名前は道宮トシ。普通の高校生だ。友達からはよく童顔だなんて言われるけど、それ以外には特にこれといった特徴のない、どこにでもいるような人間さ。


 そんな僕は東京の目赤高校に通っている。偏差値60前半の、それなり~な高校だ。卒業生の中には東京大学に進学する人もいるらしいけれど、どうしても都内の他の高校に比べたら一歩見劣りする、そんな高校。


 だけど今年の目赤高校はとっても活気づいている。それは生徒会長の瀬戸せと 野夢のゆめさんのおかげだ。彼女は文武両道才色兼備超高校級の名を欲しいがままにする、天才にして超人。みんなの憧れなんだ。2年時に受けた模試で東京大学A判定という結果を叩き出したり、女子バレーでは全国で1本指のスパイカーだったり、人気雑誌の読者モデルに選ばれたりと、功績を挙げるだけでキリがない。とにかくすごい人なんだ。


 僕が東京都内で目赤高校に進学したのも、彼女の存在が大きい。目赤高校はライバル校の目青高校や目黒高校なんかと比べると、落ちぶれた印象が今まであった。それはもう十数年前からずっとそうで、学校はそんな雰囲気を払拭するために色々やってたみたい。その結果か、あるいは偶然か。瀬戸さんという超人が入学してきて、目赤高校は一気に有名になったんだ。


 つまり、瀬戸さんは目赤高校を救ったと言っても過言ではない。彼女は3年生で今年卒業してしまうけれど、そんなすごい人と1年でも同じ学校に通えるなんてとっても幸運だ。


「ねーねー聞いた? 生徒会長がまた……」


「へー、すごい! やっぱり生徒会長って……」


 学校では常に生徒会長……瀬戸さんの話題が尽きない。申し訳ないと思いながら聞き耳を立ててみると、こんな話が聞こえてきた。


「そりゃああれだけすごい人だからモテモテだよねー」


「でも1日に10通もラブレターを貰うなんて……なんか創作の中みたいな話だよねー」


 1日に10通もラブレターを貰う……? すごいなぁ、僕なんて人生で生きてきて1通ももらったことないのに。そういえば、瀬戸さんは男子からも女子からも人気って聞いたことがあるな。同性からも恋愛感情を向けられるって、どんな気持ちなんだろう?


「でもモテすぎるのも考えものだよねー。なんか最近ストーカーされてるって話もあるらしいよ」


「えーコワーイ」


 何やら不穏な話題を残しながら、話し声は遠ざかっていった。僕は放課後の1組教室の中へと意識を戻す。もう教室の中はガラガラで、数人の男子がたむろって話をしているだけ。ほとんどの生徒は部活動に行ったか帰ってしまった。僕は人のほとんどいない教室の雰囲気が好きなので、たまに意味もなく放課後に残って、ポケーッとしたりしている。


「おう道宮、何やってんだよ」


 すると教室で話をしていた数人の男子が声を掛けてきた。彼らはサッカー部3人組だ。今日は水曜日だからサッカー部は休みなんだっけ。


「暇してるだけだよ。そろそろ帰ろうかと思ってた」


「暇してたのかよ。じゃあ道宮もちょっと付き合えよ」


 ちょっと付き合え、とはどういうことだろうか。僕は頭に疑問符を浮かべる。


「実はな、今から俺達生徒会長に会いにいくんだ」


「生徒会長に?」


「そうそう。まあ会うっつっても木陰から見るだけなんだけどな」


 うち1人が聞いてもいないのに計画を話し始めた。曰く、生徒会長は生徒会室からバレー部の部室に移動する際、いつも決まったルートを通っているらしい。


「生徒会の仕事が長引いてなければ、生徒会室を出るのが今から5分後だ。んで、バレー部の部室と生徒会室の位置関係から考えるに、体育館裏に隠れてれば会えるはずだぜ」


 僕は感心した。生徒会の仕事が終わる時間まで調べてあるとは、随分熱心だ。件の生徒会長をひと目見たいという気持ちはそこまで強いのか。その気持ちは分からなくもない。僕だって彼女のことは遠巻きにしか見たことないんだ。せっかくだしもっと近くで見てみたいと思ってた。


「僕も行くよ」


「本当か!? よーし、そうと決まればさっそくデッパツだ!」


「急げよ、もし間に合わなかったらマヌケだぜ」


 そう言うとサッカー部達は持ち前の俊足で教室を飛び出していった。僕も慌てて後を追い、走ること3分。体育館の裏にやってきた。


「よしよし、時間には間に合ったな」


 とほくそ笑む3人を尻目に、僕は初めて来た体育館裏の様子を眺めていた。まず目立つのは花壇だ。色とりどりの花が並んでいて、その横には『園芸部』と書かれた立て札がある。その隣には物置があり、そこには園芸に使うのであろう、クワみたいな器具が立て掛けられている。その奥には白くて四角い、百葉箱が存在していた。体育館によって日差しが遮られていて、陰の強い場所だからこんなところに花壇があるのはなんだか不思議だ。


