正しさ教

己の信じる正しさに殉じることである。また、この殉じるというのは必ずしも死ぬことを意味しない。

特定の信者全員が信じる所謂神は存在せず、各々は己の正しさを信じる。

偶像崇拝は許されるが、替えのきかないものを崇拝の対象にすることは禁じる。また、唯一のものでなくてもその人にとって高価過ぎるものを崇拝することを禁じる。

正しさは遺伝子の乗り物である人間にとって数少ない自由なものである。

人間の三大欲求やより高位な欲求は、全て己の命を守るか己の子孫を残すためのものであり、全ての人間、もしくは生物は持っているものである。

だけども正しさつまり思想はは遺伝によらず各個人が固有に持つことができる。

また、思想は本能に反逆することもできる。

己の信じる正しさが侵害されたと感じたら報復を第一に考え、それが不可能ならばなるべく早く自死すべきである。自死できないときは報復が不可能でない状況であることを示す。

己の正しさを貫くことが出来ればその人の人生は素晴らしいものであったとする。

己の信じる正しさを変えることは可能であり、そのときは10000円を神社か寺院に寄附をする。

正しさを他人に強制したり、強制されて己の正しさを変えることは禁じる。

上記のルールと己の正しさが矛盾するときは己の正しさを優先する。