第34話

それから15分後ぐらいにヒロと合流した。





「遅くなってごめんな」



「大丈夫だよ」




久々に見るヒロ。やっぱりかっこいい。




「あ、そうだ。さっきカイトいたよ!」


「マジ?やばいなぁ、、でもま、会ったら会ったでしょうがねぇか」




そう言って、場所を変えることなくこの辺で過ごすことにした。




結局、カイトに付き合っていることを知られちゃいけない本当の理由は分からないまま。ちょっとモヤモヤはするけど、なんか聞かなかった。







お店をぶらぶらしたり、ゲーセンで遊んだり、ヒロの友達とばったり会ってしばらく話し込んだり。


いつものようなデートスタイル。





そして外を歩いている時、




ヒロの携帯が鳴った。



電話のようだ。








「もしもし...お疲れ様です!あ、はい、そうっス、のぞみといますよ。え?ケイスケ君この辺にいるんスか?彼女と?」




ケイスケ君??


ケイスケからの電話だ。


なんだか話しに花が咲いちゃったみたいで5分ぐらい電話が続いています、、。

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