「それにしてもよかったね。他に人がいなくて」


 僕は体育館裏を見渡しながらそう言った。


「ん? それはどういうことだ?」


「ほら、体育館裏での告白とかって定番じゃん。だからここでもそういうのあるかもなーって」


 サッカー部の3人は呆気に取られたような顔をしたが、すぐにスクスクと笑い始めた。


「道宮知らないのかよ。この学校の七不思議」


「七不思議?」


「そう。体育館裏で告白すると不幸になるって七不思議があるんだよ。だからこの学校では誰も体育館裏で告白したりしないんだ」


 へぇー、そうなんだ。さすが陽キャだけあってそういうくだらない噂話はたくさん知ってるんだね。


「おっ、おい、みんな静かに。足音が聞こえるぞ」


 などと会話をしていると1人が声をあげた。僕達はピタッと静かになり、ジッと耳を澄ます。すると確かに、ほんのちょっぴりだけ足音が聞こえた。それはバレー部の部室の方に向かっていく足音だ。


「生徒会長だ。みんな、ゆっくり近づくぞ」


 僕らは姿勢を低くし、なるべく音を出さないように近づく。息を殺し、気分はさながら忍者だ。1歩、1歩、また1歩とゆっくり歩いていき、そして……。


「そこにいるのは分かってるよ」


 凛とした声と共に、彼女は角からひょっこり姿を現した。180cmほどあろうかという長身、スマートな体型、そして見る者の心を震わせる美しい顔。それは間違いなく瀬戸 野夢生徒会長だった。


「せ、生徒会長!?」


 サッカー部の3人組は飛び上がるほど驚き、あろうことかそのまま一目散に逃げ出した。そう、逃げ出したのだ。僕を置いて。


「あらら、見捨てられちゃったね」


 一方の僕は出遅れた。というか、まさかサッカー部どもが逃げるだなんて思ってなかったから、完全に硬直してしまっていた。というか人に会って逃げるだなんて、普通に失礼じゃないか?


「それで、君は……何か私に用?」


 瀬戸さんは顔に掛かった髪を耳に掛けながら尋ねる。2つも上の先輩と話をするなんて臆病者の僕にできるはずがなく、ただ心臓をバクバク、口をパクパクさせることしかできなかった。


「うーん、そんなに緊張しなくてもいいよ?」


 そう言われても僕の動悸は収まらない。だけどこのまま黙っているのも失礼なので、僕はなんとかめいめい言葉を絞り出した。


「えっと、用事とかではなくて……ちょっとひと目見てみたかったというか……」


「……へぇ、私っていつの間にかアイドルみたいな存在になってたんだね」


 瀬戸さんは目を細めてそう言う。その様子が僕には酷く恐ろしく見えた。


「まあこういうことは慣れっこだから私は気にしないけど、他の人にはやっちゃダメだよ? ストーカーだと思われちゃうから」


 彼女は僕を優しい口調で宥める。ストーカーと言えば、さっき聞いた噂のことが思い浮かぶなぁ。


「そういえば、瀬戸さんも最近ストーカーされてるって聞いたんですけど、それって本当なんですか?」


 僕がそう聞くと彼女は気まずそうに目を背けた。


「ああ、まぁ……ストーカーっていうか、ちょっと込み入った事情があってね。ストーキングされてるのはそうなんだけどさ」


 彼女の視線は僕ではなく、僕の後ろの花壇に注がれていた。その目は憂いを帯びていて、こんな表情もするんだなぁと思ってしまう。


「実は、ストーカーって私の幼馴染みなんだ」


「幼馴染み?」


「そう。昔はよく遊んでたんだけどね。だんだん話さなくなって、距離ができていって……。でもあの子はまだ私のこと好きみたいでさ。付きまとわれてるっていうか……追いかけ回されてるんだ」


 なるほど。疎遠になってしまった幼馴染みがストーカーの正体だったのか。でも確かに、幼馴染みが天才超人になってしまったら気が狂うのも分かる気がする。


「その子、園芸部なんだ。昔から花が大好きでさ……。私も花を見たらその子のことを考えちゃうくらいだよ」


「瀬戸さんはその人のことどう思ってるんですか?」


「うーん、好き……って感情がないわけではないんだよね。ただ、今は恋愛に現を抜かしてる場合じゃないしさ。ほら、今年受験あるから」


 まあ3年生ってそういうもんだよなぁ。瀬戸さんみたいな人はいい大学行くためにたくさん勉強しなきゃいけないから、なおさらそうなんだろう。


「でも……大学行ったらさ、また昔みたいに仲良くできたらいいなって思ってるんだよ。……まあ君にこんな話をしても意味ないんだけどね」


「はは、確かにそうですね。変なこと聞いてすみません」


「いいよいいよ。じゃあ私はこの後、部活動だから」


 瀬戸さんはそう言うと手を振って立ち去った。彼女の姿が角で見えなくなると、ようやく僕は謎の圧迫感から解放される。なんというか、人と話すのってこんなに疲れるんだなぁと思わされた。


