第12話

「隼人…なんかちょっと変わった?」


「あ?そんな一年そこらで変わるかよ。」


「いや、変わったで。さすが双子やな。

一年おーてなくても一瞬で変化に気づくもんなんやなぁ。」


「ふふ。」





私は三人のやり取りを、

不思議な気持ちで見ていた。



戻ってきた男。帝王の片割れ。

その男は、穏やかで爽やかで…アメリカンで。






その男に向き合って睨みをきかせる男は、

紛れもなく彼とは正反対のオーラを纏う、


“正真正銘の帝王”だった。

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