 その後、僕は教室に戻って荷物を抱えた後、家に帰った。その日は憧れの人と話せたという事実が僕を安らかな眠りに誘い、ぐっすり快眠することができた。


 □■□■


 翌日。朝のホームルーム前。


「ええ~!? 道宮あの後生徒会長と話したのかよォ~!」


「うん。話してみたらやっぱり優しい人だったよ」


 僕は昨日逃げたサッカー部の3人と話をしていた。彼らは朝僕が登校すると、口うるさく昨日のことを聞いてきたのだ。


「ケッ、いーなー。俺も逃げなきゃよかったよ」


「なーなー、今日も行こうぜ。昨日みたいによ。そしたら話せるかも」


「バカ、部活はどうすんだよ」


「大丈夫だろ。うちのサッカー部ダラけてるし。朝練サボっても何も言われねーし」


 運動部が朝練サボるのって結構な大罪じゃないのか? 忙しい瀬戸さんだって朝練は毎日行ってるらしいのに。


「それもそうだな。よーし、そうと決まれば今日も……」


 と、その時だった。僕達は聞いた。何か重いものが落ちたような音を。その音はまるで2階から砲丸を落とした時のような音で、教室中に響いた。


「な、なんだ!?」


 他の生徒達も勢いよく立ち上がり、辺りを見渡している。しかし特に異変はない。というか音の発生源は外からのように聞こえた。


「旧校舎の方か……?」


 サッカー部3人組のうち、1人がポツリと呟いた。確かにそれは旧校舎の方から聞こえた。僕らの教室の位置も旧校舎に近いから、そこで起きた音なら聞こえても変じゃない。


「でも旧校舎って、朝は誰も使わねーだろ」


 そのはずだ。だって旧校舎は主に文化部が使うような、化学教室や音楽室、美術室しかない。そしてそれらの文化部には朝練なんてないから、旧校舎は誰も使ってないはずなんだ。


「まだホームルームまでに時間はあるな。ちょっと見に行こうぜ」


 3人組はその言葉を皮切りに駆け出した。僕も慌てて彼らの後を追う。教室を出て階段を降り、そして旧校舎の方へと……。


 その道中、悲鳴が聞こえた。さっき音がしたのと同じ方向からだ。僕らは走るペースをいっそう上げ、そちらの方に向かった。そしてそこで見たのは、予想以上にグロテスクな光景だった。


「……えっ?」


 例えるとしたら、ザクロだった。原型を残さないくらいに割れた頭が、ザクロのように割れた頭が、そこにはあった。その頭と繋がっている体は制服で、それを真っ赤に染める血溜まりができていた。


「死っ……!?」


 誰がどう見ても、誰がどう見ても、誰がどう見ても死んでいた。落下死だ。誰がどう見ても落下死だ。頭の方から落ちて、それで頭が弾けて死んだんだ。誰がどう見てもそうとしか思えない。


「うっ……!」


 僕と一緒にやってきた3人は口を押さえて死体から目を背けた。それも仕方がない。だってとんでもない出血量と、中身が出ている頭があるんだから。かくいう僕も気分が悪かった。


「だっ、誰か先生呼んで!?」


 僕らよりも先に来ていたと思われる女子生徒は、目や鼻から体液を撒き散らしながら、終わった滑舌で叫び散らした。汚いから近づかないでほしいなぁと思いつつ、僕は彼女の言う通り先生を呼びに走り出した。


 ただ、僕もそんなに冷静ではなかったようで、次に気がついた時には先生と一緒に走っていた。記憶が飛んだのだと自覚する間もなく、死体発見現場に到着する。そこには既に多くの野次馬が集まっていて、その中にはスマホで死体を撮影する人物もいた。


「すっ、すぐに救急車と警察をッ!」


 先生の上ずった声を聞きながら、僕は再び死体を目の当たりにしてあることに気づいた。


「この死体……どこかで……」


 死体は女子だった。それは制服を見れば分かる。だけど頭の位置や体から察するに、かなりの長身だったはずだ。顔はぐちゃぐちゃで判別がつかないけれど、女子でこれくらいの身長の生徒となると、死体の身元はかなり絞られてくる。少なくとも僕が知っている限りではたった1人しかいない。


「生徒会長……」


 誰かがそう呟いた。すると他の人もそう思っていたのか、次々に生徒会長の名が挙がっていく。だけどそのうちの誰もが、信じられないという顔をしていた。


 僕だってそうだ。生徒会長が……瀬戸さんが死んでるなんて思いたくない。でも見れば見るほどその死体が瀬戸さんと似ているような気がしてならない!


 それから僕はもう1つのことに気づいた。死体は靴を履いてない。靴下は履いているけど、靴はどこにも見当たらない。落下の衝撃でどこかに飛んでいったのかもと思ったけれど、辺りを見渡してもやっぱりどこにもなさそうだった。


 僕が靴を探していると、これまた血相を変えた複数人の先生が飛んできて、僕ら生徒を現場から引き剥がした。先生に逆らうない生徒達は各々の教室へと戻っていくが、中にはそのまま保健室へ直行する人達もいた。


 僕は先生に連れられて教室へ戻った後、ほんの数分足らずで下校を促された。今日は休校になるらしい。先生もこういったことは初めてだそうで、とてもオロオロとしていたし、その様子を見たクラスメイト達も不安そうな顔をして教室から去っていった。


 そして僕は、誰もいなくなった教室にて昨日生徒会長と話したことを思い出し、放心していた。本当にあの死体は生徒会長の……瀬戸さんのものだったのだろうか。多分、明日には警察の捜査で全部分かるだろう。でもいまだに信じられない。信じたくない。


 僕はそのままフラフラとした足取りで教室を出た。目的地はただ1つ、昨日生徒会長と話をした体育館裏だ。そこに行けば生徒会長がひょっこり立っているんじゃあないかという、妄想じみた希望が僕を突き動かしていた。だけどそんなことがあるわけもなく、僕を出迎えたのは無人の空間だった。


「……」


 僕はすっかり意気消沈してしまっていた。やっぱり生徒会長は本当に死んでしまったのかもしれない。しかも落下死……死体発見現場は旧校舎の下だった。つまり、自殺の可能性が高いんだ。靴だって脱いでいたし。だけどあの生徒会長が、自殺をするとは到底思えない。昨日だって普通に元気そうだったのに……。


「あれ?」


 ナイーブな僕の鼻をツンと刺したのは、鉄のような臭いだった。顔を上げてよく嗅いでみれば、確かに臭いがする。鉄……ではなくこれは血の臭いだ。だけどどこから臭うのかはちょっとよく分からなかった。


 それから、僕は花壇の様子が昨日と変わっていることに気づいた。というのも、昨日までは色とりどりの花が植えられていたのに、今はその花が一切なくなっているのだ。誰かがちぎったという感じではなく、まるで花なんてそこになかったかのように、ただ湿った土が盛られているだけだった。


 湿った土といえば、なんだか体育館裏の地面も妙に湿っているような気がする。体育館の陰になっているからそう感じるだけかもしれないけど。


 次に僕は物置小屋の方を見た。そこも昨日とは様子が違う。昨日は立て掛けてあったクワらしき器具がなくなっていたのだ。その代わり、小屋の扉に挟まるようにして麻袋が飛び出している。僕は物置を開けて中を見ようとしたけれど、扉には鍵が掛かっていて開かなかった。ということはもしかして、昨日は園芸部の部活動があったのだろうか。


 だとしたらどうして花を全て抜いてしまったのだろう? 僕は首を傾げながら、何の気なしに百葉箱の方に近づいた。途端に先ほどまで感じていた鉄臭さが増す。よもやと思い百葉箱をよく見てみると、影になっていて分かりにくかったけど底の方に血痕が付着していた。ただ、その量自体は少なくて、誰かが頭をぶつけて出血してしまったのだろうという程度だった。だけど僕には、なんだか妙な引っ掛かりを覚えずにはいられなかった。


 その引っ掛かりの正体を突き止めようと思った矢先、パトカーのサイレンの音が聞こえた。僕は慌ててその場から立ち去り、学校を出た。気分はまるで犯人だ。人はどうしてもパトカーの音を聞くと恐れてしまうものなのだ。


 そうして学校から出た僕は、そのまま家に帰った。その日は何かをする気力もなくて、ただベッドに転がってSNSを見ていたら1日が終わってしまった。そして寝る前にふと、瀬戸さんのことが頭に思い浮かぶ。本当に彼女は死んでしまったのだろうか。多分、明日には分かるだろう。彼女が自殺か他殺かも分かるかもしれない。現場の状況からしてみてもきっと自殺だろうけど、僕にはなんだか拭いきれない違和感があった。だけどその違和感を正体を言語化する前に、僕は眠りに落ちてしまった。





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